早春の三鈷室山ハイキングと国営ひたち海浜公園のネモフィラ 春のそよ風を浴びる 三鈷室山(標高:871b) 国営ひたち海浜公園 春のフラワーリレー |
2020年4月24日(金)晴れ 三鈷室山
2020年5月7日(水)晴れ 滝川渓谷 三鈷室山
日程:2021年4月21日(水)晴れ
三鈷室山(さんこむろさん)山頂 国営ひたち海浜公園 ネモフィラ |
三鈷室山の山頂へは: 徒歩の場合は、里川コミュニティーセンター前から約300b戻ると、里川集落ができた歴史や山岳信仰に関するいわれを記した三鈷室の碑がある。登って行くと熊穴林道と合流、しばらく道標を右に進み、道標に従い緩やかな雑木林を抜けると三鈷室山山頂に着く。細かい事、下山や細かい内容はこのページをお読みください。 里川コミュニティーセンター: 三鈷室山は里川宿から林道岡見線を使えば完全舗装で山頂まで入れましたが、三鈷室山山頂と岡見線出合間に進入禁止ゲートが設置され不可能です。 また熊穴林道が進入禁止ゲートが以前から設定されています。 三鈷室山登山口から熊穴林道に出合い、尾根道を約1時間で三鈷室山山頂。下山は岡見林道を約1時間で下るコースが一般的です。 今回のコースが本コースです、参考にして下さい。 三鈷室山登山口 下山は10:30 自宅に引き上げる場合、水戸経由で国営ひたち海浜公園に寄ることにする。 ネモフィラは見頃で快晴! チューリップ |
コース
つくば市城山2:50=(国道6号)⇒市毛十字路=(県道38号)⇒中台東=(国道349号)⇒道の駅「さとみ」5:05=(国道349号)⇒国道408号と県道22号三差路5:15=(県道22号)⇒5:23三鈷室山登山口(猪の碑)5:25―(0:05)→常盤太田市 里川霊園5:30―(0:10)→林道終点・三鈷室山5:40―(0:08)→三鈷室山 山頂へ2,826b 5:48―(0:01)→三鈷室山道標5:49―(0:03)→作業道合流 右折5:53―(0:02)→作業道終点(続くが深いヤブ)左折5:55―(ヤブ道 0:07)→林道出合 右折)6:02―(0:04)→林道鞍部 右折(左は熊穴林道に上れるが無理をせず)6:06―(0:03)→林道三差路 左折6:09―(0:04)→熊穴林道出合6:13―(左斜面に上り散策)→三鈷室山コース入口 山頂へ1,880b 7:45―(0:56)→山頂へ100b 8:41―(0:04)→8:45三鈷室山山頂8:52―(0:12)→熊穴林道出合 進入禁止ゲート9:04―(0:00)→登山道入口 道標無し9:04―(0:03)→進入禁止ゲート(2020年は無かったゲート)9:07―(0:00)→左:進入禁止ゲートと右:作業道(山頂までは徒歩になる)9:07―(0:15)→岡見線出合の三差路(2020年は左折し市道岡見線の材木置場へ)山頂へ2`/里川宿へ2.3` 9:22―(0:06)→9:48ニリンソウ群生地の河原9:50―(0:14)→水場(大自然のくれた水)山頂へ3.4`/里川宿へ1.1`10:04―(0:06)→10:10中子川遊歩道10:18―(0:03)→里川宿10:21―(0:03)→里川コミニティセンター10:24―(0:04)→10:28三鈷室山登山口(猪の碑)10:30=(県道22号・国道349号)⇒三才町=(国道293号)⇒留町=(国道245号 原子力研究所周辺は大工事中で渋滞)⇒12:15国営ひたち海浜公園14:20⇒自宅へ
徒歩:22,429歩
三鈷室山
自宅を3時頃出れば、三鈷室山登山口に」5時半頃に着く、国道6号に出て、土浦、石岡・・・水戸に着き、市毛十字路で国道349号に向かい、国道349号を北上、休憩は道の駅「さとみ」です、顔を洗いトイレを借り、なお北上。車は大型トラック一台のみ。
県道22号との交差点を右折、しばらく広い道路だが、熊穴林道入口の周辺は一台道路、相手が来ると徐行になるがまだ早朝で、ゼロ台、運転は一番注意が必要ですね。
三鈷室山登山口
5:23 三鈷室山登山口 車停められる、登山口にはシダレサクラが散り、反対側にタラノメが沢山植えられるが、芽はまだ小さい(食べごろ)。
<常陸太田市観光物産協会公式ホームページ> 三鈷室山入口の手前にあるこの石碑は、里川集落近隣の開発過程と三鈷室山を中心とする山岳信仰を結びつけた伝説を伝えています。碑文は、前鱗勝院主・隆豊が撰文し、彰考館総裁・立原翠軒が添削を担当しました。碑文には、宝亀7(776)年に行基大師が里川町付近を訪れた際、狼による被害が多いことを聞き、これを取り除こうと供養を行ったこと、その後、狼害が減るにつれて人々が祀りを忘れ、再び狼の被害が増えたこと、そして妙見菩薩を祭ることで被害が再び収まり、地域に平穏が訪れたことなどが記されています。碑そのものは、願主の修験権大僧都法印一僧祗・祐観によって建てられたもので、碑のかたわらには祐観の墓石がひっそりと建っています。こうした経緯を持つ石碑は大変珍しく、民俗学的にも高い価値があります。 |
左:里川霊園 右:林道 快適になっている
登山口から左に大きな民家を見て、緩やかに登ると里川霊園、霊園の庭に駐車場が有るが、三鈷室山登山口の空き地に停めた方が良さそうです。帰りは岡見林道で里川宿に下って来るからなおさらだ。
ここは右:里川霊園、中央:登山者用の林道、左:新しい作業道で、登山者は林道に入る、昨年は大荒れの水に流され車は通てられず、歩きも大変でしたが、回復工事が行われている、林道終点まで歩き易い!
左:短い展望 右:林道終点
林道終点に着く、左は作業現場で右端に「三鈷室山」の道標がある。
左:登山道 右:☛三鈷室山(山頂へ2,826b)
広い登山道、まもなく 右折 三鈷室山への道標、山頂まで2.826b。
左:☚三鈷室山 右:作業道出合
今度は☚の三鈷室山の道標、荒れた登山道に変わる、杉の落ち葉を登りと大木の杉で作業道に出合、ここは道標が無いが、右折。
左:作業道終点 右: エイザンスミレ(叡山菫 スミレ科)
歩き易い作業道を緩やかに登ると、道は切れている、ここは左を良く見ると細い踏み跡(良く探さないと!)が大きな杉2本の手前にある。これを上る。
ヤブ道で軍手が必要です。足元のスミレ、エンザンスミレが美しく咲き誇る。
左:作業道出合 右:ヤブの作業道 斜面にタラノメ 高くて採れない
細い登山道を登り切ると作業道に出合う、道標は無い、左にも行けそうだが、右の方向が三鈷室山の方向だ!右折。
バラの刺が襲い掛かる、時々倒れた木が道をふさぐが、ここは先に進む。
斜面の高い位置にタラノメが現れるが、刺があり、斜面の高い位置、ここは眺めるだけ!
左:作業道の鞍部 右:鞍部から右折し進む
作業道の小さなピーク、やや左に続き、木々の越え、ヤブを避け鞍部まで下る。三差路で左の岩道を登れんば熊穴林道に着くが、ここは大きく右折して先に進む、ヤブは薄く楽になる。
左:左折して、ここを登る 右:熊穴林道出合
作業道のピーク、三差路です、真っすぐ下ると間違い、ここは大きく左折で登り道になる。
タラノメやコシアブラがポツポツ登山道の脇に現れる、ここのタラノメは身の先で楽に採れる所ですが多くは無い。
登り切ると広い熊穴林道に出る、名前の示すイメージではない立派な林道で、近年まで良く使われていたようです。ここまで歩いた登山道のヤブは全く無い。
左:コシアブラ(漉油 ウコギ科) 右:コース入口 頂上へ 1,880b ☚三鈷室山
熊穴林道や近くの山で山菜狩り、休憩。
「コース入口 頂上へ 1,880b ☚三鈷室山」の道標に従い熊穴林道から離れます(この熊穴林道は三鈷室山山頂と岡見線出合間に向かっている)。
左:大きな上下のない尾根道 右:福島県の山々
尾根道は雑木林が多く、大木の山桜がポツンポツンと立ち、その太だと大きさに驚きます。方向としては矢祭町や塙町であるが、見える山は三鈷室山の直ぐ近くの山々で木々の間で良く見えません。このような景色が三鈷室山山頂まで続きます。
この尾根道は良く踏まれた登山道で、昔の藩の境で土塁が延々と延びている、歴史を感じる構築物であるとこ事です。時々現れるヤマザクラもこの歴史を見ているのでしょうか。
茨城県側はスギ林の植林帯で登山道(土塁)の福島県側は広葉樹林帯、福島県側を歩いていないが、茨城県側にはアリの巣の様に作業道が無数に作られている、新しい作業道もある。
左:数えると5個 右:根元か分岐する桜
突然山鳥が「聞いたことが無い吠え越え」で飛び立つ、こちらは何が起こったか分からない!!!声の方を見ると鳥の尾が大きく広がっている、色は茶色に赤っぽい、美しい尾でした。朝から1人、一瞬何が起きたか分からないが、左:の写真だが登山道から1b以内の大きな木の根元に鳥が慌てて大切な卵を巣から出してしまい、命を守って飛び立った!
鳥は理由があって登山道脇の大木の下に巣を作り、卵を温めていたのだろう、巣を決めてから今まで怖い思いをしていない、人が通過していない?
覗いてデジカメを向けただけ、現場を離れました。何も無くふ化し、赤ちゃんを育てて欲しいものです。人の消えた事を確認し、戻り温めたのでしょう。
回りの木々は細いのにビックリする太さ!
尾根道に入り、ピークらしい所は何度も通過したが大きな上下は少ない、また展望は期待できないが時々現れる大木にちょっと驚く!
左:山頂へ100b☛ 右:由緒ある三鈷室の祠
尾根道がやや登り、平坦になった所に山頂まで100bの道標、急坂で50b程だが坂を入れ100bとなったのかなと思い急登を続ける。
三鈷室山山頂に飛び出る、山頂にはNTTの無線中継施設が最近まであったようですが、現在はサクラなど植樹され、中央に三鈷室の祠が祀られている。従って山頂らしいベンチは無く、おにぎりを開いて食べる場所も無い。車で里川宿から山頂まで上がれた、後で説明するように、進入禁止ゲートが設置され、ドンドンと自然に帰り着く。
左:里美牧場が見えている 右:奥のやまが八溝山かな?
山々が続き、後ろが福島県、前面に高萩や日立の山々、高鈴山(標高:623b)方向の大展望が望める。
左:三鈷室山山頂 右:下りの林道、ガードの右は登って来た登山道
三鈷室山山頂を示す札が福島県側の木に吊り下げである、標高:863bを確認する。
さて下山出す、ガードの右奥が登って来た登山道でこの林道歩き、このまま里川宿まで完全舗装に林道歩きです。歩きだし昨年と比べ道が大分荒れている、変だと思うが先に進む。
*三等三角点はこのガードレールから5b程下にあるとの事で次回確認したいものです!「NTT無線中継所が作られここに移されたにかな?今はNTT無線中継所が撤去されたので戻すかな?」
左:大きなツツジの木 右:下り初めて直ぐガード この後カーブ毎に設けられている
山頂と最初のゲート間に大木のツツジ、山頂の斜面にはタラノメが美味しそうで昨年と変わらない。
左:古い石垣 右:熊穴林道入口 進入禁止ゲート
美しい古い石垣を見て、続いて右に熊穴林道入の進入禁止ゲートを見る、ここを入ると「コース入口 頂上へ 1,880b ☚三鈷室山」に再会する。
左:登山道入口 右:美しいスギ林
続いて昨年入った登山道入口(案内は無い)を通過、三鈷室山登山口から美しいスギ林が続き、無数の作業道が引かれている。
左:山頂に入る禁止ゲート 右:進入禁止ゲートの林道
下って来た林道が荒れてきた理由が解る「進入禁止ゲート」が新設され車で三鈷室山山頂には行けない、このゲートを下ると直ぐ三差路で進入禁止ゲートの林道と作業道、ここに2台の車が停まっている。
ここで、おじさんに出合い道を確認、彼は山菜狩りでこの辺の状況を知り、尾根歩きで迷ったそうです。
左:見頃のヤマザクラ 右:岡見林道との出合
下山はノンビリ、ここ辺はヤマザクラが見頃。
先に三差路が見えて来る、岡見林道出合。
左:山頂へ1.2`/里川宿へ3.3` 右:里川宿へ向かう
岡見林道で里川宿へ、里川宿まで少しの登りの無い、3.3`、ほぼ1時間。
左:ニリンソウ群落 右:左下に美しい小川
ニリンソウの群落、その道下を除くと小川が二本合流している、若い時はあそこまで降り沢底を下って見たいが、73歳では止めた方が良さそうです。
小川に楽園
先ほどのニリンソウは林道の脇に生え、小川まで降りられないが、次のニリンソウの群落を降りると近くなった小川に降りて見る。楽園の様な花畑。
スギ林の伐採地
ニリンソウの道を引き返し、下って行くと広大な伐採地、小川を渡る臨時の橋は危ないが、車は小川に降り伐採地に繋がっている。
左:フキノトウが大きく成長 右:水場 地主が管理
登山道にはフキノトウが生き生きと伸び、手ごろな時期にここを訪れると上手いフキみそが食べられる、天然のフキノトウは美味い。
さらに進むと地元の方が整理してくれる水場、車で来ても駐車場があり人気らしい、まだ暑い夏では無いから通過。
左:山頂へ3.4`/里川宿へ1.1` 右:中子川遊水路入口
この水場が山頂へ3.4`/里川宿へ1.1`地点。
続いて中子川遊水路入口、細い入口だが入って見る、里川宿へ続くかな?
左:落ちそうな木造橋 右:綺麗なダム
入ると木造の橋、コケが生え、板に穴の隙間、中子川を渡る方法は無い、橋の上から美しいダムが見える。
ニリンソウの群落が短く続く
橋を渡ると、踏み跡の少ない細い登山道で舗装の林道歩きより自然が多く、立派な遊歩道。
左:美しい流れ 右:チャルメルソウ(哨吶草 ユキノシタ科)
短い遊歩道だったが、岡見林道の穴場、寄りたいですね!
左:中子川遊水路入口 右:里川宿が見えて来る
中子川遊水路入口を出ると再び岡見林道に出て、美しい里川宿が見えて来る、疲れも吹っ飛んでしまう。
左:里川コミュニティーセンター 右:三鈷室山登山口
岡見林道は里川コミュニティーセンターの交差点にでる。右折すると三鈷室山登山口に停めた車が見えて来る。
三鈷室山登山口から三鈷室山山頂を経てここまで人の姿は見ておらず、5:30から10:30 徒歩5時間の
国営ひたち海浜公園
ナビは国道349号、三才町で国道293号、留町で国道245号に移る、原子力研究所周辺は大工事中で渋滞したが、12:15に国営ひたち海浜公園 西口駐車場に入りました。三鈷室山登山口から約1時間半でした。
左:水のステーション 右:スイセンガーデン
身体障害者用のエリアは満杯、A,B,C・・・と続くCに車を停める。
西口・翼のゲートに入る、ネモフィラの見頃で平日だが人の入りは多い、水のステーションを境に一方通行だが、たまごの森フラワーガーデンは空き、スイセンガーデンの方を往復する人が多い。
スイセンガーデン
スイセンガーデンの右のコースを使う人が多い、このガーデンに中を通過すると空いている、ただスイセンは散り、ほんの一部のみ見頃ですが!
スイセンサークルの辺りから
国営ひたち海浜公園は公園で青空が一番。日傘を掲げる人は意外と少ない(笑)。
以下 みはらしの丘
スイセンガーデンを過ぎると、みはらしの里に多くが移動、空いている奥の屋から向かいます。
長い列、一度登ると公園指定のコースを取る
一面 ネモフィラ色
接近の一枚
ネモフィラは快晴に見たい
太平洋を望む
大観覧車 今日の主役はネモフィラ
芯から縁まで微妙な色の変化
丘一面と同時に咲く ネモフィラ
真っ白なネモフィラの目に付く
標高:58b
ナノハナとネモフィラ
モフィラ みはらしの丘からたまごの森 フラワーガーデンへ
記念の森に入る、
サイクリングコースを横切る橋を通過
以下、たまごの森フラワーガーデン
今日はチューリップガーデンになっている。
赤・白・黄色 どれも好きです
散った姿が無い?
チューリップの母の日に人気!
西口・翼ゲートの石段は三鈷室山の登山よりキツイ(笑)、外に出るが、これから入る人も多い・・・・・平日で子供の入場者は見え無い・・・・・。
HP:わたしの天気予報