鳳凰三山 御座石鉱泉から登って下山はドンドコ沢を下り青木鉱泉へ 地蔵岳(標高2,764メートル)観音岳(標高2,840メートル)薬師岳(標高2,780メートル) |
日程:2001年10月6,7,8日 晴れ
紅葉狩り真っ盛り
2003/8/23早川尾根
鳳凰三山(薬師岳、観音岳、地蔵岳)は南アルプスの入門コースとして人気で、夜叉神峠から登る人が圧倒的多い、先日は甲斐駒ケ岳に登ったとき、北沢峠から広河原のバスの中で遭った埼玉のご夫婦、旦那様がドンドコ沢を歩くのが良いと言う、言葉に表せないほど観瀑が素晴らしいと言う。自宅前の写真家の話では夜叉神峠からがやっぱり良いと言う、この夜叉神峠には夜叉神峠登山口駐車場から2000年1月9日に登り、白峰三山を眺めている。
夜叉神峠登山口から約1時間で夜叉神峠、最初はカラマツの急斜面、カラマツ、ミズナラが多く新緑や紅葉狩りには美しいところだ、歩き出し飽きた頃、峠に出ると目の前に白峰三山が並び、直ぐに夜叉神峠小屋の前に出る、ベンチが置かれ、1月は雪化粧の峰々がくっきり見え感動している。夜叉神峠までは、カメラマンや観光客も登ってきます。
今回は、御座石温泉から入り、地蔵岳、鳳凰小屋泊まり、翌日は観音岳に登り、鳳凰小屋に再び戻り、ドントコ沢の名瀑を見て、青木鉱泉下山し、バスで御座石温泉入口(料金500円)まで乗り、御座石温泉駐車場まで歩くコースでした。
コース
自宅=(国道354号)⇒境町⇒杉戸町=(国道4号)⇒栗橋=(国道125号)⇒加須⇒行田⇒熊谷=(国道号17:140)⇒長瀞⇒秩父⇒雁坂トンネル⇒石和=(国道20号)⇒韮崎⇒須玉:御座石温泉・泉青木鉱泉「鳳凰三山入口」→御座石温泉・泉青木鉱泉分岐→6日20:30御座石温泉6:00―(2:40)→9:00旭岳―(0:30)→9:45燕頭山―(1:45)→11:45鳳凰小屋―(1:00)→13:00地蔵岳―(0:05)→13:45賽ノ河原―(0:40)→14:30鳳凰小屋(泊)6:00―(1:40)→観音岳―(1:20)→鳳凰小屋―(0:40)→10:10五色ノ滝―(0:20)→10:35白糸ノ滝―(1:00)→11:45鳳凰ノ滝―(1:00)→12:40南精進ノ滝―(1:20)→14:30青木鉱泉15:00―(バス)→15:15御座石温泉入口―(0:25)→15:45御座石温泉16:00―(車)→16:35須玉:御座石温泉・泉青木鉱泉「鳳凰三山入口」=(国道20号)⇒甲府=(国道140号)⇒18:36西沢渓谷入口⇒秩父⇒熊谷=(国道125号)⇒栗橋=(国道4号)⇒境町=(国道345号)⇒自宅
お世話になった宿泊施設 御座石温泉 Tel:0551-27-2018 主人に細田さん、登山者を大切にしている。愛犬のシロ、登山口から燕頭山の手前まで付いて来ました。駐車場にはできるだけ多くの車が安全に止められるよう大変気を使っておられます、一度はゆっくり温泉を楽しみに行きたい温泉宿です。 鳳凰小屋 Tel:0551-27-2018 こちらも主人は細田さん、登山者が庭先を通過すると必ず山小屋の人が一人庭先に立って挨拶をしているのには驚き!コース案内もなかなかのもの、ただ気になることはドンドコ沢の様子を、お聞きしたが、道は荒れ危険の一点張りで名瀑を見るのが目的でこのコースを選択したのに適切な案内では無かった、もし主人の細田さんが同席していたらこのような案内は無かったような気がする。私が強い意志を持っていなければ名瀑を見ず、御座石温泉へ燕頭山経由で引き返したかもしれない。結局ドンドコ沢を下り、全ての滝を楽しみました、登山道は確かに、燕頭山経由よりは多少悪いところも有りましたが、登山の楽しみはこちらのコースの方が上で、私はお勧めすます、登山道は変化があった方が楽しいですね。 |
今回は、家内が同行、コースは御座石温泉を起点に燕頭(つばくろあたま)山(標高2105メートル)経由し鳳凰小屋をベースに一日目は地蔵岳を往復、二日目は観音岳を往復し、ドンドコ沢の滝群を見て青木鉱泉に下山するものです。
<前日>
御座石温泉に着くと山小屋の主人(細田さん)が駐車場「市営駐車場」の整理にやってくる、今回のコースの概要をお聞きする。トイレは駐車場の中央の登山口脇、水場は山小屋の玄関口、登山届は山小屋玄関に備えられている。数台(既に登山中の空の車は20台ほど)の車が着き、明日の夜明けまで仮眠。
<一日目>
4:30起床、インスタント鍋焼きうどんを作って食べ体を温める、5:30今度は山小屋のおばさん(主人のおねいさん)が駐車場の整理に訪れる。
私たちの車の両側は今日同じコースを歩く人たちで、右はご夫婦(Aご夫妻)、左はおとうさんと5年生の男の子(親子)、その先の車はご夫婦(Bご夫妻)で親子さんは鳳凰小屋脇でキャンプだという。なるほど人気の入門コースですね!
6:00登山届を提出し山小屋の玄関の右の登山道を歩き始める、駐車場からの登山道はすぐ合流。いきなり急坂を登る、山道は荒れておらず歩き易い、周りの樹林もまた美しい、気持ちよい歩きができる。一時間くらい登りつめると、急斜面は無くなり、ゆるやかに下り、しばらく平らなところがある、西ノ平と呼ばれるところだろうか、すごく気持ちが和らぐ場所、鞍部には分岐の標識、石空(いしうとろ)川北精進ノ滝に行く道が分かれているが滝に向かう道は落ち葉で消され歩いている跡は無い。
再び斜面は急になり展望も無くうんざりしてくる、温泉から約2時間、目の前が大きく開け左側の足元が鋭く崩れ落ちた所に出る、旭岳に着く、紅葉が始まっている。この先はさらに急な坂が続く、ところどころに岩が手前をさえぎる、両手を使って登ってゆく、砂地の急な坂を登ると、コメツガの林に囲まれた笹原にでる、笹原の中央が燕頭山、先に着いた親子が大きな木根に腰を下ろし休憩、Aご夫婦も私達と前後して到着、本当にここまでキツイ登りでした、同席者はほっとした気持ちだ。
観音岳から薬師岳に続く稜線、富士山の姿は雲の中で望むことは出来ませんでした。何故、燕頭山?と呼ぶのか分からない、山頂から5,6分間は、とても笹原が美しく、このような道なら何時間でも歩き続ける気分です。
笹原は長くは続かない、確かに燕頭山までのキツサは無いが、だらだらと登ってゆく、紅葉は標高が高くなるほど奇麗になる、カラマツ、ナナカマド、、何度も足が止まる、今ここに居なければ見ない美しさだ、明日も更に色は変化するだろう。ナナカマドの大きな木が真っ赤に紅葉、ガレ場を幾つか通過、尾根上の道を過ぎ平坦になると、白い砂地のドンドコ沢の源頭が左に見えると、山道は一段と素晴らしい紅葉に包まれ地蔵岳山頂から続く岩場が右上に続く、前方に青い屋根、鳳凰小屋のトイレが見えてくる。
鳳凰小屋の前に着くと、お元気な声、鳳凰小屋の主人(細田さん)の声である「地蔵岳(オベリスク)の山頂は晴れている、直ぐに行きなさい!」と言う、時間は山頂まで1時間、下りは40分という、宿泊の手続きを済ませ、ねぐらに荷物を置き、おやつだけを持って、身軽にスタート、小さい沢を渡る、林の中の狭い山道を登る、尾根に取り付き尾根の右側を登る、今まで雲に覆われていた上空は青空が広がってきた、地蔵岳から延びる稜線が浮かぶ、すごい迫力、山頂は期待できる。
足の方向は尾根の左に移る、急に大きな岩の塊が見えてくると、賽ノ河原から続くザレ場にでる。このザレ場の入口から山頂の大きな岩にかけ、ひときは目立つナナカマドの紅葉が白い砂とマッチしとても美しい、登山道は涸れ沢を渡りザレ場の左に移る。
オベリスク:古代エジプトで神殿の門前の左右に建てられた白い石柱のことを指します。北岳・仙丈岳などの南アルプスの雰囲気とは異なり鳳凰三山は本当に明るい雰囲気を漂わせています、従って若い人にも大変人気があり、特に女性の登山者が多い、この日も大きな荷物を担いだ都会で見かけるごく普通の女性にお会いしました、人も山の雰囲気も明るいのです。地蔵岳のオベリスクをはじめ、白い色の砂礫地は遠くから眺めると雪のようです。このような砂礫地は甲斐駒ケ岳でも見られます、また、オベリスクから鳳凰小屋側に下る斜面は風化しやすき花崗岩で大雨が降ると流れ落ちそうです21世紀末まで今のような形が残るのかなと心配になるほどです、だって海岸の砂地が斜面になったようなところです。よく見るとオベリスクの周りの岩は大きいのに、回りの山肌は1bくらいの間隔に割れ目があり、この割れ目から風化が始まりオベリスク周辺はこの割れ目の間隔が |
山頂を見上げると、手前に大きな岩の塊が天に突き出ている、さらにその上で天空に聳えているのがオベリスクだ。オベリスクを何度も見上げては、急な斜面の砂地を登る、大雨が降れば流れそうな斜面の砂、不思議な光景です。
御座石温泉から先に向かったBご夫婦が下ってくる。砂の斜面は歩き難い、一歩一歩登って行く、団体に遅れた二人の登山者(ガイドとメンバー)なかなか先に進めない、上下の道が別々になっており渋滞になることは無いが、滑って歩き難い?
大きなダケカンバの下で直接オベリスクに向かう道と賽ノ河原に向かう道が分岐する。このまま観音岳に向かう人は賽ノ河原へ向かい賽ノ河原に荷物を置きオベリスクを往復することになる、私達は直接オベリスクへ向かう、大きな岩群の上にオベリスクは座るようにドーンと立っている、オベリスクのテッペンに登り万歳をしている人が見える、オリベスクのテッペンに登らなくても十分、気合だけでは登らないことだ。
雲が覆い、遠望は望めないが、賽ノ河原から赤抜沢ノ頭、観音岳への大きく広がる紅葉の絵巻はたまらない。
少し遅れた家内もオベリスクに到着、岩の上に腰を下ろしてしまうとキツカッタ登りを忘れてしまう、持ってきたおやつを全部たいらげ、しばらく景色を満悦。
「富士山は何処に見えるのかな?」と話していると、突然目の前にその姿が浮かぶ、観音岳の左先にあたる、ほんの一瞬で雲の中、おそらく気づいた人は私たちと岩場に同席した青年のみかと思われる、他の人はオベリスクに気をとられている。
Aご夫婦到が笑顔で到着、私たちは無数の地蔵が並ぶ賽ノ河原に下る、地蔵と同じ様に若者達が円陣作り座っている、絵になる、地蔵もみな顔かたちが違っている、何時までも見ていたい!
白い砂地は下りでとても楽くです、何度か富士山がまた見えないかなと気になっては立ち止まるが二度と姿を見せてはくれない、今日の主役は紅葉一色の地蔵岳で充分満悦。
鳳凰小屋に戻ってくる登山者を小屋の主人らが笑顔で待っていてくれる「山頂の素晴らしい景色と青空を報告」。小屋の前にはベンチ、水場、トイレ、旧館と新館、後ろにはキャンプ場がある、ナナカマドが小屋を囲む。小屋の前は地蔵岳・観音岳・ドンドコ沢・燕頭山ルートが集まっている。
小屋の宿泊客は、30名の団体さん、合わせて100人程らしい、テント場は満席、夕食は特性のカレーライスに味噌汁、お代わり自由、うまい、明日の弁当を受け取る(朝食を弁当にする人も多い)。
明日の朝食は6:00、ぐっすり眠ることする。
<二日目>
4:30、起床、Aご夫婦は5:20頃スタートして行く、団体客の朝食時間5:30、この時間帯に席の余裕があり同席。
6:00小屋をスタート、小屋の主人らが送ってくれる、足もとが明るく安全、一度小屋の前を流れる沢に下り、反対側に渡ると急な坂が待っている、いきなりロープ、10分ほど登ると昨日のオベリスクが輝いている、さらに登って行くと八ヶ岳(始めは乾徳山かなと思った)の姿が雲海に浮かぶ。
ナナカマド林に出る、急な坂がちょっと平になるところ、ナナカマドの紅葉は素晴らしい、足もとには白い砂地の涸れ沢が美しい。再び急斜面をジグザグに登る、ツライ坂、家内は昨日の疲れもあり遅れぎみだが、周囲の景色に見とれている。
八ヶ岳・奥秩父の山々が実に良い、特に八ヶ岳は印象的で赤岳が立派、奥秩父の山々も堂々と雄大である。赤抜沢ノ頭と観音岳の鞍部に出る、信じられない雄大な風景が目に飛び込んでくる、北岳・仙丈岳が並び、オベリスクの向こうに甲斐駒ケ岳、遅れた家内もこの風景が妙薬で益々元気になってくる。
鞍部から観音岳へは、右に白峰三山を見ながら岩場を登ってゆく、振り向くと赤抜沢ノ頭の後ろに甲斐駒ケ岳の頭が見えてくる。尾根の右側から左に移ると、広場、観音岳の賽ノ河原に出る、夏に咲き誇った高山植物が真っ赤に染まって岩に張り付いている、下ってくる人に富士山は見えますかと聞いたとたんに、目の前に富士山がドーンと姿を見せている、観音岳から薬師岳まで奇麗な稜線が広がる、薬師岳の標高は2780メートで観音岳は2840メートルですが想像したより薬師岳は眼下に見える。
最高峰(標高2841b)の観音岳山頂は360度の展望台、地蔵岳(標高2764b)と甲斐駒ケ岳、薬師岳と富士山、北岳と仙丈岳、南アルプスがその向こうに続く、甲斐駒ケ岳のさらに向こうには北アルプス、北岳と仙丈岳の後ろには乗鞍、立山、北岳の左奥には中央アルプス、そして美しい八ヶ岳連峰・蓼科山、その後ろに浅間山、奥秩父の山々と並ぶ。
観音岳山頂から鳳凰小屋へ引き返す、紅葉狩り&八ヶ岳を見ながらの下山。
鳳凰小屋でゆっくり休み、いよいよ、
が楽しみである。
鳳凰小屋の前の分岐から下りが始める、しばらくは林の中、直ぐにドンドコ沢に出る、オベリスクはここが最後で見えなくなるから頭に焼き付けておこう、家内も解っている。
沢は白砂で奇麗、何度か沢を渡り歩き、5,6分で沢から離れる、鳳凰小屋で聞いたほど山道は荒れてはいない。傾斜はキツイ、御座石温泉から燕頭山の傾斜と同じくらいだと思う。小屋で同時に出発した3人の女性が休憩中、「滝は奇麗ですよ!」と声がかかる、最初の名爆は五色ノ滝:頭の上から流れ落ちる、山道から徒歩10歩、日光の華厳ノ滝と比べても負けない美しさ、滝壷まで下り写真を撮っている人もいる、周辺は紅葉が奇麗で良い写真が撮れたことだろう。
尾根の右側の急坂を下ると滝が見える箇所がある、山道から2,3歩入ると見える白糸ノ滝、白糸ノ滝のイメージからほど遠い水量と迫力。
滝から離れ今度は尾根の左側に入る、ここは薄暗い木の根を便りに注意深く下らなくてはならない、本コース一番のキツイところ、4名の若者男女、一人の子が足を痛め荷物を3人で運ぶ、チームワークが良く感心。
大きな崩れがあり、道を遮断、ここを通過するには一度崩れの頭まで登り迂回しなければならない。ここを通過すると道はやっとなだらかになる、再び下り坂になると滝の標識が出てくる。
今度は山道から5分の鳳凰ノ滝、:鳳凰の字が付く滝、凄みがありました、友人が休憩中に立ち寄れるので見ないと損、鳳凰ノ滝入口は登り下り側にあり滝を経由して登山道に戻れます。
小さな沢を渡り、次の沢間の岩場を抜けると、反対の大きな沢に出る、勿論橋は無い、大きな岩に上がり座る、山小屋の弁当を頂く、下流に広い河原がありそこには多くの登山者が昼の憩い中。
沢から5,6b登ると、また樹林の中、すぐ滝の音が聞こえると、先ほど休憩した沢の下流にあたる。
名瀑の最後は山道から50bの南精進ノ滝、山道からも少しは見えるが、展望台まで50b、1,2分です、見るべし、滝の展望台は大きな岩を登らないと無理、岩の手前で十分です。
北精進ヶ滝は山梨県北杜市の南アルプス国立公園にある滝。元来は精進ヶ滝といえば当滝を指した。日本の滝百選の一つ。南精進ヶ滝と区別するために北精進ヶ滝と呼ばれる。地蔵ヶ岳を源として流れる石空川(いしうとろがわ)渓谷の上流、標高1400bには、東日本最大の落差121bを誇る精進ヶ滝があり、深い緑に囲まれた美しい姿から、東日本一の名瀑と呼ばれる。 今回通過する南精進ヶ滝は登山に有って人気だが登りが大変ですが、この精進ヶ滝は駐車場から約40分で行けるアクセスの良さ、春には新緑が、秋には紅葉が楽しめる渓谷の遊歩道から、四季を通じて更に人気の滝です。遊歩道の途中、道を少し外れると、日本を横断する巨大な裂け目「フォッサマグナ」を間近で観察することもできます。 *今回の登山は、デジカメの無い時代で写真が無くごめんなさい!でも同行の家内も大喜びの鳳凰三山、ドンドコ沢を歩き大満足。北精進ヶ滝(精進ヶ滝)は全く知らず、知っていれば立ち寄ったのに残念。 *ここも2019年の台風19号の影響により県営林道精進ヶ滝線の通行規制で迂回路を利用するのだそうです。 「お問い合わせ先」中北林務環境事務所治山林道課(施設管理担当) 👍 0551-23-3863 |
登山道にこれだけの美しい名瀑が現れるのも珍しいのでは、紅葉狩り&名瀑めぐりは最高のルートです、特に五色ノ滝周辺の紅葉が奇麗でした。
小さな沢を渡り、笹の多いなだらかな道が続く、このまま青木鉱泉に着くのかと思ったら、急な坂になる、道はジグザグになっており、気持ちよく歩ける、緑のモミジやブナが多く、紅葉狩りには良いところだ、この辺の紅葉狩りは2週間ほど先だろう。
ドンドコ沢も私たちも小武川に合流、青木鉱泉まで後約50分、山道が山側か川沿いかの分岐、ダムの工事現場では重機が活動していた、洪水の時は山側を指定している、川沿いを選択、おそらく先人の人たちは山側のルートを取ったらしく、この先朝日鉱泉まで私たちだけ、お陰で、静かな小武川岸を満悦、川は広くて驚く、大規模なダム工事が展開されている。時間に余裕が有れば河原でのんびりしたいところです、工事用の車道が青木鉱泉手前まで続く、小武川は須玉で釜無川に流れ、やがて富士川となって駿河湾(太平洋)に流れ出す。青木鉱泉への標識があり、林に入ると1,2分で青木鉱泉の庭先に出る、バス停はさらに50b程先です。
バス停には若い男女がバスを待っている、15時発のバス、30分程時間があったので青木鉱泉に立ち寄る、山菜そばを注文したがなかなか出てこない、通りすがりの登山者も大切にして欲しいものだ。
15時バスは22人を乗せて青木鉱泉を後にする、御座石温泉分岐で降り、家内を待たせ、車を取に御座石温泉駐車場へ、25分で着く、Aご夫妻が入浴し出発、奥さんが車からわざわざ降り挨拶してくれる、「家内が途中で待っているから、声を掛けてください、、」と言って別れる。
すぐ一台の車が家内を乗せてやってくる御座石温泉のご主人、細田さんの車だ、家内が乗っている。車を停めただけの私たちに、身近な話題、、、で会話が弾む、とても感じの良いご主人、御座石温泉は登山者のオアシスです、今後のお元気で続けてください!
2001年まだ手元にデジカメは無い、、、、また行って見たい人気のコース。
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