記録的大雪から11日後 冬の植物を観察 筑波山(標高:876b)
雪が解けグチャグチャ |
日程:2014年2月26日 (水)晴れ
2014/2/14(金)関東は記録的な大雪、筑波山も大雪でした、18日筑波山梅林近くの駐車場から梅林を見て筑波山神社から登り、つつじヶ丘に下山。今日は早朝筑波山梅林へ行き「富士山+白梅+紅梅」を一枚に収めたと出かけました。
コース つくば市城山4:45=(国道408号)=>筑波山梅林近くの駐車場5:30―(0:10)−>5:40筑波山梅林6:40―(0:15)−>丸太の階段登山口6:55―(0:23)−>登山道T字路7:18―(0:38)−>ガレ場7:56―(0:06)−>登山道T字路8:02―(0:54)−>自然研究路展望台8:56―(0:15)−>男体山山頂(標高:871b)9:11―(0:10)−>立身石9:21―(0:11)−>筑波山ケーブル山頂駅2F筑波山ビジターセンター9:32―(0:02)−>9:34御幸ヶ原9:45―(0:11)−>9:56女体山山頂(標高:877b)10:12―(0:12)−>大仏岩10:24―(0:22)−>弁慶茶屋跡10:46―(0:26)−>筑波山神社1.1`・女体山山頂1.6`道標11:11―(0:12)−>白蛇弁天11:23―(0:04)−>白雲橋・迎場コース分岐11:27―(0:14)−>11:41筑波山神社11:48―(0:09)−>市営第三駐車場11:57―(0:18)−>12:15筑波山梅林11:45―(0:15)−>12:00筑波山梅林近くの駐車場⇒つくば市城山 徒歩:20,852歩 |
天気予報、晴れで暖かいと言う、富士山+紅梅+白梅の一枚写真を写に出かける、冬型の気圧配置では無いが、真っ暗の5時頃家を出ると、夜明け前に筑波山梅林に着ける。筑波山梅林に5:40到着、今日は平日、人の気配はない、私の存在を知っているのは「三日月と明るい星」。
6:40、日の出時つくば市は6時13分頃だが、梅林にまだ日が当らない、富士山の姿は今日は期待できない! 紅梅は見頃!白梅の何本かは見頃、白梅は3/10頃見頃らしい! 第41回筑波山梅まつりの開催期間に林道沼田新田酒寄線(梅林の市営第1駐車場より)で車両通行止めを実施、東屋の駐車場も含まれる、時間は9:00〜16:00。 梅林最上部の東屋(四阿)からこの林道へ、ロータリの三台駐車所に「市営第1駐車場〜展望あずまやまでを結ぶピストンバスを期間中の土、日、祝日9:00〜16:00で運行」のお知らせ、今回からの運行開始とのこと、市営第1駐車から梅林の坂道を一歩一歩登って周囲は梅の香り、足元には可愛いオオイヌノフグリ(大犬の陰嚢 ゴマノハグサ科)などを楽しみながら歩きたい! 林道を散策、スミレが咲いている、周囲にはシダ類が多い。 最初の沢の堰堤横に丸太の階段、ちょっと登ってみると直ぐに藪になって堰堤の上に出る、道は上の樹林帯に向かって誘っているようです、結構急登は続く。 樹林帯、薄暗い、登れる所まで、シダ類を観察しながら、まもなく、T字路に出て、右から上がって、左に進んでいる。
ガレ場に突き当たり、行く手を阻まれ、上は岩壁でその上が積雪、続いていた足跡も消える、、、。ここで上に行くのは難しい、キョロキョロ探すとガレ場の向こう側の低い位置に目印、木の根を使って渡ってみる。
ガレ場から雑木林、積雪に薄い足跡、数十b進むと、再びT字路、今度は左から登ってきて、右に登っている、自然研究路の下部と展望岩の間辺りに登っているようです。それにしても筑波山は石の山ですね! どんどん上に、巨岩、美しいツバキ、ミヤマシキミ、サカキ、ヒイラギ等、巨岩郡は5,6回現れ、小さな広場や浅い鞍部には冬でも葉を落とさない木々が多く美しい。 これでもかこれでもかと急登りを続けると、ようやく自然研究路近くに飛出る。14日の雪はまだまだ残っている、自然研究路を回ってみたいが、大石重ね方向は凍結も急坂で危険なので今回はパス、近くの展望岩に立ち寄って、真っ直ぐ男体山に向かう、筑波山梅林から男体山まで藪と雑木林の尾根を直登したことになる。 男体山、頭上は真っ青なのに、富士山等、遠望の展望は期待できない。 男体山から岩場を下って、御幸ヶ原と自然研究路分岐で、自然研究路に下り立身岩へ、自然研究路は凍結の石段でちょっと危険です。ただ、自然研究路から立身岩への枝道は雪が解けて安全。 立身岩の展望も、筑波山梅林と同じで、宝篋山の展望は神秘的だが、関東平野・富士山方向は霧の中です。自然研究路に戻り、御幸ケ原に向かいます、ここの急な階段も凍結し危ない! 筑波山ケーブル山頂駅2F筑波山ビジターセンターに立ち寄ってみたが、特に変わった催しはない、人はまばら、御幸ケ原のベンチにて昼食。バードウォッチングの男性は大きなカメラ、小さなカメラそのうえ双眼鏡を下げ、カタクリ園の方へ向かう。 2月の下旬とは思えない暖かさ、春霞、、雪解け、、、筑波山神社から登る道はまだまだ積雪が日陰に多いらしい、アイゼンを着けて登ってくる。 美しいブナ林、カタクリ園(開花は4月)を右見て、解けだしたぬかり道、セキレイ石やガマ石周辺の日陰、女体山とロープウェイ分岐はまだまだ積雪、ロープウェイへの道には雪は無いので安全、ただ積雪の部分も岩がゴロゴロしている道と違って岩が隠され歩き易いが2,3日で解け凍結、筑波山梅林の見頃の3月10日が過ぎないと完全に雪が解けないようです。 女体山とロープウェイ分岐から18日と違って、女体山山頂に上がる20bほどの石段の雪は解け、容易に観光客の人も登れます、ロープウェイでやってきた観光客もスイス。 女体山山頂、積雪は勿論無い山頂、大きな岩場、霞みが広がって展望は期待できず、皆さん早々に下山。 薬王院コースを登ってきた、おじさんに聞くと、あの丸太の階段がスッポリ雪に埋まり、表面が凍結していたそうです、帰りは安全に筑波高原キャンプ場に下り、林道を利用にて薬王院へ戻るそうです、しっかり、アイゼンを着けている。 雪が解けて、田んぼのようにぬかる、歩きにくい岩場を下って行くと大仏岩の手前で「毎日登って3千回を越えた人」と出逢う「大雪の日は自宅から登山口まで約10`を歩いてきたそうです」彼は白雲橋コースを登って下山も同じコース。 大仏岩、雪が消えた屏風岩に立ち寄ると、ガラガラのロープウェイが頭上を通り過ぎる。
弁慶七戻は人気、ここで良くシャッター押しを頼まれる、今にも落ちそうな巨岩、自然とは凄い!人工なら大きな災害に崩れてしまう。シャッターの音で崩れないが、大きな声で笑うと危ないと言うと真顔の若い女の子ふたり! 弁慶茶屋跡、白雲橋コースを下山、ちょうど登って来たご夫婦に挨拶がわりに「雪の様子は?この先女体山まで解け出しグチャグチャです!」、「ところどころ凍結し滑って危ない!」とのご返事、つつじヶ丘からと筑波山神社から登るおたつコースや御幸ケ原コースにはベンチなどが多いが白雲橋コースには不思議と無い。
弁慶茶屋跡から下り始め、最初の沢(細い流れ)まで雪が解けず凍結、アイゼンが欲しいところです、傾斜が緩み細い道に入る直前で、つつじヶ丘と筑波山神社への下り道を間違える人が多いと見え注意を促す道標がある。 平坦な道は直ぐに終わり、傾斜が大きくなり、表面は普通の道だが土の下が凍結し、大きく尻餅!頭を打たなくて良かった!油断は禁物!!簡単な所ほど注意したいものです。 筑波山神社1.1`・女体山頂1.6`に道標、この辺薄暗い、どんどん下ると、白蛇弁天が現れる、大木のスギ、スタジイ、モミは多くなると酒迎場分岐でつつじヶ丘から迎場コースが合流してくる。 石段を下りきると石の鳥居をくぐる、民家に脇に出て、右折、沢を渡り、石段を上がれば筑波山神社境内である。 筑波山神社にはまだまだ知らない謎が沢山ありましね! 忘れていましたが、男体山には男体山御本尊、女体山には女体山御本尊、4月と11月には御座替祭(おざがわりさい)が筑波山神社を中心に行われます、筑波山神社境内の最下部に神橋が有りますね、ここから皆さんは振り向いて筑波山を見上げることでしょうが、この神橋を御座替祭の日に渡れます! 神橋からお土産店やホテルが並ぶ道を進み、大鳥居の手前で、つくばグランドホテルの前から市営第三駐車場への道を登り、その駐車場の奥に筑波山梅林への道がある。筑波山梅林と筑波山神社を回る人のとって楽しい散歩道! 筑波山梅林には観光客まだ少ないが、観梅をじっくり楽しむことができる。筑波山が望め、足元には筑波石、空気がすんでいると富士山が見える、イベントは土日祝日が中心で今日は「筑波山名物ガマの油売り口上」続けて行われ、続けて二度見学してしまう、演じる人が違うと筋は同じでも変わって面白い!油を買う必要もなく楽しめる。 裏筑波も3月に入れば雪の解けるだろう、、、、 |