霞ヶ浦 浮島(和田公園&妙岐の鼻) 夏から秋へ、湖岸の植物を観察 スズメウリ、アサザ、シロネなど |
日程 2013年9月10日 (火) 晴れ
スズメウリ 雀瓜 ウリ科
アサザ 阿佐佐 ミツガシワ科
シロネ 白根 シソ科
シロバナサクラタデ 白花桜蓼 タデ科
ノブドウ 野葡萄 ブドウ科
メドハギ 目処萩 マメ科
ツルマメ 蔓豆 マメ科
ゴキズル 合器蔓 ウリ科
ヤハズソウ 矢筈草 マメ科
ホソバアキノノゲシ 細葉秋の野芥子 キク科
ミズヒマワリ 水向日葵 キク科
オオオナモミ 大耳 キク科
コマツヨイグサ 小待宵草 アカバナ科
オオフタバムグラ(大双葉葎)アカネ科
オオフタバムグラは2014年8月9日茨城県行方市霞ヶ浦ふれあいランド周辺(霞ヶ浦環境科学センターのイベント)でも見付けている。葉は対生し、幅2-4_ほどで、近縁種のメリケンムグラ(非常に良く似ているが葉幅が広い、花は純白)と比べて葉幅が狭い。オオフタバムグラの花期は7-8月で、淡桃色の花を咲かせる。
キンエノコロ 金狗尾 イネ科
ブタナ 豚菜 キク科
ワルナスビ 悪茄子 ナス科 群落 黄褐色の鋭い刺と星状毛、葉は互生、羽状に裂ける。
まだまだ真夏!
コヒルガオ 小昼顔 ヒルガオ科
左:ヌマトラノオ(沼虎の尾)サクラソウ科 右:ミズオトギリ(水弟切)オトギリソウ科
ヌマトラノオは霞ヶ浦 浮島(和田公園&妙岐の鼻)2016/7/11では花を良く咲かせていたが、今日9月10日はご覧の通りです。イヌヌマトラノオはヌマトラノオとオカトラノオの交雑種で、両種の中間の性質をもつ。
オカトラノオ:花序は傾き、上部の花は花序の一方に偏ってつく。やや乾燥した草原、7月。高崎自然の森で見つかる。
イヌヌマトラノオ:花序はやや傾き、花は花序に一様につく。ヌマトラノオと同所、同時期。葉はオカトラノオに似てヌマトラノオより広い。湿地、8月。
ヌマトラノオ:。ヌマトラノオの隣に葉が広いイヌヌマトラノオがある。左奥に花序をつけたものがある。湿地、8月。
ミズオトギリは茎の基部は普通赤紫色を帯びる。葉はやや厚く、長さ3〜7a、幅1〜3a長楕円形、基部は丸く、柄はない。葉裏には腺点がある。花は直径約1aの淡紅色の5弁花で、雄しべは3個ずつ束になり、9個。午後開き、夕方しぼむそうです。果実(刮ハ)は長さ約1aで先が尖った長卵形、多数つく。秋に果実が赤くなり、熟すと褐色になり、先が裂開する。種子は長さ1〜1.3_、褐色〜暗褐色、表面にディンプルがある。花期は8〜9月。秋には葉、茎、実が真っ赤に紅葉する。
ミクリ(実栗、三稜草)ミクリ科
ミクリの花期は6-9月、とげのある球状の頭状花序。花には雄性花と雌性花があり、枝分かれした花序にそれぞれ数個。この花序の様子が栗のイガに似るためにミクリの名が付いている。白い花が咲いていれば美しいが、実になった今はチョット怖い気がします。ミクリは水辺ならどこにでもあるような気もするが「絶滅危惧種」ですから特に花を見付けたら撮影したい。開花の仕方が特徴的で、雄花と雌花が別々に集まって、頭状花序と呼ばれる花の付け方をして、雄花序が上のほうに、雌花序が下のほうにあり、雄花序は3枚の花と3個の雄しべがあり、雌花序は3枚の花被片と1個の雌しで、3_ほどの糸状です。とても綺麗です。
ハンゲショウ 半夏生、半化粧 ドクダミ科
スズメウリ 雀瓜 ウリ科
イヌゴマ 犬胡麻 シソ科
ツルボ つるぼ ユリ科
メドハギ 目処萩 マメ科
和田公園「浮島」 妙岐ノ鼻
ナビに「茨城県稲敷市浮島」と指定するか和田公園、浮島」、妙岐ノ鼻を指定すると後はこれに従う。
位置的には土浦から国道125号を南下、新古渡橋の手前か渡った後に浮島「和田公園」の道標がある、この案内に従い進めば着いてしまう。途中に桜川総合運動公園や桜GC、JGMセベバレステロスGC等がある。
妙岐ノ鼻は和田公園「浮島」から霞ケ浦を南下する、植物観察なら徒歩でも良いが妙岐ノ鼻には霞ケ浦浮島湿原に専用の駐車場がある。
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