2016/5/25 筑波実験植物園散歩 今週のベスト3!:バラいろいろ、温室周辺の乾燥植物、ヤマボウシ ヒツジグサ、オゼコウホネ、ロウバイ、カナウツギ、ユスラウメ、カルミア、ヤマボウシ、エゴノキ、シモツケ、ドクウツギ、サワグルミ、ウツギ、ドクゼリ、キリンソウ、珍しいカキドウシ等梅雨を待つ! 2016-007 |
日程:2016年5月25日 (水) 曇り
今週のベスト3!
ヤマボウシ(山法師) ミズキ科
筑波山でも多く咲く、特に坊主山周辺(薬王院コース)が面白い。
バラいろいろ!
クレマチス園公開(4/29〜6/5)の帰りに立ち寄る人が多い、柏から車で来られた二人の御婦人、カメラを抱えた、美人さん、こちらは水曜日の午後見えるおじさん!植物観察は努力を惜しまず、、、、でもちっと現地に行かないと植物は早い変化、時期を外すと来年ですね。
ベスト3!の3はサバンナ温室と熱帯資源温室の前、多くの花々で、写真は掲載しません、現地を訪れてください。入場料金:65歳以上の方および18歳未満の方は無料となります。(年齢が分かる証明書等を提示してください)。
左:カルミア 別名:アメリカシャクナゲ(亜米利加石楠花)
ツツジ科 右: ユリノキ(百合の木) モクレン科
筑波実験植物園に入ると、カルミアが目に入り、
ユリノキやセコイヤ、メタセコイヤが濃い新緑になって、梅雨間近を告げている。今日はクレマチスを鑑賞に訪れる人が多く、久しぶりに混んでいる。
左: ニオイロウバイ’アテネ’ (匂い蝋梅’アテネ’)ロウバイ科 右: クロバナロウバイ(黒花蝋梅) ロウバイ科
我が家のロウバイにも実がつき、興味深々!
左: ユスラウメ(梅桃、山桜桃梅)バラ科 右: ハナズオウ(花蘇芳)マメ科
美味そうな実、ハナズオウの方は味を確かめない!
左: ヒマラヤヤマボウシ(ヒマラヤ山法師)ミズキ科 右: ヒメザクロ(姫石榴) ザクロ科
ベスト3!はヤマボウシ、ヒマラヤヤマボウシは普通のヤマボウシ同様、ミズキ科、ヤマボウシは落葉樹ですが、常緑ヤマボウシはその名の通り、1年中葉が茂っている常緑樹です。常緑ヤマボウシは中国が原産国ですが、普通のヤマボウシは日本。最近流通している数は少ない、珍しい樹木だそうです。
左: シナノマンサク (支那満作)マンサク科 右: サンシュユ(山茱萸)ミズキ科
サンシュユの果実は楕円形で赤く熟す。果実を薬用とするために、日本に移入された。実は食べられる。強壮薬として、煎服あるいは、果実酒として服用する。赤く熟すころ筑波実験植物園を訪れないと!
左: キササゲ(木大角豆)ノウゼンカズラ科 右: リュウキュウマメガキ(琉球豆柿)カキノキ科
キササゲの果実は線形で長いので目に付くが、現在の丸い形から想像できません?
リュウキュウマメガキの葉を見ると、庭先に植えたカキと同じ、花も実も形は変わらない!
キウイフルーツ マタタビ科
我が家が借りている農家の庭先にキウイフルーツが植えられ、毎年数えきれないほど実を熟す、バケツで5,6杯もらって、孫らに配っている、美味しい!!!
左: エゴノキ エゴノキ科 右: イボタノキ(水蝋の木) モクセイ科
エゴノキもイボタノキも散歩道に多い、最近つくば市のマンション脇にエゴノキが植えられ、可愛い花を沢山咲かせている。
左: シモツケ(下野) バラ科
右: ドクウツギ (毒空木)ドクウツギ科
シモツケは筑波山で6月末美しい花を見せてくれるので、都心からわざわざ鑑賞に来られる人が多いです、筑波山では岩場に咲きとても美しい!
左: カナウツギ (金空木)スイカズラ科 右: サワグルミ (沢胡桃) クルミ科
カナウツギは筑波山に多いコゴメウツギに似た小さな花をつけるが、葉がコゴメウツギより大きい。筑波山に生えるかは?
ウツギ(空木)アジサイ科
ウツギはウノハナと呼ばれ、万人に愛される「ウノハナの匂う垣根に、ホトトギス早も来啼きて・・・」の名歌が歌われている。よく分枝する。樹皮は灰褐色で、新しい枝は赤褐色を帯び、星状毛が生える。葉の形は変化が多く、卵形、楕円形、卵状披針形になり、葉柄をもって対生する。花期は5〜7月。枝先に円錐花序をつけ、多くの白い花を咲かせる。茎が中空のため空木と呼ばれる。
左: テイカカズラ(定家葛)、キョウチクトウ科 右: ドクゼリ(毒芹) セリ科
テイカカズラの茎や葉を切ると白い乳液が出る、これは有毒。6月頃に花を咲かせる。花は房状の花序が垂れ下がったところにつく。花弁の基部は筒状で、先端は5裂して広がる。それぞれの裂片は先端が断ち切られて丸まったような三角形で、それぞれにわずかにねじれ、全体としてプロペラ状になる。花ははじめ白く、次第に淡黄色になり、ジャスミンに似た芳香がある。果実は細長い袋果で、2個が対になってぶら下がり、熟すると縦に裂け目を生じて種子を散布する。種子にはとても長く白い綿毛があり、風で飛ぶ。筑波山の弁慶茶屋跡にテイカカズラに巻きつかれた大木があり、花期の後に登山道に花弁が舞い落ちる。
ドクゼリは葉柄が長い、セリは葉柄が短い。だけど、セリとドクゼリが一緒に生えていますが、小さいものがセリ、草丈の高いものがドクゼリです。またセリは葉に特有の香りがあります。ドクゼリの根元をよくみると、たけのこ状の太い地下茎があります。時々ドクゼリをセリと間違えて食べる人がいるそうです!
左: ヒツジグサ(未草)スイレン科 右: オゼコウホネ(尾瀬河骨)スイレン科
筑波実験植物園では咲き誇るが、尾瀬では7月中旬から、真夏の尾瀬を散歩中にヒツジグサやオゼコウホネを木道から見る、その光景がたまらない!
左: アサザ(浅沙) ミツガシワ科 右: キリンソウ(麒麟草) ベンケイソウ科
アサザは霞ヶ浦や北浦で、夏になると花を咲かせる「ミツガシワ科」の水草です。霞ヶ浦を代表する植物ですが、絶滅が心配される希少種でもあります。
キリンソウは海岸や高山帯に自生するベンケイソウ科の植物。春から初夏に、黄色い星のような花を茎の先端部に多数咲かせます。葉は多肉質で厚みがあり、光沢があります。暑さや寒さに強く、冬は落葉して地上部は枯れてしまいます。地下部は残り、早春になれば小さな多肉質の力強い芽が出て、春の息吹を感じる。さし木で簡単にふやすことができるためか、タネまきは、ほとんど行なわれません。
池とトチノキ(栃、橡、栃の木 トチノキ科)
筑波実験植物園の中央付近の池と入口付近の大きな木々が魅力です。意外と見逃すトチノキの花!
グレゴマ バリエガータ 別名:斑入り カキドウシ
「カキドウシ(籬通し) シソ科」
グレゴマ バリエガータは斑入りのカキドウシ、とてもシンプルで可愛いですね!
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