高崎自然の森 散策路は秋モード 最高気温28℃ 高崎自然の森 最高気温25℃以上「夏日」 |
日程:2024年2月27日(火)晴れ つくば市 最南端 泊崎へ
高崎自然の森 最高気温25℃以上「夏日」 |
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2024年10月19日(土)晴れ 高崎自然の森 最高気温25℃以上「夏日」
自宅から約28分「徒歩往復:7300歩」、午後2時スタートする、途中の畑仕事は友人1人、今年で家庭菜園を止めるそうです、80歳を超え趣味は登山だが遠くから眺めて楽しんでいるという。
畑の縁のお花畑 コスモスと百日草
やや強い風に吹かれお花は涼しそうだが、散歩者は汗を流す。
左:団地の裏 休耕畑 右:コセンダングサ
ここに住み始めた頃は、人口増で住宅は活気で、畑を借りると有償だったが今は無償でも借りる人はいない、訳は畑を耕す後継者がいないからだ、また団地の高齢化で家庭菜園をする人も減っている。空き家も増え市役所の重荷になっている。
左:カナムグラ 右:チカラシバ
団地を離れると田んぼ広がり、イネの収穫も終わりの季節。田んぼと林の間に散歩道「農業の季節は農道だが」が引かれ、つくば市の「高崎自然の森」公園が用意されている、公園も上空には高圧電線が通過している。
この公園は高圧電線が通過する重要地点ですが、四季の森・あそびの森・さくらの森・野鳥の森・水辺の森・ほのぼの広場が配置され、あそびの森の山桜は特に美しく高崎自然の森のシンボルです、近くの「農林さくら通り」と異なった美しさです!ぜひお楽しみください。
左:ヒナタイノコズチ 右:セイタカアワダチソウ
ここ高崎自然の森から稲荷川沿いにみのり幼稚園の前を通り、つくば市立市民ホールくきざきの前を通り、牛久沼へ向かう牛久土浦バイパスが通る予定です。
このバイパスの為に田んぼに境界線が引かれています・・・・・・・私としてはここの風景がどのように変わるか楽しみです、田んぼの面積が大きく減る事は事実です。高崎自然の森やつくば双愛病院の周辺の環境も大きく変わるのでしょうか!
左:マルバルコウソウ 右:休耕の田んぼにセイタカアワダチソウが大群落
マルバルコウソウはツル性でフェンスなどにからまり、オレンジの花を咲かせて、種をつくり、種があちこちに飛んでいってそこから来年以降に生えてくる。日当たりさえよければ後は、いくらでも増える。花は綺麗ですが、筒状なので一個の花が小さめですとても可愛い、でも群落を作り良く目立ちます。
セイタカアワダチソウは減っているような気がしますが、ここの休耕の田んぼは一面と埋め尽くされています。
左:イヌタデ 右:アメリカミズキンバイ 別名:ヒレタゴボウ
アメリカミズキンバイは田んぼの中に生え(縁に)、花は散りだし、4枚の花びらがとても清々しい!
ヒメジョオンもセンニンソウも秋になるとちょっと減ってきます。
ヒメジョオンとハルジオンの違いですが、切るとハルジオンは空洞、ヒメジョオンは空洞になっていない。
ボタンヅルとセンニンソウの見分け方として1番の方法は、葉の形を見ることです。センニンソウの葉の形は先が尖ったような滑らかな楕円形であり、ボタンヅルのようにギザギザとした形ではありません。この方法が一番です。筑波山と高崎自然の森でまボタンヅルは筑波山で良く見かけます。
左:アオツヅラフジ 右:ヤブマメ
アオツヅラフジの熟した実はエビヅルやヤマブドウにそっくりで一番美味しそうだが実は有毒で食べられない!高崎自然の森に行く途中で良く見かける、エビヅルの側にあるので注意してください。
ヤブマメとツルマメだがダイズの原産はツルマメ。花が無いので判定は難しい?葉の形でヤブマメかと?
左:今日一番の大木 右:ここにバイパスが通る 高台の路だそうです
10月中旬と言うのに暑い、夏日。散策路で一番大きな木、クヌギで大きく丸い実で帽子を被っている、年々大きくなっている。
左:最近少なく ここは密集の群生
右:クコ(枸杞)ナス科
最近、散歩道では少なくなったセイタカアワダチソウが大群落を作り休耕の田んぼを埋め尽くす、繁殖の根が自由に伸びているようです、バイパスは通れば変わってくるだろう。
隣に林の入口に花を咲かすクコ、秋が深まるとナスに似た小さい実が付き可愛いものです、もっと多い場所でしたが数えるほどでした。
左:アメリカミズキンバイ(亜米利加水金梅)別名:ヒレタゴボウ
右:野鳥が集まった橋 最近はバードウォッチングの人は減っている
間のなく高崎自然の森入口、稲荷川の掛かる橋で、次の橋までの間に野鳥の飛来が多く、バードウォッチングに来る人が必ず見えていましたが、最近小鳥の飛来が少なく今日は見かけません、何時も車でやって来る鳥のおじさんの姿、散歩中の人も見かけません、当然、飛来の鳥の姿も見えません。
そんな訳で高崎自然の森に入らず、ここで引き上げです。
左:高崎自然の森は高圧線が通る 右:コセンダングサ
コセンダングサの横の草原に腰をおろす。イノコズチ、ヒカゲノコヅチ、オナモミ等は「くっつき虫」と呼ばれこの時期の曲者です、よく見ると虫の姿も可愛いものです。
快晴ですと高崎自然の森の上を通過する高圧線の先に双耳の筑波山が見えるのに今日は見えません。
左:「くっつき虫」 右:オヒシバ
田んぼの道、オヒシバが密集、似ているメヒシバとの対策の難しい雑草、私の畑でもオヒシバが生え、とても強いイネ科です。
ここは数年前までは草刈りが行われていましたが、人で不足で伸び放題、靴が草に負け歩けません、検索でオヒシバを探すと除草剤の宣伝が多く、なかなか本来のページが出て来ません・・・・・・検索機能も商売が優先で・・・。
左:カヤツリグサ 右:スカシタゴボウ(透し田牛蒡)アブラナ科
カヤツリグサは種類が多く、科名にカヤツリグサを指定するとアブラガヤ、カサスゲ、カンガレイ、カンスケ、テンツキ、。。。と続く、でもカヤツリグサは一品の美しさです。
スカシタゴボウはアブラナ科イヌガラシ属で水田の畔などやや湿った場所に生える、イヌガシラとよく似て区別が難しい。イヌガシラとスカシタゴボウには雑種のヒメイヌガラシがあります、ます区別が難しい・・・・。
左:アメリカセンタグサ 右:うなだれたイネ科
アメリカセンタグサ、コセンダングサ、シロバナセンダングサの区別は難しい・・・・
左:ガマズミ 右:キヅタ
ガマズミ、ここ高崎自然の森の周辺に幾つかの木があるが、ほとんど全てが虫に食べられてしまう、真っ赤な美しい実は見れません、だから遠くの山で見かけると別の木かと思うほどです。
一方キヅタは通学道路の脇の杉の幹に絡み、困ります、ここの散歩道にが一本ほど目立ち、アケビのツルを隠し、アケビの実の楽しみが無くなった状態です。
ヘクソカズラ
ヘクソカズラは可愛い花を咲かせ目を引きます、ところが「くさいにおい」の持つ代表的な植物です。「屁糞葛」と書くアカネ科。そろそろ実が落ち草紅葉に変わります、一番に臭うのは実が一番青い頃で、植物にとって一番大切な時期です。
帰りは青空が消え、今に出も降って来そうな空、風も出て夏日の秋の温度に変化、明日は京より10℃ほど低くなる予報です。
HP:わたしの天気予報