陣馬山から富士見のみち縦走
高岩山醍醐丸連行峰生藤山
八王子駅から陣馬高原下バス停で入り和田峠に上がって縦走開始

日程 200246日 晴れ 

コース

JR八王子駅バス停8:12=(1:00)=>陣馬高原下バス停920―(100)―>1030和田峠―(020)―>1040高岩山―(020)―>醍醐峠―>1115醍醐丸(標高867メートル)―>12:15山ノ神(和田バス停下山道分岐)―(110)―>1310連行峰―(020)―>1335茅丸(まき道)―(010)―>1345生藤山(標高991b)1420―(010)―>1430三国山・三国峠―(015)―>1445甘草水―(030)―>1500佐野川峠―(030)―>1540石楯尾神社前バス停=(タクシー)=>1610上野原駅
*現在は陣馬高原下行のバスはJR高尾駅から

バスのご案内では京王八王子8:00JR八王子812=(100)=>陣馬高原下、今日は急行バスが1台増発になりJR八王子で急行を見送り普通を待つ、次の普通バスを待って乗る、ゆっくり座れて陣馬高原下まで陣馬街道を楽しむ、「夕やけ小やけ」あたりを過ぎた頃から車道は狭くなってくる。

陣馬高原下に着くと、臨時急行で先行した団体さんが準備運動を開始しており、私たちもトイレ等を済ませ歩き出す、沢を左下に見ながら車道を登って行く、最初はゆるい坂、だんだん、急になってくる、杉が多く展望は無い。*最近は和田峠経由陣馬山の道以外に、直接陣馬山に登れる道がある。

右の斜面にミヤマキケマン(黄色い花)の群落、金網で囲まれた敷地にスミレの群落、その先の左カーブの沢で顔を洗う、小さな花が沢山咲いている、舗装道路に飽きた頃、関東平野が見えてくる、右に大きくカーブ、このコース一番の展望、ここから約10分で大きな有料駐車場(600)のある和田峠に着く、茶店の左側に階段が陣馬山に向って登山者の多くはこの階段を登ってゆく、陣馬街道は藤野、上野原に下っている。

私達は生藤山の案内に従い陣馬山とは反対の林道に入る、100bほど行くと案内板、左の登山道に入る、いきなり急登、珍しい神社そっくりに階段も付いた石祠がある、急登が和らぐ、左:杉林の向こうには大きな富士山が姿を見せてくれる、杉が無ければ大展望である。

高岩山を通過、この辺は軽い上下で難なく醍醐峠:陣馬街道へ・市道山への交差点、まもなく醍醐丸経由・醍醐丸まき道の分岐、下山の人は「まき道」を下ってくる、ここは醍醐丸に向う、急登で山頂に着けば富士山が見えることを期待し登る、醍醐丸山頂、右側が大きく開け大岳山が美しい、残念だが富士山方向は杉林、ベンチが用意されているが先に進む、市道山への分岐、下り再び登り返すとミツバツツジが咲き誇り美しい、この後まだまだ急な坂が続くが、ここで休憩しビールで乾杯、美味い・美しい、ツツジに乾杯です。

醍醐丸を巻いてしまうと群生(本数は少ないが)のミツバツツジ咲く岩場を通らないことになる、岩場を幾つも越えてゆく、巻き道と合流、山ノ神:陣馬街道へ下る道が分岐、ここで早くもコーヒタイム、生藤山からの登山者は山ノ神から下山する人も多いと聞く。

ここから幾つもの上下をくり返し、ミツバツツジが咲く尾根を行く、急な斜面を登りつめると連行峰、後は稜線歩き、プロムナードである、雑木林、新緑、スミレ、、と快適、アセビが白い花を咲かせ奇麗だ、アセビは連行峰周辺に沢山花を咲かせ生藤山まで続きます。

茅丸の巻き道を選択、緩やかに下る、なんとなくカタクリが好きそうな雰囲気の場所、二人で探してみるとあった!右斜面にカタクリの群落、数は多くはないが可愛い花を付けている。

先ほどから陣馬山が美しく見え、連行峰から生藤山間は新緑が進みとても気分の良いところです。生藤山・生藤山巻き道の分岐、見落としてまき道に行かないように、ここは生藤山へ、最後の岩場登り、ピークに立つがひとつ先のピークが生藤山(標高991b)山頂だ、素晴らしい展望、正面に大きな富士山、道志の山々、大室山、丹沢連峰、大山、扇山、滝子山と楽しむことができた。扇山と滝子山の間に南アルプスが見えたというが午前中のお話しだそうです、富士山も何時の間にか雲の中に隠れてしまった、展望は少なくとも午前中、11時前だ!

のんびりしよう、静かで私達の時間だ、登山者が少なくベンチで昼寝が楽しめた!

急な岩場を下ると巻き道と合流し、すぐ三国山、ここは生藤山山頂では雲の中で見えなかった、大菩薩嶺、三頭山方向が加わり広角になる、この先は熊倉山経由で浅間峠へのルートが分岐している、三国山は広く、ベンチの生藤山山頂に比べ大きい、大木のサクラは満開には5,6日先だろう、大勢のグループなら生藤山山頂で無く、ここで休憩すると良い。三国山と熊倉山間のサクラはまだ開花したばかりらしい。「富士見のみち」:陣馬高原下バス停―和田峠―生藤山―三国山―熊倉山―浅間峠、三国山から熊倉山経由で上川乗へ、今回のようにサクラの状態がよくないときはこのコースが良い、熊倉山からの富士山、道志、丹沢、奥多摩の山々の展望が良いし、浅間峠は明るい広場、ほっとする憩いの場、上野原・鶴川と秋川へ下る道がある、上川乗へ下った方が交通の便は良い、約一時間で川上乗に着きます。

 さて、下山、三国山頂から佐野川峠間は大木のサクラが多く楽しみだったが、杉の生長がサクラをいじめている、甘草水入口の広場は日が良く当たり満開のサクラを楽しめた。

サクラ並木が続く花吹雪のイメージは杉・杉・杉で被害を受けイメージダウンである、お花見客はまったくゼロであった、例年に比べ早い開花だったからか、それとの遅い時間?

甘草水から佐野川峠間、日当たりが良く多くの花を付けた大木は見事、きっと杉が小さい頃は全ての木も同様だったことだろう。生藤山も佐野川峠も立派なサクラの木だが大木でも杉の飛躍で日が当たらず可愛そう。

三国山から幅の広い尾根歩きの道で和田峠から生藤山までの道とは雰囲気が異なる、急な坂もなく尾根歩きなのでこちらから登った方が楽だろう、佐野川峠鎌沢と上岩の分岐で上岩に下る、数日前の嵐で杉の枝が落ち登山道を覆っている、日向で太陽を受けスミレが沢山咲いている、ムラサキマムシソウ、小さなユリ科の花も多い、杉の美林の中を山道はジグザグになってとても歩き易い。一度林道に出る、「バス停はこちら」の標識に従い再び登山道、小さな沢の源流、数台の駐車に出る、上岩の民家、大きな石垣に植木が奇麗だ、イノシシ豚舎、茶畑となかなか良い感じである。石楯尾神社前バス停(いしだておじんじゃ:いわだておじんじゃ)に15:40着く、JR上野原駅行きは1527発で10分前に発車、次は16:441人なら待つが、今日は二人でタクシーを呼ぶ(2,900円)ことにする。
*石楯尾神社前バス停発上野原駅行き:1410152716441800でした。

JR上野原駅発16:36、時間がある、駅前のラーメン屋に立寄る、電車は登山者で満杯、藤野、相模湖でも登山者が乗り込んでくる、高尾で娘は京王線、私は快速に乗り換える、こちらは始発で座れる、西国分寺で武蔵野線に乗り換え南浦和へ、ビックリ、乗り換える登山者の多いこと、川崎方面・所沢方面便利なルートだな、この区間は初めて乗ったが地下鉄のようにトンネルが多い、乗客の声を聞いていると他の路線との接続が悪いようだ、私も南浦和で乗り換えたが京浜東北線のホームに着く瞬間大宮行きが発車、次の電車は南浦和止り、結局10分程度待つことになる。

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