霞ヶ浦野外講座 笠間市岩間
愛宕山の巴川源流
巴川源流の植物と前年前の古道跡

日程:201418日 (水)晴れ後曇り、帰りの牛久駅で雨降り出す
キジョランは:ここ

 愛宕山からの縦走路、一番奥に見えるのが吾国山

JR常磐線岩間駅から徒歩で愛宕山(今回の野外講座)へ、こから団子山、大福山、難台山、吾国山を縦走してJR水戸線福原駅は多くの愛好登山者が歩いている、お勧めはヤマツツジの4月下中から5月の連休です。

内容: 巴川源流の植物と千年前の古道跡
時間:9時〜1530
場所:笠間市岩間 愛宕山辺り
集合:霞ケ浦環境科学センター
その他:土浦駅東口から送迎バスを運行します(935分発)

 JR東日本土浦駅から国道6号に出て、国道355号へ、R278(右JR羽鳥駅)を横切り、JR岩間駅手前でR43の合流点を左折、愛宕山が見えてくる、一気にバスは急坂を登ってハイキングコース登山口の乗越峠まで上がってしまう。

  愛宕神社の大鳥居、約120台の駐車場、JR岩間駅からJR福原駅まで縦走なら、岩間駅から愛宕山山頂まで約徒歩1時間、車なら10分ほど。

  公衆トイレ、JR福原駅までもルート地図版もある、準備後早速野外講座が始まる。


シダ類が足元に現れ、先生のお話し、頭上には早くも花芽を膨らませたコブシ。

フユノハナワラビ(冬の花蕨) ハナヤスリ科、花のように見えるのは胞子葉と呼ばれる胞子を包んだ袋をつけた穂。まるで子持ちワカメのような姿。この穂は今日は見られないが、秋に葉を出し、枯れないまま冬を過ごし、春に枯れるので、このような名前がある、注意探したがこの土手のみ。

ユズリハ(譲り葉) ユズリハ科、雌雄異株、新芽が大きくなって古い葉が落ちる、子が成長したら親の代を譲る、新年を迎える縁起の良い木で、庭や公園に植えられそうです。

フユイチゴ(冬苺) バラ科、筑波山山麓、宝篋山に多く、東日本大震災で放射が心配され、口に入れなかったが、今は安全、地味な花が夏咲き、白色、熟すのは冬で今が一番美味しい。葉は互生しほぼ円形で浅く35裂。下の写真もフユイチゴで刈られないとご覧の通り長いツルです、筑波山・宝篋山では刈られて長いツルが見られない!

ジャノヒゲ(蛇の髭) ユリ科、オオバジャノヒゲかも!冬でも枯れない密集の葉をかき分けると、鮮やかなコバルトブルーが現れると嬉しい感動、寒さに耐えるためなのか、実は葉の中に隠れているので、葉をかき分けないと姿は見えない、花は6月頃。

ツルリンドウ(蔓竜胆) リンドウ科、加波山などで良く見かける、夏に咲き、冬に果実、野外講座に参加した人々に感動を与えた!

リョウメンシダ、クマワラビ、ハシゴシダ、ヤブソテツ、ヤマイイタチ、イヌシデ、オオバイノモトソウ、ハリガネワラビ、フモトシダ、ミゾシダ等沢山教えてもらった、2014年はシダ植物を学びたいものです。山道や散歩道を飾るシダ植物の判ると楽しそう、、、でも同じ様に見えてしまう!

チドリノキ(千鳥の木) カエデ科、カエデ科ですが、葉はクマシデに似ている、クマシデ(熊四手)カバノキ科 は互生ですがカエデ科は対生。加波山にはヒトツバカエデが生え、こちらも葉に切れ込みがない。

 
リョウメンシダ(両面羊歯)オシダ科 3回羽状複葉。葉の両面が同じ色をしている。このことからリョウメンシダ(両面シダ)の名がついた。葉柄下部の鱗片は褐色〜黄褐色で密生する。

タツナミソウ(立浪草) シソ科、初夏に陽の光に向かって咲き繊細な模様が特徴、オオタツナミソウは花が一方方向に向かず、仲間タツナミソウでは、花穂が立っていて、花が垂直方向に縦長に並ぶのが特徴です。 オカタツナミソウでは、花は茎頂に並ぶようにつき、タツナミソウのように縦長にはなりません。また、花は必ずしも一方向を向いていないのが特徴です。良くわかないが先生はオオタツナミソウと言っていた。

ダイコンソウ(大根草) バラ科、根元の葉がダイコンに似ている、花期は68月だが秋の終わりまで見れ、5枚の花弁。

畑のダイコン、今が甘味がでて美味しい。

家の畑のダイコンの形とは下部は似ていないが、葉の先端か大きくちょっと似ている。

ミツバツチグリ(三葉土栗 )バラ科、花が咲いていればヘビイチゴと区別が付くが、キジムシロは羽状複葉、オニヘビイチゴは葉が5枚の小葉で掌状複葉。畑のトチオトメは3小葉。

ノリウツギ(糊空木) ユキノシタ科、筑波山の山頂付近に生え、ウツギ・ヒメウツギ・ガクウツギも同じ仲間。ガクアジサイやヤマアジサイヤマアジサイ

によく似ているが、「糊空木」と呼ぶように、和紙すくときの糊を取からだそうです。ウツギの名前は、茎に空洞があることからだが、ノリウツギの茎はウツギウツギ

のように空洞ではなく、スポンジ状の髄が詰まっている。また、コゴメウツギはバラ科、タニウツギ・ツクバネウツギはスイカズラ科。
 
リョウブはリョウブ科で枝が輪生状に付き、葉は互生、小さな鋭い鋸歯。ノリウツギは葉が対生、鋭い鋸歯。両方とも円錐状の花序を付ける。

ヤブコウジ(藪柑子) ヤブコウジ科、十両。万両はマンリョウ、千両はセンリョウ、百両はカラタチバナ、一両はアリドウシ。

アセビ(馬酔木) ツツジ科、夏には花序を準備し始め、冬にはすぐに花を咲かせることができるほどの状態で花序を形成し、早春から釣り鐘型の花を咲かせ、春の到来を実感させる植物、花は早春に開花し、秋に果実を稔らせる。庭木としても植栽されているが、良く山道で見かけます、丹沢の鍋割山でアセビの生える斜面で富士山が見え印象的でした。有毒植物で、アセビは漢字では馬酔木と書き、馬が食べると苦しむとの意味、馬酔木と書いてアセビと読む。

キヅタ(木蔦) ウコギ科、別名:フユツダ、ツタは草の仲間、キヅタは木の仲間。家近くのスギにキツタが絡みつき普通なら根元から切るのに放ったらかし、、ものすごい勢いで繁殖、もしかしてスギの枯れるのを待っている見たい。筑波山のつつじヶ丘から国民宿舎つくばねに向かう広根場林道にツルアジサイがある、ウルシ科のツタウルシも似ており、注意が必要ですね。筑波山の自然研究路にはウルシが生えている。

野外講座の中心は霞ヶ浦周辺でしたが、霞ヶ浦の北浦に流れ込む巴川源流を訪ねた、巴川は笠間市・小美玉市・鉾田市・茨城町を流れ北浦に流れ込む。2013/10/10巴川河口の植物と鹿島灘の製塩」(鉾田市安塚)では、霞ヶ浦環境科学センター主催で野外講座が実施された、北浦は鹿島と行方間の南北に延びる、海跡湖。

 愛宕山から見渡せる吾国愛宕ハイキングコースの吾国山・難台山を源にする恋瀬川上流には20142月に野外講座が予定される。

 その吾国山・難台山を眺める展望台に立つ。

テイカカズラ(定家葛) キョウチクトウ科、観賞用にキョウチクトウが植えられ、公害に強く都会の工場の緑化に使われる、このテイカカズラは筑波山周辺の何処にでも生え、葉は対生、縁は全縁、革質で光沢、筑波山の弁慶茶屋跡、筑波山の登山口六所ノ滝を通過するたびに見ることになる、花も果実も一度見て確認したら忘れない、1525aの果実にはビックリ、熟すと縦に避け、先端に長さ約3aの白い冠毛付き、風に乗って旅立ちます、その日が正に今日でした。
スイカズラ(吸葛) スイカズラ科も冬に青々、テイカカズラと同じ木に絡んでいる事が多い、スイカズラは春に特徴有る花を咲かせる。花の色は最初は白く、やがて黄色になるので、金銀花という呼び。実は漿果で、直径56mm2個づつ並び、秋に黒く熟す。先に萼片をわずかに残す。

マルバノホロシ(丸葉保呂之) ナス科、ヒヨドリジョウゴに似る、同じくつる性だが、ヒヨドリジョウゴは葉や茎には毛が多い。果柄は食ナスの様に広がって果実につく。ハダカホウズキはつる性では無く、果柄の先がくびれ膨らんでいる。愛宕神社境内に上がる階段の斜面は上の写真でズームアップ、下の写真は巴川源流の手前のスギ林の中で無数に生えていた。

オニドコロ葉は互生、丸い。珠芽(ムカゴ)はつかない。雌雄異株。雄花序は直立、雌花序は垂れ下がる。果実は楕円形で3翼がある。花は淡黄緑色。葉柄基部に突起はない。」とヤマノイモ葉は対生。葉腋にムカゴがつく。雌雄異株。雄花序は直立、白い花、雌花序は垂れ下がる。果実は丸い扁平な翼が3個。」上がオニドコロ、下がヤマノイモ:解りますか?

愛宕山の標高305bで低山だか吾国愛宕ハイキングコースのスタートとあって、展望は良い。

保育園の子供たちが初詣に!彼らの視線は岩間方面。

ウラジロガシ(裏白樫)ブナ科、葉が鋭尖頭で鋸歯、アラカシなどの比べ鋸歯が鋭くとがり、縁が波打つ、裏は粉白色。

シラカシ(白樫・白橿)ブナ科、材が、アカガシに比べ、淡い色のため、散歩道にも多い、縁は上部に鋸歯がある、葉の裏は白みを帯びるため、シラカシの名が付いたとも言われる。

ブナ科には:

スダジイ、筑波山の薬王院境内に巨木、筑波山神社の近くにも植えられている。葉は互生し、葉身は広楕円形、質は厚く革質、表面は深緑色だが、裏面は灰褐色で鱗片状の毛を密生する。縁は全縁か、上半部に鈍鋸歯がある。ドングリは翌年の秋に熟し、円錐状卵形で食べられる。熟すと殻斗が3つに裂ける。

マテバシイ、神社境内や工場の緑化に!縁は全縁、質は革質、表面は光沢がある。 実はドングリで、長さが23cmになる。帽子は総苞片がツブツブ状に並び、翌年の秋には熟し、加熱すれば食用になる。

クリ(栗)、今日訪れた笠間市、茨城町の県中央とかすみがうら市の県南地域が2大産地。

アカガシ(赤樫)、材が赤みを帯びる、筑波山の自然研究路に生える、葉は互生し、枝の先に集まる。葉身は長楕円形で、鋭尖頭。縁は全縁だが、まれに上部が波状になる。両面無毛、表面は深緑色で光沢がある、ドングリはは翌年の秋に熟す。総苞(殻斗)は椀型で約10本の環があり褐色の軟毛がある。

クヌギ(椚 櫟 橡)、ケヤキと並んでよく生えている、コナラもクヌギの炭材、樹皮は灰褐色で、やや深めに不揃いに割れる。深い割れ目の底が、褐色に見える。ドングリは翌年の秋に熟し、下半分はお椀型の殻斗に包まれる。

コナラ(小楢)、クヌギと共に里山に多く炭材に使われ、今は放置されている。樹皮は灰黒色で、縦に不規則な裂け目がある。クヌギの方が裂け目は深く、コナラは表面の灰色の部分が残る。葉は互生で、葉身は倒卵形、あるいは倒卵状楕円形で有柄。縁には尖った鋸歯がある。形はナラの仲間独特で、その中では最も小さい。ミズナラは葉柄がほとんど無いので区別できる。ドングリは年内に熟す。基部は、小さな鱗片状の総苞片が瓦状についた殻斗(帽子)をかぶる。
ドングリが殻斗に付いていた柔らかい部分は「ヘソ」と呼ばれ、哺乳類のそれと同じ意味。紅葉ではクヌギは黄色なるが枯れた茶色、コナラの方はちょっと綺麗な気がするが?

ミズナラ(水楢)、筑波山に多い、材に水分が多く燃えにくい。樹皮は灰褐色で、縦に不規則な裂け目がある。薄片状のものが重なっていて、剥がれる。葉は互生し、やや枝の先に集まる。葉身は倒卵状長楕円形、基部はくさび形に狭くなり、葉柄は無いか、ごく短いのがミズナラの特徴。縁には大型の鋸歯がある。表面は無毛、裏面は葉脈上に短毛が散生する。

イヌブナ(犬椈 犬橅)、樹皮はブナより黒く、いぼ状の皮目が多い、筑波山にブナと並んでおり株立ちが多いイヌブナが良くわかる、高尾山にも並んでおり樹皮の色を比べると面白い。葉はブナより大きく柔らか、裏に毛がある。

ブナ(橅)、筑波山の御幸ヶ原や男体山直下に多く美しいが老木で実が少なく子孫を残すのが難しいらしい、葉は互生し、葉身は卵形または菱状卵形、縁は波状鈍鋸歯、側脈が7〜11対ある。ブナの葉の特徴は側脈の終端が鋸歯の凹部に入ることである。これはイヌブナも同じ。落葉からでも判断できるので分かりやすい。イヌブナは側脈の数がブナより多い。ドングリは柄が短く、赤褐色で1011月に熟す。熟すと殻斗が4裂し、3陵のある卵形の種子が、2個出てくる。この種子には毒が無くマツやオニグルミの実に次いでカロリーが高く、山の動物たちの格好の食料で不作の年はクマが里に多く現れる。樹木と野草の写真(ブナの実の豊凶

イタヤカエデ(板屋楓) カエデ科、落葉高木で20b、長径1bになる、雨宿りができる葉の繁り、板で屋根をふいたようだという名。春の展葉期に、赤味を帯びる特徴、黄葉し綺麗ですが、今は落ち葉で判定するが、対生で、5あるいは79裂し、縁が全縁である、エンコウカエデは79裂。

オカメザサ(阿亀笹)イネ科、日本原産、各地で栽培、見かけは小さいのでササの名を持つが、新芽にある鞘がすぐに剥がれるのはタケの特徴。裏面には軟毛が密生、枝先に直接葉がつき、葉鞘はない、肩毛もない。

イタビカズラ(いたび葛)クワ科、よく分枝し、枝から気根をだして他物にはりついて延びる。葉は互生、長楕円状披針形で全縁、先はとがり、基部は円形。表面はなめらか、裏面は粉白色で、脈が浮きでて目立つ。葉腋に球形の花のうを1〜2個つける、雌雄異株。果は、はじめ緑色だが、熟すと黒紫色になる。花期は67月。

  タブノキ(椨 )クスノキ科、登山道で倒れ邪魔になったのか、この様に芽吹くのがタブノキの特徴らしい。暖地の沿岸に多い、葉は枝先に集まり、厚く革質で光沢、樹皮は暗褐色で皮目が目立つ。春に若葉の赤みを帯びた姿が美しい、そして頂芽が開くと新枝の下部から数個の円錐花序が出て多数の淡黄緑色の両性花を付ける。78月に黒紫色に熟す。この実を食べた渡り鳥が沿岸から愛宕山に運んで生えたのかも知れない。

  イヌガヤ犬榧)イヌガヤ科、イヌガヤの実はカヤカヤ

の実よりすこし小さく、さほど細長くない。果実に悪臭のある油脂を含み、食用にならないためイヌの名が付く。この油が燈明に利用されていた、葉はカヤ似るが触っても痛くない。カヤ(榧)イチイ科で大木は35bになる、イヌガヤは10bほど。大山のキャラボクは大群落で有名なので見に出かけたいもの、この赤い実は食べられるが種子は毒だそうです。

  サカキ(榊)ツバキ科、神社に良く植えられ、枝を神事に利用。果実は黒く熟す。ヒサカキ(非榊)は黒紫色に熟す。筑波山等の自生はヒサカキとのこと。

ツルマサキ(蔓柾) ニシキギ科、熟すとマサキ、ニシキギ、マユミ、ツリバナ、ツルウメモドキ等の様に赤く可愛い実になる。葉は対生、67月緑白色の花が咲く、今日も数個赤い実が見えた。

オオハナワラビ(大花蕨) ハナヤスリ科、歩き出して直ぐ見つけたフユノハナワラビとそっくり、参道の石段に生え、この石段を登る人が少ない。大ハナワラビは広く平に葉を伸ばしフユノハナワラビと区別するそうです?調べて見るとフユノハナワラビは葉が丸みを帯び、オオハナワラビはやや薄暗い林の中で小羽片が尖って、茎の毛がたくさん有るらしい。同じ仲間でアカハナワラビがあって、こちらは12月頃赤く紅葉するそうです。

  イヌシデ(犬四手、犬垂)カバノキ科、山野に普通に生える。樹高は20mほどになる。
樹皮は灰白色でほぼ平滑、縦に模様ができる。老木になると、浅い裂け目ができる。梅も老木みたいに幹が回転(ねじれ)するそうです、写真の木も回転しています。シデの中では樹皮の縞模様が鮮明で見分けやすい。葉は表面には全体に毛があり、裏面には葉脈上にあり、葉先は鋭頭、葉脚は広いくさび形になる。縁は細かい重鋸歯がある。他のシデ類との比較では、側脈が1215対なので、12本以下があればアカシデ15本以上になればクマシデと判断。45月新芽と同時に咲き、雄花は前年枝の葉腋から垂れ下がり、黄褐色で穂状、花が終わると雄花がドット落下する。雌花は本年枝の新芽にある。果実は葉の様で10月に熟す。

  イヌホオズキ(犬酸漿)ナス科、小さな種は袋の中でホウズキに似る、熟すと赤くならず黒くなる。

巴川源流、木の橋が架かり、皆で覗き込む、北浦に流れ込む、愛宕山の緑の自然が霞ヶ浦を潤す。

シュウブンソウ〈秋分草〉キク科、枝分かれは3本(24本)個、花期は810月。高尾山の植物図鑑にも記されている、関東地方以西に生えるそうです。ヤブタバコやガンクビソウに似ている。

ガンクビソウ( 雁首草) キク科、ヤブタバコに良く似た花を付ける。

キジョラン

キジョラン(鬼女蘭)ガガイモ科、実が割れ、種子が冠毛を付け風には飛ばされる。和名はこの姿は鬼女が髪を乱している様子にたとえた。アサキマダラの食草で知られ、高尾山のビジターセンターでも紹介。茎は強靭で下部は木質、つるの先がどんどん伸び絡みつく。葉は有柄で対生、卵円形で大きく、基部は浅い心形。冬の時期周囲が枯れても青々してよく目立つ。関東以西に生える。花も実もガガイモに似ているがガガイモ同様、実が大きくビックリ。

上の写真がコバノガマズミ(小葉の鎌酸実)で、下がガマズミ(莢蒾)で スイカズラ科、コバノガマズミはガマズミに比べ、葉が小さい意外に、葉の付け根にある小さな葉の名残のような托葉があることだが、この時期は実の多い少ないで判断。

スタート地点に戻って昼食、午後は専用バスでJR内原駅近くの常磐自動車道と交差するR40、辺りに移動し、古代の道を訪れ、歴史を学び、参加者全員で五万堀(こまんほり)古道(笠間市仁古田)を歩いた、周囲は特産物のクリ畑が広がっている。

涸沼・涸沼川、巴川と北浦、恋瀬川と霞ヶ浦、桜川と霞ヶ浦、牛久沼、小貝川、利根川、手賀沼、印旛沼、、、多くの古墳、常陸国府・下野国府・上野国府・武蔵国府・下総国府、上総国府・安房国府・相模国府、、、、霞ヶ浦周辺には学ぶほどロマンが広がる、、、、。

 

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