乗鞍岳 標高3026b  畳平 標高2,700b  畳平から最高峰剣ヶ峰は往復 

日程 2001721 (土)  晴れ 

前日:白山

コース

飛騨古川=(県道、国道158号線)⇒平湯トンネルの手前から乗鞍スカイラインへ⇒スカイライン入口展望台で休憩⇒1130乗鞍スカイライン(山頂畳平駐車場満杯で3時間)15:00乗鞍山頂畳平駐車場1530−(030)→1530肩ノ小屋1600−(100)→1630剣ヶ峰1710−(040)→肩ノ小屋1730−(0:25)→1745乗鞍山頂畳平駐車場1750⇒乗鞍高原⇒前川渡=(国道158号線)⇒松本=(国道19号線)⇒塩尻=(国道20号線)⇒230府中⇒430自宅

古川から国道41号線で高山へ、ここは盆地で暑い、山々に囲まれ奥飛騨の気分、高山本線が並行、高山の手前で平湯・松本への標識を見て左折、高山市街からの国道158号線へ合流し、平湯方面へ、乗鞍スカイラインの標識で左折、急な坂を登ると反対側から登ってくる道に合流、車はガラガラ、料金所手前の展望台で休憩、霧に覆われ展望はゼロ。

乗鞍スカイラインの待ち時間は、今朝は1時間半とのことですが、現在(11:30)は3時間という、家内と娘らと相談し、3時間覚悟を決める、これが今日は決め手になった!!

畳平駐車場まで残り2`地点でストップ、でもこの地点は、お花畑が多く飽きない待ち時間、右ガレ場にコマクサの群落、少し進んで1`手前にはクロユリの群落、次々に展開する雲上の楽園である。

スカイライン入口での案内通り、3時間の‘のろのろ運転’で乗鞍山頂畳平駐車場に到着。

畳平から剣ヶ峰

早速、畳平で登山の準備、荷物は何も持たないことにし軽装でスタート、鶴ヶ池は青々と水を蓄え、周囲には草花が多く見られる、乗鞍高原から登ってくる道の脇を大きく右折し、車道は続く、車道の右下はお花畑の周遊コース、富士見岳の反対に出ると、道は長野県側に出る、左下では残雪で夏スキーを楽しんでいる人々、肩ノ小屋で昼食の「天ぷらうどん」をいただき、力を付け、ここから本格的な登山道の登りにかかる。

ジャリ道で歩きにくい、朝日岳(標高:2975b)と剣ヶ峰の鞍部は見えている、鞍部に着くまでが石の登りで息が切れるが展望は最高、コロナ観測所のドームが白く輝く、恵比須岳が険しい、富士見岳(標高:2817b)がはるか下になると鞍部に着く。

鞍部に着くと、登りとは反対側に権現池が残雪を残し乗鞍岳の瞳のようだ、雲の間から差し込む光と雲の陰が湖面に映り神秘的な風景を作り出す、同時に鶴ヶ池が見えるからなお美しい。

ひと頑張りで最初の峰、後は最後の岩場登り、剣ヶ峰山頂(標高:3026b)はすばらしい眺め、お目当ての北アルプスは雲の中で見えないが、今にも見えそうな北アルプスはまた良い眺めである、山頂から伸びる大日岳(標高:3014b)への稜線は実に見事。

眼下には乗鞍高原が広大に広がり、くねくねと登ってくる道路が見渡せる。

下りはお花畑を見つける、キバナシャクナゲの群落(小群落)が岩の登山道右下に広がる、背は低いが大柄の花を咲かせ、他の花を圧倒している。肩ノ小屋の前にはハクサンイチゲが無数に咲いている。

コロナ観測所への入口分岐の少し戻ったところに不消池、その下方に下る、お花畑コースの登山道がある、娘は来た道を戻り、家内と二人でお花畑コースに入る、ハクサンイチゲの群落にキバナシャクナゲも見られる。

剣ヶ峰山頂には登らないが、このお花見コースを見に来た5台のバスの観光客(本人達は登山だろうが)は、ここを見て帰路についたのであろう、お花畑から駐車場に戻る途中に放送が流れ「乗鞍高原へ下る入口が18:00で閉門」という、急いで車に戻り門を通過、18:00で閉門とある。

乗鞍高原をノンストップで下り国道158号線で新島々へ、新島々駅の近くに大きなお土産店、立ち寄った都心からのお客様はナスやトウモロコシを抱えるように買って行く。

2000を回る、国道19号線までは渋滞が続く、松本で国道19号線沿いの焼肉屋でスタミナを回復する料理を食べ、塩尻から和田峠へを越え、国道20号線は都心までガラガラでした。

 

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