霞ヶ浦環境科学センターイベントin2014    霞ヶ浦自然観察会 第2回 
春の用水路で産卵期の魚の観察(かすみがうら市 川尻)

日程:2014426日 (土) 


今日の主役は魚少年たち、
先生の質問に、的確に答えてしまう!

霞ヶ浦環境科学センターイベント:霞ヶ浦自然観察会 第2
2014
426日 (土)
内容:春の用水路で産卵期の魚の観察
場所:かすみがうら市 川尻
 
徒歩:6,903

「春の魚とフナの産卵観察」平成24年度第1回 霞ヶ浦自然観察会に参加は2012/4/28

霞ヶ浦環境科学センターからバスで川尻川へ移動、バスを降り、川尻川に沿って歩き出す、20124/28に「春の魚とフナの産卵観察」でここに来て、フナが遡上し、産卵をする様子を観察した。川尻川に沿って産卵の様子を見ながら霞ヶ浦湖畔へ移動。


左が霞ヶ浦 右が堤内水路で魚類採集
今日はテレビ局のカメラマンが入りました!

 
左:オオジシバリ(大地縛り)キク科         右:ヘビイチゴ(蛇苺) バラ科
ジシバリより大形なのがこのオオジシバリで、葉はジシバリが丸い玉子型、
オオジシバリはヘラ状に細長い、田んぼの畦に生え綺麗です。

田んぼは連休中の人手を充てに、大忙し、水がたっぷり流しこまれていた。

 
左:ちょっと疲れ気味                   右:キツネノボタン(狐の牡丹)キンポウゲ科

 休みなし、子供達は元気、平均10回網を入れ、一匹入れば立派、4年生の孫は平均を少し上回る、1年生の孫は平均どころか結果的に3匹のみ、私は撮影に専念を決めていたが、採集に歓喜を上げる子供らの笑顔を見て、ついつい網を手にし、夢中になる!綺麗なタナゴなど編みに入って来ると、さらに力が入る。
 大きなフナを捕まえた子!変わった魚を見つけた子、変な虫を捕まえビックリしている子、幼い子のご両親も必死。

 カメを捕まえた先生、このカメはカミつかず、こわごわ見ていた子供らが、小さな手でつかみ「ほら!触れるよ!」と笑顔だ。

 11時半、昼食タイム、炎天下で日陰に入りたいが、ここはそんな場所は少ない。「自然観察は、手足が泥まみれになっても、靴が濡れても、多少ズボンが汚れても、、、それに帰りは車だから汚れても良いよ、帰って、お母さんに洗ってもらえば!」と車の中で話しておいた、二人の姿はまさに泥まみれ、特に1年生は「田んぼのぬかるみに足を取られズブっと入ってしまった」と言う、お弁当を食べ終え直ぐに行動、子供はちょっと休めば復帰する!

 
左:必死でナキウナギ、捕れなくても諦めない           右:自分の手で触れる、反応するカメや小魚は幼い子を虜に!

 炎天下の昼食の後、採集魚類について解説と観察水槽での観察を行う、

 
観察水槽って魚の観察には欠かせない!

タナゴ メスは産卵官を下腹部に!綺麗なのがオス。
産卵は:どぼ貝・カラス貝

 
左:ブルーギル              右:ギンブナ
ギンブナは雄が少なく、極めて希であると教えられる、
ギンブナの卵はキンブナなどの精子で受精させても、卵は正常に発生し、雌親と同じ子どもが生まれる、
精子は卵の核と融合することなく、発生のきっかけを与えるだけで、遺伝的なものを伝えることはないそうです。
雌性発生によって、ギンブナでは雌の数が圧倒的に多くなり、キンブナなどに比べると増殖率も高くなっているそうです。

 
左:クチボソ                  右:ナキウナギ
クチボソは側線に沿って1本の明瞭な黒色縦条が入る、
ただし縦条は成長につれ薄れて消失したり、もともとない個体も存在する。
モツゴの関東地方の地方名とのこと。

 
ヨシノボリ
よくよく見ると可愛い魚です


え!ここが昔海だった! 

採集魚類は水路に戻します、孫は56匹霞ヶ浦環境科学センターまで携帯の水槽に入れ運び、孫は出かける時に、車に大き目の水槽とエアーポンプを持ち込んで置いたので、素早くこの水槽に移す、パクパクしていた魚は生き返る!

霞ヶ浦環境科学センター:「土浦駅で乗車する場合と直接センターに直行する場合」
一人で参加の場合は土浦駅で乗車し、孫らが同行する場合は直接センターへ
理由は簡単:
1階西側には環境学習の場として利用できる展示室や研修室、講演会などの利用できる多目的ホールがあり、東側は各種実験室や分析室などの配置した研究ゾーンとなっています、
子供達は1階で自然観察会に参加した友人と遊びながら学べる場を好んでいる、彼らが遊んでいり間、私は観察会で疲れた体を12階、建物の南側には森の広場、展望デッキ、池などで休憩、天気の良い日は外で居眠りもできる。

  
左:池の淵で何かを見付ける                右:アケビが花を咲かせ、雌しべ・雄しべの仕組みを学ぶ

 
左:コバンソウ 右:ハンノキ
珍しい草花、樹木が生える
ヒメコバンソウはセンター内ではなさそう

 
左:スズメノエンドウ         右:カラスノエンドウ
中間のカスマグサは見つからない?

 気になることは庭の枯れた池(水性植物を植えたが!)が放置され、安全柵、柵を付けず本来の植物観察の場を広げて欲しい。
日没なら、富士山は見えることがある!
庭先らダイヤモンド富士が年2回見ることができる、ビューポイント!

HP:わたしの天気予報