鶏足山 ミツマタの群生地から往復 富士山・筑波山の展望
鶏足山(標高:431b)焼森山(標高:423b)
ミツマタの群生地から一の越経由で焼森山、グルっと回って鶏足山、戻って、ミツマタの群生地へ 

 

 

 

 

 

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焼森山 鶏足山・筑波山の展望
地元から登った昔の山男

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茨城県と栃木県の県境、一般コースは富士ケ平山(赤沢富士)を経由の一般コースが多いが、ミツマタの群生地から登山道入口「焼森山〜鶏足山」から登る。

 

雨巻山や高峯、仏頂山の北に位置し、つくば市から県道41号で岩瀬、岩瀬から雨巻山と高峯間を走る県道286号で県道1号へ、希望ヶ丘CC辺りでミツマタの群生地へ山越え、焼森山登山口を通過しピークからミツマタの群生地へ、ここが今日の登山口です。

フデリンドウ(筆竜胆)リンドウ科

2018年4月16(月)晴れ トウゴクミツバツツジ・ヤマツツジが綺麗 焼森山を経て鶏足山を一回り

 

コース

つくば市9:00=(国道408号・県道41号)⇒岩瀬=(県道257286号)⇒深沢=(県道1号)⇒希望ヶ丘CC・ミツマタの群生地入口=(林道)⇒焼森山登山口・ピーク=(林道)⇒三差路・ミツマタの群生地入口=(林道)⇒ミツマタの群生地11:12―(0:03 引き返す)→登山道入口「焼森山〜鶏足山」11:15―(0:06)→渡渉点11:21―(0:17)→いい里さがわ館分岐11:38―(0:10)→最初のピーク11:48―(0:12)→一の越12:00―(0:03)→巨岩12:03―(0:04)→展望台・岩場12:09―(0:09)→焼森山山頂12:18―(0:07)→座禅岩12:25―(0:07)→焼森山(200b)・鶏足山(290b)・下小貫(1,550b)分岐12:32―(0:03)→弛み峠「鶏足山・焼森山・赤澤下山口」12:35―(0:11)→鶏足山山頂・三角点12:46―(0:07)→見晴台(弘法大師の祠)12:51―(0:09)→13:00鶏足山山頂・三角点13:21―(0:06)→ミツマタの群生分岐(道標無し)13:27―(0:07)→弛み峠登山口(鶏足山登山口)13:35―(0:02)→13:37ミツマタの群生地13:50=(林道)⇒三差路・ミツマタの群生地入口=(林道)⇒ピーク・焼森山登山口=(林道)⇒希望ヶ丘CC・ミツマタの群生地入口=(県道1号)⇒石井=(国道50号)⇒岩瀬=(県道41号)⇒つくば市へ

徒歩:9,909

 

焼森山ミツマタ群生地  参考:201441日:ここ 「益子町の雨巻山・那珂川町のカタクリ山公園&富山のイワウチワ・茂木町のミツマタ 」

 

栃木県茂木町の南部の逆川地区にある鶏足山・焼森山では、3月中旬〜4月上旬にかけて、黄色い半球状の花『ミツマタ』の群生がみられます。道の駅「もてぎ」から県道206号で南下。芳賀富士(はがふじ)や東ノ宮CCが近くです。

 

益子から北の七井(国道294123408号の交差点)から県道1号を希望ヶ丘CCの近くでミツマタの群生地に向かう入口があります、凄い山道ですから注意、でも走りよい舗装道です、焼森山登山口が有って、次のピークを越えて、荒川地区に着くと、道標がある。

*笠間市の国道50号と県道1号が交差する石井で栃木県と茨城県の交差点を越えたところ(途中に仏頂山への入口がる)。

 

 県知事をされた、竹内勝男さん「ふるさといばらきの山」1990(平成2)年3月 製作茨城新聞社の笹間・御前山周辺の山に鶏足(とりあし)山塊の中部にあり、その主峰をなすのが鶏足山(けいそくさん)である・・・標高:430.5b・・と記している。近くに八瓶山(標高:344.5b)・花香月山(標高:378.2b)がある。

 この頃の地図にはミツマタの群生地や希望ヶ丘CCは無い、南に仏頂山・高峯・雨巻山・足尾山が聳え、今日、鶏足山を歩いて見ると雨巻山を縦走する感じによく似ている、雨巻山もミツバツツジとヤマツツジが咲き綺麗だろう。

 

 そんな雨巻山と高峯の間を走る県道を走ってみた、上深沢・中深沢・深沢を走る、とても美しい田畑が広がっている、交差点深沢から県道1号に入り、希望ヶ丘CCへ向かうと、希望ヶ丘CCの反対側にミツマタの群生地入口がある、左折し、林道に入る、途中焼森山登山口があって、すぐピーク、このピークから、グングン下って、三差路に着く、ここにミツマタの群生地の道標がある。

 

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左:ミツマタの群生地駐車場             右:焼森山・鶏足山登山口

 

 ミツマタの群生のかなり前に大きな駐車場がある、ガラガラ、奥に進むとここにも広い駐車場、小型トラックと軽乗用車が停まっている、ここに車を停めると300b先にミツマタの群生があり、50b先に焼森山・鶏足山登山口がある。

 ここは、駐車場の入口から約30bほど戻った焼森山〜鶏足山登山口に引き返し、伐採地を右にみて登る。

 

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左:伐採地    右:渡渉点を過ぎると本格的な登山道

 

 森林が伐採され、目的は不明だが、最近筑波山周辺に作られる太陽光発電の新設かと?疑問を抱く、数分登れば、渡渉点で沢を渡って、登山道に入る、良く踏まれ、

 

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左:いい里さがわ館への道標                右:ヤマツツジ

 

 急坂を登り切ると、平らな尾根、いい里さがわ館って県道1号でここから離れており、ミツマタハイキングツアーを開催時のみ?

 この辺り、ヤマツツジがチラホラ咲き、雑木林が一気に春の雰囲気です、焼森山方向とは逆の尾根道に多く、ここを楽しむ。

 

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左:尾根道は美しい森林に囲まれる 右:最初のピーク

 

 防火帯の開かれた明るい尾根道となる、石尾根を使って雲取山に登ると長い防火帯が引かれ広がる山火事を防いでいる、ここも地元の人達が整備しているのだろう!

 まもなく、尾根道は二分され、ピークの右を行く、美しい森林が続く、ピークを過ぎると、ここにもピークに向かう道があり、気になるピークへ登って見る、大木が四角形を作っている、老夫婦が逆から登って来る、話の様子だと、ミツマタの群生地駐車場から50bほどの新道コースを登って来られたようです。

 

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左:クロモジ(黒文字)クスノキ科 右:フモトスミレ(麓菫)スミレ科

 

 ここから上下が続く、クロモジが大きな実を付け、足元の岩場の傾斜に小さなスミレ、フモトスミレが多い、比較的小さな白い花の下側の唇弁に濃い紫色の筋があり、葉にも斑が入り、他のスミレの仲間とちょっと違う。山の麓に多いというのが名前の由来だが、平地から鶏足山くらいの山地に生え、とても印象的です。

 

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左:小さい展望           右:ミツバツツジ

 

 大きく下って、フモトスミレを見ながら登り返すと、美しいミツバツツジ、木々の間から広がる展望、何処に筑波山や富士山があるの?と見渡すが無い、焼森山に着いて知るが、この辺りでは、見えない所らしい。

 

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左:一の越          右:岩の横を通過

 

 一の越、続いて巨岩の尾根道、こだま岩らしい、岩の左に巻道があって真っすぐ登る必要は無い(笑)。

 

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左:岩場の登り      右:大展望

 

 目の前に岩の山、ここを登ると大きな展望、富士山と筑波山が見える所だ、加波山を間にする筑波山が綺麗、残念だが富士山は難しい、冬の晴れ日に登れば満足な撮影が出来る所だ。

 この展望ピークは直ぐに林に囲まれる急登になる、登り切るとピークで、ここもミツバツツジが綺麗です。

 

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左:なかなか良き展望           右:焼森山山頂

 

 上の方で人の声、焼森山山頂である、地元から登った5人組の人達、鶏足山は谷を越えた奥に見え、グルーっと回りらしい、彼らは既に寄って来ており、引き返して、赤澤へ下るようです。

 

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左:芳賀富士              右:座禅岩

 

 富士山は見えず、でも益子の芳賀富士が美しい、雨巻山の三登谷山からの美しい。

 

 彼らと座禅岩を越える、明るい尾根道が続く。

 

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左:下小貫分岐               右:弛み峠分岐

 

 最初の分岐は県道1号の下小貫へ下る分岐、続いて弛み峠分岐で彼らが下る赤澤下山分岐です、ここで彼らと別れる。

 

 *赤澤(上赤沢)登山口:笠間で国道50号と交差する県道1号に入り、片庭(仏頂山入口)で県道226号に入ると上赤沢に鶏足山・焼森山への登山口がある。広い駐車場もある。今日の登山口は同じ県1号の希望ヶ丘CCの反対側のミツマタの群生地入口を入るとミツマタの群生地で、鶏足山・焼森山への登山口があり、ミツマタの時期に行くと両方楽しめる!

 

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左:フデリンドウ     右:ニガイチゴ(苦苺)バラ科

 

 尾根道は登りになって、美しい尾根道が続く、防火帯は広く、邪魔する物は無い、左に下る登山道を見る、たぶんこの道がミツマタの群生地に下る道か、でも道標は無い。

 さらに登と鶏足山山頂であり、三角点。

 でも、伝説の鶏足山は下って260b先の見晴台、ここは道標に従い、大きく下る、直ぐに再度も登って「弘法大師と鶏足山」と掲示板を見て、見晴台。低山だが景気を邪魔するものもなく大展望です。

 

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左:鶏足山山頂               右:見晴台

 

 足元は岩場、岩場をツツジがビッシリ飾り、好展望台である、鶏足山山頂から短い260bの道である。数人で満杯になるし、先行の人もおり、筑波山の良く見える、鶏足山山頂へ引き返す。

 ここは広く、広いベンチが置かれ椅子も充分だが、展望の良い松の丸太に腰を下ろし筑波山と対面する、晴れていれば雨巻山の方向辺りに富士山が見えるのだろう、誰もいない山頂で手製の弁当を広げる。

 この日は4月中旬だが紅葉シーズン以降、空気が一段と澄み、東に太平洋、西に日光男体山・釈迦ヶ岳、南に加波山・筑波山、北に那須連山・大子男体山が見えます。条件の良い日であれば、富士山や浅間山まで見え、眺望は絶景です。

 

 加波山、筑波山が見え、目を左に移すと、吾国山、難台山、愛宕山等が見えるが、左に見える三角形の山は・・・・初めて登る山、見る山々も初めてです。

 

 

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左:筑波山         右:山桜

 

 筑波山も良く見えるが、ちょっと自分の位置を変えると、よりはっきり見え、加波山の奥の主峰が美しい。

 山桜も周辺山々では散っているが、ここの山頂は木々に混じる山桜はまだまだ美しい、何度も見上げて桜観賞。

 

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ウリカエデ(瓜楓)ムクロジ科

 

 帰ろうとしたら、ウリカエデ、花期は4-5月。長さ2-4aの総状花序を有花枝の先端から下垂させる。花は10個内外つき、淡緑色になる。日本固有種。本州の福島県以南、四国および九州に分布するのだそうです。

 

 昔、引法大師が修行中、山中で鶏の声が「とさかの形をした大きな岩」から聞こえたとのことから、その岩は「鶏石」と名付けられ、鶏頂山の由来にもなったそうです。引法大師が修行をしたとされる岩は「護摩焚石」である。

 

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左:ミツマタの群生地                 右:焼森山を望む

 

 鶏足山山頂から引き返す、登って来た時に良く踏まれた、道標無い下山道、スギ林に下っている、入れば更に良く踏まれ登山道でミツマタの群生地に下山する道である。

 直ぐに、焼森山が見える。

 

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左:ヤマブキ      中:ミツマタの群生地への下山道    右:キケマン(黄華鬘)ケシ科

 

 ジグザグ道を下ると、弛み峠への道標、鶏足山への道です、ここまで来るとミツマタを見に来た事を思い出す。登山口から沢沿いに下ると一般の人は上がって来ないミツマタ林、なお林道を下ると工事完了間際の焼森山自然環境保全地域の看板、ここにも登山道が有る、きっと鶏足山への道かも知れない。

 

 

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ミツマタ  3月中旬から4月上旬が見頃

 

 更に下ると「焼森山 ミツマタ群生地」の入口です、多くのミツマタ観光客はここを上がって周遊し、駐車場の方に下ってしまう。

 

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もっと早いと黄色みが増す

 

 広大な駐車場(広場かも知れない)に着くが、一般車はここから300b下る、焼森山〜鶏足山登山口を見て50b程で、一般車の駐車場になる。

 

 帰路は、三差路・ミツマタの群生地入口に戻って焼森山登山口の林道を希望ヶ丘CC・ミツマタの群生地入口に引き返し、帰りは安全運転で石井に出て国道50号を走り、岩瀬から県道41号でつくば市へ。

HP:わたしの天気予報