国営ひたち海浜公園 梅雨明け 暑い真夏 元気なのは公園内を駆け巡る子供達・・・サイクリングを楽しむ人は少なかったネ |
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中央口サイクルセンター 11:45 お客様ご自身での自転車持ち込みもできます 真夏で猛暑 3時間400円 500円で一日だそうですが、 砂丘とみはらしエリアを回るには3時間で余裕 |
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2010年4月25日 ネモフィラ JR勝田駅からひたちなか海浜鉄道湊線に乗り換え阿字ヶ浦駅からスマイルあおぞらバス那珂湊コース にて海浜公園西口下車、阿字ヶ浦駅から海岸に出て、右に海を見て進むと、道標が明瞭で楽しいハイキング、時間が有れば磯遊びもできる。阿字ヶ浦海岸はお勧めの海水浴場です。 車ですと水戸から日立に向かうと「国営ひたち海浜公園」への道標がある、孫目十字路(右折)で右折、道標は左側にあり注意!後は道標に従う、県道31号。 常磐高速で友部JCTから入るとひたち海浜公園ICまで、道標を見て進むと良い、都心方面から高速を使う人はこれが一番です。 友部JCTを使わない場合、常磐高速ですと国道6号経由ですから、孫目十字路を目標に! 7月31日の開園時間:9:30〜18:00 休園日:毎週月曜日(月曜日が祝日にあたる場合は翌日の火曜日) 12月31日、1月1日 2月の第1火曜日からその週の金曜日まで 入園料金:大人450円 65歳以上210円 中学生以下は無料、シルバー210円 駐車場料金:普通車510円 レンタサイクル:大人400円、小人250円 シーサイドトレイン:600円 以上概略、詳しくは国営ひたち海浜公園のホームページをご覧ください。 |
「国営ひたち海浜公園」
今日の開園時間は9:30〜18:00、入園時間は9:30と年間同じ、駐車場の開門は9:00頃に開かれているようです。
左:無料の駐車場(総合運動公園)・COSTCOが並んでいる 右:国営ひたち海浜公園 中央ゲート
早めに着いてしまい、無料の駐車場とCOSTCOの駐車場が開いており、ここに停めて開門を待つ。
9:00過ぎ、中央ゲートに向かう、長い駐車への道が続き、料金はゲートでお金を払う、障害者などのチェックもここで行われる。9:30までまだ10分程待つ、真夏日で暑く、日陰のベンチで休憩、100人ほど並んでいるがこの日陰のベンチに座るのは二人の子供を連れた家族だけ!
開園時間になって、ゲート横に入園料金販売機が有るが、障害者はキップを買わず、入園者の後に並ぶと、係員の前で身体障害者手帳を提示するだけで良い、尚、駐車場に身体障害者専用のエリアが沢山設置されていました。
入場時、特別サービス券が渡され、大きく高い大観覧車に乗ることに、このサービス券を使うことにする。夏休みに入った子供たちの同伴者はお母さんが多い、小さなお子さんたち観覧車を選ばないようで5,6台に1台の割合、いや、10台に1台くらいの利用で待たずにすぐ乗れる。
ワゴンには扇風機は付きゆっくり動くが涼しい気分!上がるに従ってみはらしの丘、草原エリア、砂丘ガーデン、等が見え、園内を見渡すことができる。
以下、大観覧車から見えた風景です:
左:大観覧車 右:みはらしの丘と工業団地
左:草原エリア 右:みはらしの丘 ネモフィラ、コキアが美しい
左:ファミリーパターゴルフ場 右:プレジャーガーデンエリア
大観覧車 錆一つ無い美しさ 安全第一
南口サイクリングセンターからサイクリングコースに入ります。案内人からみはらしエリアを一周できず、コキアを見たら同じコースを引き返す案合いを聞く、草原エリアを回り、砂丘エリアへ、サイクリングコースの案内板を見て走ると自然に着いてしまう、ただ、誰も走らず、とても静か、ただ、真夏で日陰の無い砂丘散策は勇気のいる個所である。
10分間隔でシーサイドトレインが走り、乗客の大勢のおばさんさん団体から手を振られ、寂しい散策も想い出になる。このトレインは海浜口・風のゲートから砂丘エリアの海浜テラスを経て、南口・赤のゲート、中央ゲート(南駐車場)、西口・翼のゲート、ひたちなか自然の森入口(西駐車場)、ネイチャーハウス前、みはらしの丘を往復している。600円払うと1日周遊券となる。出合ったトレインは団体さんが乗車する以外は「運転手さん+1組の乗客+車掌さん」でした。
ハマゴウは関東から九州の比較的暖かい砂浜に自生しています。近くの筑波実験植物園の海岸植物エリアが有るがとても元気です。草花のように見えますが、低木で砂浜を這い立つように広がって繁殖。花は写真の様に鮮やかな紫色の花を咲かせるので海岸に行くと目を引きます、秋に小さな実が成り、海に浮かんで生息域が広がっていくようです。
左:一本だけ、オタカラコウに似ている? 右:シーサイドトレインが走ってくる 団体乗客では満席だが・・・以外1組のみ
姫川源流のオタカラコウやメタカラコウに良く似ている、調べて名前を知りたいものです!
シーサイドトレインが走って来る、砂丘を一人歩く男を見て、「私も歩きたい!」「私はトレインに乗って良かった」、、、太平洋が良く見え素晴らしい丘だが、この暑さに負けそうな私に手を振ってくれる。この時期、海岸植物の少なく、チョット寂しいが、元気な花は綺麗で美しい。
回覧する歩道は砂場で歩き難く、靴の中に小さな石が飛び込み数回靴を履き替える、ノンビリ観察して歩いても約20分。
左:カワラサイコ(河原紫胡)バラ科 右:ハイネズ(這杜松)ヒノキ科
砂丘で足元を飾る黄色い花はカワラサイコで、茎は根際で分枝し、やや斜上して長毛が生える、葉は奇数羽状複葉で小葉は15〜29個つき、小葉は倒披針形で長さ2〜5a。羽状に深く裂け、裂片は狭くて尖り、裏面には綿毛が密生する。花は上部で分枝した枝先に多数つき、黄色の5弁花で径1〜1.5a。副萼片は萼片より小さい。
ハイネズ、水が無い砂場をこの好むようにはい回る。人の歩く歩道は特に暑く乾燥しているのに、かまいなくはいまわる。
左:オオウメガサソウ イチヤクソウ科 右:スカシユリ(透百合)ユリ科
オオウメガサソウは日本でも限られた場所にしか自生していない貴重な植物で、本公園が日本の南限地となっています。花が傘のように下を向き咲く約10am程度の小さな姿は、ひたちなか自然の森にある「特別保護区」において、期間限定で見られるそうです。花期は6月だそうです。
スカシユリは海岸の岩場や崖に自生しており、花弁の下方に隙間があることからこの名が付きました。鮮やかなオレンジ色の花が砂丘観察園路などで次々に開花します。花期は7月上旬〜8月中旬だそうです。
左:コウボウムギ(弘法麦)カヤツリグサ科 右:簡素、入口の賑わいは無い・・・・植物観察はそんな環境ですネ
砂の広がる浜に生え、海浜植物の代表で、砂浜に生育。名の由来は、根茎の繊維を弘法大師の筆に、穂を麦に見立てたものという説が有力。別名のフデクサ(筆草)は、地下茎の葉鞘の繊維で筆を作った事から。
暑い、流石に私も水不足・・・・。
左:スカシユリ(透百合)ユリ科 右:ウンラン(海蘭)ゴマノハグサ科
ウンランの葉は肉質で緑白色、広楕円形〜楕円状披針形、先はややとがり、基部は狭まり無柄で、鋸歯はなく、花は上部の短い総状花序につく。萼は鐘形で深く5裂する。花冠は仮面状で黄白色、花喉部は黄橙色。刮ハは球形で径5〜6_、熟すと不規則に裂ける。種子は黒色で、扁平、不斉な扁広楕円形で角ばる。チョット砂場から離れた所に咲いていますね!一度見たら名前は忘れても姿形は忘れない、美しく可愛い!
左:オオフタバムグラ(大双葉葎)アカネ科 右:スカシユリ(透百合)ユリ科
足元に小さな花、オオフタバムグラは一年草、茎は直立または斜めに立ち,高さ10〜50a、葉は無柄,対生,上下面とも剛毛があってざらつき,へりは刺状の鋸歯になる、托葉は左右のものが合着,その上へりに数本の刺がある。花は小さく撮影に苦労!熟すと2個の分果に別れ,各1種子を入れている。荒地や河川敷に生え、日当たりの良い河原や海岸付近の荒地。
左:ハマゴウ(浜栲)クマツヅラ科 右:シーサイドトレインの宣伝
サイクリングで砂丘へ、シーサイドトレインは600円払えば乗り放題、ここで降り、砂丘を回れば、次のトレインに乗れる。誰も下りないし止まらない。
植物観察は「足で・・・・」と先生は言う、でないと見落とす場合が多い。それに良き運動になる、自転車に乗る機会が少ないのでコントロールも大変だが、コースの回り生える植物はいきなり綺麗な姿で現れる、トレインに乗る?自転車に乗らずゲートから徒歩のご夫婦を見かけましたが歩く人は彼らだけ、次回は歩いて植物観察をしたいものです、国営ひたち海浜公園は自然を多く残している!
左:そろそろ自転車置き場だ 右:カワラナデシコ(河原撫子)ナデシコ科
足元にハギが咲き誇る
砂丘の東屋のご案内・・・・
砂丘を歩き、一番は水だ!販売機で一気に飲み干す!
左:ハマエンドウ(浜豌豆)マメ科
ハマエンドウだと思いますが砂丘から南口・赤のゲートに向かう途中で見付けました、大きな群生で一部に白い花を付けていました。
みはらしの丘はここから園を横切って自転車を走らせます、みはらしの丘を右に見上げる位置に、交通規制の看板、これを見て通行禁止まで・・・右にコキアの丘、みはらしの丘が見え、もふもふとした柔らかな触感の夏のコキアが植えられ。一面グリーンの景色は、この時期ならではの魅力でした。
コキア
コキアは和名をホウキグサといい、昔はこの茎を乾燥させてほうきを作っていました。実は“とんぶり”といい「畑のキャビア」として親しまれています。(本公園のコキアは観賞用の品種です)。7月上旬から夏の日差しを浴びてすくすく成長していくライトグリーンのコキアは、丸々とした可愛らしい形と、柔らかな感触。9月下旬から10月上旬頃にかけて、夏の緑色から少しずつ紅葉し始め、日々移ろいゆく緑と赤のグラデーションの色合いも魅力的。また、鮮やかに紅葉してみはらしの丘を真っ赤に染め上げるさまもまさに絶景です。観賞期間は7月上旬〜10月下旬。
スイセンガーデンから中央口サイクルセンターへ
大観覧車の前で休憩
「阿字ヶ浦海水浴場から平磯海水浴場」
国営ひたち海浜公園から車で、5,6分で阿字ヶ浦海水浴場、ここはお客さんがまだ少ない、地上は暑いが雲が多くまだ海水は暖まりが遅いようです。
海岸から阿字ヶ浦駅の方向に向かい県道6号で鹿島灘を平磯方向に!
広く磯浜が広がる、テントを張って磯遊びを楽しんでいる。
降りて見ると岩場、海水に動く動物!
カニは逃げるスピードが速いが、直ぐに再び現れる
左:ツルナ(蔓菜)ハマミズナ科 右:ラセイタソウ(羅背板草)はイラクサ
「鹿島灘海浜公園」
続いて、那珂湊おさかな市場に入らず、開門橋、大洗のサンビーチ通りを抜け、国道51号へ、大竹海水浴場を左に見送り、鹿島灘海浜公園へ、ここは駐車所も海水浴場も無料、だが監視人はいない!阿字ヶ浦海水浴場や大竹海水浴場は有料ですが監視人は見張っている!
鹿島灘海浜公園の周遊道は海が望めるコースです
公園の無料駐車場に車を停め
海に向かった丘を越えると、太平洋、鹿島灘、泳ぐ人は少ない
帰ってくる二人の女性に聞くと「梅雨明けでも雲が切れず海水も冷たい・・・」
泳いでいる人が、10人程
遠くに見える大竹海岸は100人以上!
海岸植物は少ない!
国道51号を鹿島方面に進むと、国道354号に入ると北浦で鹿行大橋を渡る、道の駅「たかつくり」に立ち寄る。霞ケ浦大橋で霞ケ浦を渡る、土浦で国道6号バイパスに乗れば自宅は近い。
娘らの家族がやって来る、阿字ヶ浦海水浴場を利用、帰り那珂湊おさかな市場で新鮮な魚料理を・・・・・
HP:わたしの天気予報