中央本線を猿橋駅から歩き、鳥沢駅に下る:
百蔵山 (標高1003b)・扇山 (標高1,138b)

日程 2015112日 快晴

1999/12/19百蔵山〜扇山(逆走)
2005/3/19
の記録☛百蔵山扇山〜権現山〜雨降山
2011/2/26
の記録☛百蔵山〜山〜権現山〜不老山

コース

天王台4:39=(JR常磐線)⇒5:13日暮里駅5:26=(JR京浜東北)⇒5:34神田駅5:43=(JR中央線)⇒6:38立川駅6:43=(JR中央本線)⇒7:36猿橋駅7:36―(0:19)→春日宮7:59―(0:09)→百蔵山登山口バス停・総合グラウンド8:08―(0:05)→百蔵山・百蔵山/扇山道標(石垣に!)8:13―(0:15)→水道ポンプ場8:28―(0:00)→登山ポスト8:28―(0:32)→松の展望台9:00―(0:14)→T字路(稜線)「葛野部落・百蔵山・下和田/猿橋」9:14―(0:13)→9:27百蔵山山頂(標高1,003b)9:29―(0:03)→タコラ山20分・キャンプ場30分・扇山2時間・猿橋駅1時間分岐9:32―(0:09)→百蔵山山頂・扇山道標9:41―(0:07)→両側が切れた細い尾根9:48―(0:14)→百蔵山・扇山・宮谷分岐10:02―(0:26)→百蔵山・扇山道標(90度右曲がり)10:28―(0:41)→大久保山11:09―(0:04)→大久保のコル11:13―(0:08)→11:21扇山山頂(標高1,138b)11:30―(0:07)→大久保のコル11:37―(0:18)→扇山山頂40分・つつじ群生地4月末〜510分・富士山展望ベンチ11:55―(0:10)→奥宮祠(山ノ神社)12:05―(0:01)→水場12:06―(0:19)→梨ノ木平12:25―(0:10)→林道ピーク12:35―(0:06)→梨ノ木平/扇山道標12:41―(0:01)→12:42扇山・ウェルネスパーク・鳥沢駅標識(富士山・三ツ峠が美しい)12:48―(0:19)→中央高速13:07―(0:04)→鳥沢駅道標「溜池」13:11―(0:03)→国道2013:14―(0:06)→13:20鳥沢駅13:52=(JR中央本線)⇒14:21高尾駅14:33=(JR中央線)⇒15:24神田駅15:26=(JR山手線)⇒15:31上野駅16:18=(JR常磐線)⇒天王台駅16:18

 
左:扇山山頂から 11:21                         右:取手市紫水小貝川から  17:06

徒歩:31,382

 今日よく晴れた、百蔵山から下山されるおじさんが「この冬一番富士山が綺麗!」と言う、下山後、天王台駅から車で自宅に帰る途中、シルエットの富士山が綺麗でした。そんな一日を、ご報告します。

 自宅はJR常盤線牛久駅(5:34発上野行きが始発)に近いが、2005年と変わらず、自宅(つくば市城山)から車で行き、天王台駅(取手駅より駐車場が便利)で取手駅4:35始発の電車を待って4:39発に乗らないと、立川駅発6:43甲府行に間に合わない(新宿駅からは4:58発猿橋6:33着は有が、私には無関係)、この甲府行きは三ツ峠を始め大月方面の山登りにはとても便利です。

  
猿橋駅から歩き出す!

  立川駅始発、登山姿の人は少ない、猿橋駅から56人が下りる、国道20号に出て、右折、次ぎの信号にコンビニ、ここが宮下橋南詰交差点、中央高速の陸橋、その奥に百蔵山と扇山がクッキリ、雲一つない快晴、冬型の配置が強まり、風は強いけど、猿橋は谷間で歩き出すと暖かい!

  宮下橋から桂川の渓谷を見下ろす、先行する人が中央高速へ向かう、その訳は「中央道猿橋バス停」がある、百蔵山の登山車が高速バスを使うことは無いだろう!

  続いて、葛野川渡る、井出・奈良子方面のT字路に百蔵山方面の道標があって、右折、複雑な交差点があるが、ここにも百蔵山方面の道標があて、上に向かう車が多い、赤い鳥居の春日寺を見送る、下和田小学校が現れる。

  そのまま進むと総合グラウンドの大駐車場に着く。

 
左:岩殿山&滝子山                           右:石垣に、百蔵山・百蔵山/扇山道標

  百蔵山登山口バス停、百蔵山・勤労青年センター・名勝猿橋・猿橋駅の道標、ここから富士山から富士山が良く見える。両側が民家のキツイ坂がしばらく続く、ここに住めば富士山が年中望めるが、通勤・通学、買い物等大変だ!

  登り切ると、石垣に百蔵山・百蔵山/扇山に分岐の道標、百蔵山/扇山に行くと百蔵山から扇山に向かう分岐、ここは左折。


見事な富士山

まだまだ民家が両側にある、全民家の庭先で富士山が望める訳ではない!

民家が終わって、神社を見送り、水道ポンプ場に着く。

 
左:水道ポンプ場                              右:登山道  車道歩きから開放される

ポンプ場の右に綺麗な階段、こちらは無視し、二つの建物の間の登山道に入る、百蔵山・下和田/猿橋駅・浄水場下/公衆トイレ有りの分岐、書き込みのない登山ポスト、狭い登山道で記入が難しい(記入したが平成25年1月12日だったかも?)。

登山道は猿橋駅からの車道に比べ、解放された気分である、薄暗い杉林で富士山の姿は無い、水の少ない沢を横切ると石のゴロゴロ道、ジグザグと登り詰めると、左が開け、明るい雑木林の気持ち良い登山道になって、松の間から富士山が見え出す。

 
左:松林の展望台                                                      右:広葉樹林の美しい登山道

  素晴らしい、富士山の展望、雲一つない!

1999/12/19に初めてここを通過、まったく富士山の姿は無かった、以後、今日は3度目、言うことなし。

 
左:百蔵山の稜線                                                  右:T字路(稜線)から

広葉樹林の登山道、凹ではいるが、自然林に囲まれ、心地よい。

百蔵山主稜線の尾根に出る、葛野に下る道は左から、太いアカマツの間から富士山は見え、なだらかに登ると、百蔵山山頂に飛出る。

 
左:百蔵山山頂から                                              右:猿橋駅は右へ

左に道志山塊の御正体山、右に三ツ峠をはさみ、素晴らしい!そして道志山塊の左には丹沢連峰か連なる、飽きることはない。

今度は扇山を目指す、約2時間である、アカマツ混じりの美しい雑木林は、右:猿橋駅、左:扇山の分岐で終わる、扇山方面、難所が待ち受ける

 
左:コース一の難所                         右:百蔵山山頂・扇山の道標

ガイドブックによると右に下ると「ロープがある」と記されているが、扇山への下り坂には一本も無い、細い木々の幹・根を頼って下る、下り切った所に百蔵山山頂・扇山の道標がある、ここから、平坦な道が続く。

 
展望は良くない、細い尾根道もある

 
左:木々の間から南大菩薩縦走路の峰々                                                                 右:扇山が時々見える

左の木々の間に南大菩薩縦走の主要峰々、右の扇山が見える、扇山はまだまだ遠い存在に見える。

 
左:日溜まりのトラバース                                     右:宮谷分岐

タコラ山(標高849b)のトラバース、この日溜まりで休憩、トラバースが終わると、樹林帯、最近伐採が行われ明るくなっている、下った所に宮谷分岐の道標、伐採が続き、また下る、扇山との鞍部?と思うがまた登って、下りを繰り返す。

 
左:90度曲がる                                                            右:激しい登り坂

 10:20小さなピーク、ここも下る、富士山が木々の間から見える、また登り10:24ピーク、また下る、小さな広場?どうやら鞍部で、扇山・百蔵山の道標、ここで90度曲がる、ツライ登りの急登は大久保山(標高1109b)まで続く、実測40分だった。

 この坂は2005/3/192011/2/26の時も登っている、「二度と登りたく無い」と思うが今回で3度目、下って来る人3人に出会うが、下りも大変、登りの利点は滑らないこと、左に権現山(標高1312b)が雄大に聳える。

それでも一歩一歩登って、ようやく、傾斜が緩み、南アルプスは右後ろに左奥に奥秩父がちょっと見える、なお、登ると大久保山

 
左:大久保山                     右:大久保のコル

大久保山から広い尾根道で大久保のコルに下る、下山時はここを下ることになる。

コルから尾根道を登る、左に奥秩父の山々が見えるが木々の間だ!


扇山山頂から

雲一つない!

 
左:北側は樹林で良く見えない                            右:広い山頂

ここから権現山まで約2時間。

鳥沢駅へは扇山登山口経由と山谷経由、大目経由で梁川駅、萩ノ丸をへて安達野経由で四方津駅とあるが、初めて扇山・百蔵山に登った199912月には鳥沢駅から登ったので、大久保のコルに戻って、梨の木平へ下る。

百蔵山や権現岳への登山道比べ、比較にならないほど整備されている、だが、しかし、登りの人にとってツライ坂道になっている。

 
富士山展望ベンチ

大久保のコルから木々の間に富士山の姿は有るが良く見えない、飽きた頃、ベンチが置かれ、山頂に比べ狭い視野だが素晴らしい富士山、ベンチが3人座れば満席、分岐はあってツツジの群落があるそうです、4月末〜5月と説明。

 
左:水場                               右:梨の木平 扇山管理委員会

ベンチからゴロゴロ石の道、10分程で奥宮祠、下った所が水場、下り続けると丸太のベンチがあるが富士山は見えません。扇山山頂1時間50分/水場1時間の道標、扇山管理委員会の建物、16年前の梨の木平に着くが、記憶が薄い!

  バス停?時刻表は無い!左に駐車場が見え、山谷経由で国道20号方面・鳥沢駅だか、ここは右折し左に大月カントリークラブを見て舗装された林道を下る、この林道は直ぐに登り坂になる、ピークで未舗装が右に分岐するが、林道をそのまま下る、大きく曲がり下に同じ林道があるので二度ほど雑木林の中を突き進む、三度目は林道の右に登山道が見つかって入ってみた。

 
左:入った登山道                右:入った登山道出口の道標

入った登山道は歩いた跡はあるが、ヤブ道、近道である!再び林道に合流、ここで大久保のコルから扇山山頂に向かった時に出会った三人組に再開!


扇山・ウェルネスパーク・鳥沢駅標識

扇山・ウェルネスパーク・鳥沢駅標識の所で、広いカヤト状広場?

高畑山・倉岳山方向の上にクッキリ富士山、右に三ツ峠が見え、ここで昼食を取る。

 
左:中央高速                                      右:この先に鳥沢駅への道標 見落とさないように!

どんどん下る、中央高速の潜るトンネル、抜けると同時に本人「散歩中、、、」と言う本人、美人さんに出合い鳥沢駅への道を教えてもらう、しかも、見落とししそうな道標の手前まで送ってくれる、まるで美人のキツネに出合った感じ、何度も頬をつねる!

ちょうど工事中のコンビニの横に出る、交通整理の方「あの信号が鳥沢駅、今日のコースは。。。」と言いつつ手押しの信号を押してくれる、お陰でまったく迷わず、扇山から鳥沢駅へ到着。人の心は16年前と少しの変わらない!

 
左:国道20号から        右:鳥沢駅ホーム

信号を曲がったら13:20発に出発して行く、次は鳥沢駅発13:52、ホームで着替え、しばらくして、同じ扇山で見かけた男性と二人の女性も到着、この時間帯は16年前と同じく1時間に2本です。

定刻に電車はホームへ、電車は相模湖駅までガラガラ、三連休八ヶ岳への若者、ここ同様天気は最高だったという、相模湖駅から石老山に登った団体、ここからも雲一つも無い富士山だったそうです、、、

高尾駅乗り換え、うとうとしても安全な交通機関、和服の成人式帰り、、、今日は成人の日である、過去の成人の日は良く荒れるが、関東大震災から20年、この年に生まれた成人の日である。

   HP:わたしの天気予報