富士山の大展望&サンショウバラが美しい 不老山 標高928b |
日程:2004年11月7日(日)快晴
サンショウバラ
6日、御殿場から国道246号で帰宅途中、天気予報通では明日は快晴、 ここに車を停め翌日(7日)一番早いバス(7時半頃)で丹沢湖湖畔迄行き、 コース 国道246号清水橋⇒棚沢キャンプ場⇒丹沢湖浅瀬入口⇒世附キャンプ場⇒浅瀬ゲート300b手前駐車場6:05−(0:05)−>浅瀬ゲート6:10−(0:10)−>浅瀬橋6:20−(0:05)−>世附吊橋6:25−(0:05)−>直進・巻道合流6:30−(0:10)−>世附峠迄40分地点6:40−(0:10)−>沢:二個橋を渡る6:50−(0:10)−>世附峠10分―浅瀬40分地点7:00−(0:20)−>世附峠手前の富士山展望地点7:20−(0:05)−>7:25世附峠(よづくとうげ、ゆづくとうげ)7:30−(0:08)−>富士山と再会7:38−(0:10)−>主尾根7:50−(0:10)−>8:00富士山展望分岐、不老山肩地点8:10−(0:05)−>8:15不老山山頂8:35−(0:25)−>世附峠9:00−(0:05)−>9:05サンショウバラ群生地9:15−(0:10)−>世附峠9:25−(0:13)−>崩壊地点9:38−(0:02)−>沢:二個橋を渡る9:40−(0:20)−>直進・巻道合流10:00−(0:01)−>世附吊橋10:01−(0:05)−>夕滝10:05−(0:05)−>世附吊橋10:10−(0:10)−>浅瀬橋10:15−(0:15)−>10:30浅瀬ゲート300b手前駐車場 |
5時半になって車が音を立て停まった、マウンテンバイクに乗り換えて消えてゆく。昨夜は暗くて周りが見えなかったが、世附川(ゆづくがわ)が直ぐ下を流れ水の色がコバルトブルーで綺麗だ、この川は菰釣山や高指山、鉄砲木ノ頭の山々から流れ出る沢を集めており、水量が多いが美しく素晴らしい。 良く氾濫するのは中川川や玄倉川で世附川は静かな川のようだ。駐車場か300bほど道路を歩くと、10台程駐車可能な広場、この先は民家の前で一般車通行止めになっている、浅瀬、ゲートを横切ると広い河原が有って、世附川を囲む山々が紅葉し美しい眺めだ、紅葉を楽しみながら林道をのんびり歩く、直ぐに浅瀬橋を渡ると林道は二分、右は大又沢に沿っている、左の林道を行く、道路工事の建物の前を通過、川の向こう岸に綺麗な滝が見える。 まもなく世附吊橋(1人づつ渡る)。200b先に夕滝が有るらしいが下山時に見ることにする。世附吊橋に足を乗せ、中央部に来ると大きく揺れる、ちょっと不安定。渡り切ると杉林に入り、直登と巻道に分岐し、右の巻道を行く、世附川を右に見て進み、階段の登りになる、直ぐに直登コースと合流する、ここの標識の矢印は直登コースを向いている。ジグザグの道であるが急登は無くなだらかだ、木々の間から紅葉に染まった大きな山が見えてくる。 やがて大きく左に曲がる、右下(30b程)に綺麗な沢が見えてくる、急な斜面を横切る登山道で細い、もっと沢が近いと嬉しいのにと思う、期待通りぐっと近づく、沢が二筋に分かれる。 小さな30a程の橋を横切って、次いで10b程の橋を渡る、谷間で少し薄暗い、林床には伐採された杉が無数に横たわって、苔が生え、奇妙な雰囲気である。 ここでしっかり水を補給し、短い急登を通過すると、また緩やかになって、杉の香りが心地良い。世附峠10分―浅瀬40分の標識、ここは明るい所で尾根だが展望はあまり良くない。 5,6b登ると、木々の間から道志・丹沢の山々が雄大に見えてくる、巻道になって再び深い杉林に入り込む。スギ花粉の2初〜4月下旬は苦しいだろうが、今までに見たことも無い美林のスギ林で感動、水源の森林(水源分収林:神奈川県)、深いスギ林を抜けると若いスギ(ヒノキかも!)に囲まれた登山道になって、展望も良くなってくる。 富士山が山の上に姿を現す、崩壊を防ぐ工事の後に出て、富士山は見えなくなるが丹沢の山々が脈々と連なって見事である。 突然、林道に飛び出る、番ガ平へ続く林道である、丹沢の山々の展望は印象的である、5,6b右に行くと世附峠で、富士山は見えない。湯船山、駿河小山、浅瀬、不老山のルートが分岐する。 サンショウバラが植えられたベンチの脇から、スギに囲まれた尾根道を登る、5分程登り振向くと富士山が見えてくる、何度か富士山の展望に良い箇所が現われる、イノシシの足跡が多くなって急坂、イノシシは人間が作った階段を歩かず、登山道脇を通過している、何時も思うのだが、彼らも一番展望の良い所を歩いている、動物の跡を行くと決まって展望の良い所に出ます。 この急坂は長くは続かず、右が笹と杉林、左が潅木の緩やかな登りになる。程よい背の高いスギの間から、形の良い富士山が見え、シャッターの回数が多くなる。富士山の良く見える不老山の肩に着く、山頂はここから5,6分(300b)である。 300b程、黒土の登山道をほぼ水平に行くと、 サンショウバラが二本立つ不老山山頂に着く、展望は無く、サンショウバラが無ければ山頂に選ばれないピークだ。展望は無くても大きなベンチと明るさは肩以上で休憩には落着く。番ガ平ノ頭から棚沢キャンプ場への道が下っている。 往路を戻って肩に引返す、金時公園への登山道が分かれている、スギに囲まれた登山道を下る、富士山を眺めながら世附峠まで下るので楽しい。二人の男性が登ってくる。 世附峠から湯船山方向に10分程行くとサンショウバラの群生地、サンショウバラは5月下旬から6月上旬が見頃で今はススキの原であるが、 富士山展望は不老山には負けず、美しい所である。 世附峠に戻ると4人の男女が休憩中、さっそく湯船山方向に向かうとススキの原の後方に富士山が美しいと教えてあげると、ニコニコ笑顔で向かって行った。 登って来た道を下る、ご夫婦が登って来る、一瞬だけ富士山が見える、どんどん下ると、沢を渡った所で親子3人に会う、展望も無く一番辛い所だ。 左に臨む丹沢の山に日が当たってとても美しい紅葉が続く、世附吊橋から夕滝に立寄るが川の反対側で良く見えないが、夕日が当たれば見事だろう。 吊橋に引返し、車道をのんびり、世附川の周辺は今が紅葉真盛りである。 車ゲートの空地に車が10程停まって、河原で遊ぶ人達が見える。 10時半、丹沢湖はようやく、観光客で賑わってきた。国道246号で都心へ、午前中とあってまだ空いており快適。
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