数馬バス停三頭山(標高1531b)―槙寄山(標高1188b)笹西原峠仲ノ平バス停
数馬から都民の森、鞘口峠から三頭山東峰、三頭山山頂へ、下山は槇寄山を経て西原峠から中ノ平バス停へ  

富士山の展望は素晴らしい

 

日程 20151219日 (土)快晴   

三頭山から富士山を眺望

 

コース

JR常磐線牛久駅5:34=(JR山手線)⇒6:23日暮里駅6:28=(JR中央線)⇒6:37神田駅6:40=(JR中央線)⇒7:36立川駅7:44=(JR五日市線)⇒8:16武蔵五日市駅9:00=(西東京バス)⇒9:56数馬バス停9:57―(0:49)→三頭大滝/三頭山・都民の森/三頭山・数馬バス停分岐10:46―(右折 0:02 )→都民の森/三頭山・数馬バス停分岐10:48―(0:06)→都民の森入口バス停10:54―(0:09)→森林館11:03―(0:16)→鞘口峠(さいくちとうげ)11:19―(1:21)→三頭山・東峰分岐12:40―(0:04)→12:44東峰(標高1528b)12:45―(0:03)→三頭山・東峰分岐12:48―(0:03)→御堂峰12:51―(0:04)→12:55三頭山山頂(標高1531b)13:14―(0:10)→ムシカリ13:24―(0:02)→三頭山避難小屋13:26―(0:11)→大沢山(標高1482b)13:37―(0:01)→西原峠/槇寄山・三頭山・三頭大滝分岐13:48―(0:24)→クメケタワ14:12―(0:14)→三頭山 大沢山・上野原町 郷原・西原峠 笛吹峠分岐14:26―(0:16)→14:42槇寄山(標高1188b)14:49―(0:04)→西原峠14:53―(0:24)→数馬・大平分岐15:17―(0:27)→15:45沖ノ平バス停16:07=(西東京バス)⇒17:00武蔵五日市駅17:0717:28拝島駅17:3118:31神田駅18:34 発⇒18:43上野駅18:4819:47牛久駅

 

  5:34と言うと真っ暗、日が一番短い時期です、神田駅を過ぎて辺りが明るくなってくる、立川駅に近くなると、富士山が美しい、ただJR五日市線に入ると見えません!

  JR牛久駅から約3時間で、ここ武蔵五日市駅着く、長蛇の列が並んでいる、案内人の話を聞くと「上川方面行・・」、、、八王子に向かい途中の今熊山登山口バス停から今熊山経由で今倉三山を歩き、臼杵山を経て来るのだろうか(直接本人達にお聞きしない?)、上川へのバスが出てしまうと数馬行の人が並び出す。

 

  三頭山には9:00まで待つことになる、JRでは新宿初特別快速「ホリデー快速あきがわ 38:48に着き、この9:00に乗り移ることになる、周囲の人に聞くと三頭山、浅間尾根、笹尾根、、、等に向かうようです、浅間尾根を歩く人は、下山を数馬にして日帰り温泉を楽しむそうです。

  定刻になって増便が出るとのこと、バスは2台、数馬に向かって走り出す、檜原村役場・上川乗・人里・笛吹・浅間尾根登山口・中ノ平と降りて行く、数馬バス停が終点、バスを下り、5,6人の登山者と若者が一人先行する、三頭山荘の大きな看板を見て都民の森へ。

 

 
左:三頭山から流れ出す沢                                  右:九頭龍神社

 

  続いて右に数馬山荘が見え、左に下だる道を見送り、九頭龍神社(駆け上がってお参りの人が立ち寄る)を見送る。しばらく先に進むと車道(都民の森に向かう道路)が左、右にも道がある、先行の若者が?「ここは右の道に入るのが正しい!」(車は左、登山者は右です)。

  左の橋(大平橋)を渡ると、兜造りの大平集落で、三頭山荘(大きな施設です)が建ち、大きな駐車場に入って見ると、車用の地図が置かれ登山者の参考にはならない、九頭龍の滝・夢の滝などが示される。更に先に進むと、手前で別れた車道(奥多摩周遊道路)が合流する

 

この周遊道路に出て進み行き方を探すと、なんと、先行した若者が「登山道はこちらです!」と大きな声が左の方向から聞こえる!この道が山腹をからんでいく道である。

 


都民の森から三頭山

 

  呼ばれた方に進むと「都民の森から三頭山」と有る「どうのありがとう」と叫ぶ、彼とはここで最後、二度と会えませんでした!

 

 
渡る人は少ない

 

   都民の森へ行く案内が続く、でも、ヤブ道で、橋も壊れ、登山道は小石が転がっている。一度は沢(三頭沢)の淵を歩く、とても初めて歩く道ではないし、、、でも道標は多く迷う心配は無い、春の新緑、秋の紅葉にはお勧め!途中にキャンプ場の広場が有ると言うが見つからない。

 

 
別れた車道に合流 左:合流点                                    右:都民の森へ

 

  この道は数馬から三頭山への山道で手元の地図に良く記されている、ガイドブックにも早朝のバスは数馬が終点(12月入ると遅い時間でも無い 今日も無い!)、この山腹を歩くこの道は、紹介はされているが、ほとんど歩かれていないようです。

  沢を登り切ると、鞘口窪辺りで、大平地区 数馬バス停・都民の森の標識90度右折と示される、ここを登り切れば三頭大滝/三頭山・都民の森 三頭山・数馬バス停分岐に出て別れた車道(大平集落で別れた奥多摩周遊道路)に合流する、都民の森へは右折(左折してこの車道を使って都民の森へ向かうのが正解)し車道を数10b下ると都民の森 三頭山の標識がある。

 

 
左:これって登山道?                       右:都民の森入口

 

  都民の森 三頭山の標識まで下って、びっくり「これって山道?」の様なヤブ道、通過した人は?階段も置かれ、登りに必要な綱も有って何とか登り切るが、最後の壁はカベでした。

  道路(奥多摩周遊道路)に出ると、都民の森 臨時駐車場である、これから歩き出す団体の準備運動を横目に見て、、、。都民の森の案内を確認して、森林館を目指す。都民の森は遊歩道と広い車道が置かれ、上のビジターセンターで合流、このセンターには自然の紹介、木工センター等の施設が置かれている、家族ずれのチームが遊んでいる。

  この建物を通り抜け、鞘口峠へのコースを探す。

 

 
左:鞘口峠へ登て行く                            右:ブナの路 

 

  森林館を過ぎると、小沢沿いに置かれた丸太の階段を登る、これが鞘口峠への急登である、急坂を登り切れば鞘口峠の鞍部、ここは十字路で右:月夜山・小河内峠を越えて御前山、直進は奥多摩湖への下山路、左が三頭山へとなる。ここはブナの路の急登りを続ける、このブナの路は三頭山山頂まで続いている。

  鞘口峠から、急坂、一歩一歩がとても辛い、男性と女性が二人のグループに簡単に抜かれる、続いて追いついた男性にも抜かれてしまう、この坂道にブナが多く、そして太い木々が、大きな存在を見せてくれる、ただ、倒れてしまった木や、一部先頭の方が枯れてきたものも多く見られます、新緑・濃緑の夏、奇麗な紅葉の時に来たいものです

 

 
左:見晴し避難小屋                                    右:メタヤメイゲツ

 

    ブナの路を登り切る、道はブナの路至三頭山・登山道至三頭山の標識を左に進むと見晴し避難小屋を通過するブナの路に入る、メタヤメイゲツに囲まれた見晴し避難小屋に着く。手前の分岐で「登山道至三頭山」を選択するとこの見晴し避難小屋は通らない!したがって意外と空いており、熟練の登山者が休憩に使っているようです、名前のように見晴らしは期待できない所です。

 

 
東峰から  左:大岳山                 右:東京スカイツリー方向

 

  見晴し避難小屋を下る、クネクネとした下りです、数馬から都民の森まで運良く有料のバスが有って助かったと言う3人の熟練者に出会う、周囲の山々を教えてくれる。

 

  下り切ると手前で別れた登山道至三頭山の道が合流してくる、再び登ると富士山が木々の向こうに見えてくる、彼らは「ほら富士山が見えますよ」と教えてくれる、ちょっと曲がると、三頭山・東峰の分岐、ここは東峰へ、東峰(標高1528b)には展望台が立っているが富士山の展望は期待できないが、大岳山と都心の展望は素晴らしい。三頭山・東峰の分岐(東峰から三頭山への道は危険)へ戻る、ここで3人の熟練者はお昼とのことお別れです。

 


三頭山・東峰の分岐と御堂峠の間で、美しい富士山

 

   まず三頭山・東峰の分岐に下り、御堂峠へ、素晴らしい富士山が木々の間から美しい。御堂峠は狭い峠で右は奥多摩湖(ツネ泣峠を経て)へ、左は三頭山避難小屋への巻道、正面のブナの美しい坂道の丸太階段を登ると標高1531bの三頭山(中央峰)山頂である。

 

 
三頭山から望む名峰富士山

 

  綺麗な富士山が迎えてくれる、13時なので登山者は10人ほどと少ないが、9:00武蔵五日市初のバスで来たので仕方がない。

  富士山の右に三ツ峠が見え、左には道志の山が続く、その更に左が丹沢。富士山の左肩に長い雲が流れ、雲の上下が良く晴れ素晴らしい眺めである。

 

 
笹尾根へと歩を進める

 

  東峰では都心が見えていたが、この東の方は見えないが、これ以外の方向は良く見える。見晴らしの良い芝に腰を下ろし、おにぎりを頂き、思う存分展望を楽しみ、下山開始です。

  丸太の急な階段を下りる、この後西原峠まで人に会いません、富士山は木々の間になってしまう、御堂峠への道を見送り、階段をどんどん下ると、三頭大滝へのムシカリの道標で、三頭山避難小屋はさらに少し登った所です。

 

 
左:三頭山避難小屋                                   右:深山の道 標高約1400bから

 

   広場に三頭山避難小屋が立っている、ここから大沢山まで登って行く、避難小屋から1分ほど坂を登ると大沢山(標高1482b)に着く、三頭山 都民の森・西原峠 笛吹峠の道標が置かれている。

   しばらく歩き易い尾根道が続き、深山の道 標高約1400bの道標で富士山が木々の間から美しい。西原峠 槇寄山・三頭山・三頭大滝の分岐です、都民の森に下だる最後の所です。

   ここは大きく下って、アセビのトンネルをすぎ、大きな岩場を下ると、ちょっとヤブが気になる所でアカマツが多く見られます。

 

 
左:クメケタワ                           右:左より面白い!?

 

  三頭山 大沢山・西原峠 笛吹峠の道標が有り、クメケタワの道標が並んでいる。ちょっと先に面白い株の木でシャッターを押す。

  この後、槇寄山になかなか着かない!、、、、だが登山道は薄暗く積雪が多い、多いと言ってもパラついている程度ですが(^^♪。なかなか歩き良い道です、そんな時、杉株が切られ並んでいる。

 


美事!久しぶりに見る富士山

 

  この株の散らばっている箇所が富士山ビューポイントである、三頭山で見た姿と大きく違って、嬉しいシャッターチャンスですね!

 


「槇寄山郷原バス停 この先」と追記

 

富士山展望から数分で三頭山 大沢山・西原峠 笛吹峠・上野原町 郷原の分岐が置かれ「槇寄山郷原バス停 この先」と注意!

 

    登山道はやや登り坂、背の高いアカマツが生え、ヤブぽい小さなピークを過ぎると、右が開ける尾根道、展望は期待できない。

 

 
槇寄山山頂から

 

  前方に人の声、一人や二人ではない、槇寄山(標高1188b)である、ちょうど人々が立ち上がり去って行くところです、従って槇寄山は私の世界、富士山の右奥に三ツ峠、手前の山々は権現山辺りになるのだろうか?

  横たわった丸太に腰を下ろし、残っていた食べ物を取り出しのんびり、、、。

  14:50、西東京バスは数馬発16:06(この前は14:51)、ここから中ノ平まで1時間である、ちょうど男性が下りてくる、そろそろスタートである。

 

 
左:西原峠                                               右:浅間尾根が見え、大岳山(標高1267b)が浮かぶ

 

  槇寄山からカラマツ林をちょっと下ると西原峠(さいはらとうげ)、笛吹峠や浅間尾根を経て高尾山へ、「槇寄山郷原バス停 この先」の郷原バス停の標識もある、人気の坪山は郷原周辺から登りことになる。数馬 沖ノ平バス停に向かい下だる。残雪の道を下だる、綺麗な落葉がふかふかの登山道を作ってくれる。

  だいぶ下った位置で、浅間尾根が見え、その奥に大岳山が大きく見える

 

 
左:数馬・大平の分岐                           右:みなみばし

 

  実に歩き易い登山道、クネクネと山腹を下ると、数馬・大平分岐の分岐、大平は大平橋(三頭山荘)方面、数馬方面に下り続ける。朝通ったバス通り(奥多摩周遊道路)が見え隠れ、鹿柵?が張られた畑(美味しそうな白菜畑)、足元が舗装されている、集落に入ると西原峠・沖ノ平の道標(トイレの案内も示される)、集落を降りると「みなみはし」(南秋川)を渡り、朝通ったバス通り(奥多摩周遊道路)に出る、バスの始発の数馬バス停は左折し上流へ5分ほど、沖ノ平バス停は右折し20b、数馬の湯は更に5分下流の温泉センター(数馬の湯)バス停になる。

  待っていると、数馬行きが2本通過、最初の一本は「増便」でした、定刻16:072台のバス(西東京バス)が続けてやってくる!

 

  走り出すと直ぐに温泉センター(数馬の湯)バス停、大勢の人が乗り込んでくる、浅間尾根登山口・笛吹(うずしき)・人里(へんぼり)・上川乗等からも登山者が乗込んで、荷田子を過ぎると、終点武蔵五日市は近い。

17:00に着き、JR武蔵五日市駅発17:07に乗れる、この電車は拝島駅終点である?

よくよく調べてみたら武蔵五日市駅17:21ホリデー快速あきがわ 6に乗ると便利だったようです、でも神田駅には3分私の方が早かったようです。(国分寺駅で快速から中央特快に乗り移ると神田駅に18:27と早いようですが、乗換えて座れる保証は無い)

 

  三頭山、奥多摩から登る、数馬から登る等の方法が有るが、富士山展望なら、今回のコースがベストだと思います。 

 

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