台風一過 火打山&妙高山 を回る 
火打山(標高:2462b)妙高山(標高:2454b)笹ヶ峰から火打山・妙高山 黒沢池ヒュッテの一泊二日 

日程:200272627日 (金〜土) 晴れ

ハクサンコザクラ:2009/6/20 火打山

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左:高谷地                             右:天狗ノ庭
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火打山から見下ろす

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左:大倉乗越の先で長助池を見下ろす         右:黒沢湿原から富士見平へ

 

火打山(標高2462b)妙高山(標高2454b)は、お花畑の高谷池・天狗ノ庭・黒沢池の三ツの湿原を巡る、頚城(くびき)山塊の明峰です。

 

上越市から長野県に向かうと、まず目に入るのが、この頚城山塊の山並みだ、妙高連峰、戸隠連峰、黒姫山、飯縄山は妙高高原から電車や車の窓から次々と主役を演じ展開する。妙高山・火打山・焼山を総称して頚城(くびき)山塊と呼ばれ、豪雪地帯で日本海の影響をもろに受け、豪雪の作り出した、天狗池・高谷池・黒沢池周辺の湿原は高山植物の宝庫で人気が高く、6月下旬のハクサンコザクラが咲き出す頃から、多くのハイカーが訪れる、高山植物は雪が多く、残雪の長い年ほど見事な花をいっぱい咲かせる。

 

コース

台風一過の快晴を期待して!

一日目笹ヶ峰4:40−(050)→5:40黒沢−(130 十二曲)→7:10富士見平−(040)→8:10高谷池ヒュッテ8:30−(010)→8:40天狗ノ庭−(110 雷鳥平)→10:05火打山10:40−(050)→11:30天狗ノ庭−(010)→11:45高谷池ヒュッテ−(050 茶臼山)→12:30黒沢池ヒュッテ

 

二日目黒沢池ヒュッテ5:25−(020)→5:45大倉乗越−(020)→6:15長助池分岐−(110)→7:28妙高山(北峰(標高2446b)・南峰(標高2454b))8:00−(050)→8:45長助池分岐−(025)→9:30大倉乗越−(015)→9:50黒沢池ヒュッテ10:00−(040)→10:50富士見平−(045)→12:00黒沢−(040)→12:45笹ヶ峰

 

崎から国道18号で小諸まで行き東部湯の丸ICから上信越自動車道に乗り、信濃町IC(野尻湖)3:40で降り国道18号で妙高高原方向へ、笹ヶ峰の標識(コンビに有り)3:56を左折、妙高高原公園線<39号>、笹ヶ峰まで1`おきに後何`の標識が立っている、笹ヶ峰の大きな看板がる、ここは笹ヶ峰牧場でそのまま先に進む、登山入口を探しながら行くと、大きな火打山・妙高山登山口の看板が立っている、道路の右に30台ほどの駐車場があって、5,6b先にさらに広い駐車場がある、私が着いた26日早朝はどちらもガラガラでしたが27日下山時は両駐車場も満席でした4:30火打山・妙高山登山口駐車場に車を止める。

 

新設された火打山・妙高山登山の門から歩き出す4:40、門をくぐると、すぐ木道が引かれ、黒沢まで、大小の沢を5個渡って行きます。まず大きな橋を通過、ミズバショウが大きく成長しきっている、その先で旧登山道(通行禁止)が合流して、大きく左に曲がる、足元にはウツボクサが沢山咲いている、小さな沢を渡り、だんだん美しいブナ林になって、笹ヶ峰一週遊歩道・苗名滝6.7`の標識、また小さな沢を渡る、今度は少し大きな沢にでる、ここで顔を洗うことにする、木道がやや傾斜になってブナも一段と太くなってくる、なかなか着かない黒沢と思う頃、沢の音が聞こえる、大きなブナの木、根元が一人だけ座れる椅子になっている、下って黒沢橋に着く、この先で飲める水は無い。

 

黒沢の水源は黒沢池、橋を渡って、黒沢の左側を登る、大きな石を登り、沢から離れるとやや緩やかになって、薄暗くカニコウモリなどが多い道で、すぐ登りになる、「日本海特有の植物が多い」の案内があって、ここのブナ林も立派、オオシラビソも何本か混ざってくる、登山口から約一時間半、雪化粧の北アルプスが見えてくる、ここはキツイ登りだ、6:15十二曲りの標識

 

十二曲りから尾根になって、ようやく右に三田原山が見える、ここが十二曲り上というが、まだまだキツイ登りは続く、ブナが終わりダケカンバやオオシラビソの樹林になる、ちっと薄暗いが暑い日差しを通さなく夏は涼しくありがたい、大きな石を渡り登って行く、オオシラビソの樹林の中に再び木道が現れ、100bほどで木道は終わると、小鳥のさえずりも多くなって、明るくなる、大きな石の石畳状になって、ここは富士見平だ、地図には「黒姫山の上に富士山が見える」とある、右が黒沢池・左が高谷池の分岐で、広場になっている、まだ登山口から誰にも会わない、分岐から高い石があれば上って振返ること数回、見えた!富士山、思わず一人で叫ぶ、手前の二本の木の間に見える、黒姫山の上に富士山が優雅に姿を見せる、まさに富士見平である富士山展望は火打山に何度か来るきっかけになる、富士見平である

 

富士見平は針葉樹林の森林限界で、明るいがすぐ黒沢岳(標高:2212b)の西側を巻く斜面に入り道は平らだがネマガリタケの根が張り出して、滑り、歩き難い、左に焼山(標高:2400b)が現れ、すぐ火打山(標高:2462b)」も見えてくる、裾野に高谷池ヒュッテも見え、さらに、焼山、金山(標高:2245b)、天狗原山(標高:2197b)の左奥に北アルプスがずらり並んで見えてくる、木の根を上下し、展望も見えたり隠れたりを繰り返して行くと。

 

アルプス展望台」の標識、ちょうど大きな岩があって見晴台になっていて、二人くらい同時に座れる、白馬岳を先頭に槍ヶ岳、穂高と北アルプスの代表が連なってとても雄大です、台風一過の展望が続く

 

登山道に戻って、すぐに草原に出る、ゆっくり歩きたいところだ、まもなく高谷池ヒュッテに着く、庭先のベンチから山頂を登りつめている人が見える、美しい火打山が見える。

 

ヒュッテから5,6歩で高谷池の淵に出る、黒沢池への分岐を見送り、大きな岩を登ってゆく、高谷池と高谷池ヒュッテのバランスがよくいつまでも眺めていたい風景である。池の反対側にキャンプ場がある。

 

巨岩の道が平らになって、今度はお花畑が目の前に展開する、ハクサンコザクラ、イワイチョウと咲き誇る、花の薬園!

 

高谷池ヒュッテから山頂の間で見つけた主な花:
ハクサンコザクラ、イワイチョウ、ヨツバシオガマ、ヤマオダマキ、タカネニガナ、ウサギギク、ヒメシャジン、アオノツガザクラ、クルマユリ、モミジカラマツ、マルバタケブキ、オオバミゾホウズキ 2009/6/20 の火打山ハクサンコザクラの花期

 

見晴らしの良い高原の木道を少し下って、天狗ノ庭、ここに来なければ見られない美しい自然の絵巻が展開する。火打山と焼山、同時にうまく並べたものである、火打山の山頂から尾根が延び右側の鬼ヶ城の手前で天狗ノ庭に向かって稜線が手招きをしている、その稜線の一番下に木道は続いている。

 

天狗ノ庭の右を大きく巻き緩やかに登って、稜線に出る、初めて日本海の町:上越高田方面が見える、しばらくダケカンバと笹の間を行く、まもなく開け、岩のむき出したとろに出ると、雷菱山(標高:1949b)もここからはよく見える、山頂まで飽きない展望が続く、雄大な富士山がクッキリ姿を見せている、富士見平も、ここも台風一過のお陰です。

 

お花畑の連続、急な階段を登ってライチョウ平、まだ雪が残っている、ここまで来ると山頂が見え、これからがキツイ尾根のぼり、眼下には天狗ノ庭、高谷池と広がって大自然の庭園を見ながら登る、素晴らし眺めです。

 

ようやく火打山山頂に立つ、目の前に焼山。

 

高谷池ヒュッテの人(ゴミ拾いしながら登って来た)の話ですと、普段はももうと噴煙が立ち昇り音も大きく、高谷池ヒュッテまで聞こえるというが、噴煙も見えない、音も聞こえない、かえって不気味である、ヒュッテで働く若い二人も登ってきた、仕事の間を見付けて登りたくなる快晴の一日だとのこと。

 

佐渡や鳥海山も見えるという日本海は雲の中、鉾ヶ岳は近い、金山と焼山間に以外と低く雨飾山の頭が見える、低いけれで山肌が綺麗だ、そして北アルプスがその向こうに連なる大きな屏風である、朝日岳・白馬・八方尾根・五龍岳・鹿島槍・その後ろに立山・そして槍ヶ岳と続く、信州側は雲海だがその上に遠望の富士山・八ヶ岳・南アルプス、菅平、浅間山、草津白根、苗場と続く、この苗場の近くに大きな2峰が見える?幾つも峰が見えるが特定できない。

 

年間を通しても、これだけ見える日は少ないらしい、これも昨日から九州地方を襲った台風一過のお陰か、そして隣の妙高山は以外と小さく妙高とは思えない、野尻湖方向からみると立派なのに、富士山の手前に黒姫山、少し遠慮がちの飯縄山、雄大な高妻山と戸隠山。

 

明日登る予定の妙高山を眺めながら登って来た道を引き返す、登山者もどんどん増加し、にぎやかになってきた、先ほどの黒沢池への分岐まで高谷池ヒュッテの人と下山、クルマユリはスルメノように丸まっているとの話題がおかしい、彼らは流石に高山植物の名前を知って日常用語である、イワ+イチョウ=イワイチョウと教えてくれる。

 

黒沢池分岐高谷池ヒュッテの手前)から石畳道を登る、暑い、日陰がない、10分ほどで稜線に着く、なだらかに登って茶臼山(標高:2171b)、まもなく急な下りになって、黒沢湿原が見えてくる、その向こうを大勢の登山者が歩いているのどかな風景で、湿原の奥には独特の形をした青い建物:黒沢池ヒュッテが見える、ようやくヒュッテ手前の池の淵に着く、黒沢池ヒュッテの庭先には大きなベンチが三つ並んで、大勢が自然を楽しんでいる。

 

高谷池ヒュッテも黒沢池ヒュッテも周りの水は一度沸騰させないと飲めないらしい、黒沢池ヒュッテで水を買う、冷たい水にありつく。今晩はここ八角形のドーム形のユニークな小屋に泊まる。黒沢池ヒュッテから燕温泉(神奈山方向)の方に散歩してみた、20分ほど行くと沢が流れここの水は美味かったので持ち帰る、明日の妙高山への水は確保できたことになる(笑)。

 

神奈川マラソンの6人、栃木+埼玉のマラソンの6人(この2組は偶然)らと楽しい山小屋会談、神奈川マラソンの組には県の走友会連盟でご活躍の方も参加してなかなかチームワークがよく、キャンプ、小屋の前でビールパーティだった、栃木+埼玉の組は女性人に100`マラソンに参加し○○大会には招待状があるという、夕食は17時半から、ご飯に味噌汁、煮物、美味しかった。

 

ヒュッテの前は十字路で右:富士見平、左:神奈山(標高:1909b)、後ろ:火打山、正面:妙高山への道であり、明日は妙高山。

 

二日目の朝は4時起床、早い人は早速妙高山へ、朝食は5時クレープ(クレープは黒沢池ヒュッテの名物)だった、とても美味しく忘れない。

 

一人だと行動は早い、ちょっと雲が広がってきたが雨具は持たず、昨日確保した水とパン1個持って、525分歩き出す、最初はいきなり大倉乗越への登り、20分ほどだ結構キツイ、ピークに立つ、周りは霧の中視界ゼロで昨日とは大違い、帰りにはここで雄大な光景を見ることができたけど。

 

2,3分急降下で大きく下る悪路、縄も張ってある、三田原山の斜面を行く、眼下に長助池が輝く、ちょっと下って立ち寄る距離ではないが池塘が幾つも散らばっている、この斜面は結構長い、日差しが強く暑いが上下は少ない道でありがたい、その上お花畑が広がる、キヌガサソウ・サンカヨウ・カラマツソウがまだ少し咲いている、足元に気を取られていると見逃してしまうところだ、この斜面も長いといっても10分ほどで、ヒメシャジンの群生する大きな岩に着く、回り込むと、雪渓が現れ、豊富に水が流れている、雪渓を見上げると、サンカヨウが沢山咲いている、水をくむには雪渓の崩れに注意、とても冷たく美味しい、10b程の雪渓を超え、その先が火口原の沢、長助池を経て燕温泉からの登山道が登って来ている、長助池への分岐、ここにもサンカヨウの花がポツポツ咲いている。

 

ここからが大変だ、涸沢を真っ直ぐ登る、両手を使って登るようになる、嬉しい点は日陰で涼しいことだ、ようやく視界が広がって、周りの霧が晴れてきた、外輪山が見えてくる、今日も晴れそうだ、しかし、キツイ登りはなかなか終わらない、一輪のハクサンシャクナが見つかる、続いて、ハクサンシャクナの群生、そこから10分ほどで稜線にでる、後ろを振り向くと雲海の中から大きなゴツゴツ岩の峰が幾つも見える、仙人になった気分だ。

 

洞窟のような祠があって、その岩を巻くと広場に着く、ここには一等三角点があって北峰(標高:2446b)、ちょうど雲がとれ、火打山・焼山が大きく迫っている、その向こうには北アルプスが広がる、先行したご夫婦、大きな岩の上で景色に酔っている、高谷池ヒュッテにテントを置いて登ってきたという、お互いに写真を撮りあう。

 

南峰に人影がある、岩の間をくぐり、南峰に向かうと、岩の間に水が溜まっている、なんと岩から水が湧き出して結構冷たい、その先が妙高大神を祭る南峰(標高:2454b)、眼下には野尻湖が見える、信州側は雲海で富士山はまったく見えない

 

北峰に戻って、数分後、雲が昇って一瞬にして妙高山を包み込み、視界はゼロになった。

 

後から登って来た人はまった不運、登って来た時と同じ道をどんどん下る、黒沢池ヒュッテで一夜を過ごした、6人(男女3人、マラソン仲間)も登ってくる、神奈川のマラソン仲間も登ってくる、二組とも燕温泉に下るのでここでお別れだ。

 

長助池への分岐8:45、燕温泉から登ってきたご夫婦に会う、燕温泉を4時半に出てきたという、ここから妙高山を超え燕温泉に下るのだそうだ。

 

大倉乗越へ向かう途中の斜面で、登って来たときは雲で見えなかった妙高山が大きく優雅に、ここから見るとあのキツイ登り坂は嘘のようにやさしい山様を漂わせている、広葉樹林に覆い尽くされ、紅葉には素晴らしい景色になることだろう。

 

火打山・妙高山の中間点の大倉乗越のピークから、今度は両山が対照的に見え感動する、燕温泉から登ってきた青年、これから火打山に登り燕温泉(燕新道で)に下山するという。確かに昨日も火打山山頂手前で二人の山男がこれから妙高山に登って日帰りしますと言う人がいました、日帰り不可能なコースでは無いが、ただ、高山植物の好きな人ならまずやめた方が良い、観察に時間が必要です。

 

黒沢池ヒュッテに着く、新たな登山者でベンチは埋まっている、預けた荷も受け取り背負って、早々に立ち去る、今日も真夏の太陽が照りつける、これから山頂に登る人は気の毒です、山頂は午前中に登ってしまう計画が大切だが事情があろう。

 

黒沢池ヒュッテからダケカンバの中を上ると黒沢池を見下ろす木道に立つ、広々とした草原・湿原が見渡せる、池塘が散らばって美しい、二人の青年、一人の女性とすれ違った、ワタスゲの群落は見頃、コバイケイソウの群落は花期は終わる、涸れた沢を渡るとクルマユリの群落が現れる、さらに先に行くと若い夫婦が花の写真を写している、なんとそこには今回始めてみるハクサンフウロの群生黒沢の源流だろうか、沢が流れて、小さな木製の橋を渡る。

 

渡ると道はや急坂になって、緩やかに富士見平に向かう、左が大きく開け山々が大きく見え出すと、富士見平は近い、笹ヶ峰から今朝登って来た人で混雑している、休憩中。

 

朝、高谷池ヒュッテを発って、黒沢池ヒュッテを経由してきた、ご夫婦の話だと、昨年1010日、紅葉狩りに、その時は黒沢池ヒュッテは大混雑だったから今回は高谷池ヒュッテに泊まったそうだ、ただ今日は妙高山には登ってこなかったという、黒沢池から富士見平のコースは良かったネ! 妙高・火打山に来たらぜったい見逃してはならないコースと一致し、しかし、ガイドブックにはサブコース扱いだからちょっともったいないですネ!

 

今日は昨日のように富士見平は名のような現象は起きなかった、ただの平である、台風一過は二日間の連続は難しい。

 

オオシラビソの樹林帯を下る、次々と大勢の登山者が登ってくる、中には80歳近いおばあさんがお元気に登って来る、周りにサポータ達の方が大変である、そういえば、今朝黒沢池を発った老夫婦と息子さん、妙高山頂に無事着いたかな?でも彼らは今日も黒沢池ヒュッテに泊まるという、この余裕が大切、「山登りは競争のスポーツではない、楽しくないと!」とそのおじいさんが残した一言、マラソンの組、彼らも「のんびりする為、山に登ってビールを楽しむ」の気分だった、私は花を求めて登って来た。

 

下るに従って暑い、十二曲りの辺りが一番キツイ、登ってくる人に聞くと、今日火打山に登る人、今日は高谷池ヒュッテで終わり明日早朝火打山を登る人は半々くらい、この暑い日は、「10時頃:十二曲りの人」は高谷池ヒュッテまでとした方が無難です。

 

今朝、高谷池ヒュッテを発し、早朝、火打山を登り下ってきた団体さんのご婦人さん、個々のペースでバラバラになって下っているという、確かに危険は無いし、分岐する道も無く安心ということらしい、ただ、案内人は最後をしっかり確認しているようです。

 

ようやく、黒沢に着く、下る人、登る人で賑わっている、中にはここまでという人もいる。

 

ここから笹ヶ峰駐車場までは緩やかな木道をひたすら下る、ブナ林を楽しみながら、笹ヶ峰を目指す、二人の女性「後何時間?」、「」と答えようが無い、「お花が沢山咲いているから、ガンバって!」と言って励ます、ちょっと先が思いやられる?

 

最後に会った、お母さん+娘さん(たぶん)、タクシーの運転手さんから花の時期は過ぎたと言われがっかりの様子、「今が一番花の種類が多く、ハクサンコザクラ、イワイチョウも沢山咲いています」と事実を教えてやると、急に笑顔になって登っていった、この二人は大丈夫だ!

 

登山口の駐車場、ほぼ満席状態、笹ヶ峰牧場周辺にオオウバユリ(大姥百合)が立っていた、高さが2bほど背の高い花である。

 

笹ヶ峰から国道18号に出て、今回は豊野から小布施橋を渡って、国道403号で志賀高原へ向かう、振り向くと妙高山・飯縄山・戸隠山・黒姫山が見えている、国道292号で志賀高原へ横手山にはニッコウキスゲが沢山咲いてきれい、草津白根山駐車場はすでに空き、草津温泉も空いており、難なく渋川で国道17号、国道353号に入り前橋を避け、桐生へ、国道50号で下館を経て国道294号でつくばへ、幹線道路はどこも込み合って、しかも上信越自動車道の妙高高原周辺で大きな人身事故があって大渋滞・大混乱だったらしい

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