犬吠埼の海岸植物を探しに! 海水浴客はゼロ |
日程 2013年7月16日 (火)晴れ
海の無い、つくば市城山を7:35に出る、牛久から国道408号、利根川を長豊橋で渡る、直ぐに左折し、利根水郷ラインを走るのも良いが、今日は長豊橋直前で左折、常総大橋を渡って、国道356の利根水郷ラインを走る、国道51号と交差、そのまま直進、関東自動車道、道路の側を成田線が走る、利根川沿いを走り、利根かもめ大橋を左に見て、国道とは思えない狭さが続く。
国道124号交差点が銚子大橋前、国道356号は終わり、清水坂下から銚子漁港へ下る。
銚子ポートタワーの見える漁港から、伊勢大神宮、小川芋銭句碑、君ヶ浜、犬吠埼と海岸植物を探す。
左:快晴、海水温度が低く、海水浴を楽しむ人はゼロ! 右:ツルナ(蔓菜)ツルナ科
ツルナの葉は茎に互生、三角状で柄があり、粒状の表面細胞があり、花は春から秋の長い期間に、葉のわきに小さな黄色花、花弁が無く、がくが4〜5裂していて内側が黄色で花弁状、果実には4〜5個の刺状の突起があり、ヒシの実に似ている。若い葉をおひたし、和え物、、にして頂く、ハマナの別名があるほど。
左:ワルナスビ(悪茄子)ナス科 右:ヘクソカズラ
アカネ科
左:ダイトゴメ ベンケイソウ科 右:サルトリイバラ(猿捕茨)サルトリイバラ科
左:コマツナギ 駒繋ぎ マメ科 右:ハマアザミ 浜薊 キク科 別名:ハマゴボウ ?
ハマアザミは太平洋側(本州・四国・九州)に分布、葉はノアザミに似て切り込んだトゲも触ると痛い・・・別名のハマゴボウは根の形や香味がゴボウに似ているため、また砂の中に深く入り込みゴボウと同じ様になかなかうまく抜けません。
左:ソナレムグラ(磯馴葎)アカネ科 右:ソナレムグラ(磯馴葎)アカネ科
拡大写真です
これもソナレムグラの様です!
磯馴葎 アカネ科の多年草、ソナレムグラは暖流系の植物で、黒潮と親潮が沖合で接する銚子の海岸は、その北限とされる。岩の隙間に生えるとのことだが、銚子ポートタワーが見える巨大な防波堤の大きな砂原に生えていました。
左:ヒサカキ(姫榊)ツバキ科 右:クロマツ(黒松)マツ科
左:ラセイタソウ イラクサ科 右:ミヤコグサ(都草)マメ科
チチコグサ(父子草)キク科
チチコグサは乾いた丘陵、芝生の中に生えて、表面は薄く綿毛が生え、裏面は綿毛が密生して白っぽい。ハハコグサは花が黄色、植物観察会でタチチチコグサ、チチコグサモドキ、ウラジロチチコグサ等教えてもらう、ウスベニチチコグサという「花がお化粧をしたように可愛い」ものもあるとかまだ見ていませんネ。
左:スカシユリ ユリ科&マルバアキグミ(丸葉茱萸)グミ科 右:ヒメヤブラン(姫藪蘭)ユリ科
左: 右:ハマニガナ(浜苦菜)キク科
左:ネコノシタ キク科 右:ハマダイコン(浜大根)アブラナ科
左:オカヒジキ(陸鹿尾菜)アカザ科 右:イワダレソウ(岩垂草)クマツズラ科
左:ハマゴウ(浜栲)クマツヅラ科
海岸生の低木 右:秋にはミゾソバが咲き綺麗です
国有林を抜けると、ミゾソバの大群落に出合い、畑があって、その先に銚子電鉄が走る。
左:アキノタムラソウ(秋の田村草)シソ科 右:トベラ(扉)ベラ科
この国有林、散策路が枝分かれしている、アキノタムラソウが数輪、今、筑波山の山麓に沢山咲いている、「秋の」と付くが梅雨の末期から咲き、秋の初めには咲き終わる。
左:クコ(枸杞)ナス科 右:セリ
芹 セリ科
君ヶ浜国有林は海岸から離れたい気分になれば、ここがお勧めコース。
左:ウチワサボテン サボテン科 右:ハマダイコン(浜大根)アブラナ科
ハマダイコンはダイコンが野生化したものであり、当然の事ながらダイコンそっくりである。根は円柱形でやや太い、葉は大根に似て羽状に分裂し、荒い毛が生える点は大根に似ているが、光沢がある。花期は3〜6月にかけて花茎を出し、花弁は淡い紅色を帯びて美しい。
左:犬吠埼灯台 右:20日から小学生は夏休み
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