白丸駅から梅沢を遡り梅沢の三滝、大岳山からロックガーデンを経て、御嶽駅から御岳渓谷へ、  
大岳山(標高1267b)御岳山(標高929b)

 

日程 20081115日 (土)晴れのち曇り


綾広ノ滝 大岳山と御岳山縦走路に近く
人気の滝(ロックガーデンの上部)

コース

JR常磐線天王台駅4:39=(常磐線)⇒4:42我孫子駅453=(千代田線)⇒5:06新松戸駅5:10=(武蔵野線)⇒6:11西国分寺駅6:23=(中央線「新宿駅(国道20号線)こ線橋架替工事」)⇒6:28立川6:39=(青梅線)⇒7:43白丸駅7:43―(0:07 青梅街道)→白丸トンネル7:50―(0:10)→梅沢大橋8:00(歩道の橋、渡ると東屋、水道有り)―(0:00)→梅沢公園8:00―(0:20)→アメリカキャンプ場8:20―(0:10)→涼しいトンネル8:30―(0:30)→梅沢線・滝群9:00―(0:15)→梅沢園地9:10―(0:05)→三ッ釜ノ滝9:25―(0:05)→ネジレノ滝9:30―(0:15)→大滝入口9:45―(0:00)→9:45大滝9:50―(0:05)→大滝入口9:55―(0:20)→大岳山標識10:15―(0:05)→丸太橋10:20―(0:05)→荷揚げ用レール横切る10:25―(0:10)→荷揚げ用レール横切る10:35―(0:00)→大岳山1.4`地点10:35―(0:15)→沢渡渉点10:50―(0:05)→炭焼釜跡10:55―(0:25)→枝尾根分岐「0.8`大岳山・海沢2.3`」11:20―(0:15)→縦走路出会11:35―(0:15)→大岳山11:50―(0:40)→芥場峠12:30―(0:15)→古い橋12:45―(0:05)→ロックガーデン入口・綾広ノ滝12:50―(0:45)→七代ノ滝13:25―(0:25)→長尾平分岐13:50―(0:15)→14:05みたけさん駅14:20=(御岳山ケーブル)⇒14:25たきもと駅14:25=(西東京バス)⇒14:40御嶽駅バス停―(0:30)→15:05沢井駅15:25⇒都心へ

 青梅線立川駅登山者でほぼ満席、御嶽駅までに半数は下車、白丸駅では3人、ただ海沢へは私が1人です、国道411号(青梅街道)に出て、右に向かう、直ぐに数馬峡橋、ここに広い駐車場があり、カメラを担ぐ人が5,6人、奥多摩駅(奥多摩湖からはむかし道が続いている)から青梅駅まで散策道が続く。

数馬峡橋を見送り、アメリカキャンプ場へと向う、海沢橋、右側の歩道の橋を渡る、眼下に多摩川、紅葉は見頃を過ぎたようです、歩道は海沢橋を潜り、階段を下ると海沢公園、草が生え遊んだ跡も無く東屋はほったらかしである。発電所の手前で川を渡り、神庭集落で数馬峡方向に行かず、渡った沢を右に見下ろし、下って柿平橋を渡り、右下に釣堀を見る、集落を過ぎる所で海沢橋からの広い道路に出る。この道路に沿って海沢へ、左に大きな釣堀が現れる、ここまで来ればアメリカキャンプ場の案内追って行けばキャンプ場に着く、車道を歩くが車通行は少なく、数台。


トンネルの中は真っ暗

まもなくアメリカキャンプ場8:20 モミジと冬桜が見事です、アメリカキャンプ場の先に材木工場、ここを過ぎると急に静かな散策路になり、沢は美しいが、周囲の紅葉は終わりです、でも左上に見える稜線付近の紅葉は奇麗です、しばらく中途半端な紅葉を楽しみながら進むと、手前に橋のあるトンネル 8:30、数10bで中は真っ暗、出るとまた橋、この橋の周囲は奇麗な渓谷です。

この後、幾つかの堰堤を見て、8:40 左に糸を引くような滝が現れる、ここで橋を渡る、この辺り美しく、左の岩壁は湿っており、イワタバコ(2005/8/20)が咲くところです、右上に見える高い山は鋸尾根だろう、さらに渓谷美を楽しみ、今度は前方に鋸尾根が見えてくる、山々の紅葉が奇麗です。


紅葉に飾られた三段の滝 天狗ノ滝

急に周囲が狭まって、8:55 渓谷はさらに深くなり、9:00 美しい滝が右に見える、三段に見える天狗ノ滝は海沢の三滝には入っていない。

まもなく9:10 海沢の三滝入口、ワサビ田ようの荷物運搬レールのスタート地点、東屋が建ち簡易トイレもある、東屋の奥にある堰堤の左から取付く。

苔に覆われた橋を渡る、大きな岩を踏んで行く、目の前に急な鉄の階段が現れ、一個目の三ヶ釜の滝が姿を魅せてくれる。


三ヶ釜の滝

ちょっと薄暗い所で残念だが、見事です。都心の近郊に美しい滝が渓谷美で出合えます、しかし今日は白丸駅から大岳山まで誰にも会いませんでした、最近の地図には点線表示になっている為だろう、道標も新しくなって、登山道は迷うことなく、白丸駅から大岳山を手軽に歩けます、ただ、大滝を見てからワサビ田を過ぎた所から大岳山までの急登は大変苦しい急坂の直登です、でも大岳山へ最短コースでしょう。

滝の直ぐ横の鉄の階段を登って、二段の釜、足元は杉の根がギッシリと密集、登り切ると三差路、ここが二個目のネジレノ滝入口、10段ほどの階段を下って、沢に沿って足を滑らせないように行くと、小さな滝が見えてくる、周囲が岩壁に囲まれた沢底に立てば、雄大なネジレノ滝を見る 9:30


ネジレノ滝

足元は滑るので、注意が必要です、特に大勢の時は狭い通路は順番に、歩道以外を歩くと滑り止め(岩に傷を付けて滑りを防止している)は無く危険、沢底の岩は信じられないほど水平でも良く滑ります、凍結の舗装道路以上です。

ネジレノ滝から登山道へ引き返す途中で、大滝方向への分岐を登る、ネジレノ滝を上から見下ろす位置に出るが、良く見えない、やはり滝壷まで降りたいものですね。

9:35 ネジレノ滝を見ず巻いた道が合流し、登山道は滝の様に急坂の岩場、木々の枝につかまって登る、カエデの秋色が美しい。直ぐに平坦になり、一枚岩を横切り、ここにも滑り止めが付けられている、ちっと広い所に出る、ここが大滝への入口です。


大滝

入口から急坂、階段が長い、大きなカエデの奥に美しい大滝が姿を見せる、このモミジは大木で青々とした葉を付け、秋色にはまだまだです、紅葉に飾られた大滝はどんなに奇麗だろうか。滝壷周囲は足場の悪い岩場で充分滝を楽しみ 9:50 滝壷から登山道へ急登して引き返す。

9:55 登山道に戻り、石段がある坂道を登り詰める、登山道は安定している、10分ほどで、急坂は緩む、モミジが多く美しい所です、新しくなった大岳山2.1`の道標を過ぎると、10:15 しばらく水平道になる、杉林を通過、再び沢に出合う(若宮沢)、丸太の橋は危険、川底の石を渡る、10:20 沢底を歩き、ワサビ田(前回通過した時にはワサビ田は休耕だった?)への荷物用のレールを二回横切る、大岳山1.4`の標識、ここは沢が二分、この先急登の連続になるのでここで一息入れる。

左に流れの細い沢を眺め、急登する、10:50 渡渉点 ここが沢源頭になっている、急坂は続き、苦しい、まもなく炭焼釜跡に着く、10:55 少し登ると巨岩が現れ、直登は続く、大岳山の道標(距離の記述なし)11:10 最後は胸が地面に付きそう。

やっとの思いで、0.8`大岳山・海沢2.3`の道標で尾根道に飛出る 11:20 。足元の落葉は新しく、木々は葉を落とす、広葉樹林の明るい傾斜の緩くはなったやせ尾根、まだまだ登りが続く、人の声が聞こえ、ようやく大岳山から鋸山経由の鋸尾根に出る、出遭った男性に「海沢の三滝は奇麗でしたよ」と言うと、ニコニコしながら鋸山経由を中断し、海沢へと下って行く。ここから大きな岩を登れば大岳山頂です 11:52

大岳山山頂、360度展望なし、登山者で空き地は全て埋まっている、急坂を下る、大勢の登山者が登って来る、大岳神社、ちょっと下って大岳山荘の横に出る、トイレの先にある展望広場は進入禁止。

登山道に戻って、大岳山荘から西に行く道は馬頭刈尾根へ、御岳山へ向うには東に向かって山荘の裏を通り、梯子や鎖場を上下、美しい樹林帯だが、ガスが広がってくる、平坦な道、やや傾斜が大きくなって芥場(あくたば)峠に着く、上高岩山経由ロックガーデンのコースは直進だが、ロックガーデンの下部に出るコースなので見送る、ここは御岳山への道へと大きく左折し下る 12:30

ここまで下ると紅葉は奇麗です、薄暗い樹林の中に古い苔の橋を渡り、5分ほど下るとロックガーデン入口12:50 。ロックガーデンに感動した若い女性達(後でケーブル手前で再会する)が綾広ノ滝から登って来る、見事な綾広ノ滝、滝壷の前では、お弁当を広げる人々で混んでいる。

綾広ノ滝の滝から離れ、ロックガーデンの核心部に下ってゆく、苔に覆われた渓谷、足元にはロック(岩)が切れに並べられ、のんびり散策ができます、中央を流れる沢にはヤマメが泳いでいる。


ロックガーデン

どんどん下ると、芥場峠で別れた登山道からの橋が出てくる、ロックガーデンの下部になる、鞍部から登って天狗岩に着く、ここから鉄の長い階段を下る、混みあう所です、そして七代ノ滝に到着、海沢の三滝と並んで奥多摩を代表する美滝です。


七代ノ滝

七代ノ滝から、さらに下って谷底に着き、今度は長尾平に向かって展望の無い厳しい登りに取付く、展望の無い登りは本当にキツイ、ロックガーデンを訪れる人は、私が取ったコースの逆が良い。

やっとの思いで長尾平分岐に着き、ケーブルの案内を追う、大勢の若者が行き交う、御岳神社経由の登りはパス、日ノ出山への道を見送り、神代欅、ビジターセンターを左上に見て、御岳平、ケーブルみたけさん駅に着く。

ケーブルは満席で、たきもと駅に下る、バス停までは数分下る、バスに乗って御嶽駅へ、御嶽駅バス停の裏には御岳渓谷入口がある、御岳橋から沢井駅まで歩いてみる、余裕が有れば軍畑駅まで歩きたいが、多摩川から軍畑駅までは沢井駅に比べ標差は大きい。


御岳渓谷

御岳渓谷は二俣尾駅で青梅線を降り、軍畑、沢井、御嶽、神路橋から反対に移り、玉堂美術館、御岳橋、櫛かんざし美術館、吉川英治記念館、二俣尾駅に戻るコースが良さそうです、もちろん梅の季節なら日向和田駅まで歩きたいものです。

多摩川で沢井駅の標識、国道411号は近いが、駅までは急坂を登り、ホームに入るにはさらに階段を登らねばならない。この時間帯の沢井駅発は1502,1525、手前の御嶽駅で満席になってやってくる、青梅駅で東京行きへ乗換える、今日は新宿駅工事の為、各駅停車のみ運行。

青梅駅から隣りに座ったお二人連れは、奥多摩駅からむかし道で奥多摩湖へ、帰路は満席のバスだったらしい、朝は「特別快速ホリデー快速おくたま」も走らず彼女らは予定を狂わされたご様子!

新宿駅で山手線へ乗換える、工事の為新宿駅から発する電車が減り、山手線ホームは大混乱、川崎へ向う彼女らのように、神田か東京駅まで行くのが正しいかった様です。

HP:わたしの天気予報