米原駅をへて醒ヶ井駅からバスで養鱒場前バス停、ここから歩き、下山は上丹生バス停
霊仙山(りょうぜんざん 標高:1094b)

 

 

霊仙山山頂 展望なし!

 

 

  鈴鹿山系北端の険しい山、山頂は360度の展望が開け、鈴鹿山の山々、琵琶湖、アルプスの峰、伊勢湾まで楽しめる。

  JR大阪駅からJR米原駅まで乗り、JR東海道本線に乗換てJR醒ヶ井駅で降り、バスで養鱒場前バス停(終点)へ、霊仙山から上丹生バス停へ下山。

 

  漆ヶ滝(霊仙滝)は落差19.4bが下山コースで見ます。

  

  大阪に出張中、関西の山々を楽しみましたが、伊吹山2004/6/12)が北側、藤原岳2005/5/3)が南側。御池岳(標高:1247b)や竜ヶ岳(標高:1100b)への予定を計画したが、出張の期間が終わってしまい中止でした。

  釈迦岳(標高:1092b)、御在所岳(標高:1212b)、雨之岳(標高:1238b)、鎌ヶ岳(標高:1161b)等も登れませんでした。

 

 

2011年7月2(土)曇り時々晴れ ピークは360度の大パノラマ、最高点は山頂から10分 霊仙山

コース

JR京橋駅4:52=(JR大阪環状線)⇒JR大阪駅=(JR京都・琵琶湖線)⇒6:40JR米原駅=(JR東海道本線)⇒7:05JR醒ヶ井(さめがい)7:48=(湖国バス)⇒7:55終点・養鱒場(ようそんじょう)前バス停7:55―(0:25)→霊仙山登山口1.9`地点8:20―(0:25)→霊仙山登山口8:45―(0:10)→山小屋かなや8:55―(0:10)→汗拭き峠9:05―(0:15)→大洞谷源頭9:20―(0:10)→四合目9:30―(0:15)→五合目見晴台9:45―(0:15)→六合目10:00―(0:10)→七合目10:10―(0:35)→経塚山10:45―(0:15)→11:00霊仙山山頂11:15―(0:15)→経塚山11:30―(0:10)→避難小屋11:40―(0:20)→井戸ヶ洞12:00―(0:20)→漆ヶ滝(うるしがたき)12:20―(0:10)→広畑コース分岐12:30―(0:10)→12:40ガレ場12:55―(0:10)→囃子ヶ坂(はやしがさか)13:05―(0:10)→堰堤13:15―(0:05)→登山口13:20―(0:30)→13:50上丹生バス停14:14=(湖国バス)⇒14:20JR醒ヶ井駅14:42=(JR東海道本線)⇒14:47JR米原駅14:50=(JR東海道本線新快速)⇒16:13JR大阪駅=(JR大阪環状線)⇒JR京橋駅

 

醒ヶ井駅からバスには三人が乗る、名古屋から来られた男性に聞くと養鱒場経由で登るのが一般的とのこと、漆ヶ滝のコースは下りに使うことにする、彼は阿弥陀ヶ峰へ登ると言って手前の上丹生バス停で降りて行く。

養鱒場(ようそんじょう):食料として、あるいは、釣り用として鱒(マス)の飼育を行う場所のこと。

養鱒場前バス停で同時に降りた男性は?と思いつつ林道をとぼとぼと歩きだす。醒ヶ井養鱒場は「明治111878年日本で最も歴史のあるマスの増殖施設、霊仙山の鍾乳洞から涌出る清水を使ってイワナ、アマゴ、ニジマス、ビワマスが育てられ【日本の渓流魚の里】になっている」

養鱒場にはキャンプ場もあり数台の車が停まり、子供達の声が聞こえる、林道歩きは辛い、沢を遡及する辺りは涼しいが、登山口1.9`地点を過ぎると沢から離れ、日差しの強くなる、砂利道になるが直ぐにまた舗装、左から流れ出す沢を横切ると小屋が建っている。

小屋から10分ほど進むと霊仙山登山口に着く、二台の車が停まり、途中追い越して行った車も停まっている、二人の男性が準備中。

 


立派な東屋の建つ登山口

 

登山口には立派な東屋と案内板がありコースを確認し、薄暗い登山道を進むと、樽ヶ畑に着く、山小屋の奥に水場があり、ビール・ジュース等冷やされている、ここから本格的な登山道が始まる。

ジグザグに急な道を登る、汗拭き峠で先行した男性に追いつく、この後登って来ないので彼は西南尾根を行ったようです。

 


美林に囲まれる

 

大きな岩の間を抜けると、美しい自然林に囲まれる、気持ちの良いコースになる。紅葉時期にここを通過すると、美しいだろういなと思いつつ、、。

 


木に絡みつく白い花!

 

平坦になって直ぐ、ジグザグに登るようになる、やがて明るい斜面に出る、ガスで展望は無い。

 


明るい斜面、ガスで展望は無い

 

六合目、長い芝の株に腰を降ろし休憩、涼しい風が嬉しい所です、この辺り草木は鹿に食われ、ほとんど伸びていない!七合目のお猿岩、ここは左に大きく曲がって広い高原を進む、岩場のピークを越えて行く。

 


岩場が続

 

下りになって、ガスの中に霊仙神社が現れる、ガスのせいかとても神秘的な光景です。

 


霊仙神社&お虎ヶ池

 

霊仙神社&お虎ヶ池から短い登り、しばらく岩のゴロゴロ道を緩やかに登り、平坦になって左に沼を見る、ここから経塚山に向かう、岩場のピークが経塚山

鞍部まで一気に下って、雄大な斜面を登り詰める。

 


霊仙山への登りは雄大な斜面を登る

 

最高点分岐を見送り、真っ直ぐ霊仙山山頂に向かう、独占の山頂で昼食、時々切れるガスの間からの展望は素晴らしい。

 


訪れなかった最高点を望む

 

戻って最高点の分岐を見送り、経塚山との鞍部に下ると、一面晴れてくる、最高点に立寄らなかったことを後悔!その分経塚山山頂で展望を楽しみ、下りにかかる、避難小屋に着くと家族に出合う「ヒルにやられた、、」となげく、ここから急降下、平坦になって短い尾根道があり、左折し下りになる。

 

 
左:薄暗い沢沿いの下り         右:井戸ヶ洞

 

美しい渓谷が次々と現れる、ヒルに噛まれない予防は、水に靴のまま足をスッポリ漬け、匂いを消し、休憩は日の当たる所に干すこと。

どんどん下ると漆ヶ滝の展望所に降り立つ。

 

 
左:漆ノ滝              右:沢出合

 

続いて急坂を下ると沢に出合う。ここは渡渉する、危険な所では無い、ここで頭から水を掛け冷やす、体全体が冷えて嬉しい気分。

さらに下るとくぐり岩を通過。

 


くぐり岩

 

くぐり岩を過ぎると、ようやく険しい道は終わる、大規模なガレ場に出る、ここならヒルもいないし、ゆっくり休憩ができる。

 

 
左:ビックリの光景のガレ場          右:綺麗な沢底が続く

 

これよりしばらく沢に水が流れていない、この光景がしばらく続く。

囃子ヶ坂(はやしがさか)を過ぎると堰堤、堰堤の建設に使った林道を下る、登山口、駐車場も有る、上丹生バス停1.9`地点を過ぎ、20分ほどで売店の横にある上丹生バス停に着く 13:50

次のバスは14:14で約30分、バスは定刻にやって来る、乗れば近く14:20醒ヶ井駅着、米原駅まで出ると、姫路方面への新快速に乗れば直通で大阪に戻れる。

HP:わたしの天気予報