秋の花を探して 加波山神社2合目から下山は一本杉経由

加波山(標高:709b)

日程:201210月 15(月)晴れ

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左:今日のマインコース                     右:加波山 落ち葉の中で! ツルリンドウ

コース

 

加波山神社2合目9:22―(0:01)→加波山左5合目・加波山直進3合目分岐9:23―(0:33)→石切場&筑波山展望9:56―(0:06)→湿原10:02―(0:03)→林道出合10:05―(0:10)→5合目林道終点10:15―(0:08)→真壁町長岡分岐10:23―(0:27)→8合目10:50―(0:05)→10:55林道出合11:05―(0:04)→加波山神社11:09―(0:11)→たばこ神社11:20―(0:55)→林道出合(自由の楷)12:15―(0:20)→一本杉峠12:35―(0:58)→林道分岐13:33―(0:04)→左:3合目・直進?分岐13:37―(0:13)→採石場(御影石採掘所)13:50―(0:22)→加波山山頂まで(徒歩90分)14:12―(0:01)→3合目14:13―(0:01)→加波山山頂まで(徒歩90分)14:14―(0:11)→14:25加波山神社2合目

徒歩 23,889


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左:この手前の2合目の駐車場に車を停める 

右:ここは2合目、加波根不動明王神社、登ってきた親宮路はここで3コースに分かれる、
1コースは舗装道路を行く、他の2コースは加波根不動明王神社境内に入り分かれる、 

この3コースは5合目で合流、これが親宮路と呼ばれ、一方の本宮路は下山時にお話しする。

 

 加波山の登山口はつくば市から右に筑波山を見て県道41号に入り、桜川市に入り樺穂小学校の先に登山口があり、この先にも登山口がある、「花の入公園」で、一枚岩経由、天狗ノ踊場燕山、加波山を登ったのは2012/9/8。今日は樺穂小学校の先の登山口から入り、加波山三枝祇神社から直ぐの2合目の駐車場に車を停め、不動尊境内に入ると、加波山左5合目、直進3合目と道標がある、ここは左に行って見る、これが大正解となる。ここの先にも登山口が有り、2009/7/11孫とは御影石採掘所の空地に車を停め登っている。

 

 不動尊から左折すると、不動尊の左に沢が有って降りて見る。水はとても綺麗に澄んでいる。

 

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境内の裏で沢を渡る

 

 直ぐに沢を渡る小さな橋が有る。

 

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気持ちの良い登山道

 

沢を渡ると、本格的な登山道になり、アキノミリンソウやコウヤボウキ、ヤマハギが咲き、しばらくのんびり歩けます、登山ガイドブックには記されていないコースで、孫と登った御影石採掘所はだいぶ登ってから見ることになる。

 

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左:ヤマハギ(山萩)マメ科          右:コウヤボウキ(高野箒)キク科

 

大きな枯木を過ぎ、筑波山が望め、採石場が見えてくる。孫と登った時の御影石採掘所の空地辺りです。

 

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左:採石場          右:筑波山

 

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左:カシワバハグマ(柏葉白熊)キク科  右:ミゾソバやアキノウナギツカミが咲き誇る

 

筑波山は美しく見え、なかなかなものです、足元にはカシワバハグマが生え、期待するがこの株のみ!

 

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左:ガマ(蒲)ガマ科             右:ノコンギク 野紺菊 キク科

 

ここは小さなピークで、採石場からに道に向かって、登山道を大きく下る、あれ?と思うが下り切ると小さな湿原になる。ここにはガマが生え、植物が生え、日当りも良く、展望も良い。

この湿原から、まもなく砕石場からの林道に出合う、この林道は採石場から登ってきており、以前孫と息を切らし登った道で、駐車場は採石場用になっている。

 

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林道終点の5合目

5合目の林道終点、近くに駐車場も有るが、ここまで登る自信は無いが車の跡がある、ここから本格的な急登が上の林道まで連続する。

 

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ハナビゼリ(花火芹)セリ科

 

ハナビゼリはセリ科。ノダケ、ハナウド、ヤブジラミ、カノツメソウ、カノコソウ等あるが、ハナビゼリとのこと!山地に生える多年草で、茎は直立し高さは60

100a。葉は23出羽状複葉で、小葉は長卵形〜広卵形、多少粗い鋸歯がある。枝先の複散形花序に小花を多数付ける。花弁は5個で白色。花柄や小花柄が不同長なのが特徴。花期は89月。

来年は花期にここを通過したいものです、筑波山でも見るけど。筑波山のカノツメソウ(鹿の爪草)はセリ科が生えるとのことだが上部の茎葉の3出葉がなく、カノツメソウは茎が細く弱い。ここは薄暗くデジカメの操作が上手くできません(笑)。

 

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左:自然はそのまま、美しいままが良い 右:サラシナショウマ 晒菜升麻 キンポウゲ科

 

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左:小沢を横切る                     右:8合目 標識は登山道からちっと離れる

 

沢を横切って、薄暗い登山道、8合目の道標は何故か登山道から離れている、今の道は迂回したのだろう、沢から林道は直ぐかと思って登ったが意外と長い急登!

 

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林道 休憩ベンチ

 

この林道は天狗ノ踊場、燕山、加波山を登った時の花の入公園に通じている。ベンチで軽食後、急登し約5分で加波山神社(親宮御拝殿、中宮御拝殿、登山者には誰にも会いません。

 

車で樺穂小学校から加波山神宮里宮を経て今日は加波山神社2合目から歩き、3合目を迂回し、親宮道の途中で合流、里宮から真っすぐ3合目分岐まで入り、3合目から山頂までの登山道は親宮道と本宮道に分かれている、孫と登った時の御影石採掘所の空地は親宮路にある。親宮路の林道終点が5合目と言うことになる。なお、本宮路も5合目辺りから本格的な登山道になる、加波山の歩き方は、里宮から親宮路・本宮路のどちらかを登り、加波山を周遊し、下山はまたどちらかの路を使って戻るのが一般的です。

 

ここ加波山神社にはトイレは有りそうだが、山頂付近にもトイレは無いので加波山にトイレは無いと思って行動したいものです。

 

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イヌショウマ(犬升麻)キンポウゲ科

 

サラシナショウマは干した根が漢方薬として使われるのに対して,イヌショウマは薬用にならないのでつけられた名前、と言うが、蕾の時は紅梅色になってサラシナショウマ無い綺麗さがあり、薄暗い藪を明るい気分にさせる!

 

 誰もいない、加波山神社境内に入って行く、親宮御拝殿、中宮御拝殿の前を通過し、親宮御本殿やたばこ神社を目指し、傾斜のキツイ岩場を登る。

 

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ツルリンドウ(蔓竜胆)リンドウ科

 

キツイ岩場の急登なので腰を降ろし植物観察、葉は対生、茎は黒褐色、平行に並ぶ脈は35本、花はリンドウと同じだが、果実は乾くがツルリンドウは液果、赤く熟して裂けない、加波山の隣の燕山にも多く生え、秋の果実では一番好きなもので、素通りはできない可愛い実である!

 

ここを何度も通過しているが「一生思出」の彫刻を見付けて深い思いに感銘しました。

 

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オクモミジハグマ(奥紅葉白熊)キク科

 

この岩場の登りは結構急ですが、ツルリンドウやオクモミジハグマが多く、楽しめる所、ツルリンドウは独特の光沢で美しい。

 

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加波山山頂には親宮御本殿、たばこ神社、本宮御本殿(三角点 標高:709b)、岩切御隠居(加波山三神)、十二社、社務所等幾つかの神社が祭られている、この神社を巡って、一本杉方向に下る。

 

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左:モミジガサ(紅葉傘)キク科          右:ハナタデ(花蓼)タデ科

 

加波山の幾つかの神社を過ぎると、ハナタデが足の踏み場が無いほど生えている。

 

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眺望ベンチ

 

大きな旗立石は登山道脇に立ち、ここからやや傾斜があって、ノンビリ下ると、眺望ベンチがあり、ベンチが置かれている、加波山では神社群が終わって、何だか開放されたような気がする。

 

眺望ベンチで一休み、ここから丸山に向かって急降下の長い階段を下る、下り切ると左の藪の中に沼があり、ミゾソバが咲き乱れる。

 

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左:沼とミゾソバ                右:筑波連山縦走路 真壁町の白井へ

 

ここが自由の楷で下った階段は数えたくないほどの段数です、逆に、ここから加波山に登れば尾根道で直ぐつくことになる、林道は笠間から一本杉峠に向かっている。風力発電所が立っているがゲイトが閉まっている、丸山がパスして、林道歩きで一本杉峠へ。

 

一本杉峠から足尾山経由で白井への道が有るが、白井から登山口の加波山2合目へのことを顧慮し、今日は一本杉峠から白井へのコースを選択。

 

この林道は通行止め、歩行者は問題ない?車跡が残っている、下って見る。沢状の悪路、なんと一本杉峠ですれ違ったオートバイ君が下って来る、凄い勢いだ!

 

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アケボノソウ(曙草)リンドウ科

 

沢が流れ、アケボノソウが草丈の高い植物で現れる。越年する葉はオオバコに似たスプーン形で長い柄があるが、開花時には枯れてみられない。茎は直立し、四稜形で高さ0.31.2b、上部は多くの枝に分かれる。葉は対生し、楕円形または卵状披針形で、平行に走る35脈がある。910月、多数の白色の花が上向きに開く。花冠は深く5裂し、裂片は中央部より上に2個の黄緑色の円い腺体と紫黒色の細点がある。名は、細点をちりばめた花を夜明けの空に見立てたものといわれる、なるほど曙である。センブリ(千振)も同じリンドウ科で良く似た花を咲けせる。

 

一本杉峠からの荒れた林道で、アケボノソウに会え、曙を覚え元気が出る、きっと白井に出ないで、迂回して登山口の加波山1合目か2合目に行けそうな気がする。

 

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メナモミ(雌なもみ)キク科
コメナモミと似る、コメナモミは葉の小さく、毛は短いて少ないまた茎の色は赤っぽい。

 

林道は下るに従って益々荒れ、雨が降れば通行不能だ!

 

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クロカンを楽しむ若者

 

この林道は有名なクロカン道路だそうだ、時には長蛇の列ができるそうです、この時は登山どころでは無いと言う、今日は何も無かったように登山者は林道を下ると、Y字路、このまま下れば白井、地図では一本杉峠から足尾山を経て足尾山から下ってくる道が近いようです。

 

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最初のY字路 左は白井、右は?

 

ここのY字路は右か?何処に通じるか、駄目か、判断できるところまで行って見よう!右へ行く。曲がること2回、再びY字路になる、どうやら右が加波山直下へ向かう道。ここは左折すると採掘場だろう

 

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左:二つ目のY字路 左は採石場だろ!右は加波山!

右:サルトリイバラ 猿捕茨 ユリ科

 

この林道は日当たりが良く、野菊、サルトリイバラなど沢山咲いている、ヨモギやクズの大群、ヤクシソウ、ヌルデ(紅葉が進む)。沢が流れているところではツリフネソウが咲き誇る。

 

採石場の手前で、小型トラックのおじさんに「ここを進むと加波山の登山口、、」「ああーー行けるよ!」と、ここをとぼとぼ歩く人に驚いた様です、、。

 


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:採石場              右:積み上げられた採石

 

時々採石を積んだ大型トラックが通過、歩行者はいないはず、、運転さん不思議そう。




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ネナシカズラ 根無葛 ヒルガオ科

1年生、ツル性。イタドリ・クズ・ヨモギ等に寄生、発芽すると、ただちに根を失って寄主から養分を摂取し、
成長する。つるは黄褐色、鱗片葉がある。810月、小さな白色花を穂状に集めて開く。
蔓をほどいて見たが葉が無い、光合成をしないから不要、根も無い、根も葉も無い。


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左:採石場から登山道へ、、やっと見覚えのある林道に出合う  右:ツリフネソウ 釣船草、吊舟草 ツリフネソウ科

キツリフネの花期は8月、ツリフネソウは9月以降で、筑波山の湯袋峠辺りでは、キツリフネの後にツリフネソウが咲きだす。

 

加波山まで約90分の道標がY字路にある、加波山方向に登って見ると、3合目の登り口がある。


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3合目の登り口

2合目の登山口からそのまま舗装道路を行くと、桜観音の3合目の三叉路、ここを左に行くと親宮路で2合目で別れたコースと5合目で合流、
本宮路は右に行く「右加波山本宮道 左加波山親宮道」の道標が有って迷わない。尚、桜観音は三叉路の左で登り下りを別々に選ぶ人が多いようです。

 

3合目の登り口から親宮と本宮コースがある、親宮コースは途中で朝利用した登山道に合流している、本宮コースは山頂の神社を抜け里宮真壁長岡への道標が有ったところに登っている。

 

加波山まで約90分の道標まで戻って、広い林道を下ると駐車した登山口が見えてくる。

 


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広い林道を下ると車が見えてくる

 

無事に下山、足尾山まで足を延ばすとクロカンに出合わなっか、次回は足尾山も山頂を踏み、きのこ山経由でみかげスポーツ公園に下って見たいものです、また何かハプニングが起こりそうです。

帰宅時でみかげスポーツ公園に立寄り白井に抜ける近道を探してみた、、、。

そろそろ秋の終わり、岩瀬から筑波山口までの縦走も考えないと!

HP:わたしの天気予報