イシミカワ、ミゾソバ、イヌタデ、ヤナギダテ、アキノノゲシ、オニノゲシ、ノゲシ等 |
2014年10月4日(土)晴れ
ミゾソバ(溝蕎麦)タデ科別名:ウシノヒタイ
水辺、田の畦の湿った所に生え、群生する、高崎自然の森から近い稲荷川の川底に大群、
城山団地から天宝喜に向かう水辺に生え、これを撮影
すぐ側に、ヤナギダテの姿が見えます、イヌタデに比べとても可憐で綺麗です。
御嶽山(3067b)の噴火で死者は多数になった、4日で噴火から1週間。今後も捜索を続けるが、台風18号の接近で明日5日以降は悪天候になる、心配です。2014年9月27日11時52分に発生したとされ、長野県と岐阜県の県境に位置し、東日本火山帯の西端に位置する複合成層火山である。大きな裾野を広げる独立峰である、7年ぶりに噴火、1991年雲仙普賢岳の火砕流による犠牲者数を上回る事態となっている。 御嶽山は日本百名山であること、御嶽神社に代表される山岳信仰などで知名度が高い、富士山が美しく望める、富士見岩で雲の切れるのを待った思い出がある。そして日本有数の高さを誇る3,000b級の高山にもかかわらず、登山の難易度は比較的低いとされ、家族連れなどにも人気が高い山。 御嶽山は紅葉の名所として知られ、特に9合目から頂上にかけての見ごろは9月下旬から10月上旬。当日は土曜日、朝から天気は良好と登山には絶好の条件で、近隣だけでなく遠方からも多くの登山客が訪れていた、発生の11時52分には、登山者の多くが絶景を眺めながら昼食で山頂付近におられた。 4日のつくば市は穏やか、来週の木曽駒ケ岳に向けて、散歩に!
マツカゼソウはミカン科、葉は3回3出羽状複葉で、質薄く、油点があり、臭気がある。枝先に集散花序をだし、白色の小さな4弁花を多数開く。果実は分果で、各分果には小さな種子が数個入る。種子は暗褐色腎形で表面に粒状突起があり。花期は8〜10月。ここは山地でなく、散歩道。
ウシハコベはハコベ、コハコベなどとの違いは、ハコベの雌しべは3つに分かれているが、ウシハコベは5つ。見分けるためにはルーペが必須。ノミノフスマ(蚤の衾)は花弁は10枚のように見えるが、1つの花弁が深く切れ込んで2つに見えている、小型で繊細な植物であり、よく枝分かれして地面に広がる。葉は小さく、その小ささをノミの夜具に例えた。 ヌスビトハギの葉は三出複葉で、小葉は葉先が三角形状です。果実は女性が付けるブラジャー形に似ています。果実は緑色から、初秋の終わりから秋に入るころに褐色に熟します。果実には毛が密生していて衣服などにくっつく「ひっつき虫」。ところで果実の形が「盗人」の忍び足の足型に似ているとの命名。
カラスウリは朱色の果実と、夜間だけ開く花で知られる。 チカラシバは力を入れて抜いても抜けない!雑草中の雑草といっていいほど、メヒシバは散歩中に多く生え、繁殖力が強く、場所さえあればたちまち群生してしまう。また全体ががっしりした オヒシバ。このシバは散歩道に見られます、オヒシバとチカラシバの群生は道の中央にも生えて凄い勢力ですが、二つとも離れていました。雑草と言えオヒシバ、チカラシバは田畑の中には無く、抜かれているのでしょう。
カナムグラはブルーベリーを数品植えた畑の隅に押しよいるが畑の中には入ってこない、ヤブカラシ(藪枯らし ブドウ科)は畑に入ったら大変!このカナムグラは雄花が先に咲き、雌花より目立ちます、茎や葉柄に下向きの刺があり、葉は対生し、掌状に深く5〜7裂し、表面に粗い毛がある。雌雄異株。雄花は淡緑色で、枝先の大きな円錐状の花序にまばらにつく。雌花は苞に包まれ、10個内外が集まり、下向きの短い球穂状花状につく。雌花の苞ははじめ緑色で濃紫色の斑紋があるが、花のあと大きくなり、果期には全体が紫褐色を帯びて先がそり返る。果実はそう果で花被に包まれ、黄褐色で表面に斑紋がある。花期は8〜10月。
ヒナタイノコヅチは日当たりのよい道端や原野に生える雑草、和名は、イノコヅチ(ヒカゲイノコヅチ)よりも日当たりのよい場所に生えることから呼ばれる、「ひっつき虫」ですね。イノコヅチ(ヒカゲイノコヅチ)は高崎自然の森の林の中、一枚の写真に収まらない!
ヒレタゴボウは熱帯アメリカ原産の帰化植物、8〜10月に黄色い花を咲かせる。花弁には葉脈状の筋がある。水田の畦などの水湿地に生育する。葉はチョウジタデに似ているが、花は大きく、茎にはより顕著な稜がある。チョウジタデの花弁はヒレタゴボウが4枚なのに比べ、5枚です。 イヌガラシとスカシタゴボウ(透田牛蒡)は似たものどうし、若い果実。イヌガラシは長角果は弓状に曲がる、スカシタゴボウの果実は短角果で太め。
タウコギは水田のあぜなどの湿地に生え、茎は太く、葉は対生し、普通3〜5深裂し、鈍い鋸歯がある。茎の上部のものは単葉で裂けない。頭花は黄色で枝先に1個ずつつく。舌状花はなく、全て両性の筒状花。そう果は扁平でやや幅が広く、先端に下向きの刺のある冠毛が2個ある。花期は8〜10月。この撮影場所はよく刈られているが、毎年生え咲いています。離れた位置に車道がありアメリカセンダングサ、コセンダングサ、アイノコセンダングサなどが生えている。
タカサブロウは水田のふちなど湿地に生え、葉は対生し、披針形、茎とともに毛があってざらつく。頭花は1cmぐらいで、白色の舌状花と緑白色の筒状花からなる。舌状花のそう果は3稜形、筒状花のそう果は4稜形で、そう果のまわりに翼があり、熟すとこぼれやすい。花期は7〜9月。別名:モトタカサブロウ。外来のアメリカタカサブロウに対してモトタカサブロウと呼ばれるそうです。 キュウリグは畑や道端に生え、下部で分枝し直立する、葉は互生し、細毛がある。下部の葉は長い柄があり、卵円形、細毛がある。上部の葉は無柄。茎の先に長さ10〜30cmのサソリ形花序をだし、長さ3〜9mmの柄を持つ直径約2mmの淡青紫色の花を次々につける。花期は4〜5月。 ノミノツヅリ(蚤の綴り)、ノミノフスマ(蚤の衾)等はナデシコ科。 さそり型花序(巻散花序、かま型花序などとも言う):主軸の先端の花の下側から一つだけ横枝が出て、横枝先端の花のすぐ下から、同一方向に横枝が出ることを繰り返す。全体を見ると、花軸の先端は螺旋を描きながら、その外側に向かって花を並べて行くように見えるもの。ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)、キュウリグサなど。
トキワハゼの茎は根元に集まり、葉の間から少数の枝をだす。根元の葉は大きく対生し、上部のものは小さくなって互生する。茎の先に下唇が白色に淡紫色を帯びた小さな花をまばらにつける。下唇上には黄色と赤褐色の斑点がある。花期は4〜10月。似た花のムラサキサギゴケは横に枝を這わせて増える、JR常盤線の利根川河川敷近くにムラサキサギゴケは咲き誇る。 ハキダメギクは熱帯アメリカ原産の帰化植物。茎は2分岐を繰り返し、葉は対生し、卵形〜卵状被針形で、波状の浅い鋸歯がある。上部の枝先に小さな頭花を1個ずつつける。頭花は回りに3裂した白色の舌状花を普通5個つけ、内側に黄色の筒状花が多数つく。花期は6〜11月。道ばたや庭などに生える雑草で牧野富太郎が世田谷の掃き溜めで発見したのでこの名前がついた。コゴメギク(小米菊)は白色の舌状花が小さく、全体に小さい、私の散歩道ではハキダメギクのみだろうと思っている。
オオオナモミは北アメリカ原産の帰化植物、葉は長い葉柄があり互生し、卵形または広卵形で3〜5浅〜中裂する。ふちに不ぞろいの鋸歯があり、両面ともざらつく。雌雄同株。雄頭花は葉腋からでた短い花序につく、雄花は、筒状花の花冠から、合着した雄しべの花糸を突き出す、雌頭花は雄花序の基部に集まってつく、雌頭花の総苞片は合着して壺状になり、その中に雌花が2個入る。雌花には花冠がなく、花柱だけが総苞の外に突き出る。果苞は大きく、刺が密に生え、先端に2個の大きなくちばしがあり、熟すと褐色になる。花期は8〜10月。オオオナモミとオナモミは本当は同じものだとの説もあり、オナモミはほとんど消えてしまって無いから、オオオナモミをもって「オナモミ」と言っても良いよとの説があるようです。 イシミカワは稲荷川沿いに多く生え、牛久観光アヤメ園近くまで、群落を見付けることができる、下向きの鋭い刺で草木にからみつく、葉は互生、三角形、淡緑色の小さな花が10〜20個かたまってつく、花被の色は緑白色から紅紫色、青紫色へと変化し、痩果(そうか)は黒色で光沢がある。花期は7〜10月。葉は三角形で茎や葉柄に刺が多く,この点ママコノシリヌグイとよく似ているが,葉柄がイシミカワでは葉の裏面に楯状につくのに対して,ママコノシリヌグイでは葉の基部につく。
ムクノキはエノキと同じ仲間、ケヤキはニレ科だが、ムクノキ、エノキとケヤキが比較されている、ケヤキは葉のふち全体に鋭い鋸歯があり、葉脈は鋸歯の先まで達する。ムクノキは葉全体に鋭い鋸歯があり、葉脈は鋸歯の先まで達し、葉の元の葉脈は3本に分かれ、葉の元の形が非対称で葉の表面がざらつく。エノキは葉の上半分に波状の鋸歯があり、葉脈は鋸歯の先まで達しなで、葉の元の葉脈は3本に分かれ、葉の元の形が非対称。写真のように果実は径1aほどで、秋に紫黒色から黒色に熟して、表面がしわで、甘くて食べられるのがムクノキでエノキの果実は径7_ほどで、秋に赤褐色に熟して、最後は黒紫色になり、やや甘みがあって食べられる。 ハゼノキはウルシ科だがウルシほど強くはないが、かぶれることもあるので注意が必要。ヌルデは扁平な球形をした果実をつけ、果実の表面にあらわれる白い粉のようなものはリンゴ酸カルシウムの結晶であり、熟した果実を口に含むと塩味が感じられる、葉軸に翼があるのはヌルデ。
ガマズミの仲間にヤブデマリ、ムシカリ、ニワトコ。ガマズミの果実は核果で、9〜10月には赤くなり、甘味が少なく、渋みと酸味が強い。霜が降りる頃初冬には、甘くなり食べられる。果実酒にするときれいな深紅の色になる。ガマズミミケフシ:タマバエの一種による「虫こぶ」、取りつかれると、正常実の2〜3倍の大きさの球形になる、色は淡緑色から淡紅色を帯び、表面には白色の短毛が密生する、見つけると違った植物に見えてしまう。 ムラサキシキブの仲間にヤブムラサキ、コムムラサキ、ハマゴウ、クサギがある。ムラサキシキブは山野に生え、樹皮は灰褐色で、若枝は星状毛があるが、のちに無毛。葉は対生し、楕円形〜長楕円形。先は尾状に尖り、基部は狭いくさび形。縁には細かい鋸歯。両面とも無毛。裏面には淡褐色の腺点が散在する。葉腋から集散花序を出して、紅紫色の花を多数つける。果実は核果で、直径3mmほどの球形で紫色に熟す。核は4個入り、花期は6〜8月。冬芽は、裸芽。紡錘形で長さ2〜5mmの柄がある。葉痕は円形〜半円形、維管束痕は1個で突出。 ヤブムラサキは低山の林縁や明るい林内に生える。根元から分岐し、枝は斜上する。樹皮は灰褐色でなめらか。枝には星状毛が密生する。葉は対生し、広卵形〜楕円形。先端は尾状に長く尖り、基部は円形。縁には小さいが明瞭な鋸歯がある。表面には微毛が散生し、裏面には白色の星状毛が多い。葉腋から集散花序を出して、紅紫色の花を2〜10個つける。果実は核果で、直径3〜4mmの球形で紫色に熟す。花期は6〜7月。冬芽は、裸芽で、灰白色の星状毛が密生する。頂芽、側芽ともに柄がある。側芽は小さい。葉痕は円形または半円形、維管束痕は1個で突出する。
シラカシは常緑高木、高さ20m、直径80cmほどになる。樹皮は灰黒色。縦に並んだ皮目があってざらつく。割れ目はない。葉は互生し、狭長楕円形で、やや革質、先端は鋭く尖り、基部はくさび形、3分の2以上に浅くてやや鋭い鋸歯がまばらにある。表面は光沢があり、無毛。裏面は灰緑色で、はじめは絹毛が散生するが、のちに無毛となる。葉柄は長さ1〜2cm。托葉は長さ約1cmの線形で、開葉後まもなく落ちる。雌雄同株。雄花序は新枝の下部や前年の葉腋からでる短枝から垂れ下がる。雌花序は新枝の上部の葉腋に直立し、雌花を3〜4個つける。果実は堅果、その年の秋に成熟する。下部は鱗片が合着した同心円状の環が6〜8個並んだ殻斗に包まれる。殻斗には灰白色の微細な毛が密生する。花期は4〜5月。冬芽は、長卵形または卵形、5角錐形。下部の芽鱗は褐色、先のほうは、淡緑色で、ともに毛がある。 コナラは落葉高木、高さは15〜20m、直径60cmほどになる。樹皮は灰黒色。縦に不規則な裂目がある。老木になると深く裂け、裂け目と裂け目の間に若いときの白っぽい樹皮が帯状に残る。本年枝は細く、灰褐色〜淡褐色。葉は互生し倒卵形で、洋紙質。先端は鋭くとがり、基部はくさび形。ふちには大形のとがった鋸歯がある。表面は緑色、はじめ絹毛があるが、のち無毛になる。裏面は星状毛と絹毛があり、灰白色。葉柄は長さ1cmほど。托葉は長さ7mmほどの倒披針形で褐色。開葉後まもなく落ちる。雌雄同株。葉の展開と同時に開花する。雄花序は新枝の下部から多数垂れ下がる。雌花序はふつう短く、新枝の上部の葉腋から出て、小さな雌花が数個つく。雌花は軟毛が密生した総苞に包まれている。その年の秋に熟す。下部は鱗片が瓦重ね状にびっしり並んだ殻斗におおわれる。花期は4〜5月。冬芽は、頂芽は卵形。頂生側芽と呼ばれる。 ミズナラは落葉高木、山地〜亜高山に生育する、筑波山にも生える。高さは30m、直径1.5mほどになる。葉は互生し、葉身は倒卵形でコナラに似る。先端は急にとがり、基部はやや耳状にはりだし、ふちには粗い鋸歯がある。葉柄がごく短い。雌雄同株。葉の展開と同時に開花する。果実は堅果で、その年の秋に熟す。下部は鱗片が瓦重ね状に並んだ殻斗に覆われる。花期は5〜6月。
オニノゲシはヨーロッパ原産の帰化植物。荒れ地や道端にはえる。ノゲシに似ているが、より大形で1.2mぐらいになる。茎は中空で、多数の稜があり、切ると白い汁が出る。葉は羽状に切れ込み表面は光沢がある。基部は丸く張りだして茎を抱く。鋸歯の先は鋭い刺になり、触ると痛い。頭花は全て黄色い舌状花、花柄と総苞片にはときに腺毛がある。そう果には縦の脈はあるが、ノゲシのような横じわはない。冠毛は汚白色。花期は4〜10月。
ノゲシ(野芥子)キク科@ ノゲシはオニノゲシやアイノゲシ(合い野芥子)と同じ畑や道端などに生える、高さ1mぐらい。茎は太くてやわらかく中空で、ときに枝分かれし、縦に稜がある。葉もやわらかく、不規則な羽状に切れ込む。裂片にはふぞろいの鋸歯がある。鋸歯の先はしばしば刺状にとがるが、触っても痛くない。基部は両側が先のとがった三角状に張りだして、茎を抱く。黄色の頭花、舌状花の数が多い。花柄と総苞にはしばしば腺毛があり、粘る。花のあと総苞の下部はふくれ、そう果が熟すとそり返る。そう果は狭倒卵形で、縦の脈と横じわがある。別名:ハルノノゲシ。花期は3〜10月。
イボタノキはモクセイ科で、仲間にネズミモチ、コミノネズミモチ、ヒイラギ、マルバアオダモ、ヤマトアオダモなど、ネズミモチは稲荷川土手に生えている、イボタノキとネズミモチ、トウネズミモチの実を比較するとネズミモチの実はやはりネズミの糞のような姿だがイボタノキの実は丸い。イボタノキは落葉低木でネズミモチ常緑小高木。 イヌホウズキはホオズキに似ていても役にたたないという意味。別名バカナス。これもナスではないことから。仲間の アメリカイヌホオズキは似てるが、アメリカイヌホオズキは紫色の花が多い。小さな実はホオズキの袋の中にある実に似ているが、熟すと赤くはならず黒になる。花期は7〜10月。 ワルナスビ(悪茄子)は若い茎や葉身など全体に微毛が密生し、また茎、葉の脈上、花序などに鋭い刺がある。花は紫色〜白色で、星形に5裂している。果実は球形、若い実は縞模様があるが、冬に熟すと縞模様は消え橙黄色になる。花期は6〜10月。 ナス科にはヒヨドリジョウゴ マルバノホロシ、ジャガイモ、ハシリドコロ、ホウズキ、ナス、クコ、シシトウ、タカノツメ、タバコ、トマト等。
左はアイノコセンダングサ(合の子栴檀草)とコセンダングサ(子栴檀草)で、アイノコセンダングサはコセンダングサと同じであるが、外周の筒状花のうち何個かが大きく白色になるものがある。コセンダングサの頭花には舌状花はない。コシロノセンダングサは頭花には4〜7個の白い舌状花がある。 アメリカセンダングサは名前のように北アメリカ原産の帰化植物。 タウコギと良く似るが、小さな舌状花(タウコギには無い)と呼ばれる花びらがある。葉は対生し、羽状複葉、小葉は細長く、先端は尖る。縁には三角状の粗い鋸歯があり、先端は尖る。葉の表面は白粉を帯び、光沢はない。葉脈の上には微細な毛があり、裏面の脈状には伏した毛がある。葉脈の側脈は、鋸歯の中間で終わるか、鋸歯の先端に向かって伸び、鋸歯の直前で次の鋸歯に向かって折れる形となっておもしろい。 ひっつき虫:アメリカセンダングサ、センダングサ、コセンダングサ、コシロノセンダングサ、オオオナモミ、ヤブジラミ、チカラシバ、コチヂミザサ、ノブキ、ヒナタイノコズチ、イノコズチ、ハエドクソウ、ヌスビトハギ、アレチヌスビトハギ、キンミズヒキ等、多くは秋の花!
ヤナギタデは高崎自然の森の近くの水田に生えていたが、見つからないとあきらめたが、城山団地から天宝喜に向かう水辺に生えており、これを撮影。葉に辛みがある。葉柄は短く、托葉鞘は筒形で、ふちに短い毛がある。節は太くふくれる。花被の先端が紅色を帯びる。別名マタデ、ホンタデ。花期は7〜10月。 ハナタデ、サクラタデ、シロバナサクラタデ、ハルタデはタデ科ですげ、ヤナギタデだけが花序を垂らす。葉に辛みがある。 イヌタデは小さな紅色の花を穂状につけ花穂は長さ1〜5cmで、枝先につく。まれに白色の花もある。花期は6〜10月。
左:ミゾソバ(溝蕎麦)タデ科別名:ウシノヒタイ 右:ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)キク科 ミゾソバは水辺に群生する。茎は地をはい、上部は立ち上がる、茎には下向きの刺がある。葉は互生し、卵状ほこ形で、先は鋭くとがり、基部は耳状にはりだす。両面とも星状毛と刺がある。花は枝先に10個ほどが頭状に集まって咲く。花被は5裂し、裂片の上部は紅紫色、下部は白色。花柄に腺毛がある。果実はそう果、3稜のある卵球形で、黄褐色で平滑、花被に包まれる。地中に枝を伸ばし、先端に閉鎖花をつけるものがある。花期は7〜10月。 タデ科:イシミカワ、ママコノシリヌグイ、ミゾソバ、タニソバ、アキノウナギツカミ、オオイヌタデ、ハナタデ、オオケタデ、ヤナギタデ、イヌタデ、オオイヌタデ、シロバナサクラタデ、ヤノネグサ、ハルタデ、サナエタデ、サクラタデ、ミズヒキ、キンミズヒキ、スイバ、ギシギシ、アレチギシギシ、エゾノギシギシ、ナガバギシギシ、イタドリ、オオイタドリ、オノエイタドリ、オヤマソバ、オンタデ、ミチヤナギ、ソバ、イブキトラノオ、ハルトラノオ、ウラジロタデ等。 ベニバナボロギクはアフリカ原産の帰化植物で山地や空地に生える、日当たりは少ないところに生えている。茎は直立し、上部でよく分岐、葉は互生、倒卵状長楕円形、下部の葉は不規則な羽状に分裂、短い柄があり茎を抱かない。花序全体が下を向き、頭花は全て両性の細い筒状花からなり、花冠の上部はレンガ色、下部は白色。花柱は2裂する。頭花の周辺から中央部へ咲き進み、雄性期から雌性期へと変化する。総苞内片はきれいに1列に並び、外片はごく小さい。果実はそう果、赤褐色、10本の縦肋がある。花期は8〜11月。似た花にダンドボロギクがあり、頭花が上向きにつく。
カラムシは山野に生える。茎や葉柄には曲がった伏毛が密生する。葉は互生し、広卵形で、先は尾状にとがり、大きさのそろった鋸歯がある。表面は白点とまばらに毛があり、裏面は白い綿毛が密生して白く、脈上に短毛がある。葉柄には短毛を密生する。托葉は線形、雌雄同株。葉腋の円錐花序につく。雄花序は茎の下部につき、雌科序は茎の上部につく。雌花は球状に集まり短毛がある。花柱は線形。別名クサマオ。花期は7〜9月。葉の裏面に綿毛がないものをアオカラムシという。繊維をとるために栽培されたものが野生化しているのかなと思いながら、散歩道を歩く。 |
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