富士山と大菩薩丸川峠 |
日程 2009年4月26-27日 晴れ
25〜26日にかけ、日本海は大嵐、佐渡汽船がストップしたらしい、26日早朝嵐の後の快晴を期待し、家内と家内のお姉さんとで青梅街道から柳沢峠に向った。翌日は朝から快晴、ドライブで山頂直下まで行ける帯那山へ、帰りは桃源郷でワイン工場を見学、帰路の柳沢峠からは厚い雲が富士山を被う、雲取山登山口の鴨沢バス停では雨具を付けた登山者!今日は都心も寒い! |
コース「柳沢峠から丸川荘を往復」 柳沢峠9:10―(0:55)→六本木峠10:05―(1:15)→天庭峠11:20―(0:20)→寺尾峠11:40―(0:35)→12:15丸川荘13:15―(0:15)→寺尾峠13:30―(0:20)→天庭峠13:50―(0:40)→六本木峠14:30―(0:15)→展望台14:45―(0:40)→15:25柳沢峠 柳沢峠に着くと、5,6台の車、ドアを開けたとたんにアラレがザ〜と降りビックリ、10分程で止む、鶏冠山へと、ご夫婦が出発、国道を横切って丸川峠に向う、ここはミヤコササが林床を被い、美林のブナが続く、東京都の水源地である、フジザクラが一本満開、苔の岩場でヒメイチゲを見つける、初めて見る二人は可憐さにアラレの降った天候を忘れるほど。
六本木峠は三差路で鶏冠山への登山道は左、大菩薩丸川峠は右、左に鶏冠山が見え、ここまで来ると柳沢峠の雰囲気から静かな雰囲気へと変わる、丸川荘の往復で二人の男性に出遭っただけ。
やがて、左前方に大菩薩嶺が見え、気分の良い、登山道が続く、右に甲府盆地が見え、南アルプスの展望所だが、雲の中、ここで強風!そして冷たい風である、南アルプスが見えなくなると、やや登りになって、富士山がちょっと見える、天庭峠、さらに登れば今日の最高ピーク、やや下ると寺尾峠、ここまで来ると後は平坦、再び岩場、バイカオウレンの群生地。
バイカオウレンの岩場の群生地を過ぎると、直ぐに丸川峠に飛出る。丸川荘に入ると、ご主人「只木貞吉さん」が笑顔でお出迎え、連れの二人は早速、荷物も降ろさず木彫りの作品に取り付かれる、ご主人は木彫職人、山小屋で仏像を彫る彫刻家である、家内が見つけた一品は、最近彫って棚に飾ったばかりの自信作!お互いの心が合い家内の記念品になった。登山で訪問する時は、ご主人、素晴らしい料理人に!
柳沢峠から約3時間、引き返す、帰りはやや下り坂、行きに歩いた道は二人も慣れた登山道である。
六本木峠を過ぎ、梅ノ木尾根分岐で柳沢峠とは逆に右折すると30b程で、展望台、奥秩父の主脈が望める素晴らしい地点、美林のブナ林の中をブナ坂へ、立派な遊歩道がつけられ、のんびり散策、賑わう柳沢峠に着く。 素晴らしい富士山が待っている、約7時間の歩行の疲れが一瞬に吹き飛ぶ! 今夜は、大菩薩登山口の民宿「ひがし荘」に泊まる、庭先から南アルプスが美しい!湯が溢れる温泉に二人は満足、料理も、おばさんの手料理は山菜料理で一級品である。 翌日27日は快晴、民宿「ひがし荘」の庭先から南アルプスの山々を望み、8時頃出発、国道411号で山梨市駅を通り、万力公園に出て、フルーツ公園へ、フルーツラインを走って、八幡橋からのR31に交差し、武田神社方向に進む、サクラが見頃になると太良ヶ峠、三差路で右帯那山、左は武田神社へ、南アルプスの美しい所です、ここは帯那山へ右折、ヤマザクラガ見頃、富士山が見えてくる、帯那山登山口があり、さらに先に進むと三差路、ゲートが閉まっている、左は荒れ道で4Wでもやっとで走れない、サクラと富士山が見事だ、散策していると、予想もしない事が起こる、「ゲートを空けます」と役所の車がやってくる、ゲートは4月25日まで、今日は27日(25,26日は役所はお休み)、待っていて良かった!数分でアヤメ群生地3分の標識、5,6台の駐車場、帯那山山頂は5分です。 サクラは散り、アヤメは6月、ズミの坂を登って広いアヤメ群生地を登ると帯那山山頂、休憩舎の屋根に登って360度の展望、富士山、南アルプスの屏風絵巻は素晴らしい、振向くと金峰山もくっきり。 来た道を戻る、甲府ワイン工場を訪問し、国道411号大菩薩ラインで柳沢峠、奥多摩湖のサクラは散っている。 また、訪れたい富士の良く見える山梨県!でした。 帯那山登山:2006/11/25 |
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