自宅から高崎自然の森(公園内一周)を往復すると一日一万歩になる! 

高崎自然の森 自宅から稲荷川に出て、遡ると、田んぼも多く、植物の宝庫です。

 

 

高崎自然の森 稲荷川
牛久沼に流れ込む

 

 

 

山桜の時はお花見の人はいましたが、八重を見に来る人は少ないようです

 

山桜は終わって、野道に多くの花が咲き、撮影に工夫が必要、ある人は「見る人を引き付ける工夫を!」と言うけど、自然に咲き誇る11本を見ると、どの花をピントにするか難しいですね!

 

「あなたは何の為に花を撮影するの?」と聞かれる、「可愛いから」「記憶に残したいから」「知らない人に伝えたい」「植物の特徴を」。。。

 

高崎自然の森、筑波山で・・・と同じ植物が異なる所で咲いている、、、

 

「何故、観察するの?」

アオキ、アケビ、エノキ、クヌギ等の花芽や花を観察するのは面白いから。

 

今観察しないと、明日は状況が変わる!

 

高崎自然の森 八重が満開
お花見の人はゼロ!

2017年4月21(金)晴れ ヤマザクラが八重にバトンタッチ 高崎自然の森

コース

:常磐自動車道 谷田部ICから牛久方面に約10
            
首都圏中央連絡自動車道 つくば牛久ICから高崎十字路方面に約10

路線バス(関東鉄道)
  (1)TXみどりの駅から
    JR牛久駅行き路線バス→ 高崎入口バス停下車徒歩5(所要時間約25)
  (2)JR牛久駅から
    TXみどりの駅行き路線バス→ 高崎入口バス停下車徒歩5(所要時間約20)

    ※JR牛久駅から、牛久沼湖畔の牛久観光アヤメ園経由で稲荷川を遡って、高崎自然の森まで散歩、帰りは高崎入口バス停(つくば双愛病院の近く)からバスでJR牛久駅に戻る方もおります。

 

 
左:ノゲシ(野芥子)キク科          右:ヘビイチゴ(蛇苺)バラ科

 

ノゲシは触っても痛くない、オニノゲシは痛いから触れない、どちらもトゲが鋭いのだが!

 ヘビイチゴが散歩道に多い、田んぼのあぜ道、この辺では今度の連休には田植えが行われ、今は肥料などまく作業が続いている。散歩をしているのがちょっと辛いが野の花に誘われる。

 

 
左:セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)キク科      右:ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)シソ科

 

セイヨウタンポポが盛んに咲いている。外来種の西洋タンポポと日本在来種の日本タンポポがありますが、日本タンポポはほとんど見かけなくなり探すのに苦労します、今日も見つかりません。見分け方のポイントはたった一つで簡単「西洋タンポポはガクが外側に広がっているが、日本タンポポはガクを閉じている」。写真は写していませんが、全て西洋です(笑)。

 ヒメオドリコソウは凄い群生、芝刈りをしても、元気に伸びている。

 

 

左:コメツブツメクサ(米粒詰草)マメ科                 右:エノキ(榎)ニレ科

 

エノキの花、実が出きる姿を見たいものです。コメツブツメクサは小さい花を沢山咲かせ、エノキも数え切れない数!

このエノキですが、葉が左右対称でなく、民家(田舎)の近くにも生え、8月には実が色付き、実が熟し、かむと甘味がある。

 

 
左:ノジシャ(野萵苣) オミナエシ科                   右:ヘラオオバコ(箆大葉子) オオバコ科

 

ノジシャは2015/4/25常陸川水門付近の湿性植物(霞ヶ浦環境科学センター)の自然観察している。ここ高崎自然の森周辺にも生えている。ノジシャは茎が何度も二股に分れて細く伸びるのが特徴。分岐のすぐ下に長さ1から5aの葉が対生、青紫色の花をつける。オミナエシとは植物体全体の姿が違うし、花期も違うが、花を拡大して見比べてみると、オミナエシの花とよく似ている。和名は、葉をサラダに利用し、野に生育しているのでノヂシャと付けられた。オミナエシ(女郎花)は日当たりの良い山野、葉は対生、黄色の花を散房状に多数。ノジシャの花色は淡青色の小さな花をびっしり咲かせる。

 

 
左:カキネガラシ(垣根芥子) アブラナ科                   右:ホトケノザ(仏の座)シソ科

 

菜の花が一面に咲き誇る、ひっそり静かにその脇にカキネガラシが咲いている。

ヒメオドリコソウが大きな群生、ホトケノザも負けないで咲いて、よく見ると綺麗な花ですネ。

 

  

左:コナラ(小楢)ブナ科 中央・右:スイバ(酸葉)タデ科

 

コナラ、高崎自然の森周辺多く、秋になるとドングリ広いの子供が飛び跳ねる。

 

スイバは茎や葉に酸味、草地、田のあぜに普通に生える。雌雄異株、小さな花を多数つける、雌花の内花被片は花のあと大きく翼状になり、そう果を含む。雄花は雄しべは6個、細かく短い花系の咲きに葯がぶら下がり、風にゆれて花粉を散らす。雌花は赤いふさ状の柱頭で、風に乗ってくる花粉を受けやすくする。果期には翼状に大きくはみだし、赤みを帯びて目立ちます。葉の基部はやじり形で茎を抱く。

ヒメスイバはスイバに比べ小さく、細い根茎を横にのばし増える、こちらも雌雄異株。

 

 

 

左:ニワウルシ(庭漆)ニガキ科                 右:ギシギシ(羊蹄)タデ科  

 

ニワウルシはニガキ科であって、かぶれない、別名:シンジュ(神樹)と言うらしい。ここは毎年刈られるところです。

 

ギシギシ、大きな葉を広げている。

 

 

左:タネツケバナ(種漬花)アブラナ科       右:オニタビラコ(鬼田平子)キク科

 

タネツケバナ、オニタビラコが高崎自然の森から流れ出す、水路に見られ、白・黄色の花が見られます、散歩の人はほとんど見ずに過ぎて行く。

オニタビラコとヤブタビラコの違いが分かればと思ったが、今日はオニタビラコのみの撮影でした!

 

 

左:キツネノボタン(狐の牡丹) キンポウゲ科        右: タガラシ(田枯らし)キンポウゲ科

 

水路と田んぼ、違うような・同じような草花が咲いている。

 


高崎自然の森の八重桜 山桜は先週でした!

 

 
左:オオジシバリ(大地縛り)キク科             右:ホタルカズラ(螢葛)ムラサキ科

 

 茎が地面を這うようにして延び、所々で根を下ろし、その様子が地面を縛リつけているように見えるので、ジシバリ(地縛り)の名がある。ジシバリとオオジシバリの二種類があるが、ジシバリの葉は小さく、円形であるのに対し、オオジシバリは葉がヘラ形で全体に大きい。よく目立つ花で散歩道の野原や田の畦で繁茂しているが、高崎自然の森近辺ではほとんどがオオジシバリでで、ジシバリは見ていない。

 ホタルカズラは花色が美しい鮮かな青色で、蛍光色を帯びているように見えるので「ホタル」にたとえられ、走出茎を出すので「かずら」です。   

 

 
左:ジュウニヒトエ(十二単)シソ科       右:ヤブジラミ(藪虱)セリ科

 

高崎自然の森側の斜面に十二重がびっしり、隠れてヤブジラミが小さく咲いて!

 

 
左:ウグイスカグラ(鶯神楽)スイカズラ科     右:ガマズミ(鎌酸実、莢迷)スイカズラ科

 

主役は変わる、ガマズミは花芽が膨らんできた。

ウグイスカグラは家の近くでウグイスの鳴くころに花が咲く、ウグイスが隠れるようなヤブになることから、古名のウグイスカグレが変化した。漢字は当て字と思われる。自宅は田舎です、ウグイスが美しい声で泣き出すと、キジも泣き出し、周りにメスが必死で餌を探しています、どうやら縄張りの様子です。

 

 

左:アカメガシワ(赤芽槲)トウダイグサ科       右:ダンドボロギク(段戸襤褸)キク科

 

アカメガシワは毎年ここでは切られます、切られないと大きな木になるようです。

ダンドボロギクは一年中生え花を付けていますが、カメラを向けるほど綺麗ではありませんが、ベニバナボロギクの花序は先が垂れ、下向きに頭花をつける、頭花は全て細い筒状花からなり、花冠の上部はレンガ色、下部は白色でとても背が高く、花期は810月。

 


ホトケノザの群生
田んぼは5月の連休に田植えが行われる!

 

歩道と田んぼの間がホトケノザで埋め尽くされる、対生する葉が蓮座と見なし「仏の座」。

 

  
左:オニノゲシ(鬼野芥子 キク科
中央:スギナ(杉菜) 
右:ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)ヤマゴボウ科  

 

触ると痛い、オニノゲシ。ノゲシは痛くは無い。

ツクシがまだまだ、雑草の大敵スギナ。大きく伸びる、ヨウシュヤマゴボウ。

 

 

左:ツルウメモドキ(蔓梅擬)ニシキギ科        右:クサノオウ(草の黄) ケシ科

 

ツルウメモドキ、今は目立たない。

クサノオウは草の黄、王ではありません。

 


菜の花 稲荷川
時々、他県の車が来て釣りを楽しむ!

 

 

左:ハハコグサ(母子草)キク科    右:ニワトコ(庭常)スイカズラ科

 

 チチコグサは黄色の小さな頭花を多数つける。チチコグサやタチチチコグサは頭花の色は黄色くは無い。

 ニワトコは高崎自然の森近くでは芽が早く出てきます、写真の花が赤くなり、よく目立ちます。

 

 
アケビ(木通、通草)アケビ科

 

 アケビの仲間には、アケビ、ミツバアケビ、ゴヨウアケビの3種類があり、葉で見分けられます。アケビは小葉5枚からなる掌状複葉で、小葉は楕円形で縁に鋸歯がありません。ミツバアケビは小葉が3枚で、縁に波状の大きな鋸歯があります。ゴヨウアケビは小葉が5枚ですが縁に鋸歯があり、アケビとミツバアケビの雑種と考えられています。3種類とも落葉性の蔓植物で、秋においしい実をつけます。

 

 

アオキ 左:雄株                 右:雌株

 

 山桜が終わったころ、コゴミやコシアブラ、タラノキの山菜狩り、登山口辺りに多いのがこのアオキ。更に標高を上げるとコナラ、クヌギ等が多くなって、コシアブラを探します、コゴミは沢沿いに多いですね。

 

 
左:ハナダイコン(花大根)アブラナ科 別名:ショカッサイ(諸葛采)、オオアラセイトウ、ダイコンバナ、ムラサキハナナ

右:ウワミズザクラ(上溝桜)バラ科

 

ハナダイコンはオオアラセイトウ、ショカッサイ。野生化し竹藪の縁に毎年咲き花期は35月と長い間同じ所で咲き誇る。

ウワミズザクラは花柄に葉が付いている、イヌザクラは花序の基部に葉が無いのが相違点。

 

 
左:ニガイチゴ (苦苺)バラ科             右:ムラサキケマン(紫華鬘)ケシ科

 

 ニガイチゴとモミジイチゴが高崎自然の森周辺の散歩道に有ります。モミジイチゴは花が下向き、果実は黄色に熟し食べられます。葉の形がモミジに似ているというので、モミジイチゴ(紅葉苺)という名が付けられています。ニガイチゴはよく枝分かれして棘が多く、果実は赤くおいしそうに見えますが、種子を噛むと苦いためこの名がついています、私は美味しいとおもいます。モミジイチゴとは葉が違い、花はこちらの方がやや小さめで、上向きに咲いています。

 

 

左:スズメノエンドウ(雀野豌豆)マメ科   右:カラスノエンドウ(烏野豌豆)マメ科

 

スズメノエンドウカラスノエンドウカスマグサを加え、「似た野草の見分け方」を検索すると数多く出てきます。これを読んでいると、散策に出かけられませんネ。

カラスノエンドウの花は葉腋に13個つき、紅紫色。

スズメノエンドウの花は葉腋からのびた柄の先にふつう4個つき、白紫色。種子は豆果にふつう2個。

カスマグサの花は葉腋からのびた柄の先に13個つき、淡青紫色。種子は豆果に4個入っていることが多い。

*花の大きさ、花柄の有無で簡単!*一度見れば忘れない!

 

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