赤城山の前衛の山 鳴神山(標高980b)     

 

日程2006429  曇り

                         2005/4/24 この日も、カッコソウは咲いていなかった
         2007/5/19
この日は、
カッコソウは見頃


鳴神山山頂のアカヤシオツツジ

コース

つくば市6:20=(国道24950号)⇒桐生=(県道)⇒7:55駒形鳴神山登山口8:00―(1:55)―>沢源頭9:55―(0:20)―>梅田・川内標識10:15―(0:00)―>梅田・川内分岐10:15―(0:01)―>カッコソウ保護地10:16―(0:04)―>梅田・川内10:20―(0:10)―>10:30鳴神山山頂10:40―(0:05)―>仁田山岳山頂10:45―(0:15)―>こつなぎ橋(梅田側)・川内町(赤柴:駒形側)分岐11:00―(0:05)―>枯れ沢出合11:05―(0:10)―>草原の林道終点11:15―(0:05)―>林道出合11:20―(0:10)―>赤柴つり堀跡11:30―(0:20)―>11:50駒形鳴神山登山口

 

数日前の天気予報は、連休の初日2930日は雨の予報、少し回復して夕方雨とのこと、一度はあきらめた鳴神山にカッコウソウが咲いているかも?行ってみないと始まらない、誰かが咲いているよ言えば、翌週は終わってしまう。

つくば市から国道408号で下館へ、下館から国道50号を走る、三毳山辺りはすでに新緑真っ盛り、サクラが終わった桐生市街は赤(ピンク)・白ハナミズキ並木が印象的だ。

  本町5丁目を左折、しばらく走ると両毛線桐生駅を左に見送って川内へ、駒形鳴神山登山口まで、登山口では駐車場は特に無く、道端の空き地に停める、既に10台ほど停まっている。

車で駒形から90度左に折れ、急坂を行くと赤柴の登山口があるが、一般的には駒形が鳴神山の登山口、車を止め歩き出す。

 

沢を右に見て広い道をゆるやかに登って行く。沢にはニリンソウ、登山道の左の斜面にはスミレが数多く咲いている、鳴神山はスミレが多いいことで知られている。オオタチツボスミレ、ニオイスミレ、、と教えられるがスミレの種類が多くフン、フン、、?

まもなく林道(車進入は難しい)終点、下仁田からこられた団体、ご夫婦三組、お目当てはアカヤシオツツジで、訪ねたが彼らは、カッコソウは知らないと言う。

沢底に、沢山のニリンソウが現れ、左の斜面には珍しいスミレが時々現れる。沢底を歩くようになるとカタクリがまだ咲いている。大きなニリンソウの群落が現れ感動。

ハルトラノオが足元に現れ、ニリンソウに代わって増えてくる、大きな岩の間を抜けると傾斜は一段と大きくなって、頭上にアカヤシオツツジが現れ、誰しもこの可憐さに感激。

  

    

急坂、左の山腹に咲くアカヤシオを眺めながら、登り詰めると梅田・川内の標識が出て、稜線に到着、走るように梅田側に56b下ってカッコソウ群生保護地へ、残念、花は一輪も咲いていません。カッコソウは見頃:こんな感じで2007/5/19、とても可憐です

稜線に戻って、最後の岩場を登ればアカヤシオに囲まれた展望台、鳴神山山頂に飛出る、正面に日光連山、左後方に榛名山、赤城山、浅間山が見えるはずだが、雲の中である。

一度小さな鞍部に下って仁田山岳へ登り返す、ここは、こんもりツツジに覆われている。

仁田山岳から日光連山方向に下る、アカヤシオの群落尾根、梅田側から登って来る人が多い。聞くと少し下れば駒形側・梅田側分岐に着くという。

ツツジの林から抜け、新緑の始まった樹林帯を下ると、その分岐の鞍部に到着。

斜面に付けられた細い登山道を下る、まもなく枯れた沢に出合って、杉林に入る手前で水が流れる沢が現れる。杉林を下る、沢底に白いミヤマエンレイソウを一株見つける。

どんどん下れば、林道終点 56台は停められる、荒れた明るい林道を下ると、T字路になって右折、舗装と砂利道が交互に現れる、舗装は急勾配やカーブのポイントにされている。

ここまで下れば新緑が綺麗、沢の景観も美しい。林道沿いはスミレが多く、その種類も数種類。

 

 

廃業のつり堀、壊れた民家、続いて建設中の建物を経て、傾斜が大きくなって舗装、まもなく駒形鳴神山登山口に着く。

カッコソウは咲いていませんでしたが、アカヤシオツツジは咲き終わった時期、鳴神山を訪れる人がグンと少なくなった頃、薄暗い樹林の床に可憐に咲くのでしょう!

HP:わたしの天気予報