吉野梅郷 御岳山(標高:929b)日ノ出山(標高:902b)

奥多摩入門コース 吉野梅郷の花見を楽しもう!

 

日程 200734日(日)晴れ

日程2013年3月17日(日)晴れ

 

山と木々

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吉野梅郷の梅の香りを楽しむ、早春の山郷歩き

 

JR青梅線御嶽駅を降りバスでケーブル下駅へ、ケーブルに乗れば、御岳山はアット言う間に到着する、早速 ロックガーデンを訪問し、再び御岳山を経由し日ノ出山、最後は吉野梅郷 赤梅・白梅 ともに見頃へと下ってゆく。

 

コース:

JR常磐線天王台駅4:39=(常磐線快速)JR我孫子駅=(常磐線)5:06JR新松戸駅5:15=(武蔵野線)6:10JR西国分寺駅6:10=(中央線)6:19JR立川駅6:39=(青梅線)7:29JR御嶽駅7:50=(西東京バス)8:00ケーブル下駅・滝本駅(標高407b)8:20=(御岳登山鉄道 ケーブル)8:30御岳山駅―(0:20)→御岳神社8:50―(0:05)→長尾平(なごうだいら)分岐8:55―(0:25)→七代(なよ)ノ滝9:20―(0:05)→天狗岩9:25―(0:30)→9:55ロックガーデン・東屋10:00―(0:10)→お浜の桂・綾広(あやひろ)ノ滝10:05―(0:05)→東屋・御岳山と大岳山縦走路10:10―(0:30)→日ノ出山分岐10:40―(0:35)→11:15日ノ出山11:20―(0:35)→電波中継所11:55―(0:05)→林道出合・梅野木峠12:00―(0:15)→12:15三室山登り口12:20―(0:15)→琴平神社12:35―(0:05)→二俣尾駅・吉野梅郷分岐12:40―(0:15)→ゴルフ場編み12:55―(0:05)→13:00青梅市梅の公園13:40―(0:25)→14:05神代橋・日向和田駅14:22=(青梅線)都心へ

吉野梅郷を歩きたい、日向和田駅を降り、国道411号を横切って神代橋を渡れば15分程で青梅市梅ノ公園、そして下山八幡神社、大聖院・親木ノ梅、即清寺を回って吉川英治記念館、愛宕神社そして多摩川と国道411号を横切って海禅寺に立寄って二俣尾駅までめぐるコースが『梅の里名所めぐりコース』として青梅市のガイド「ゆゆおうめ」に案内されている。都会を休んで青梅で深呼吸。

 

御岳と言うと御岳渓谷、ロックガーデン(岩石園)、七代ノ滝など見所がある、御岳渓谷は高水三山の時に立寄っているので今回は七代ノ滝を通り、ロックガーデンへ行く登山道があるので行って見ようと思う。

 

ロックガーデンは苔むした岩の間を清流が流れその情景は幽谷の世界と言う、時々若い女性の紀行文が目にとまります。そしてここを奥御岳渓谷と呼んでいる。それに御岳登山鉄道、ケーブルカーに乗るのも楽しみです、心配は梅祭りの混雑、ただ見頃は310日と案内されているけれど、どうでしょうか。また明日は日本列島大荒れになるという気になる天気予報である。

 

立川駅発6:39、大勢の登山者を乗せて発車、御嶽駅30人程降り数名が高水三山登山口を登って行く以外、全員ケーブル下駅行きのバスを待つ、次の電車では数人、定刻に発車、駅から歩いた人を追い越すが、下駅の直前でした、滝本駅でここでも20分待ち、御嶽駅でのバス待ち時間と合わせて40分、御嶽駅から歩いても良かったようです。

 

ケーブルに乗って労せずして標高600b を稼ぎ、御岳平の御岳山駅に登ってしまった、駅から出て左方向へ向かう、ロウバイが綺麗に咲き、左の展望が良い。

 

花が咲いている木

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大木のロウバイ

 

ビジターセンター入口前で奥様が野鳥の会の人々と御岳平に行くと分かれ、一方旦那様は大岳山往復と言うので御岳神社登り口まで案内してもらう、ビジターセンター入口を右に見て、日ノ出山分岐を見送る所で上を見ると神代欅(じんだいけやき)、その脇の民宿(旅館?)の家の回りに巣箱や餌台が置かれ、小鳥が餌を求め集ってくるらしい。

 

お土産店に囲まれ随神門をくぐると、大岳山分岐、御岳神社は急な石段を登る、神社参拝、展望も良い。石段を下ると右に近道、ここを下ると、四差路、長尾平、茶店があって道を聞くと長尾平展望台は行止まり、七代ノ滝へは左の急坂を下るのだそうだ、杉林の急降下、ケーブルで標高を稼いだのにここで全てを失う。

 

一旦急坂が平坦になるが、滝の音が聞こえると足場の悪い急坂、右に曲がる所に上養沢への分岐、苔に飾られた沢を横切る、ニリンソウの大群落、まだ花は咲いていないが葉はすっかり広がって綺麗だ。

 

七代ノ滝:

岩の上にある滝

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奥多摩で人気の高い七代ノ滝

 

大きな岩の前の一枚岩を滑らないように巻くと、七代ノ滝の領域です、広い沢底を慎重に奥くに入ると、見事な七代ノ滝が現れる。海沢の滝群を思い出す。滝の右横にロックガーデンに向かう長い鉄の梯子が5本ほど続く、公園に有る滑り台の階段より角度がキツイ、一段落し筋肉を休めまた登ると目の前に急斜面、登山道は右に巻いている、上養沢への分岐(先ほど見送った上養沢の道へ)と御岳山分岐(長尾平より大岳山側に登っている)の道を右に見て、天狗岩の横に立つ、立派なものである。

 

森の中の木

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天狗岩

 

天狗岩を過ぎると気持ち良く歩ける登山道に変わる、七代ノ滝へ流れ落ちる御岳沢の上流、平坦になった道を行くと目の前に美しい沢が現れる、この沢を美しい橋で横切る、この橋の右にも細い道が有るがあまり歩かれていないようです。

 

ロックガーデン核心部:

 

屋外, 草, 岩, ごつごつした が含まれている画像

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ロックガーデンはこの橋を渡ると始まる

 

ここからロックガーデン、苔むした岩の間を清流が流れ、奥御岳渓谷とか御岳奥入瀬と呼ばれている、沢を横切るときは自然の岩が上手に並べられとても気持ち良い。

上高岩山分岐には木の橋が架かり美しいところ、綾広ノ滝を目指し緩やかに登って行く、静かだ、時々小鳥の声、岩を滑る様に流れる沢の音は静かだ、まもなく東屋、ベンチ、トイレのある中心地点に着く。明るき日差しも強く休憩には贅沢なエリアだ。

 

再び沢に沿って上に上にと向かう、大きな岩の階段になってちょっとキツイ。石の階段を登る「美しい」の一言。

 

草の上にある岩

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ロックガーデン核心部

 

この辺り最高に盛り上がる、美景である、登り切ると右に大木樹齢300年太さ4b、高さ38bだそうだ、お浜の桂と名前も素晴らしい。その奥に鳥居と共に美しい姿の綾広ノ滝が見えてくる。

 

綾広ノ滝:

 

岩肌と木

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綾広ノ滝

 

綾広ノ滝を見ながら大きくカーブした登山道を登ると、上に登山道を行き交う登山者の姿が大勢見えてくると、滝を見下ろしてから大岳山と御岳山を結ぶ縦走路に飛出る、東屋が建ち、御岳山方向に5,6b行くと水場がある、ここから御岳山へは緩やかな登りが続く、ロックガーデンでは誰にも会わなかったが、ここ縦走路は行き交う人が多い。

 

ロックガーデンから上がってくる登山道が合流、さらに登ると朝、下った七代ノ滝への下り道、長尾平の交差点を過ぎ御岳山登り口を過ぎると日ノ出山の手前までほぼ下りで上下の無い平坦な道が続く、まず神代欅の急斜面の終わりで日ノ出山に大きく右折、この辺り観光客も多い、10:40 数メート先も左へ、竹林を通過、ここは個人の土地らしい。続いて右から下ってくる広い道に合流し左折、さらに民家の庭に通じる道を左に見送って本格的な登山道に入る、ここで立派な日ノ出山を遠望、だが直ぐに右杉林で展望は無い道をとぼとぼ、二組の若いカップル、話し相手が横にいれば楽しい散歩道になる

 

上養沢バス停分岐 11:02、御岳山から約30分、日ノ出山へ0.8`地点、この辺りで登山者が多くなってくる、ちょっと急な登りになる、再び平坦、平坦は短く、丸木の階段、登り切ると左に東雲山荘が建ち、右にトイレが建ち、最後の急登を登り切ると日ノ出山山頂である。

 

日ノ出山山頂 

 

 

公園のベンチに座る人

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日ノ出山山頂

 

写真のポイントは北方向、この方向だけ、お二人のベンチ。私の後ろも横も人人の賑わい、どんどん登って来る 11:15

 

今日は例年なら桜が満開時期の気温、春霞が登って見えるのは隣の御岳山奥の鷹ノ巣山辺りの遠望が最高、富士山の山頂辺りも見えるらしいが確認はできませんでした。

 

御岳山からの道と反対側の石垣城から下るような感じに急降下、最初は露岩だが直ぐに杉林の急坂、急降下の道が終わると奥多摩で一番難しい登山道歩き、理由は:単調で、展望の無い、尾根の右斜面をたどるからです、これでもかと言うほどの植林の杉林、スギ花粉の里になっている。

 

美林の杉並木に囲まれた登山道、スギ花粉の里だね!

 

日ノ出山山頂から約30分、久しぶりに杉林が切れ、下り坂になる、杉が切られているがその根元にまた5bほどに育った杉が元気よく伸びている。

 

大きなアンテナの下を通過 11:55 鉄塔の下から林道を歩くが数分で再び登山道に入る、梅野木峠で林道が四方から登って来ている、三室山・吉野梅郷へと進む、杉に囲まれて展望の無いピークを越える(この道林道工事で巻き道に作られたようだ)。眼下に立派な林道が新設されているのが見える。

 

再び旧登山道に合流し、まもなく三室山登り口のベンチに着く、ここで休憩。二俣尾方向からご夫婦が登って来る「吉野梅郷の梅は綺麗ですよ! 二俣尾方向に下ると吉川英治記念館、ここを右に行くと青梅市梅の公園」と教えてくれる。

 

三室山は展望が無いとのことで巻いて行く、大きく左に曲がる所が三室山の反対の登り口、ここから登山道は急に狭くなって、今までの登山道とは大違い、ジグザグ下りだすと小さな突起に琴平神社、立寄ると、3人の女性が「無事、下山できお参りしたの」とニコニコ、そんな雰囲気の神社です、神社の前は展望も良いが今日は霞んでいる。

 

再び登山道に戻って、ジグザグに下ると吉野梅郷と二俣尾の分岐、道は二俣尾の方が良さそう、ここは吉野梅郷に下る、荒れた道で二分する所も有るがどちらも直ぐ合流する。

 

12:45 水平になる、ここに大木の桜、これは凄い。ここから梅郷ゴルフ場の柵まで5分程、直ぐ下が日ノ出山登山口

 

数件の民家を過ぎると吉野梅郷です、人の波、梅は見頃、白・赤と見事に咲いている、入場料200円、ゆっくり遊歩道が梅林公園上部に誘ってくれる。

 

吉野梅郷:

 

 

草の上に乗っている人たち

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梅林 人でも多い・・・・

 

東屋の周辺は見頃で、人が沢山集っている、その東屋の裏側に回って、屋根の上から眺める風景は素敵です。

 

屋外, 草, 立つ, 小さい が含まれている画像

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貴婦人の梅林である

 

梅林の最高地点にはシダレ梅(しだれ梅ノ滝)が沢山植えられているが、ここだけはまだ二分咲き、桜の見ごろは短いが梅林は紅梅があり期間は長いですね。

 

ピンクの花が咲いている木

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『たいこ橋』を見下ろす

 

 

吉野梅郷の中心点は【たいこ橋】、満開より七分咲きの方が好きですが、貴方は満開派ですか?満開はなら来週です。

 

出口は右のコースを下る、この混雑では方向がわからない、案内の人に訪ねると「人の波に乗れば駅に行きますよ」と忙しそう。

 

梅林公園を出ると、周辺の家々の大きな梅の木、これがまた奇麗です、梅ノ公園から出ると左の梅園、見事です。この梅ノ木の下で楽しそうに、3人のおばあちゃんらが座って観梅、「ここの梅の方が綺麗だよ!」とニコニコ、確かにここの花は真白で園内より活き活き、農家の人がしっかり育てているからだろう

 

園から出ると行き先不明、駅は何処?と聞くと、私達は青梅市民と言う散歩中の数人の若き女性達、やはり市民も年一度の梅祭りは楽しみの行事だと言う。

 

梅干店の脇を通り、観梅通り、梅郷4の交差点を日向和田駅へ、神代橋手前の幼稚園「美味しいコーヒーはいかが!」と誘われる、もとよりコーヒーは大好き、特に歩いた後の一杯は美味い、毎年園児の家族も参加しての即席喫茶店、来年もやっているとのこと。

 

神代橋を渡れば日向和田駅、駅にもJR直営の店、丸いコンニャクにカラシをぬっての一品は美味しい、醤油味のお餅も格別の美味しさ!何時もなら、無人駅だった駅も今日は何処からか応援して、賑わっている。

 

日向和田駅発青梅駅行き、2駅先が青梅、青梅駅から特別快速が接続している。

 

山の景色

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多くの梅が咲き誇り 花見を楽しむ事ができました!

 

 

 

 

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