梅ヶ島温泉から信仰の山
 八紘嶺(標高1918b)七面山(標高1989b)
梅ヶ島温泉から富士見台をへて八紘嶺、そして七面山を越えて、身延へ

日程 20071125日 (日)快晴


笊ヶ岳に突き上げる尾根  希望峰から  笊ヶ岳

 

今年の春先、竜爪山、真富士山に登って、梅ヶ島温泉に一泊、翌日、安倍峠からバラノ段へ登って大光山まで縦走した、前夜の新雪が稜線を飾り、富士山は雪化粧でとても印象的な雄大な姿でした。

今日は、梅ヶ島温泉から安倍峠方向に登り八紘嶺を経て七面山へ縦走、最初のピークが八紘嶺です。

この八紘嶺は安倍川の源流で静岡市から北上する一番奥にある、八紘嶺・大谷嶺・山伏を馬蹄形に縦走するコース、安倍峠からバラノ段に登って南下する縦走コースはどちらも人気が高い。

八紘嶺から北に伸びる尾根を縦走して七面山へ向かうことになる、梅ヶ島温泉から七面山(しちめんざん)、敬慎院(けいしんいん)まで約7時間、敬慎院から七面山登山口バス停まで約3時間、休憩時間を要れて約10時間半、七面山登山口バス停最終17:37発(山梨交通バス)に乗るには、5時には梅ヶ島温泉発し、6時には八紘嶺・七面山登山口をスタートしたいものです。

昨日、青笹山に登り、梅ヶ島温泉の「よしとみ荘」に泊りました。4:30に起き、4:45 宿を出る、見える稜線は月の明かりで良く見える、今日は昨日(昨日はお昼頃雲が出た)以上に快晴です。なんとなくポカポカ陽気になりそうです。

先週日曜日(11/18)は西高東低の冬型配置、初雪や初霜のニュース、安倍奥はまだ積雪も無く、右に富士山、左に南アルプスの展望が楽しめるであろう。

コース

梅ヶ島温泉:よしとみ荘4:45―(0:25)―>八紘嶺・七面山登山口5:10―(0:30)―>木の階段5:40―(0:30)―>短い水平道6:10―(0:02)―>八紘嶺登山口駐車場・林道出合6:12―(0:22)―>安倍峠分岐6:35―(0:15)―>富士山見える・富士見台6:50―(0:15)―>7:05細い尾根・休憩7:15―(0:10)―>ガレ場7:25―(0:10)―>ピーク7:35―(0:07)―>富士山展望岩7:42―(0:13)―>ピーク7:55―(0:15)―>八紘嶺山頂8:10―(0:35)―>凹地8:45―(0:15)―>9:00インクライン跡9:05―(0:30)―>巨岩9:35―(0:10)―>コメツガ・シラビソ境界9:45―(0:20)―>展望地点10:05―(0:00)―>10:05第二三角点(標高1964b)10:15―(0:25)―>凹地10:40―(0:15)―>密林通過10:55―(0:10)―>凹地11:05―(0:05)―>11:10希望峰(標高1980b)11:15―(0:05)―>凹地11:20―(0:25)―>11:45七面山山頂12:00―(0:02)―>大崩れ(ナナイタガレ)12:02―(0:13)―>富士山ビューポイント12:15―(0:12)―>荷揚げ場12:27―(0:03)―>12:30一ノ池敬慎院「50丁目」12:40―(0:10)―>二ノ池12:50―(0:10)―>13:00奥ノ院・影嚮(ようごう)石13:10―(0:10)―>雨畑分岐13:20―(0:20)―>明浄坊13:40―(0:10)―>30丁目13:50―(0:10)―>27丁目14:00―(0:05)―>26丁目14:05―(0:20)―>20丁目14:35―(0:10)―>安住坊・大トチノキ「19丁目」14:45―(0:45)―>10丁目15:30―(0:10)―>7丁目・休憩所15:40―(0:25)―>1丁目16:05―(0:02)―>赤い鳥居16:07―(0:03)―>16:10七面山登山口バス停17:37=(山梨交通バス)⇒18:19身延駅18:36=(身延線:ふじかわ11号)⇒19:24甲府駅19:42=(スーパーあずさ34号)⇒21:06新宿駅=(山手線)⇒22:26常磐線牛久駅
※【
東海道経由の場合】身延駅19:03=(身延線:内船駅(思親山))⇒20:15富士20:20=(東海道本線)⇒20:47三島20:54=(こだま588)⇒21:49品川22:16=(山手線)⇒22:35上野22:46=(常磐線)⇒23:44牛久駅

夜明け前、廊下で身支度、4:45 そっと玄関から抜け出す、外は意外と暖かい、ここ、よしとみ荘は梅ヶ島温泉と言っても一番下、中心街に入るには10分ほどバス通りを歩かないといけない、梅ヶ島温泉バス停4:55 次の二分で「安倍峠通行可能」の標識を見て右に曲る、積雪があれば通行禁止になる!

大きく数回曲がれば、八紘嶺登山口(梅ヶ島温泉)が有る 5:10 。上空の山並みは月明かりで良く見えるが、足元は真っ暗、でも、良く整備され歩き易い、30分ほど登ると二つの木の階段(梯子)が続く 5:40

5:50 左の山々が見えるようになって、少し明るくなる、再び、杉林へと回り込む、このような繰り返しを2回、細い登山道に変わってジグザグに登ると、斜面の左側に出て、平坦な道になって、右に登る道と直進の道に分れる、直進すると上の駐車場を経由せず八紘嶺登山口に出る、ここは右に登る、大きな駐車場に出る、静岡ナンバーの車が二台停まっている。

目の前の林道は、梅ヶ島温泉からの林道で、安倍峠を経て身延山方面に向かっている、バラノ段登山口はこの林道を使う。八紘嶺登山口(大駐車場付き)は駐車場から見え、そこには八紘嶺〜山伏の登山道が紹介されているが七面山へのコース紹介は無い、八紘嶺から先は山梨県である。

6:12 林道を離れ八紘嶺を目指す、尾根道に取付き、直ぐに左に曲がるが、再び尾根に戻る、20分ほど登ると安倍峠からの登山道が合流する、ただあまり歩かれていないようです。直ぐに富士山展望の富士見台かと期待するが、大きな姿の富士山が目に飛び込んでくるところは、カラマツ林の向こうです 6:40

富士見台かなと思わせるピークを巻く様に登ると、右が崩れて展望が開ける所に出る、朝日を柔らかく受ける富士山が全容を現す、実に美しい、この辺りが富士見台なのだろう。

 


朝の富士山は優しい  富士見台から

 

直ぐに富士山は木々の間の姿になる、細い尾根から左斜面に入る 6:55 短い綱場、富士山は背後になる、また細い尾根、登山道から少し離れ、富士山の良く見える位置に移って朝食にする、大き目のおにぎりとゆで卵 よしとみ荘で作ってくれた、七面山まで7時間 腹が減っては向かえない 7:10

厳しい登りですが、バラノ段から大光山の稜線が見え、その左奥に駿河湾が輝く、左には山伏方向に無数に並ぶ山並みが続く。登山道は良く踏まれ不安は全く無い。

細い尾根から、ガレ場を横切って行くが、渡り切ると再び同じガレ場の上部を大きく曲がりながら再び尾根に出るが、雑木林で富士山はここでも木々の間です 7:25

最初のピークに飛出て、7:35 八紘嶺の肩かなと思うがこの先が結構長い、急坂が平坦にり、この先は雑木林を緩やかに登ってゆく、左に大きく見えるのは山伏だろう、7:45 尾根道が続く、まもなく大木の枯れ木が現れる、美しい笹の斜面を登るようになる、この先のピークが八紘嶺山頂かと思ったが、ニセピーク 7:55 ここは少し下り吊尾根を渡って行く、小さな鞍部 7:59 再び美しい笹の斜面を登り切るが山頂の肩です、展望はこれから訪れる八紘嶺山頂以上から休憩に良い所だった。

さらに、展望の良い笹の斜面を登る、展望は山伏側で素晴らしく、静岡市の山が全て見えているのでは! 再び雑木林に入り、直ぐ、八紘嶺山頂に飛出る 8:10。古いガイドブックには「鳳凰三山、北岳、間ノ岳、農鳥岳、聖岳、赤石岳、荒川岳、笊ヶ岳、布引山、、、が見える」と案内されている、木々の背が低いなら全山見える所です、笊ヶ岳、布引山、青笹山(標高2209b 昨日登った青笹山)は迫力満点、富士山は木々の間から覗く。

標高1918bを後にし、8:10 多くの登山者は大谷嶺から山伏の縦走路(登山口の車の人々もそうだろうか?)へ、ややヤブの七面山縦走路に入る、急降下? でも直ぐに緩み、笹が良く刈られている(この秋に刈ってくれた様です)。

 


八紘嶺から七面山に下る稜線から

 

笊ヶ岳、その奥は聖岳だろうか、この下りだけだが一級品の展望ポイントである、七面山までずっと右に富士山が、左に南アルプスが見えている、ただ、木々の間からであるが。

しばらく、下り、平坦と繰り返す、上りが無い、8:35 ようやく短い上り、このピークは展望が良い、その後急降下、凹地に出る、8:45 笹はずっと刈り込みされ、ちょうど良い間隔でリボンが道案内をしてくれ、迷うようなことは無い。

ポカポカ陽気の笹枯れ草に腰をドカット降ろし、休憩、雲ひとつ無い青空、今朝から人の影すら見ていない 8:50 梅ヶ島温泉から3時間半 七面山まで半分歩いている 予定時間から約20分遅れている。

展望の無い、カラマツの多い雑木林、いくら歩いても暑くなく寒くなく、ここの縦走はいまの季節が一番歩き易い、木々の間の展望は落ち葉の後が良い、したがって、今日はこれでも展望の良い日である。

9:00 ようやく、上りが長くなってきた、場違いな広場、インクライン跡 9:05 に到着。インクラインは伐採した木材を搬出する装置である、「南無七面大明神・四ノ池」が祭られている。

 


縦走路の9割は針葉樹林に囲まれる  神秘的な静かな美林

 

ここから美しい針葉樹林を急登する、コメツガ・シラビソの木々に囲まれるようになる、9:15 ダケカンバの多い所で平坦になる、すぐにコメツガの林に変わる、続いて大木が倒れ笹に覆われる、登山道は刈り込みされている、9:20 。 上りが続き、9:35 巨岩に出合。

針葉樹林帯は続く、一度、明るい雑木林になって、こんどはシラビソの樹林帯に変わる、9:45

傾斜が大きくなって、上から四人(男女4人)の登山者「今日は敬慎院から、、」とのこと、ここは今日一番の急登、頑張って登れば左に今日一番の南アルプスの展望、瞬間でありおそらく先ほど出遭った四人の人々は見逃したかも知れない、私は登りだから気が付いたから!

その先は樹林に囲まれ、標高1964bの第二三角点に飛出る 10:05 明るい、展望は上空の青空。

地図を読むと「八紘嶺〜第二三角点間」と「第二三角点〜七面山」の行きも帰りも同じ時間が記されている、つまり上り下りが同じと言うことになる、確かにここまではそうでした。

10:15 第二三角点から出発、緩い下りがあるが、すぐに平坦、樹林帯に入って手前のような展望は無い、富士山も木々の間から、ここにきてポカポカ陽気が急に一変寒くなってくる、登り返し美しい針葉樹林が続く、第二三角点手前では多かった笹は無く、時々道が消えるけどリボンが導いてくれる、10:40凹地、左に折れ直ぐに右に登って、反対に渡るよういなる、 凹地を真っ直ぐ横切ったことになる、ここは急登、10分ほどで水平道になり、短い密林地帯を縫ってゆく、展望が欲しい所です。

密林から抜けると富士山は真横から後ろに見えるようになってくる、南アルプス側の斜面をトラバース、大きな凹地に下る、上ってまた平坦に樹林帯を進むと、

突然目の前に南アルプスの大展望が広がる、11:10 振向くと富士山も全容をスッキリ見せている。

ここが希望峰である、前面に標高2629bの笊ヶ岳から山伏に稜線、その奥に、南から光岳、聖岳、赤石岳、荒川岳、塩見岳、白峰三山が良く見える、この展望を見て笊ヶ岳(大笊・小笊の双耳峰)に七面山登山口に近い雨畑個から登って見たい、あの尾根を登るのかもしれない、そんな美しい尾根が馬の背のようにうねっている。希望峰は光岳〜茶臼岳の間にある仁田岳への首の位置にもある、ここ展望はあまり良くないが仁田岳山頂は突き出た峰であって展望は素晴らしい

 


南アルプスの峰々

 

そして振向くと、素晴らしい富士山、こちらは毛無山、雨ヶ岳を従えての姿である。

 


振向けば富士山  ここまで来て本当に良かった

 

ここまで来ると、七面山まで25分ほど、11:15 希望峰を離れる、樹林帯(カラマツ)に入り展望は無くなり、緩やかに下ると、広い凹地が右下に現れる、右に見ながらカラマツ林をノンビリ登って行く、足元は笹と芝の広がる明るい所、大きく曲がりながら進んで行く、敬慎院側には無い美しい樹林と林底は実に神秘的である、やがて傾斜が無くなり、さらに登り詰めると伐採された標高1989bの七面山山頂に到着する、一等三角点。ここは木々が延び、笊ヶ岳がかろうじて見える程度の展望である、大きな鉄製の標識板は希望峰に移して欲しいものである。

天が大きく開け広い青空の下で木の根に腰を降ろし昼食、誰一人会わなかった。12:00 敬慎院へ向かう、希望峰側は美しい林床であったが、こちらは薄暗い、直ぐに大ガレの横に着く、そっと近寄って見る、富士山の大展望である。

 


怖い! そっと覗き込む

 

ドンドン下ると、登山道で富士山の良く見えるビューポイントがある、素晴らしいの一言 12:15 。さらに下ると傾斜は緩くなって歩き易くなって、展望は無くなる。ここに来て足元には霜柱、静岡側には無かった、体が急に冷えてくる、周囲は背の高い笹、登山道は参道であり、信仰の山域に入った感じである、右に侵入禁止、入りたくなる、目の前に七面山東面の大崩壊地が見える、迫力満点、この世のモノでは無い!

参道に戻って、広い笹の原に囲まれた参道を下ると、荷揚げ用ケーブルの小屋も手前を下ると、大きな一ノ池が見え、敬慎院の裏庭に出る、行き先が不明になって、お二人の姿に向かって「ここから奥ノ院へは?」と聞くと「どこから?」「梅ヶ島温泉から、、」「ひぇ-凄いね、この建物に沿って、抜けられる」と教えてくれる、建物の裏を回ると、中庭に通じ、「50丁目」道標が建つ敬慎院、トイレをここでお借りする、無人の中庭、思わず手を合わせ今日の無事を感謝する 12:40

 


二ノ池  富士山の良く見える

 

あまりにも静かで、山門にも立寄らず、奥ノ院へ、直ぐに二ノ池、二ノ池に向かって振向くと富士山が美しい、そして奥ノ院、家族連れが巨岩の周囲を回っている、聞けば「七階回ってお参りすると、強い力を得られると言う、、、」とのこと、影嚮石、勿論私も強い力なら欲しい、信じて回ってみる、なるほど疲れた体が生返る。

北参道に入る、表参道に対しこちらは裏参道に当る、道は奥ノ院からは登山道に変わる、ハイキング気分ではツライ登山になる、13:20 雨畑への分岐 36丁目 笊ヶ岳がより近く見え、ここから傾斜も大きくなってくる、明浄坊から30丁目に下ると、さらに急坂になる、13:50  ハイキング気分では苦労するところだ、前のめりになりそうなほど急坂、おまけに足元の土は固い。

27丁目では久しぶりの富士山が美しい、14:00 この後、身延山の後ろに隠れてくる、中間点の26丁目 14:05 急降下 22,20丁目と急坂は続く、大木のトチノキの立つ 19丁目 栃ノ木霊場安住坊 14:45 トイレが有るが敬慎院か奥ノ院で済まして下った方が良い ここの坊も次の休憩所も今日は閉鎖されているから。

17丁目まで降りると紅葉は残って奇麗です、10丁目 15:30  7丁目には休憩所 トイレも有る 15:40 。モミジが奇麗だ、一旦平坦になってホットするが、右に大きく曲がると再び急坂道が続く、前方には富士見山(標高1640b)が見え、右に大き身延山(標高1153b)を見ながら下る、16:05 1丁目 。神通坊、赤い鳥居、墓地を通過し、右に曲がって道路に突き当たり、左折、七面山登山口バス停に着く、 16:10 。次の身延駅行きは17:37発で最終便です。

周囲のお店は閉店、近くの交番に聞くと、雨畑と身延を結ぶ道路にレストラン「プラザ」が有って17時まで営業しているそうで、早速来店、奇麗で広い美しいレストラン、16時半がラストオーダーと言うが、16:40 お願いし、美味しいラーメンを作って頂く、美味い。 このお店「水曜日が定休日、時々大勢の登山者が来店してくれる、、」と言う、身延駅行き「6:42,7:22,10:32,13:18,14:42,17:37」であり、下山後のバス待ち時間には利用価値は大きい

定刻に山梨交通バスはやってくる、最初から最後まで乗客は私一人でした! 真っ暗でしたが身延山の裾野に満月が輝き、どこを通過したか不明だが、最後は国道52号を走り、定時 18:19 身延駅に到着。

近所の奥さんが駅に入り「身延も急に寒くなった!」と声を掛ける、急に体が震えるほど寒い、駅の構内でセーター、ズボン下を身に着ける、一人の若い女性、窓口で甲府経由にて新宿へ向かうようです、コースで記したように富士経由新幹線利用より、1時間早く都心に着くらしい。

窓口の駅員さん、頑張って新宿までの切符に変更してくれる、おまけに甲府から新宿の特急(スーパーあずさ、甲府の後は八王子・新宿以外止らない)指定席が満席だが、窓口でグリーン車に変更したお客さんが現れたと、駅員さんがホームに上がった私を呼び止める! 窓口で私の後ろに並んだ紳士でした。

身延駅からは「特急ふじかわ 11号」の自由席、ようやく体が温まったのは「スーパーあずさ」が笹子トンネルを抜けた辺りである。

実に良い天候に恵まれ、山の中では一人旅でしたが、前後の乗り物、旅館、レストランでは親切を一杯頂いた一泊二日の登山旅行でした。

【注】七面山:関西にもある、国道168号を走り辻道(大塔村)・・と言う記事を読み、釈迦ヶ岳、大峰山の近くらしい、6月上旬シャクナゲ、シロヤシオツツジが咲くとのこと。二木屋谷→七面山登山口→西峰・東峰→アケボの平→槍ノ尾の頭→西峰→七面山登山口→二木屋谷のコースの案内が多く、6時半頃から歩き出し、七面尾根まで急、シャクナゲノが綺麗に咲き、ヌタ場を過ぎると西峰、10時半頃七面山山頂、頂上から見えるアケボの平へ、 「アケボの平はメッチャ良い所」11時半、槍ノ尾もシャクナゲ、シロヤシオ、シャクナゲを見ながら下山、のんびり歩いても15:00頃下山。

【注】身延から七面山を先に登って、八紘嶺へ南下する場合、常磐線天王台駅から乗り、特急・新幹線を利用すると、身延駅9:30(天王台⇒新宿=(風林火山1号)⇒甲府⇒身延)着、普通電車だけでも身延駅10:19(天王台⇒神田⇒立川⇒甲府⇒身延)そして身延駅発七面山登山口行きは7:30,10:45、、である「また東京駅からですと東京6:38⇒新宿7:03=(風林火山1号)⇒8:37甲府8:43=(ふじかわ4号)⇒9:30が一番早く身延駅に着く電車のようです。夜行バスで静岡、朝一番のバスで安倍奥に入るのが良いようです。

 しかし、七面山の御来迎場(御来光を眺めるところ)からダイヤモンドを見たい人、春・秋のお彼岸時期、富士山の頂上から御来光がある、身延駅10:45=(山梨交通バス)⇒11:24七面山登山口―(3:30)―>奥ノ院15:00―(0:20)―>15:20敬慎院(泊)―(0:40)―>七面山―(3:00)―>八紘嶺―(2:10)―>梅ヶ島温泉(午後の静岡駅行き11:18,13:17,15:28,18:00発がある)

【注】七面山「表参道を登って北参道を下る」七面山登山口バス停から1時間20分ほど車道を歩く、羽衣の白糸滝から神力坊、表参道は古道で美しい杉林、肝心坊から中適坊へ、ここを過ぎると富士山が見え晴雲坊まで展望が続く、まもなく敬慎院境内に入る。富士山展望台、続いて大崩れ展望所、まもなく七面山山頂。八紘嶺への道を見て敬慎院へ戻り、二ノ池、奥ノ院を下って、北参道を下る、明浄坊、栃の木霊場安住坊、急降下後七丁目休憩所、赤鳥居、神通坊、七面山登山口バス停は直ぐ。

笊ヶ岳 標高2629bの笊ヶ岳、大笊・小笊の双耳峰で、今日の希望峰から素晴らしく端正な山容を見せていた、帰宅後、笊ヶ岳のガイドブックを広げた、南アルプスの主稜の雄峰群を総なめにする展望台になっていると記されている。登山道は畑薙第一ダム側から、身延側からになる。身延側からですと田代から転付峠経由と「雨畑の老平から布引山経由」がある。

雨畑の老平から日帰りで登ったレポートがホームページに掲載されている。笊ヶ岳と布引山の間は約2`で片道1:10、老平から布引山で8:30とすると、片道登りだけで10時間ほどでる、それなりの覚悟は必要だが、日の長い時期に登るとすると充分可能です、ただ、条件として「南アルプスの主稜の雄峰群を総なめにする展望台」を可能にする時に登りたいものである。

  HP:わたしの天気予報