荒船山 標高1,423b 荒々しい岩壁、優しいツツジ、優雅な風景は人を引きつける |
日程 2005年月4日 (金)晴
艫岩(トモ岩)が有名な荒船山、高崎の方から眺めると荒海を航海する船に見えるそうだ、車窓でもよく見かけ、浅間方面の山々から船の様な姿を見かけます。 荒船山は内山峠から下仁田へ下る国道254号までの間から眺めるのが一番迫力がある、夕日の当たる時間帯が一番お勧めです。 コース 御座山⇒15:00内山峠15:05→15:37内山峠1.6キロ・1.7キロ荒船山地点(中間点)→15:47大きな岩壁→16:10一杯水→16:30山頂・トモ岩→17:40内山峠 |
長野県佐久市から国道254号線、なかなか綺麗な街道で、コスモス街道とも呼ばれている。佐久からだんだん内山峠に近づくに従い、奇妙な山容が前方に大きく見えてくる、これが荒船山、長野県に向かうとき目を引く存在、国道から右折する所には大きな荒船山登山口の標識があり迷うことはない。荒船不動尊へ向かっているものと思ったら実は内山峠に向かっていた、地図を見ると初谷から右折の道と荒船不動尊への道の2本が有り、走った右折の道は他の一本の上を巻いて内山峠に入っている。 内山峠の佐久側に桜の木に囲まれた好ましい駐車場、20台は駐車できるだろう、広い所です、時間が15:00と夕方になっており下山時刻を過ぎて空いている。 内山峠は軽井沢方向から八風山をへて物見山と信濃自然歩道を歩き、さて荒船山に登ろうか、下仁田方向へ下ろうか?の分岐点でもある、私は物見山から市野萱バス停に下って荒船ノ湯を通過して三ッ瀬バス停から下仁田市営バスにゆられ下仁田駅へ。 今日も多くの登山者が訪れており、路上にも車が止まっている、登山者がどんどん下山してくる、家族連れが多い。登山口から一杯水までの間は「信濃自然歩道」と呼ばれているくらいで、よく整備され危険な箇所は全く無く、比較的なだらかで子供(幼稚園生)でも一人歩きで往復可能と言うことです。 と言うことで疲れはあるが、駐車場奥の登山口の案内図を見て、少し下るがその後はなだらかに登る、本数は少ないがピンクのヤシオツツジが新緑を飾っている、綺麗です、ヤマサクラも美しい。自然歩道は良く整備され、急な登りも無く、のんびりと歩けるのがうれしい、トモ岩の全容が見える、登山意欲を弱める迫力である。右側には兜岩山が見える、左側が危険な稜線に着く、谷から冷たい風が吹き上げる、中間点「内山峠1.6キロ荒船山1.7キロ」の標識が建ち、やがて大きなピークを過ぎる、山道は下り、壊れかかった橋を数回渡る、大きな岩壁に突き当たる、水がしたたり落ちる。また登りになり再び稜線に出る、残念ながら山頂ではない、なだらかに少し下ると水の音が聞こえてくる、一杯水の前に出る、ここから急坂をジグザグに登る、左に沢、岩場の連続で注意が必要、長くは続かない。岩場を抜けるとゆるい登り、雑木林に笹が広がる稜線になり、高原を散歩する気分、標高は山頂と同じでここまでくれば登りは無い。 雑木林の中に赤い屋根の非難小屋が見え、まもなく小屋の前に出る。 左がトモ岩展望台、素晴らしい展望が広がる、眼下は国道254号が山間をくねくねと内山峠を下っている、日光のいろは坂は登山道からこんなに雄大には見えない。妙義山から物見山や八風山までは良く見えるのだが、今日は浅間山の前に雲が現れ見えない! 男2人女1人の若者、今夜は山頂に泊まるという、夜空に輝く満天の星を思う、三人に別れを告げ、下山、兜岩山にかかる太陽、登山口まで照らしてくれの思いだ、鳥の鳴き声以外は全く聞こえない、自然の中に浸り、ここに熊であろうが、うさぎであろうが現れたら、人も熊も、、みんな平等、力のあるやつが勝つ、、などと想像しながら下る、駐車場には4台の車(3台は若者?1台は私の愛車)が残っている、下仁田方向に車を走らせる、夕日に荒船山が輝き、何度も車を止めてしまう(デジカメを持てない時期映像なし)。まもなく国道254号に合流、右に「荒船の湯」を見て、右折し、湯の前を通過すると旧道で、三ッ瀬の荒船山登山口・バス停がある、次回はここから荒船山に登ってみたいものです、おそらくこちらのコースは位置的にみて、展望がよさそうだ。 国道254号沿いには下仁田までコンニャクの看板食堂が多く、家族連れの観光客で混んでいる。下仁田から富岡、吉井と順調なドライブ、藤岡市の手前で渋滞、国道254号から藤岡市街への標識で左折し、新町・伊勢崎方向へ上越新幹線と関越自動車道をくぐるとすぐに国道354号線、信じられないほど空いていて、後はこの道一本で、茨城県つくば市へ。 |
2001年5月3-4日 自宅23:00⇒野田=(国道16号)⇒大宮・川越⇒日高=(国道299号)⇒秩父・上野村(2:48道の駅上野4:30)・坂下 |
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