富士山展望と紅葉狩り
奈良倉山(標高1349b)
 
奥多摩の奈良倉山 大菩薩嶺から牛の根通り見てゆくと行き着く

日程 20091031日 晴れ


三頭山周辺の紅葉 国道139号松姫峠から小菅へ

大菩薩嶺から南下すると大菩薩峠をへて石丸峠から牛ノ根通り、牛が寝ているような大きな尾根がを歩き、狩場山から大マテイ山間の大ダワから小菅村に下るコースが良く歩かれている、この大マテイ山の先に鶴寝山、松姫峠をへて奈良倉山へのハイキングコースがある。大菩薩嶺から牛の寝姿を確認し縦走し、奈良倉山から鶴峠に下って小菅に下りたい、季節運行の松姫峠から上野原駅のバスのある(土休日運行:4月第2土曜〜6月第1日曜・9月最終土曜〜12月第2日曜 富士急山梨バス 上野原営業所 0554-63-1260)、今日の紅葉の時期にも運行予定に該当するだ!


奈良倉山遊歩道

 2004/1/12 ドライブで奥多摩湖から小菅に入り、国道139号に入ると薄い雪、日陰が凍結、くねくね登れば日陰が少なく、問題なく松姫峠に到着、今日の家内とドライブで国道16号から青梅街道(国道411号)に入る、ここは例年2月に行われる青梅マランコースがあるので年中トレイニング姿の人が目に付く、この辺り紅葉はまだまだ、御岳渓谷を見下ろすと、木々は紅葉の姿に変化し、奥多摩湖へ枝を伸ばす木々の見頃は数日後、奥多摩湖周辺の高い山、御前山、三頭山、鷹ノ巣山周辺は真っ盛りを過ぎている。

奥多摩湖の深山橋から左折し三頭橋を見送り、国道139号で大月方向に走り、小菅を過ぎると急坂、小菅ノ湯を通過すると、左に上野原への道路を見送る、季節運行で松姫峠に入らない便はこの道、したがって、小菅の湯-上野原間のバスは鶴峠を通過する。
 紅葉が一段と進んだ三頭山方向が大きく望み、どんどん高度を上げると、松姫峠に到着。松姫峠は奥多摩と甲府(大月)を結ぶ国道139号の最高地点、大菩薩嶺(鶴寝山経由牛ノ寝通り)と奈良倉山コースの要所である。

今日は松姫峠から家内とのんびりと奈良倉山の紅葉狩りを楽しみます。


紅葉を浴びる

松姫峠の駐車場は満杯、紅葉真っ盛りだから仕方が無い、トイレも有ります、鶴寝山方向も綺麗です、奈良倉山は遊歩道入口車止めゲートの横から入る、松姫峠は素晴らしい紅葉が展開する、カエデが美しく、直ぐに紅葉の中に飛び込む、しばらく、ブナ林に混じったカエデの林が続く。


カエデ類が多く、奇麗な紅葉をのんびり

しばらく行くと、緩やかな登りになる、登り切れば右に大きな富士山が見えるのだが今日は霞みがかかり姿を見せない。11:57 奈良倉山方面から大勢の登山者が下ってくる。

2014/3/1現在:季節運行の時間は上野原駅8:2810:13松姫峠13:1513:37小菅ノ湯15:2016:40上野原駅、小菅ノ湯16:3017:50上野原駅がある。

2009/10/31現在:月最終土曜から12月第2日曜の土休日運転「上野原駅8:289:19原、9:23鶴峠、9:48小菅ノ湯→10:13松姫峠13:1513:37小菅ノ湯15:2015:35鶴峠、16:40上野原駅」

 

この後山頂迄誰にも会わず静かな紅葉狩りが楽しめた。


林道中央に咲く 可愛いリンドウ

再び平坦な道が続き、左のピークは巻いて行く、カラマツ林を見て、少し下ると、林道から左に登山道がある、駐車場から30分程地点です、その道標はそのまま林道を指しているが、私達はこの細い登山道に入ってみる、木々の間から奥多摩の山々が見え、とても美しい道が続く、この道は奈良倉山の中腹を巻いており、とても気持ち良く歩けるコースです。


落葉がフカフカ、カエデ類は見頃

落葉の様子から、今日は誰も歩いていない様です、奈良倉山を巻きながら鶴峠から登って来る登山道まで続きます、地図にも記載、途中、木に付けられたピンクリボンが山頂はここを登れと示しているが、急な斜面で登山道の不明瞭でここを見送り、そのまま先に進む。


鶴峠からの道が交わる三差路

直ぐに鶴峠から登山道が合流している、約1時間で鶴峠。この三差路の先に良く踏まれた登山道がある、今朝、鶴峠バス停から登った人が多かったようです。


まだまだ続く巻道

巻き終わると、雑木林の広い尾根に着き、奈良倉山山頂は右折の道標、ブナ林の中をジグザグに登る、奈良倉山標高1349bは近くの三頭山は1531bでおよばない、山頂は雑木林に覆われるが、南にちょっと進めば、富士山展望所、大月市の自慢のビューポイントで、三頭山の富士山展望に負けてはいない。


期待の優雅な富士山は見えません

残念ながら今日は見えません、紅葉見頃時季で、時間が午後では仕方が無い!


2004/1/12撮影 やはり真冬は空気が済んでいる

富士山ビューポイントで富士山が見えないと、とても損をした感じになる、1月中旬に訪れた時の写真を掲載します。

芝に腰を降ろし、私達はインスタントラーメンの昼食、右に大菩薩連峰、正面に雁ヶ腹摺山が見え、奥多摩は樹林に囲まれ見えない、左は丹沢連峰、富士山は雁ヶ腹摺山の左に大きく現われる姿は絶景ですが、今日は頭上は真っ青なのに残念。

登って来た道と反対に尾根を歩く登山道(2004年の時は雪道)も有るが、私達は杉林を急降下し大きな松の展望へと下ることにする、転げ落ちそうな急坂が杉林に続くが心配することは無く短い坂、林道に飛出るとその大きな松が一本、ここの富士山も美しい所です、ここから左に行けば佐野峠経由で坪山、松姫鉱泉へと続く、私達は素直に林道を使って松姫峠に戻ります。


深城ダム?

林道歩きですが大展望が続く、大菩薩連峰の峰々が全て望め、素晴らしい展望、北側の登山道と比較するとこちらは展望が良いが自然の美しさは負ける、次々と現われる木々の葉は色とりどり、紅葉狩りは続く。

のんびりと進むと、奈良倉山から下ってくる尾根道が合流、古木に「奈良倉山」と示されている、さらに平坦な道が続き、左にヒノキ木林が現われ、急坂を下ると登りに使った登山道入口、ここからカラマツの登り返し、ここからの富士山も美しいのだが、見えません、最後の登り、ピークから紅葉を楽しみのんびりと林道を松姫峠へ。


カラマツ林


カエデ


黄金色の紅葉

遊歩道入口の駐車場は明るく、ドライブの人々が立寄って行が、奈良倉山の遊歩道に入り込む人は少ない!

松姫峠に富士急山梨バスが停まっていた、運転手さんに聞くと、今朝は1台増便、途中の原バス停で多くの人たちが降りたとのこと、原からは槙寄山経由で三頭山への登山道がある。坪山はヒカゲツツジで有名、バス停は坪山バス停から登って阿寺沢入口バス停に降りる。

帰路は上野原か大月に下り、高尾山周辺の紅葉も面白いが、高速の渋滞情報を聞き、帰路も奥多摩湖経由、渋滞も無く国道16号へ、国道16号で野田まで走るが、大きな渋滞には合いませんでした。

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