月待ノ滝・袋田ノ滝・生瀬滝 |
日程 2020年10月21日(水)晴れ
左:月待ノ滝(つきまちのたき) 中央:袋田ノ滝(ふくろだのたき) 右:生瀬滝(なませのたき)
コ―ス
牛久駅6:01=(JR常磐線)⇒6:58水戸駅7:28=(JR水郡線)⇒8:36上小川駅8:40=(代行バス)⇒9:00常陸大子駅9:04=(JR水郡線)⇒9:11下野宮駅9:12―(0:28)→9:40月待ノ滝10:10―(0:30)→10:40下野宮駅11:12=(JR水郡線)⇒11:18常陸大子12:10=(茨城交通)⇒12:20袋田バス停―(0:23)→12:43「袋田ノ滝入口〜生瀬滝登り口」13:12―(0:11)→13:23生瀬滝13:28―(0:14)→生瀬滝登り口13:42―(0:08)→13:50滝本バス停14:10=(茨城交通)⇒14:30袋田駅・代行バス工事現場見学等16:03=(JR水郡線)⇒17:14水戸駅17:32=(JR常磐線)⇒18:44⇒自宅
代行バス:2019年の台風第19号の影響により,代行バス運転。上小川駅と常陸大子駅間はバス代行、但し、上小川駅と袋田駅間の水郡線は運転中 2020/10/21現在
左:上小川駅の代行バス・・・・・・ 右:久慈川の風景
水戸駅から水郡線、高校生の電車だ、混んでいる区間は座り込む、昔の上野駅発の夜行電車で何回は登山者なら経験、とても良き雰囲気、だた、新型コロナウイルスの感染で乗客全員がマスク着用で息苦しい!
上菅谷で高校生らは常陸太田行きに乗り換えてしまう、袋田・常陸大子・郡山方面のお客は車両毎で数名になる。
左:上小川駅 右:常陸大子駅
上小川駅は西金駅の次、西金駅は男体山登山口で何度も利用している、上小川駅では袋田駅までの人はこのままだが、常陸大子駅から郡山駅歩面の人は代行バスに乗り換える。ただし、袋田ノ滝に行かれる人も代行バスが「袋田駅入口」に停まるので乗っても良い、但し袋田駅から滝本までバスも出ている(本数は少ない)。
上小川駅に着くと、駅前で待っている代行バスに数人が乗る、国道118号に出て「袋田駅入口」(袋田駅まで約850b)、次が終点「常陸大子駅」。途中に道の駅「奥久慈だいご」などあるが代行バスで停まらない。代行バスから降り、水郡線郡山行きに乗る。乗換時間のみでトイレに入る時間は無い!
月待ノ滝(つきまちのたき)
左:下野宮駅 右:久慈川の支流を渡る 振向くと八溝山が美しい
下野宮駅ホームに降りると誰もいない無人駅、敷地内は綺麗、水郡線の車窓に景色もとても好い感じ。右に郵便局、直線道路が真っすぐ北上、作業中の奥さんに「月待ノ滝は・・・・」と訪ねる、「突きあたる道路路左に・・・・」と笑顔、時々滝を訪れる人が多いようです。
T字路で月待ノ滝は左の道標、廃校の小学校(大子町町立下野宮小学校通用門の石碑 グランドが芝生でゲートボール)が左、続いて右に近津神社(ちかつじんじゃ)、歴史深い神社という、月待ノ滝へ急いで進む。
右に国道118号に向かう路が交差し大きく右折、おじさんが「10分の行くと大きな橋、渡って真っすぐ・・・」と、直ぐに右に県道28号(八溝山へ続く)で、その先に立派な橋、八溝山から流れる川で八溝山が良く見える、青空であり、気持ちがいい、急いで歩いても汗は気にならない。
左:水郡線の横を通過 右:高浜・常陸太田/水戸・大子市街
水郡線と久慈川を左に見て進むが期待の電車は一台も走って来ない、車検の販売店を過ぎると県道33号と県道28号の道標が見えて来る。
左:月待ノ滝の道標 右:久慈川を渡る
高浜・常陸太田の道標は車用、従って交差点まで長い(笑)。左折すると水郡線の嵯峨草踏切を越える、今度は久慈川の嵯峨草橋、バス停もあり大子行が平日(月〜金)8:51,13:51、条件付きで15:59と極わずか!
嵯峨草橋を渡った所で、車椅子を杖代わりのおばあちゃん、聞くと即答「滝はこの道を真っすぐ・・・」と元気な笑顔。
*宮川分館前(先ほどの交差点を県道28号で大子市街へ1,2分):バス停大子駅行き、下野宮を12:06、宮川分館前は12:06・・・大子駅着12:17のバスがある。
左:月待ノ滝入口 右:月待ノ滝から流れ出る
この道を直進すると登り坂、この手前で「日本一裏見の滝」、「もみじ苑 滝はすぐです」に進み、左右悩むが右折。もみじ苑を道標に従って奥に入ると、滝から流れる川が左眼下に見える。
月待ノ滝
月待ノ滝の姿が見えてくる、広い滝壺に流れ落ちる。
裏見の滝
裏に入ると滑りやすい石段の右に小さい流れあり、月待ノ滝の裏に入り込む、裏見の滝になる、ご夫婦が撮影中であるが、二人のみ。写真右は霧のように舞い落ちる。
お二人は短時間で引き揚げるので、単独撮影になる・・・・。正面の展望台にはドローンを使っての撮影中の男性二人、確かに人の目が入らない撮影が出来る、難点はドローンの姿が見える範囲と言う、でも技術開発は早く可能になるだろう!
反対側に移る川底で!
もみじ苑はお休み、川底に下る、難なく川底、川底の石は水に覆われる観瀑台になる。観瀑の人は少なくジックリ撮影。
嬉しい事に左奥に一本筋が増える。
月待ノ滝は下野宮から大子町に下った位置、久慈川の支流である大生瀬川が作り出す滝です。幅は12b。高さは17b、いつもは二筋の夫婦滝ですが、水量が増した時にだけ子滝が現れ三筋の親子滝になる。 安産などを祈る二十三夜講が行われ、婦女子が二十三夜の月が出るのを待って祈願したことから、月待の滝と呼ばれる由来となっています。 滝の裏に簡単に入ることができ、このことから、別名で"裏見の滝"または"くぐり滝"と言われている。 |
左:滝の最上部 右:もみじ苑
月待ノ滝をご覧ください
もみじ苑と姫ヶ滝りんご園に展望台が有るのが、姫ヶ滝りんご園側の方が私はお勧め、但し“裏見の滝”はもみじ苑側、両方側で見ないと片手落ち滝になる(笑)。
宮川分館前で大子駅へのバスがあると言うが、月待ノ滝から宮川分館前まで徒歩7分(12:07発)、下野宮駅まで徒歩27分(11:12発)。大子駅にバスだと12:17着、水郡線だと11:18着。
今日の旅ではどちらが良いか悩むが、早目に常陸大子に着く下野宮駅を選択、同じ道を引き返す。水郡線の脇でタマネギ栽培のおばあちゃん「今日明日は天気が良く、畝作り・・・その時間に電車が通るネ」と電車の通過時間は生活時間のようです。
袋田ノ滝 と 生瀬滝
月待ノ滝10:10―(0:30)→10:40下野宮駅11:12=(JR水郡線)⇒11:18常陸大子と予定通り着くが、袋田行きのバスは12:10、14:52、15:56、17:06(平日)と少なく、代行バスは13:36発で13:45「袋田駅入口」着となお遅い。
紅葉時期なら永源寺、別名「もみじ寺」片道15分、現地で30分ほど遊べるが、紅葉はまだ早い。 2011/11/16の永源寺(もみじ寺)
ここでバスを待つ、袋田ノ滝まで歩く距離では無い。
左:袋田バス停から街中を行く 右:袋田ノ滝を作る滝川
12:10発のバスに乗る、乗客は2人、常陸大子から国道118号に出て袋田駅入口(袋田駅に近い 代行バスの停まる)で国道461号へ入る、思い出浪漫館前、続いて袋田バス停で降り、滝川を四度の橋で渡る、県道324号、無料町営第二駐車場、無料町営第一駐車場、見返橋、りんごの販売店(おばさんが売り子)、続いて滝本バス停(袋田行きのバス)、この辺りになると疲れが出るが、子ずれの連れの家族が元気に歩いている、年配のご夫婦、負けられない・・・・滝見橋、右に滝川がしばらく続き、お土産店に囲まれる。
左:袋田ノ滝入口 中央:「恋人の聖地」モニュメント 右:袋田ノ滝を作る
まもなくハートの花壇、トイレを見て、入口料金所、長い・・トンネル、やや登り坂、「恋人の聖地」モニュメントに立ち寄って休憩、左に曲がってエレベータで第2観瀑台へ上がると、展望台のみで三階、一番上の段から観瀑。二段目が混んでいる。
以下、袋田ノ滝の観瀑です:
上から下まで写せない
何度来ても、この偉大さに感動
第2観瀑台からエレベータで第1観瀑台に降りる。
左:袋田ノ滝は美しい 右:観瀑岩台に1羽がやって来る
トンネルを通過、左に第1観瀑台が目に入る、ここは滝の接近地点!
2羽は舞う、急に現れるのでシャッターチャンスは無理、でも、一個の観瀑岩台に舞い降りる、滝を見ないで水面を覗き込む、滝川には美味しい魚が!
左:快晴 11月に入れば紅葉真っ盛り 右:第1観瀑台と袋田ノ滝 吊橋から
11月に入ると紅葉、観瀑台は満杯になる。今日はガラガラです。1羽は無事岩の上に。
左:滝から転がった岩? 右:階段を振り返る
吊橋を渡り切ると、生瀬滝への登り口、ここに取りつく、踊り場があってクネクネと上も目指す、鉄製の階段が終わる頃「石段になって怖いので・・・・」とご夫婦が慎重に折り返してくる。
*ご夫婦には、この後、滝本バス停で再開でした。
左:険しい石段 右:袋田ノ滝の上部が目の前
鉄の階段が石段に代わり、鎖等を頼って急登、天狗岩辺りまで来ると袋田温泉を見下ろすようになる、そして袋田ノ滝を真横から観爆する場所がある、ここの迫力は新観爆台(第2観瀑台)以上です。
左:木々の間に袋田ノ滝 右:生瀬滝入口
石段を慎重に登る、危ない所は両手を石段につき、よじ登る。
今日は滝めぐりだから生瀬滝を見たら、月居山頂に行かないで下ると決めた時、↑月居山頂/←生瀬滝の道標、ここまでたどり着いたものだ。
左:入口から観瀑台まで 右:生瀬滝を遠望
水平の道が観瀑台まで続き、広場でベンチが置かれた観瀑台から生瀬滝を遠望、登り口から20分以上に感じたキツイ登り、何度来ても感動である。出合った人は先ほどのご夫婦と単独男性「気をつけてください!」と励ましてくれる。
袋田の滝から約200b上流に架かる生瀬滝は、奥の滝とも呼ばれ、迫力満点の袋田の滝とは対をなすような静かな佇まいが魅力。大きな滝壺に注ぐ高さ約10bの滝は、約27bの幅があり、水の流れが幾重にも白糸を垂らすように伝い落ちる光景は優れた風致を誇ります。 袋田の滝とともに国の名勝に指定されている生瀬滝は、袋田の滝から吊り橋をわたり、月居山ハイキングコースを20分ほど登るとその姿を現します。深山の峡に白布を干す滝の姿や、山頂近くの月居観音堂から望む奥久慈の山々など、静けさの中に広がる大自然の美しさをお楽しみください。 大子町観光協会から |
左:周囲は日陰だが 右:滝の姿が水面に浮かぶ
観瀑は快晴がいい、遅いのか早いのか、滝は日陰、でも青空です。
水面に滝の姿が浮かび、見事です。
もー少しズームアプ
袋田ノ滝の上流にある生瀬滝を高台から見える観瀑台、まるで滝の近くで見た感じ、デジカメの性能にも感謝。でも下からここまで登った自分に感謝!
下山 左:滝を作る・・・ 右:袋田ノ滝をジックリ
左:天狗岩 右:石段と鉄製階段の分かれば
天狗岩を通過、この辺りが一番キツク、道を作った人の大苦戦の場。ここから奥久慈男体山まで縦走の場合、ここを通過したら怖い所は無い。
吊橋と第1観瀑台 奥が袋田ノ滝
第2観瀑台は↑月居山頂/←生瀬滝の道標より更に石段を登れば眼下に見える、第1観瀑台は木々の間から見えるようになると、吊橋の散歩道に降り立つ。
散歩道から美しい吊橋が見える。
左:滝本バス停 右:袋田・常陸大子間の鉄橋は急ピッチ
滝本バス停に13:50着、次のバスは14:10、乗れば直ぐに袋田駅に着き、水戸行きは16:03発・・・・時間はあり過ぎだ・・・袋田・常陸大子間の鉄橋工事見学。。。。16:03を待つ。
水郡線「奥久慈清流ライン」は昨年の台風19号の被害で流され運転できず、代行バス、しかし、ここを水郡線で訪れる場合に代行バスに乗る以外の影響はない!やはり清流ラインである。
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