日立アルプス縦走

風神山(標高:242b)→高鈴山(標高:623b)御岩山(標高:492b)→神峰山(標高:599b)羽黒山(標高:491b)                        

 

日程:20101223日(木)晴れ 天皇誕生日

コース

JR常磐線牛久駅6:01=(JR常磐線)⇒7:04JR勝田駅7:08=(JR常磐線)⇒7:25JR大甕駅7:30―(0:20)→日立研究所7:50―(0:05)→エネルギー環境システム研究所7:55―(0:05)→富士山国有林8:00―(0:05)→8:05風の広場8:10―(0:00)→神の広場駐車場8:10―(0:10)→風神山(標高242b)8:20―(0:10)→筑波山・常磐高速展望8:30―(0:15)→送電線鉄塔8:45―(0:15)→七個丸椅子ピーク9:00・二個丸椅子ピーク9:00―(0:15)→塙山分岐9:15―(0:10)→真弓山取付点9:25―(0:00)→石切り場9:25―(0:02)→再び登山道9:27―(0:17)→中丸・亀作林道分岐9:45―(0:15)→高貫林道10:00―(0:05)→高貫分岐10:05―(0:00)→広いT字路10:05―(0:15)→10:20林道道端で休憩10:25―(0:10)→日立高鈴ゴルフ場出合10:35―(0:15)→日立高鈴ゴルフクラブハウス入口10:50―(0:05)→日立高鈴ゴルフ入口・高鈴山登山道取付点・高鈴山まで4`地点10:55―(0:30)→右下に林道11:25―(0:10)→奇妙で巨大な松・急坂11:35―(0:15)→T字路11:50―(0:10)→T字路12:00―(0:10)→急坂・綱場12:10―(0:00)→T字路(左から登山道)12:10―(0:01)→東電無線中継所12:11―(0:00)→12:1高鈴山山頂(標高623b)12:20―(0:15)→玉簾ノ滝(たまだれのたき)分岐12:35―(0:05)→御岩山12:40―(0:05)→御岩神社分岐12:45―(0:10)→県道・神峰山分岐12:55―(0:05)→本山・日鉱記念館分岐13:00―(0:10)→奥日立きららの里分岐13:10―(0:25)→神峰山(標高599b)13:35―(0:05)→高峰山・高鈴山分岐13:40―(0:15)→一つ目のピーク13:55―(0:00)→巨木の桜13:55―(0:05)→沢平・石尊山分岐14:00―(0:05)→二つ目のピーク巻き道14:05―(010)→三つ目のピーク・羽黒山(標高491b)かみね公園まで5.5`地点14:15―(0:05)→高鈴山展望のカヤト14:20―(0:20)→蛇塚14:40―(0:00)→湿原・沢出合14:40―(0:05)→ヒサカキ・サカキの長いトンネル入口14:45―(0:35)→鞍掛山・清掃センター分岐15:20―(0:10)→鞍掛山下山口・清掃センター入口15:30―(0:20)→15:50かみね公園バス停16:04=(日立電鉄交通サービス)⇒16:10JR日立駅16:42=(JR常磐線)⇒17:20JR水戸駅17:35=(JR常磐線)⇒18:40JR牛久駅

このコースは何時ごろから日立アルプスと呼ばれたのか?ヒサカキ・サカキの長いトンネルを抜け、アセビに変わる地点で出遭った男性二人は「くまの古道」(熊野古道)と呼んでいた、そんな魅力のコースです。


JR常磐線友部駅辺り

大甕(おおみか)駅から風神山まで徒歩30分、どんな道を歩くのかちょっと心配でしたが?

 

改札口を出ると風神さんが道案内(風神山道案内)をしている、日立研究所が有る側に改札口の無い、JR大甕駅をおやっと思いながら、歩道橋を渡る、前方に鉄塔が見える、あれが風神山なのだろう。 

茨城キリストへ通学する生徒達と正門で別れ、先行50b先を歩く女性に大甕神社の信号で追いつく、道を訪ねると笑顔で答えてくれる、通勤で毎日駅から歩いているそうだ、時にはリスなどに出合うという、でも悪いオオカミは出ないらしい、息の切れる坂、太平洋が大きく見える、昨日は激しい雨でここは大荒れだったとか。

風神山へは、会社の人々が昼休み登って行くらしい、そんなに遠くはないらしい、日立研究所の先に彼女のオフイス「エネルギー環境システム研究所」が有る。モー少しこのまま並んで歩きたかったが、ここでお別れです。

彼女に教えられた通り進むと橋があり、Y字路を左に入る、富士山国有林、小型車が走れる舗装道路、風神山自然公園入口のY字路で「風の広場」へと向かう、素晴らしい展望、地球は丸い!

 

 

風神山自然公園は日立港や市内の街並み、太平洋が一望できる公園。南北からの風の接点なので非常に強い風が吹き、 その音は風神様の存在を感じさせます。NHKTV中継所があるところまでは車で通行できます。風の広場・神の広場・山の広場がありますが、 いちばん手前の風の広場からは日立市から東海村まで市街地と、太平洋の大きく広がる水平線を広く見渡せます。 江戸時代に造られた風神の石像と雷神の碑もあります。ここは日の出スポットです

 


地球は丸い

散歩中の女性、風神山を聞くと、親切に教えてくれる、「高鈴山まで一本道で迷うことは無い」とのこと、きっとご本人も何度も歩かれたのだろう。

JR大甕駅から風の広場間で二人の女性に教えてもらい、今日は楽しいハイキングになろう、直ぐに「神のひろば駐車場」に出る、鉄塔があり、左に曲がり鉄塔を巻くように進むと、雰囲気の良い道で、丸木の階段を登ると、駅前で案内していた風神さんに出合う。

 

 

 

 

 

標高:242bの風神山は森に囲まれ展望は無い、続いて山の広場、下山中の男性に聞くとツツジの頃が良いと言うので、パスし、真弓神社の方向に進む、ポッカリと木々の間が開き、常磐高速が見える、日立南太田辺りで水戸方向から高速を走ってくるとトンネルが始まるのがこの風神山辺りです、今日のコースはここから日立中央の「かみね公園」まで歩くことになります。

 

 

風神、雷神さま

 

 

 


右奥に見える山は筑波連峰です

送電鉄塔の下に出る、左160bに筑波山の展望が有るらしいがここは真っ直ぐ、続いて道が二分する、ここは左の坂道を選んで登ると松の多い林に囲まれる、別れた道に合流する、再び登りになって、目の前に七個の丸太の椅子、二分する道を右に登って見ると二個の丸太の椅子が置かれている、この辺り道が二本並走する、左に一瞬筑波山が見えるポイントがある。

次の分岐を左に上がると小さな祠が祀られている。

 


小さな祠

二本の道が並走するので、高い方を歩く、塙山分岐で右から広い林道が合流する、登山道に入るが直ぐに同じ林道に出てしまう、真弓神社の標識は消え、今度は真弓山登る標識と高鈴山方向の案内がある、ここは迷わず高鈴山へ、林道を進むと大型トラックが登ってくる、石切り場の運搬車、キョロキョロすると、道が複数に別れる、ここは直観で左を探すと高鈴山への道標がある、ただこの道標は石切り場から運び出される土で隠れそうです。

登山道に入ると、とても気持ちの良い道です、左に廃道が見える並走するが途中で左に離れてしまう、右に見える石切り場の大きさに驚く、足元は尾根状で良く踏まれているが最近は歩かれていないようです、時々木々の合間が空くのですが、空しか見えません。

 


時々見える風景

里山の奥深く入った!そんな気分の所が続きます、小高いピークはトラバース、林の中に中丸分岐亀作林道の道標、地図を見ると左に亀作、右に常陸多賀駅、寂しい所です、再び松が多くなり、平坦な道が続く、高貫林道高貫分岐の標識

いきなり、広い林道に飛び出る、右は通行止め、従ってT字路ではあるが、L字に曲がる感じです、ここから日立高鈴ゴルフまで長い林道歩き、ただ未舗装で足には優しい、林道を20分ほど歩いた所で休憩、ポカポカ陽気だ、真弓山手前で遭った外人さんの後は人の気配なし、休憩から10分、高鈴山方向に曲がってちょっと登ると、日立高鈴ゴルフのショートコスに出合う、右折しゴルフ場(一部カート道に入る)を巻いてクラブハウス入口へ、前方の高い位置に高鈴山の鉄塔が見える、まだまだ先だな!

 


日立高鈴ゴルフクラブから筑波山を遠望

グリー上に人がおり、静かに!クラブハウス入口を過ぎ、クラブ入口で県道に出て、横切ったところに高鈴山登山口がある、細い登山道で最初は急坂だが太平洋がちょっと見え、傾斜は緩む。高鈴山まで4`、展望のない緩い登りをだらだら歩く、ここも前方のピークは巻いてしまう、やがて右下に林道が見える、でも林道には出ず、高鈴山の鉄塔が見えてくる、ゴルフ場からはずいぶん遠望だったが、かなり近づく。

奇妙な松、この先で急登、長い登り、下ってT字路、高鈴山の道標を追って行く、広い登山道、左のピークをまた巻く、背の高い笹に囲まれ、再びT字路、いきなり、急坂へ案内され、綱を使って登る、再び下りだが、直ぐ上に鉄塔が見える!

東電無線中継所、高鈴山のシンボルになっている。

 


高鈴山のシンボル

標高:623 bの高鈴山山頂です。一等三角点の展望は素晴らしい、北西に奥久慈男体山、北に阿武隈の峰々、そして北東に神峰山と太平洋。

ご夫婦に出遭う、御岩神社から登ったそうです、早朝に登った人達は富士山が良く見えたらしい。

 


この左方向に富士山が見える?筑波山は良く見えるのだが!

筑波山はよく見えるが、筑波山の左奥に見えるらしい、富士山を見るには早朝ここに立つ必要がある、、、、!

今日はまだ先が長い、向陽台方向へ下る、

 


樹林(アセビ)のトンネル 高鈴山から下る

急降下、御岩山4月はイワウチワが見事です)、玉簾ノ滝分岐御岩神社分岐とどんどん下る。急に平らになり、90度曲がって向陽台は近い、県道と神峰山分岐、ここは神峰山に向かって、旧トンネルの上を越える、直ぐに日鉱記念館分岐、ここから緩く長い登りが続く。奥日立きららの里分岐を過ぎると、ルンルン気分の散歩道になる、一人で歩くには贅沢すぎる。

 


早く通り過ぎたくない素敵な路、見事な散歩道は素敵です。

日立市が誇れる登山コース、美林の樹林に囲まれ、続いて苦しい登り、今度はアセビのトンネルになる、ここも驚きの光景。

 


アセビのトンネル

昼なお暗く、でも時々、右に通過した高鈴山の鉄塔が美しく望める、難なく神峰山に到着、驚くのは大煙突155.7b(現在は先端が折れてしまった)。

 


大煙突  155.7b

 

 

この大煙突今でも活躍中とのこと、

そして山頂の足元に可愛いの池露天風呂ではありません!

 神峰山は不動滝から登れますが、ここから羽黒山に向かうには高鈴山から下って、登ってきた登山道に戻ることになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

一旦戻って、かみね公園方向へ、ピークを越え、急降下、ここを下り切ると、かみね公園まで8.0`とある、13:25だから、明るい内には日立駅には着くだろう。

さらに下って、最初のピークへ、巨木の桜を見てまた下る、二個目のピークは巻き道を、でもこのピークを越えても5分と変わらない。

三つ目のピークを越え、小さく下って登れば羽黒山(標高491b)に立つが、展望は無い、かみね公園まで5.5`地点です。

下り道は二本、右の方が新しいようです、送電線下のカヤトで高鈴山が良く見える。

 


シンボルの鉄塔の高鈴山が立派に望める

蛇塚を見て、直ぐに大煙突見物標識を見送り、さらに下ると沢を横切る、小さな湿原がある、この先驚きの樹木の長い長いトンネルが続く、サカキ、ヒサカキだそうです、サカキ:枝を神事に使うので神社に良く植えられている、ツバキ科だそうです。

 


長いトンネルを下る

この長いトンネルを抜けると、今度はアセビの群生が現れる。柵が現れ雰囲気を壊す、日立市が作った何かの処理場らしい!

太平洋を見下ろし、鞍掛山・清掃センター分岐、のんびり車道を下ると清掃センター入口、道路の反対側に鞍掛山下山口がある、かみね公園を真っ直ぐ横切って下ると、バス停だがJR日立駅行きは50b先の信号機の場所所です。

JR日立駅まで徒歩20分ほどだが、一時間に三本走っており待つことにする、最後は桜並木の中をバスが走ってJR日立駅。

日立さくらまつり:行きたい人

日本のさくら名所百選にも選出されているJR日立駅前平和通りかみね公園。平和通りの陸橋から見下ろすさくら並木は素晴らしい!時期は41日頃から。

HP:わたしの天気予報