赤城山のお隣り ツツジの群落&シャクナゲ群落 ツツジの学習に最適
袈裟丸山(標高1906b) 前袈裟(標高1878b) 後袈裟(標高1906b)
林道西山小中線は沢入から折場登山口をへて大滝で林道小中新地線を合わせ小中駅に続くドライブコース

 

日程 2005528日 (土)曇り

2003年5月17 寝釈迦コース(塔ノ沢コース)


ここへ登って来ない出会えない
おばあさん「袈裟丸まで行こう」と言うが!

袈裟丸山は赤城山のお隣りに位置し、アカヤシオツツジから始まって次々と色々なツツジが咲続けます、簡単に登るには折場登山口の駐車場(トイレも有る)に車を置き、小丸山を往復すると良い。欲張って袈裟丸山まで、後袈裟丸山の間のシャクナゲが楽しめ、鞍部の八反張で運が良ければ可憐なユキワリソウを見つけることができます。

今日は、さらに歩を進め、群界尾根を下山、幸運なことに、小中駅に下る途中で、山頂で出遭った、素敵な美人ハイカーに拾って頂き小中駅前まで送って頂きました、今日は美しいツツジ美人に出遭って嬉しい袈裟丸山登山でした。

 

まず、美しいお花をご覧下さい、そして、わたらせ渓谷鉄道沢入駅から:コース案内

  
左:前袈裟丸山から後袈裟丸山に向かうとご覧の凄さ                          右:八反張に見つけたユキワリソウ

  
左:カラマツ林をバックにシャクナゲが奇麗です      右:吸い込まれそうな樹林に咲くシロヤシオツツジ

   
左:ミツバツツジ                        右:シロヤシオツツジ

  
左:美しい笹原に飾られた美林                                     右:ヤマツツジ

 
左:紅葉の新緑                                              右:わたらせ渓谷鉄道 小中駅から沢入駅間を乗りました

 

コース案内

つくば市22:30=(国道29450122号)⇒1:30わたらせ渓谷鉄道沢入駅4:20―(1:30)―>4:50造林小屋5:00―(0:01)―>寝釈迦分岐5:00―(1:35)―>送電線鉄塔6:35―(0:25)―>7:00折場登山口7:05−(1:10)−>賽ノ河原8:15−(0:50)−>9:05小丸山(小袈裟:標高1676b)9:10−(0:20)−>小丸山避難小屋9:30−(1:00)−>10:30袈裟丸山(前袈裟)10:100:50八反張11:00―(0:30)―>11:30袈裟丸山(後袈裟)11:350:25>巨岩の展望台12:00―(0:25)―>石祠12:250:35八重樺原(標高1415b)13:000:25>稜線分岐13:25―(0:10)―>郡界尾根登山口13:350:40大滝物見遊歩道入口手前14:15=(0:15 車)⇒14:30小中駅入口16:03=(わたらせ渓谷鉄道)⇒16:25沢入駅16:30=(国道12250294号)⇒つくば市
*前回は塔ノ沢コース「寝釈迦」様に会える美しい沢沿いの登りでしたが、今回は弓ノ手コースで「ツツジ平」を経由する、従ってあの寝姿の笑顔にお会いできない訳である。

文句なし!シャクナゲの大群落と標高の高い方からアカヤシオ、シロヤシオ、ミツバツツジ、ヤマツツジと次々に咲いて素晴らしい袈裟丸でした。賽ノ河原のシロヤシオの見頃は6月初旬でしょう。また八反張ではユキワリソウのピンクの花に出会えました。

袈裟丸には前回、2003年5月17に友人とアカヤシオの見頃時期に寝釈迦像を経由して登っている、今回は、徒歩で「わたらせ渓谷鉄道沢入駅」を起点に袈裟丸を登って郡界尾根を下って小中駅へ、小中駅から電車で沢入駅に戻るコースです。

 

アカヤシオの花期は過ぎシャクナゲも時期かと予想しましたが、とんでもない、シロヤシオ・アカヤシオ・ミツバツツジ・ヤマツツジの群落シャクナゲの大群落に同時に出会え、花*花の楽しい一日でした。

更に幸運だった事は、郡界尾根登山口から小中駅間は徒歩なら約3時間ですが、後袈裟山頂で郡界尾根を登った美人2人の方にお会い、「歩いているところを見つけたら車に乗せてあげる!」と固い約束、大滝見物遊歩道入口の手前で実現し、拾って頂き小中駅入口まで送ってもう、嬉しい一日でした。

小中駅まで歩いたらどうなっていただろうかと思う。

以下詳細

下館市から国道50号で桐生市へ向かって、桐生市で国道122号に折れ、日光・足尾方向の標識が出てきます、わたらせ渓谷鉄道は見えませんが国道122号と共に渡良瀬川に沿って走っています、下田沢交差点から分岐して沼田市へ向かうと、赤城山登山口「花見ヶ原森林公園」への県道62号です、尾瀬へ向かうこともできます。さらに国道122号を走り続ける。

水沼駅辺りから渡良瀬川は美しさを増し、まもなく今日予定の下山する小中駅、渡良瀬川が見えなくなって再び見えると草木ダム、草木湖が広がってきます、富弘美術館が湖岸、大きな駐車場が道路の左右に有ります、なんでも小中駅を管理するおばさんのお話ですと最近美術館は新築されたらしい。更に進むと草木橋、その先に「みかげはら展望地」入口で下って見ると、草木橋と草木湖の美景を楽しむことが出来ます。この辺りわたらせ渓谷鉄道は長い草木トンネルを通過して鉄橋で草木湖を渡っている美景が見られる。

手前の沢入(駅)入口を見送って寝釈迦の標識を右に見ると、沢入(駅)入口を、国道122号から右折し橋を渡って右折して行くと沢入駅前に着く。駅を挟んで袈裟丸山と反対には根本山・熊鷹の登山口が有る。沢入駅1:30到着、駅の電灯は明るく、トイレも綺麗だ、駐車場は大型用2台と普通車用10台程、小さな水車が回っている。下山時は小中駅から戻ってくるので駅利用者(小中―沢入間270円だが)と言うことで断りも無く(無人なので)、沢入駅の駐車場をお借りする。
*沢入(そうり)

登山開始はここから

目覚ましが3:30に鳴る、まだ暗く4:00準備開始、一番電車は上りの6:10発、誰一人見かけない。4:20案内に従って線路沿いに昨日渡った橋へ、国道122号へ出て、沢入駅入口の交差点から草木湖方向に50b程進むと、大澤(だいたく)寺、沢入保育園の前を通過。寝釈迦6`の道標に従って道なりに上る、ゴミ一つ落ちていない美しい民家の間を行くと杉林、床に小さな沢。まもなく簡易水道施設。

 
林道西山小中線:折場登山口をへて大滝で林道小中新地線を合わせ小中駅に続く
林道小中新地線は限界尾根登山口を通り利根牧場をへて沼田大間々線へ続く

さらに上ると寝釈迦4.4`―沢入駅地点2.4` 4:55と遠い距離ではない。

 
左:造林小屋              右:ヤマツツジ

美しい杉林が続き、5:06 規模の小さい松林が有るがまた杉林が続く、4:50 造林小屋 トイレ、その前の水道蛇口から水が活きよく流れ出ている。直ぐ先に折場登山口迄7.0`の道標、塔ノ沢登山口分岐前回はここを車で塔ノ沢登山口へ登った所です。

折場登山口迄7.0`の道へ、二度と歩きたくない2時間半の林道歩きが始まる。時々ヤマツツジが現れホットするが展望も無く沢以外見る物が無い。

6:00 雑木林にようやく変わって、美しい、紅葉時期は楽しみであろう。ヤマツツジが多くなってやっと視界が開けてくるが送電線が谷を占領し美景ではない。新緑に包まれた林道をゆっくり上る、谷向かいに林道が見える、高い位置である。6:15 林道分岐 道標が倒れている、通行止めの林道(高い位置に見えた)を右に見送って休憩、ここまで5,6台の車が抜いて行く。折場2.9`―沢入7.5`地点 7.5`歩いたことになる、ここまで2時間。

 
林道西山小中線を車で走るには良いが、徒歩は辛い

大きくカーブすると送電線鉄塔、赤城山方面の展望の良い所だが雲に覆われ赤城山はハッキリしないが、谷向いの郡界尾根が素晴らしい。

この辺りがバラ沢峠らしい。ここから少し林道は下り坂になり案内が無いからちょっと不安になる所だ。大きく谷を巻く、右の斜面に大木のシロヤシオが満開で幾つも現れ、疲れを和らげてくれる、周辺は新緑真っ盛り。再びのゆるい登り坂になってくる、数台の車に抜かれる。

 
左:折場が谷の向こうに見える                             右:折場智山口

林道歩きは既に2時間以上で飽きてくる、先ほどの鉄塔が遠くなって展望の開ける所、6:50 まだ折場ではない、谷を巻いてかなり上の位置に、折場の東屋が見えている、後10分程だろうと思うと疲れが出てくる、もう一つ谷を巻くことになる、7:00 林道脇に車が一台停まっており、美しい新緑の谷を見下ろしながら大きくカーブすると30台程が停まって満杯の駐車場、トイレ、東屋の建つ折場登山口に到着。長い林道歩きは終わる。
 尚:袈裟丸山の登山口は折場登山口、塔ノ沢登山口、群界尾根登山口と有るが、どのコースも一度は歩きたい、展望と花(ブナ・白樺林に囲まれ)の美しさは群界尾根だろう、ツツジの大群落は弓ノ手コースと小丸山山頂を巻く登山道だろう。今日の様に沢入駅から歩いてきたが折場登山口か大滝に車を置いて周遊がよいだろう

 
登山道に入るとツツジのお出迎え

ここから本格的な登山道歩き、案内版を見て、階段の登山道に取付く、数分でベンチ、登山道が二分、健脚と一般コース、と言っても一般は巻き道、健脚コースを上ると2分程で合流する。シロヤシオが現れる、7:30 細い尾根に飛出る、左には郡界尾根が美しい、歩いた林道(小中方面に続く)も見える。

 
左:正にツツジの学習コース                         右:弓の手コースを登る シロヤシオが美しい

ここから左は笹に覆われた斜面、右が雑木林でシロヤシオが可憐に咲く、美しい急坂の登りになる、とても気分の良い尾根コースである。ようやく急坂が終わって、ツツジの群落、アカヤシオは終わって、シロヤシオは蕾、地元のお孫を連れたおばあさん「今年は遅れている」と言う。このシロヤシオが開花したら凄い。

 
ツツジ平、賽の河辺り

この辺りがツツジ平、まもなく賽ノ河原、孫は帰ろうと言うが、おばあさん「袈裟丸まで行こう」と言っている。8:15 袈裟丸迄150分地点。ツツジ以外の木は数えるほど、群落が続き、ポツポツと終わったと予想したアカヤシオが現れる、少し下って小さなピークを越える所にはミツバツツジの大木、本数は少ない。再び賽ノ河原と同じ光景地点 8:50

 
小丸山山頂(小袈裟)

アカヤシオが見頃になってくる、小丸山の巻道(この道はアカヤシオの大群落の所だ、巻道を通過したおばさんらも凄かったと言う)を見送り、次のピークは大きな岩を巻き、登り切りゆるやかに登り詰めると小丸山山頂に飛出る、袈裟丸山(前袈裟)が見るが、周りは雲の中である。ここから引返す男女3人次のピーク迄行くとシャクナゲに会えたのに。


オオカメノキとアカヤシオツツジ

アカヤシオが綺麗な急坂を下る、鞍部の右は谷、オオカメノキアカヤシオが谷を飾る。次のピークを登り切ると待望のシャクナゲが右の斜面に数株現れ、開花したばかりで濃いピンクで実に可憐である、下ると小丸山の巻道が合流しカマボコ型の避難小屋が建っている、トイレもある。樹林に囲まれ静かな所だ。

ゆるやかな笹に覆われた登山道、笹で足元が見えない、賽ノ河原で別れたおばあさんらに再会、巻道を利用したらしい。

 
シャクナゲに囲まれる

笹の斜面をゆるやかに下る、この辺りはツツジは無い、針葉樹林を登ると、シャクナゲが現れる、右前方に崩壊地、その崩壊地を覗くと谷に雪が残っている。この崩壊地の横が急斜面、木々や根に捕まって、綱を利用して登る、今日のコースで一番辛い所でツツジやシャクナゲも無く、必死で登るだけ、快適に上る女性に「この急登は直ぐに終わるよ」と励まされる。10分程登ると崩壊地の上に立ち、前袈裟の主稜線に出る、笹に覆われた稜線を5分程登り切ると人々に囲まれた袈裟丸山頂前袈裟)に到着。30人程の団体。おばさんとその家族も到着。

シャクナゲに囲まれた藪道を下る、数10b進むと眼下にシャクナゲの群落、振返って「シャクナゲが凄いよ!」と別れたおばあさんらに告げると、一同下って来る、団体は動き無し、一同感激の一瞬である、ここで皆さんとお別れ、折場に戻れば沢入駅まで送ってあげると言ってくれたが、ここは目的を遂げないと。

 
八反張 袈裟丸山の鞍部(前袈裟丸・後袈裟丸)

  
可愛い花は咲いている

狭い吊尾根はシャクナゲに囲まれ、シャクナゲがしばらく連続する。ちょっと足元が不安定な岩場もあり慎重に進む。目の前に崩壊地、グラグラの鉄パイプに鎖、不安定である「なるほど通行禁止」である。足を滑らすと谷底、八反張(はったんばり)である。慎重に渡って崩壊地鞍部(八反張のコル)、直ぐに岩場を登る、白い可愛い花がその岩場の板に咲く、下山中のご夫婦が「この岩場に可憐なユキワリソウが咲く」と教えてくれる、探す、足元は不安定、谷が口を開けている、その岩場に数株咲いている、例年ならシャクナゲの時期に開花しこの岩肌がピンク色に染まるらしい「今年は遅れている」との事だ。ご夫婦にお会いしないと見逃してしまった、感謝してお別れする。


シャクナゲのトンネル

1人やっと通過できる狭いシャクナゲのトンネルを抜けて登り切ると奥袈裟丸山頂に到着、数組の登山者、先行の単独女性「郡界尾根が凄く良いらしい、折場に車を停めたので、、」と言っている、シャクナゲの満開に登ったこのチャンス、私なら迷わず群界尾根に入るのだが、そして大滝物見遊歩道入口から折場に戻る方法もある、2時間程であろう、但し他人を頼ってはいけない。山頂にもシャクナゲが沢山咲いている、展望は良いが今日は前袈裟しか見えない。奥袈裟方向にもシャクナゲの登山道が続いており誘っている、次回ここを訪れたら小法師尾根を下って見たいものである、また六林班峠へ向かう方法も有るが山頂の人々にはその計画は無いようでみなさん往路を戻って行く。

群界尾根へ下る直前、2人の女性に「雨、降りますか?」と聞かれ、会話、「群界尾根はとても良かった」と言う、郡界尾根を登って往路を下ると言う。沢入駅から歩いて来たと言うとビックリ、「車が二台有れば縦走できるのに」とも、更に「林道で見つけたら乗せてあげます!」と言ってくれる。

急坂を下る、しばらく花が無い、凄いのかな?と思う頃、シャクナゲの群落が現れる、彼女らの話は間違ってはいなかった、後で車の中でそのことを話すと「私たちを疑ったの?」としかられる、彼女らは「先週は別のコースで袈裟丸に登った」と聞く。

 
シャクナゲとアカヤシオに囲まれた尾根道

シャクナゲとアカヤシオに囲まれた尾根道は疲れを感じさせない、良く歩かれており、どんどん登ってくる、花花の登山道に皆さん興奮気味である。

 
一株一株 形を変え、花の色は異なって、見飽きない!

巨岩の上に飛出る、アカヤシオとシャクナゲの競演、岩から見下ろすシャクナゲは特に素晴らしい。大きく下ってゆるやかに登ると石祠、その下がシャクナゲの大群落、登山道から離れシャクナゲの下部から見上げるとその斜面はシャクナゲに覆われている。オオカメノキがその脇に沢山有って咲いている、この花も実に味わいがある、花の形はアジサイの様な花であるが大木です。石祠から下って登り返すとピーク、ここからはアカヤシオがシロヤシオに変わり今度はシロヤシオとシャクナゲの競演に変わる。

 
ミツバツツジ&シロヤシオの林

シャクナゲが消え見えなくなるとミツバツツジの大群落が頭上を飾る、ゆるやかに下り、少し登り返すと袈裟丸が良く見える展望地に飛出る。谷向こうに弓ノ手コースの尾根が見え、谷に落ちる斜面がアカヤシオで燃えている 12:50

 
:美林                  右:のんびりと尾根歩き

次いで美しい白樺の樹林帯 12:58。左が大きく開け前日光の山々が新緑に燃え、遠くに筑波山が見えているが霞んでいる。左斜面は笹に覆われのんびりしたい所だ。登山口2.2`―後袈裟丸山2.2`地点 この辺りが標高1415bのピークだろうか?ブナ・白樺の美林が続く。この辺りにはツツジが無く花は無いがとても気持ちの良い尾根歩きを漫歩する所だ。

13:15 カラマツ林、緑一色の樹林を下る、登山口0.7`―後袈裟丸山3.7` 尾根道分岐 13:25 尾根道から左に折れて細い木々の密集した雑木林の下り、この辺りの新緑は濃い緑で、木漏れ日がいっそう美しくしてくれ印象的である。

 
:丸太の階段  右:標高が下がるとヤマツツジが美しい

丸太で縁取られた階段が長く続く。時々薄暗い林にヤマツツジが現れ神秘。まもなく後袈裟丸山4.4`の登山口(群界尾根登山口)に飛出る。数台の車が停まって、さらに林道を下ると2台の車。数回カーブすると舗装道路、二度ほど大きくカーブする所は直接斜面を下ってショートカットして短縮する。この辺りヤマツツジが林道を飾る。20分程下ると未舗装道路に変わり右の沢に小さな滝が現れる。地図を確かめるとまだ、大滝物見遊歩道入口手前で、先は長い、追付橋まで1時間はかかる、小中駅まではさらに1時間だ、小中駅まで2時間以上だ、その時、1台の車が停まって、山頂でお会いした2人の女性、笑顔で「乗ってください」と言う、もちろん断る理由も無い。

大滝物見遊歩道入口は折場と小中の林道分岐を過ぎ、山の話が弾み国道122号へ飛出る、改めて車は便利だ、お礼無しで車から降りてしまった、大きく手を振ると答えて手を振ってくれ、桐生へ向かって行く。彼女らの話ですと林道小中新地線は昨年より走り易くなっていると言う。

 

小中駅入口は交差点か沢入方向へ数10b、14:30二件のお店の間を下る電車は14:24発の次は1603発で約1時間40分後だ、店に戻って手製の食パンを購入、店のおかみさん「吊橋に行って見てください」と言う、小中駅から直ぐ渡良瀬川、美しい吊橋が架かっている、車は通れず人の気配も無く渡良瀬川を見ながら昼寝は最高ですね。

 
左:「たかつど」                        右:沢入駅

*「たかつど」:高津戸峡周辺遊歩道は大間々駅と上桐原駅間の高津戸峡の愛称

小中駅の管理をしていると言うおばさん、「近くに住んでいても袈裟丸には登っていない」とのこと、草木ダムの湖底に家が埋まったのだそうです。

小中駅は開放され無人駅、定刻に電車が来る、神戸(ごうど)駅では上り電車を待つ、列車のレストラン清流がある、新築された富弘美術館が近いのか上りホームは乗客で賑わっている。

神戸駅を出ると長い草木トンネルに入ってしまう、出ると草木湖を渡ると、沢入駅、朝と同じく閑散。

国道122号で桐生市へ、国道50号で下館市、国道294号で何時もの様につくば市へと戻る。

<補足>

袈裟丸山のホームページを開いて見ると、奥袈裟丸、六林班峠、庚申山、皇海山、さらには小法師尾根を歩いたと言う記事が多いが、あまり参考にしないように。地図を開いてください。塔ノ沢コース、弓ノ手コースや群界尾根コースにはそれぞれ登山口が有って駐車場も有り、意外と手軽に袈裟丸山(標高1878b)又は後袈裟丸山(標高1908b)に立てます。

ツツジは折場なら5,6分で群落、賽ノ河原手前は大群落です。一方シャクナゲ(アズマシャクナゲ)ですが小丸山から避難小屋の間から前袈裟丸山間では時々見られます、多い所は群界尾根の石祠周辺と前・後袈裟の間です。

ほとんどの登山者は後袈裟より奥には行きません、その多くは折場からの往復、群界尾根を登った人も往復。

今日、折場から群界尾根への周遊は私だけのようでした。群界尾根登山口から登ると奥袈裟まで約2時間半でヤマツツジ、ミツバツツジ、シロヤシオ、アカヤシオが次々と現れ、石祠手前からシャクナゲが現れ楽しい尾根歩きです。展望は八重樺原前後で、白樺も多く美林。従って群界尾根コースをお薦めします、駐車場は特に無いのですが林道脇に空きスペースは沢山あります(登山口地点には数台ですが、登山口から徒歩10分以内に)。

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