北小松駅から急坂を登り、下山は比良駅
ヤケ山(標高:705b)釈迦岳(標高:1060b)

 

 

真夏の釈迦岳

 

 

  比良山系、リトル比良武奈ヶ岳・釈迦岳と歩いてみた、琵琶尾が見え、有名な滝である楊梅滝(ようばいのたき)など、見逃せない。

  リトル比良・釈迦岳は琵琶湖から登って下りも琵琶湖。武奈ヶ岳は坊村から登って琵琶湖に下山。

  

  比良山系は自然林が多く、稜線は展望も良く、地元の人が大勢楽しんでいる。

 

 

 

2011年7月16(土)晴れ 琵琶湖の展望、名瀑(楊梅滝(雄滝)、雌滝)を!
ヤケ山、釈迦岳

コース

JR京橋駅4:51=(JR大阪環状線)⇒JR大阪駅=(JR京都線・湖西線)⇒7:0JR北小松駅7:20―(0:10)→比良げんき村7:30―(0:10)→楊梅滝7:40―(0:10)→雌滝分岐7:50―(0:05)→滝見台7:55―(0:10)→古木の広場8:05―(0:10)→X字道8:15―(0:05)→涼峠8:20―(0:10)→手枕の巨岩8:30―(0:25)→ヤケ山8:55―(0:15)→鞍部9:10―(0:25)→尾根道開始9:35―(0:30)→ヤケオ山10:05―(0:35)→10:40釈迦岳10:55―(0:05)→大津ワンゲル道分岐11:00―(0:15)→カラ岳分岐11:15―(0:15)→リフト跡地11:30―(0:20)→沢出合11:50―(0:25)→ロープウェイ駐車場跡12:15―(0:00)→大山口分岐12:15―(0:45)→13:00JR比良駅=(JR湖西線)⇒13:50JR比叡山坂本駅「観光15:40=(JR湖西・京都・大阪環状線)⇒JR京橋駅

 

先日リトル比良、下山時寒風峠・涼峠で釈迦岳を見送った、今日は釈迦岳へ、駅から直接アプローチができバス・電車での日帰り登山(出張中の身)には嬉しいコースです。

 
琵琶湖の登山には便利な駅 北小松駅

北小松駅を出ると、楊梅滝(ようばいのたき)への案内、広い車道には道案内が有って迷うことは無い、まもなく、比良げんき村、星の観察会が723日(土)の案内と続き、さらに上に向かうと楊梅滝駐車場に着き、案内板もある、前回(リトル比良)滝めぐりは終わっているので雌・雄滝もパス。

 

 
左:楊梅滝下部の登山口       右:登山道はずっと急坂が続く

橋を渡って、雌滝の下を横切って登山道に取付く、涼峠まで厳しい登山道が続きます。

岩のころがる登山道、一個一個足場の岩を見付けて登れば問題は無い、岩の階段、でも良く整備され危険は無いし、浮いた岩も無い、ぐんぐん高度を上げるとシダが密集、涼しさを感じる、この道は下りより登りの方が安全、まもなく雌滝分岐、リトル比良の下山時に通過した道です。

 


雄滝

 

滝見台で雄滝を遠望する、さらに登ると展望はさらに広がり振向くと琵琶湖も美しい、急坂は続き、自然林が美しい、展望がキレ、古木の広場の休憩場に着く、ベンチは大きな岩を使う。


面白い通過道、 ミニスカートではちょっと危険!

 

道がUからV字型に掘られた面白い道になる。ここを通過すると涼しい涼峠に着く、琵琶湖が大きく見える

リトル比良への寒風峠を見送り、左の尾根道に入る、突然、山の友の小リスが頭上を通過して行く、自然林のトンネルで道はゆるやか、素晴らしい美林が続く。

 


手枕の巨岩

 

登山道から離れた位置に、手枕で横たわるような巨岩、ちょっと可笑しい姿です、左に高い山が見える釈迦岳だとするとまだまだ登らねばならない!

どんどん急坂になり、たまご岩のような丸い岩を見て、狭い道の急坂、つらい坂が続きます、松林になってちょっと緩む、雑木林の尾根道。

 

 
左:ヤケ山 (標高705b)               右:夏山は青空が似合います

 

ヤケ山山頂にポット飛び出る、強い日差し、ヤケオ山・釈迦岳と続き、その奥に武奈ヶ岳が聳える見事な眺めです。

山頂は暑く、次の行程にさっさと移り下るが、すぐに平坦になり、しばらくのんびり歩けます、急降下後鞍部から登り返す、木陰で休憩、ジグザグに登り、木々の間から琵琶湖が覗く程度、なお登り続けると目の前が開け大展望、元気が出る、尾根道で日差しが強くなお足元はえぐられた荒れ路で辛い登りが続きます。

 

 
左:歩き難い道が続く          右:釈迦岳が美しい

 

ここは比良山系でも難所の登りです、ただ展望は良いのでゆっくり登るところです、綱場があって登り切るとヤケオ山(標高970b)、ここも展望は良く木陰で休憩。ここから素晴らしい尾根道になる、涼しい風が琵琶湖から吹き上げる木陰でシャツを脱ぎ、木にシャツを掛け干すけれど湿度が高いのか直ぐには乾かない。気温は28℃以下、イワカガミが多く、花期には足元を飾る、芝の吊尾根を通過、ちょっと足元が不安定になるが問題は無い。

 

 
左:吊尾根歩き琵琶湖         右:小さな池も見える

 

目の前の釈迦岳が大きく迫る、上下を繰り返して尾根道を進む、とても面白く展望の良い尾根道、稜線漫歩である。

巨岩のピークを通過、何時落ちても不思議ではない岩場で、幾つもの岩が積み重なっている、最後は急坂、展望の無い釈迦岳山頂(標高1060b)の広場、お弁当を広げていると八雲ヶ原方向に向かうご夫婦が通過して行く。

比良リフトへと下る、大津ワンゲル道分岐、どんどん下るが道は歩き易い、シャクナゲが現れる。

 


シャクナゲの群落

シャクナゲのトンネルになると、巨岩が出てくる、ただ周囲は杉林に覆われて、シャクナゲに悪い影響が出ているようです。

カラ岳分岐、ここから急降下が続き、道も荒れてくる、旧リフト駅、これから八雲ヶ原にキャンプのため登る若者三人(男性2人+女性1人)に出合う、単独の男性も登って来る。

悪路が続き、5,6人の女性パーティ((男性1人)に出合う、滝を見に登って来たそうだ! 彼女らと別れると直ぐ沢に出合う。頭から水をかぶる、気持ち良い!!冷たさです、ここは渡渉して下る、次は橋で沢を渡る、続いて別の沢に出合う、涼しい所です。

 


滝が見え!涼しい 神爾ノ滝(しんじのたき)

 

リフト旧山麓駅に着く、涼みにやって来た家族がノンビル昼寝中、広い旧駐車場にも涼んでいる人達、大山口分岐の三差路、ここは直進し草の茂った橋を渡って、再び登山道に入る、湖西道路の下を潜り、反対の道に入り、直進すると砂利道へと続いて進む、次のY字路には手製の道路案内、右方向を見送り、左方向へ向かう、沢を渡って真っ直ぐ進むと車道に出た、ここは右折し次の交差点で左折、比良駅が見えてくる。

 


比良駅から釈迦岳を眺望

 

比良駅からJR湖西線、比叡山坂本駅で下車。

 

 
左:鳥居が二つ並び、巨木が間に立っている
右:登山者がどんどん下山してくる、八王子山・三石山の縦走はここから始まる

 


美しい石垣と歩道

 

登山の疲れをミニ観光で取り払い、比叡山坂本駅からJR湖西・京都・大阪環状線を使ってJR京橋駅。

 

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