上州の山 谷川岳と武尊山の展望  上州三峰山(標高1123b)

 

日程 2004424日 (土) 晴れ 

 

吾妻耶山からの上州三峰山か望む上州三峰山は、

独特のテーブル状、つくば市から遠征、登って帰りたい!

JR上越線後閑駅に近づくとテーブル状の山が見えてくる、

関越自動車道だと沼田と水上間の月夜野ICが近い。

後閑駅から竜谷寺まで30分で登山口は近い、

車だと1時間程上の河内神社駐車場まで行ける。

 

コース

12:10河内神社駐車場12:20−(0:15)→河内神社12:35−(0:10)→ハングライダー離陸場入口12:45−(0:10)→下の三峰沼分岐12:55−(0:20)→上の三峰沼分岐13:15−(0:15)→ピーク@13:45−(0:01)→後閑林道分岐13:46−(0:15)→ピークA14:00−(0:05)→ピークB14:05−(0:02)→山頂直下カタクリ群落14:08−(0:02)→14:10上州三峰山山頂14:30−(0:50)→上の三峰沼分岐15:25−(0:11)→三峰沼15:36−(0:14)→下の三峰沼分岐15:50−(0:20)→16:10ハングライダー場16:15−(0:01)→河内神社16:16−(0:10)→16:25河内神社駐車場

 

 

上毛高原駅から国道17号へ向かって、最初の信号を左折し、利根川を渡って後閑駅前入口の先で、玉原高原方向の道標を左折、次いで関越自動車道脇の道に入り、探していると河内神社登山道の道標を見つける、この間ちょっと説明し難い、迷ったら道端の人にお聞きください。ただ月夜野ICより沼田IC側の関越自動車道の上を越える道を通過したことだけは間違いない。徒歩で後閑駅から竜谷寺は月夜野ICの手前になる。

舗装された道で急坂を登ると、赤城山が雄大に見え、子持山も見えている。やがて未舗装になってちょっと荒れているが軽自動車でも充分走れます。

 

自動車を停めた河内神社駐車場はトイレや水道もあって、10数台は停められ、今日はマイクロバスが1台登って来ていました 12:10。昼時を回っており、同時にマイクロバスが1台と自家用車が2台、さらに軽自動車でお子さん二人の家族がやって来た。

 

車道を登る、道端にはタンポポ、小学生女の子(3年生?)が「西洋タンポポだと!」と叫ぶ、スミレ、ヤマブキにヤマザクラが咲く中をのんびりと登ると、左側に子持山が大きく見える。まもなくハングライダー離陸場までのゴンドラ駅があって、本格的な登山道になる、大きな岩が転がって意外と急坂で、右側の展望が大きく広がると、河内神社に登る階段、階段は満開の山桜が綺麗だ。

 

上に登ると子持山、赤城山、日光の山々、上州武尊山の眺めが素晴らしい。ベンチもあって、同行したご家族はここでお弁当とのこと。大展望の贅沢なレストランである、神社の裏には水道もある。

 

 家族連れとここで別れ、登山道を登るとハングライダー下に着くと神社境内以上に展望が拡大する。思わずこの展望にため息、この後山頂まで展望は無い、写真はここで写しておくと良い!

 

直ぐハングライダー離陸場入口だ、ここを過ぎると、山頂迄単調な登山道がほとんど上下も無く続きます。テーブル状を歩いている!

 

登山道は松林に囲まれとても気持ちの良い、足元も安定し荒れた所は一箇所も無い。やがて、下の三峰沼入口、ここは山頂へ向って下山時に寄るのが良いらしい。ブナの木が多くなるが松林である、ようやく中間点、上下の無い道が続く、河内神社2.3`―三峰山2.6`で後閑林道への道が分岐している。

 

同じ風景の道がなおも続く、8人程の団体さんが下って来る。やや登りになったところで今度は15,6人の団体さん、先の団体に比して、リーダーが「登って来る人が入るよ!」と言い道を開けてくれる、とっても良い感じだった!遅れたのか、一人のご婦人「まだまだ単調の道が続くよ!」と教えてくれる、リーダーの気持ちが伝わってくる。

 

 

ピーク@を軽く越え、下った所が山頂1.4`―後閑林道2.5`(河内神社3.5`)地点、雑木林越に上州武尊山が見えてくる。ここに来てようやく登山道らしくなる、ピークAを超え、若いご夫婦が木々に捕まって下ってくる、ピークBの急登でこの後すぐ山頂という、ピークにも後5分と道標がある。

 

鞍部に下り少し登ったところに、カタクリの群落がある、花は少ない、10数個蕾が見え開花はこれからだ。

 

 

最後の急登を1,2分登れば上州三峰山山頂である。凄い、登って来て良かった、迫力のある谷川岳が雪雲を被って見えている。

 

 

玉原高原方面の山を挟んで、上州武尊山、こちらは雪雲が消え雄大な春の姿を見せている。

 

先行の二組の団体さんが下ってしまうと急に静かな山頂、一人占め!ベンチは数人が坐れば満席、あの団体さんは何処に坐ったのだろうか?

 

 

谷川岳は再び雪雲に包まれてきた、上州武尊山にも雲が覆い始めた。

 

三峰山:奈良県三峰山三峰山奥秩父山塊にある妙法が岳(1332m)、白岩山(1921m)、雲取山(2017m)の三山の総称)、丹沢の大山三峰山丹沢三ツ峰などがある。

 

 

カタクリの脇を下って、ピークB、A、@と越え同じ道を引き返す。ピーク@の手前の後閑林道へ下って町営温泉センターに立寄るコースも人気らしい。分岐から温泉センターまで約一間半とのこと。

 

 

登り時は強風で、エンレイソウの撮影が出来なかったがその風(この風が大峰山&吾妻耶山に冬を吹き込んだ)も止み帰路はノンビリとお花の観賞を楽しみながら単調の登山道を変化のあるものに変化させ下る。ショウジョウバカマが咲くというが一株見付けただけ、トウゴクミツバツツジは見当たらない?

 

 

よやく上の三峰沼入口で右折し沢沿いに下る、エンレイソウやミズバショウが見る、ミズバショウは大群落ではなく、小さな群生地だった。

 

 

沼へその沢が流れ込むところにミズバショウが小群落を作っている、既に葉のみ!新緑に包まれる人造湖、農業用水の溜池で湖畔を半周し、師への分岐からダムの上を渡って、離れるとさらにちょっと小さめの湖がある、新緑の枝が水面に映ってとても神秘的な湖である。

 

 

緩やかな登山道を登って下の三峰沼入口へ。美しい松林に西日が差し込み見事である。

 

 

ハングライダー離陸場入口から離陸場へ入ると、素晴らしい展望が広がる、人の気配は無く、離陸場の斜面に越を下ろし、子持山、赤城山の展望を一人占め。

 

 

斜面から左横に下れば河内神社への登山道に戻る。

 

 

10分下れば駐車場に着く、私車以外に一台の乗用車、下の三峰沼入口で有った男性だろう。

 

 

 

ドライブ!車道を下る、ヤマザクラ、アオダモが美しい花を咲かせ、赤城山の展望を真正面に見ながら、関越自動車道を越え、国道291号に出る、国道17号に入り赤城ICの入口を左折し赤城ICを経て、国道353号を走る、赤城道路の交差点辺りからの赤城山は雄大な姿を見せてくれる。

 

 

右には前橋市が広がって、西上州から秩父の山々が広がる、富士山までは見えなかったが、運がよければ美しい姿が見えるという。大間々を過ぎ桐生で国道50号へ、今日は珍しく渋滞でした。

 

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