水根バス停から歩きだし、熱海バス停に下山

鷹ノ巣山(標高1737b)、榧ノ木山(標高1485b)、倉戸山(標高1169
展望に恵まれ優美な山容は人気が高い!

日程:1999/11/13 (土)秋晴れ     雲取山から鷹ノ巣山縦走:2004  石尾根&長沢背稜:2005

コース

JR常磐線 牛久駅5:35⇒日暮里駅6:20⇒新宿駅7:05⇒立川駅7:54⇒9:04JR奥多摩駅9:20(バス)⇒9:30水根バス停9:30(3:30)−>12:00六ッ石と鷹ノ巣山分岐−(0:05)−>倉戸山と鷹ノ巣山分岐−(0:10)−>峰谷と鷹ノ巣山分岐−(0:20)−>13:00水根山(0:30)−>13:30鷹ノ巣山(0:05)−>13:30水根山(020)−>13:50倉戸山と鷹ノ巣山分岐−(0:10)−>榧ノ木(かやのき)山−(2:10 尾根分岐榧ノ木尾根を縦走)−>15:00倉戸山(0:55)−>15:55熱海バス停16:08(バス:奥多摩湖と奥多摩駅間渋滞50分遅れ)⇒17:25JR奥多摩駅17:39⇒18:17青梅駅(東京行きの快速に乗り換え)18:25⇒19:35神田駅上野駅20:13⇒21:14牛久駅

JR常盤戦牛久駅から約3時間半の電車旅、JR奥多摩駅につくと、臨時バスが待っており、切符を購入、販売の若い女性に「水根は鷹ノ巣の登山口?」念を押すと、「そうです」と即返事、良くご存知で感心する、即乗り込む、水戸から電車来たという二人のご婦人にお会いする、彼女らは雲取山に登ると言う、私の同じ電車、JR水戸駅4時半頃になる。雲取山に私が登るなら自宅から車で行き、JR取手駅発4:35に乗ることになる。

満員、水根バス停で56人が降りる、六ッ石山や鷹ノ巣山の登山口になっているが登るより石尾根縦走路から下る人が多いようです。

水根バス停は奥多摩湖へ抜けるトンネルの手前を左折して止まる、次が奥多摩湖バス停になる、薄暗い所です。登山口は一度、国道411号線に戻り、横切ってトンネルに向かうと直ぐに「鷹ノ巣・六ッ石」(雲取山から鷹ノ巣山縦走:2004はここに下っている)方面の大きな標識が目に入る、左折、しばらく行くとY字路、左に入る、民家で路が途切れるが、小さな標識「鷹ノ巣山」がある、傾斜の有る畑の道を登ると、今度はややしっかりした標識「鷹ノ巣山・六ッ石山」があり、左折する、水沢からは数10b上がった右側に当たる、左側が谷の細い登山道を緩やかに上ってゆく、水根沢に流れ込む枝沢の橋に出る、渡ると杉林の中、やがて、水根沢の橋に着く、橋の両側にワサビ田が作られている。

水根沢林道、沢沿いでとても気持が良い、落葉が水の流れに踊っている。沢から離れるに従い道は急坂になってくる、本当に「急登」はこの道をいうのだろう。あまりにも疲れたので、弁当を食べ荷物を軽くする、やっとの思いで六ッ石山と鷹ノ巣山分岐に飛び出るが、展望は全く無い、左折し、560bやや平坦を歩くのはうれしい。

倉戸山と鷹ノ巣山分岐峰谷と鷹ノ巣山分岐では左に大菩薩連峰が見えるが、雑木林に隠れている。石尾根従走路に出ると一気に景色が一変し開ける。登山道は平坦、車道を歩いているかと思うほど平らで広く、鷹ノ巣山山頂が見え、その前に一つのピークを越える、山頂と勘違い、さらに山頂は先、最後の登り、大きな標識こそ無いが間違いなく鷹ノ巣山山頂、広く、展望を楽しみながら弁当を広げる人が多い。

 南アルプス、大菩薩連峰、三ツ峠(富士山はのその後ろで雲の中)、丹沢連峰がグルリと奥多摩の山々を囲む。三頭山、御前山、大岳山が揃って並んでいる。遠く都心方面も望める、北側は雑木林で展望はあまり良くない。

六ッ石山を経て奥多摩駅に下山する人が多いが、予定したように紅葉が美しいという榧ノ木尾根を下ることにする、石尾根縦走路と並行する登山道が複雑だが榧ノ木山の道標を追えば良い。

榧ノ木山(標高1485b)山頂(幾つものピークがある)は明確でないが、鷹ノ巣山が美しく見え、石尾根の山々が並んでいる。ここから戸倉山までは、落葉で登山道の踏み跡が隠くされている、ここを歩く人は少ない様です、新緑・紅葉の時期がお勧め、迷ったら尾根の一番中央を歩くこと、大菩薩連峰を眺めながら戸倉山まで下る、西日が入り込む、登山道の右側は紅葉が一段と輝き、光りを通す紅葉は幻想的な美を見せてくれる、広い尾根を下るので危険は全く無い。(デジカメの無い時代!)

ヤマザクラの木が多い戸倉山(標高1169b)に着く。道案内の標識もある。雑木林が景観をさえぎってはいるが、眼下に奥多摩湖が見え、三頭山・御前山の紅葉した姿が見え素晴らしい。ただ富士山は頭が見えるだけです、コースは熱海・戸倉口バス停に下るか、女の湯へ下るコースと選べます、富士山と日帰り温泉が楽しめる戸倉山で人気が高いようです、奥多摩湖の見えるとても良い位置ですね。

ミズナラの林の坂道をぐんぐん下ってゆくと奥多摩湖が見えて来る、湖面に張り出した斜面が紅葉し水面に映し出されている。

小さな神社の裏に出る、舗装された登山道は歩き難い、20段程の階段を降りると、左折すると熱海バス停、右折「<空白>バス停」の標識が建っている、左折「熱海バス停」は奥多摩とは逆だが、左折し、民家の前を通り、石段を降り国道411号(青梅街道)にでると熱海バス停で、のんびりバスを待つ。待つ時間が長いなら奥多摩湖まで歩いても楽しい紅葉狩り。 

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