奥那須 ニッコウキスゲの季節 大峠、流石山、大倉山に行ったけど 日暮滝を観瀑 |
日程:2020年7月22日(水)晴れ 関東は梅雨
日程:2002年7月21日(日)晴れ
左:左は三本槍岳(標高:1917b) 右は流石山(標高:1813b) 右:林道は崩壊
「現地に行くまで崩壊を知らなかった」 令和2(2020)年7月19日(日)に予定されておりました『三倉山山開き』は、大峠林道の崩落のため、中止となりましたのでお知らせします。なお、『日暮ノ滝』より先は通行止めとなります。今後は、道路修繕の工事が開始されますので、安全のためにも「大峠林道」の徒歩でのご利用も、ご遠慮ください。皆様には、多大なご迷惑をお掛け致しますが、ご協力をよろしくお願いいたします。 **林道大峠線につきましては、昨年の台風19号等により、道路が3ヶ所崩れており、現在復旧に向けた工事を行うところです。 下郷町観光協会 |
コース
つくば市城山7:00=(国道408・125・294号)⇒宇都宮=(国道4号)⇒西那須野塩原IC=(国道400号)⇒会津田島=(国道121号)⇒養鱒公園駅10:40=(林道)⇒観音沼森林公園=(林道)⇒11:40日暮ノ滝 駐車場11:45―(0:37)→大峠林道終点の手前のピーク「ここまで」12:22―(0:43)→13:05日暮ノ滝 駐車場13:20=(林道)⇒13:30観音沼森林公園13:36=(林道)⇒養鱒公園駅13:47=(県道347号 国道121号)⇒国道352・400号分岐=(国道121・400号)⇒14:36会津ラーメン15:00=(国道400号)⇒西那須野塩原⇒つくば市城山
桧枝岐や七入を経て尾瀬御池に行く場合、西那須野を通るか鬼怒川温を通るかと迷うが、今回はナビを使用すると西那須野から国道400号を経て道の駅「田島」を目指す、ここから国道352号の分岐で会津田島、下郷の養鱒公園駅へ、この駅の手前を右折、次のY字路交差点を左に向かう、迷ったら観音沼森林公園(大峠と聞かず観音沼と訪ねること)は?聞くと間違いない。
観音沼森林公園までは白樺の多く快適なドライブコースだが、観音沼森林公園の広い駐車場を通過すると、一変し狭い林道がクネクネと続き、樹林で薄暗い、ずいぶん奥に入ったなと思うと日暮ノ滝の駐車場で、この先は通行止め!「日暮の滝までは通行可能ですが、復旧に向けた大型車両が通行しておりますので、通行の際は、十分注意をしてください。」とのことです。
左:日暮ノ滝の案内図 右:通行止め
ここから大峠林道終点の駐車場まで歩く事になる。宇都宮の車が2台停まって3人の男性らが先行「大峠林道終点の駐車場まで大した距離ではない・・」と教えてくれる。2002年7月21日(日)に家内と車で大峠林道終点まで入っており、大幅に予定が狂ったが大峠林道終点まで入って見ることにする。
左:ウツボグサ(靫草)シソ科 右:トリアシショウマ(鳥足升麻)ユキノシタ科
広い林道、こんなに良い道がなぜ、通行止めかと思いながら。エゾアジサイやウツボグサ、トリアシショウマなどが沢山咲き誇りたいくつしないが、結構急な坂が続く。林道は特に通行禁止め箇所は無く快適に走れるようです。
先行の三人はアット言う間に見え無くなる。クネクネした林道は歩くのに面倒くさいが、リボンが置かれ短縮の道が有るが雨でぬれており、林道を忠実に進む。
左:美味しい実を付ける 野イチゴ 右:時々顔を出す山々
木々の間から流石山、大倉山や唐沢山などが見えるが稜線は雲に隠れ見え無い、やや林道の傾斜が緩む。
大峠林道終点→大峠→流石山→大倉山→三倉山を往復すると約7時間で、たぶん先行の三人は時間的に大峠までの往復と思われる。
左:観音山雨量観測所を 右:半分崩れ落ちる
「段差あり」とミラーが両方立ち、大きく曲がるが砂利道になってしまうが再び舗装になる。
続いて観音山雨量観測所が立ち、なお、林道を進むと、いきなり崩れ地が目の前に有ら荒れる、これで「通行禁止」に納得、道半分が落ち谷底に向かっている、覗いて見ると、道路修繕は大変だ、でもここを修繕しないと大峠林道終点まで車で入り、大峠経由で流石山や三本槍岳、三斗小屋温泉等に入れなくなってしまう。
流石山や大倉山の稜線は今がニッコウキスゲの群落が美しいところです、ここでも台風19号の被害が出ている・・・・・。
既に11:43を回っており、この状況では流石山、大倉山への往復は無理。今日は近くの尾瀬ヶ原も梅雨の影響が無く、ここまで来たのに残念。予報通り天候も塩原温泉に入ると青空で良かった、崩壊には勝てない(帰宅後ニュースで会津若松が大雨で、つくば市は予報通り梅雨の大雨と聞きビックリ)。
左:遺跡の案内 右:クマシデ(熊四手)カバノキ科? ミズナラも多い
この崩れ地から林道は歩き易い、花々を観賞しながら進む。ミズナラが多く、周囲は深い樹林帯。
左:ノリウツギ(糊空木)ユキノシタ科 右:ヨツバヒヨドリ(四葉鵯
キク科
ヨツバヒヨドリが斜面い沢山咲く、ややその上にノリウツギが咲き、林道歩きを楽しませてくれる。
左:回復工事の後 右:林道の沢の水が流れくだる
崩壊現場に手が入り、驚きの復旧工事で、真下を見ると急な坂でまたいつか落ちそうです。現在、崩壊中の崩れも工事が進むことを願う!
つづいて、横の沢から流れ出る水が林道を流れ落ちる。写真では傾斜のキツサが表現できないが濡れないように進む。
左:斜面の壁 右:沢から水が噴き出る
垂直の斜面が崩れないように、工事がされ、怖いのでここは休みなく急いで通過。このような工事は各地の林道で行われているが、大峠林道はここのみのようです。
この林道は何本かの沢が横ぎって流れ、崩壊の原因になっているようです、このような林道を横切る沢は工事困難になっている処が多く、廃業する林道を多く見かけますネ。
左:展望 林道の小さなピーク 右:ここも崩壊
林道は砂利道になって、ほぼ平坦で展望が大きく開け気分が良く、雨でぬれた道も渇き砂利の上に座ってお昼タイム。
日も差し込みますが、時々雨がパラツク、周囲の山々の峰に雲が広がって山頂を隠す、目的の大峠は落込み見えますが、流石山の中腹は見えるが大倉山までは見えません。でも関東の梅雨空を忘れる好天気です。
左の三本槍岳、右に流石山、中央の凹みが大峠のようです。広葉樹林が多く紅葉の時期に期待峠です。
腹ごしらえ、林道終点まで行って見ようとチョット進むと、再び大きな崩れ!修復工事がここは大変です。
左:大峠林道終点の手前 右:引き返す
大峠林道終点の5,6分手前で、林道にも泥や岩が流れ出し、通行には問題ないがここで引き返すことに。ここで振り返ると帰路は美しい砂地の林道です。
左:オンタデ(御蓼)タデ科 右:大峠林道の崩壊を除く
今年は新型コロナウイルスの感染と重なり、この林道工事に回す予算に余裕があるかどうか、、、崩れ混む様子をみる、林道の下を激しい水が流れ落ちる。
エゾアジサイ(蝦夷紫陽花)アジサイ科
エゾアジサイ、アジサイ園で多くのアジサイを見るが、このアジサイが一番綺麗だと思う、大倉山のニッコウキスゲの群落は次のチャンスにリベンジ、崩壊現場も通行可能になると確信。
大峠林道終点のまでの歩行時間を加えて次回は早目に来たいものです(笑)。
日暮ノ滝 展望広場から
林道歩き、通行止めの日暮ノ滝に到着、駐車場の裏に登る階段、5,6b登ると樹林に囲まれた展望台広場が広がる、この広場の大木の間から日暮ノ滝が見える、木々の葉が茂り邪魔になるが雄大で美しい。観音沼森林公園から大峠へ続く林道の途中で、会津でも見事な滝といわれ「日が暮れるまで一日中眺めていても飽きることがない」というところからこの名が名付けられましたそうです。秋の紅葉シーズンは特に見事な景観で下郷町のホームページに紹介されていり。
左:下の展望台?から 右:散策路の帰り路で
日暮ノ滝の散策路
下って行く散策路がある、入口は急で降り人は少ないかも、入ると新しい手摺が置かれ、階段も立派でジグザグになっており安いが、草が伸び歩き難い。おり着いた場は二つのベンチが置かれ、日暮ノ滝の上側は見えず、沢に流れ落ちる厳しい姿を見ることができる。
日暮ノ滝の案内図
林道大峠の案合版、先の崩壊場の改修工事が終わるまで林道終点までは、ここ日暮ノ滝駐車場から徒歩、往復葯1時間半は見て置きたい。
観音沼森林公園 無料駐車場
日暮ノ滝から直ぐ、左に無料駐車場が広がる、ゼロ台、休憩、林道を挟んで観音沼森林公園が存在に、案合版に従い歩いて見たいものです、次回のお楽しみ!
白樺の森
観音沼森林公園から下ると、白樺の森、美しい所だ、この辺りから養鱒公園駅はでほぼ直進の道路となる、対向車がゼロ、ツイツイ眠くなるので注意、遠方の登山は安全運転が一番、特に南会津は道路が美しい森に囲まれるので注意したい所です。
養鱒公園駅
三差路で養鱒公園駅が右に見える、会津鉄道線で電車が通過するとは思えない駅、
「新型コロナウイルス感染症対策のため、一部計画運休中です。また、8月1日(土)より運休しておりました一部列車が運転再開いたします。2020/7/22現在」の為か途中で出合った電車は車の中からですが乗客は見えませんでした、時間は14時前後。
養鱒公園駅から県道348号で国道121号に出るか、ここは会津長野を走る県道347号を使い会津田島へ。
会津田島から国道121号で尾瀬方面と日光・塩原の分岐で日光・塩原方面に左折。
会津ラーメン処 みのや「南会津町糸沢字作道317 0241-66-2711」にて会津らーめん(醤油味)を補給し、国道121、400号塩原温泉経由で帰宅・・・・・・つくば市は大雨であったようです。