雨巻山 ヤンマツツジの観察 
雨巻山(標高:533b)御嶽山(標高:433b)三登谷山(標高:433b)

大川戸登山専用駐車場⇒三登谷山⇒雨巻山⇒御嶽山⇒大川戸登山専用駐車場

2017年4月23日(日)晴れ トウゴクミツバツツジ・ヤマツツジが綺麗

 

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一本の細い茎に重そうに花を付けている

 

 

 

 8日は文句の付けようのない天気と言う、登山日和だ!

家から近くヤマツツジの綺麗な所、益子にある雨巻山である、ここは馬蹄形に三登谷山(みつどやさん)、雨巻山(あままきさん)、御嶽山、足尾山を順番に回るコースがある

 つくば市城山から県道41号で筑波山を右に見て、桜川市の岩瀬を通過し、長提交差点で左:道の駅「ましこ」・右:雨巻山、ここを右折し、高館山(高館城跡)を目指す、手前に雨巻山入口があり、大川戸登山口に着く、広い駐車場がある。10時頃着きましたが、10台ほど駐車。

始めて雨巻山に来られ、山頂を目指す先輩ご夫婦と三登谷山コースをご案内、途中で失礼したが、お元気で登山を続けられたかな?

 

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オトコヨウゾメ(男ヨウゾメ)スイカズラ科

2019年5月8(水日)晴れ ヤマツツジが綺麗 雨巻山を一回り

 

コース

大川戸登山口:専用駐車場9:55―(0:02)→三登谷山ゲート・橋を渡る9:58―(0:20)→最初のピーク10:18―(0:35)→10:53三登谷山山頂10:56―(0:04)→11:02栗生分岐11:07―(0:10)→ヤマツツジ群生のピーク11:17―(0:08)→メインコース分岐11:25―(0:06)→メインコース迂回路分岐11:31―(0:04)→展望良し11:35―(0:02)→栗生分岐11:37―(0:22)→尾根コース分岐11:59―(0:05)→巨岩・階段の道12:04―(0:10)→雨巻山山頂12:14―(0:04)→12:18展望台12:20―(0:02)→12:22雨巻山山頂12:40―(0:10)→沢コース分岐12:50―(0:05)→13:25猪ころげ坂13:27―(0:16)→峠コース分岐13:43―(0:19)→尾根コース分岐(下山口)14:12―(0:05)→14:17御嶽山山頂14:20―(0:05)→尾根コース分岐(下山口)14:25―(0:10)→尾根道90度右折14:35―(0:09)→尾根・足尾山コース分岐の三差路14:44―(0:09)→14:53大川戸登山口:専用駐車場4:55⇒帰宅

徒歩:17,302

 

 

 桜川市から県道41号を走り続け、岩瀬で国道50号を横断し、長堤交差点と右に入り、高館山の道標を右折、道が細くなって日光連山が良く見える峠を越える、ピークは樹林の中で展望は無い、ここは注意が必要、栗生登山口は峠の下、ここを見送り、西明寺や高館山への道、明るい道を走ると、大川戸への案内が出てくる、ここを渡れば再び見晴らしの良いピークを越えると、地蔵院の手前に大川戸への道がありここを右折、道幅は一台が通過できる狭さ、マス釣りが見え、登山専用駐車場に着く。

 

 約60台の駐車場、連休明けの平日、ガラガラ。初めて雨巻山を訪れたご夫婦、登山ポストの前で、登山者に道を聞いている、コースが多く説明の受ける人・説明する人も大変、三登谷山経由で雨巻山へ行きたいとの事で登山道が解るまでご案内する、説明する人に感謝される。

 

 大きく3コース、林道を歩き最短で雨巻山へ、三登谷山経由、足尾山か御嶽山経由で雨巻山です、健脚者と歩くには足尾山経由で一周コース、初めての人や展望を楽しむなら三登谷山経由が好いと思う。何故か若者は林道を往復し、雨巻山山頂を登って終わりにするようです。

 

 ここでご夫婦の希望が三登谷山経由で私と同じ、初心者とヤマツツジ目的の私と同じコースであり、登山道が解る所まで同行する。

 

 沢沿いの林道を歩き、三登谷山への道に入り、古い橋を渡る、薄暗い樹林の中を通り過ぎると、階段があり、右:スギ林、左:雑木林の登山道を登る、お話を聞くと「羽黒山」(標高:458b 羽黒山その山頂部にある羽黒山神社をはじめ、蜜嶽神社、栃木名木百選にも選定された夫婦杉など、登山やハイキング以外にも見所の多い山とのこと、山頂まで車がはいるそうです。)が最近登った山だと言う。

 

 

左:23 最初のピーク      右:ヤマツツジ

 

 スギ林が無くなり、ジグザグの登りで「ここから先は一本道・・・」と告げてお別れする。下山の若い女性「23で引き返した・・・」と言う、雨巻山の登山では無い。

 23の三差路超える、登山道の指示に従い、大きく下る、平坦いなって、鞍部から再び急登、美しいヤマツツジが現れる、ベンチの有るピークへ着く。

 

 

左:岩場の道          右:ヤマツツジが美しい

 

 岩場の登山道を登る、ヤマツツジの本数は少ないが、新緑の間に咲き飽きる物ではない!

 

 

 

左:日光連山             右:終わりのトウゴクミツバツツジ

 

 ツライ岩場を登って行くと山頂手前のピーク、ベンチが有って一休み、大きく下って多くなったヤマツツジの荒れた道を行き、登りになって開けた場所、広いベンチが三登谷山を占める、右奥に芳賀富士が可愛く見え、春霞だが日光連山、男体山、左:白根山、右:女峰山が見え、高原山から那須連峰まで見えている。

 連休が明け、トウゴクミツバツツジは残花で、主役をヤマツツジに移している。

 

展望台

栗生へ降りるコースが分岐

 

 三登谷山から細い岩の尾根道、雨巻山山頂が木々の間から見える。岩場なので綱が張られている、大木の枯れ木がある。ゴツゴツの登り、ベンチの有る展望台、栗生へ降りるコースが分岐、ベンチ腰かける、三登谷山山頂からも、ここでも富士山はガスの中です、筑波山が大きく姿を見せ、前の山の左奥に加波山の峰が見える。

 

 

 

ヤマツツジ群生

 

 展望台から大きく下る、ここは荒れた道で下り坂、松の多いピークを越える、ピークを数回繰り返すと今までと違いピーク全体がヤマツツジが群生、群生地は御嶽山周辺とここである。

 

 

左:展望の尾根          右:栗生への下山道

 

 雑木林で展望は無い、新緑と松、ヤマツツジを観察。いきなり右が大きく開け晴れていれば富士山が見えるところ、日光連山が見えている。

 

 ちょっと岩場を下ると、栗生へのコースが右のスギ林に下っている。

 

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左:ガマズミ(鎌酸実、莢迷)スイカズラ科   右:笹藪にヤマツツジ

 

 ヤマツツジ以外、ガマズミやオトコヨウゾメがポツポツ咲いている、ここを時々訪れる女性「好い写真写せますか?」と聞く、「花を有ると思い歩いています・・・」と返答、この白い花は深い新緑に囲まれると目に触れないし、足元に気を取られると増々目に触れないものです。

 「山頂まで大きな岩場を通過・・・・」と言いながら急ぎ足、こちらは花を見落とさないよう撮影しながら進む、ガイドマップに「参考コースタイムは初心者向きです」と書かれている、従ってここに記すタイムは参考程度に!

 

 

左:岩場の階段道        右:ヒメシャガ(姫射干)アヤメ科

 

 巨岩が現れる、直接岩登り、岩の間を登る、階段の迂回りと三通り、カメラを持っているので最後を選ぶ、ここで他の方法を選ぶ必要は無い、真っすぐ行けば山頂だが、登り切り右折して岩の上に立つ、ヤマツツジが美しい。

 一株シャガ生えている、しかも花が咲いている。

 

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雨巻山山頂は生え、歩き易い道が続く

 

 岩場を過ぎると広い道が雨巻山山頂へ続く、ここは大木のブナが生え、気持ちの良い歩きである、登山道より下に生えるブナを上から見る、でも大木ほど登山者を越え大木でる。

 

 

左:雨巻山山頂から         右:展望塔から

 

 雨巻山山頂(標高:533b)に着く、数人の登山者がお昼中、先ほど出逢った赤いジャンバーの女性が見えない、たぶん展望塔であろう、単独の女性は山頂ではお昼休憩はちょっと絵にならない(笑)、この先をちょっと下って、平坦の林を進むと展望塔がある、お弁当を広げたばかりの彼女、展望塔に上ると、富士山は見えないが、筑波山が大きく雄大に見える。

 ここでお弁当を開いたら変ですよね、そんな静かな所に立つ展望塔(カタクリ園はここ先に有る)です、山頂へ戻ります。途中愛好家が綱を張って「エンレイソウ」を保護している、以前と比べ群生地らしくなってきた。

 

 雨巻山山頂の前面ベンチが二つ、一つはご夫婦が占め、一つが開いている、お弁当を広げると標高:500b辺りで襲ってくる大きなハエには苦労する、食べ終えしまうとハエは食べている人へと移って行く。

 

 

山直下の楽園

 

 下山は御嶽山方面です。山頂を離れる時大きな株のヤマツツジ、登山道は新緑の雑木林に囲まれ、ツツジもその間に美しい姿を見せてくれる、

 

 

 

左:オトコヨウゾメ(男ヨウゾメ)スイカズラ科
ガマズミと同じ仲間なので、秋には赤い実をつける。
この実が食べられないので「男」が冠されたという。
右:ヤマツツジ(山躑躅)ツツジ科

 

 オトコヨウゾメもスイカズラ科でガマズミと同じ仲間、同じ時期に咲き、赤い実を付けるが、ガマズミの様に目立たない!

 ヤマツツジの花の色、ここでも薄いピンクから深紅の色まで幅が広い、雨巻山山頂までは薄いピンク、この辺りから御嶽山周辺は深紅のものが多いようです。

 

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純白の花

 

ガマズミ(鎌酸実、莢迷)スイカズラ科

 

 オトコヨウゾメとガマズミの写真を写していると、赤のジャンパーの女性に追いつかれる、ここまで山頂から下り「下りだから追いつくよ!」と言いつつ追い越して行く。

 

 

左:道幅が狭く 上下を繰り返す      右:タカノツメ

 

 この後、上下を繰り返す。

 

 

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ヤマツツジとツクバネ

 

 ツクバネ(衝羽根 ビャクダン科)の木が今日歩いたコースに多く見られます、秋の季節にまればツクバネの意味が良く分かるのだが!

 

 

道幅が一段と狭くなる

 

 急な坂、登って下った、ここは「猪ころがし坂」の道標が無い、再び目の前に急な階段、かなり下った位置に赤いジャンパーを見る、右・左と木の道が引かれている。

 「こんな所に・・・・写真を撮り帰って調べるの?」と聞かれる。

 

  

:チゴユリ(稚児百合)ユリ科      右:フモトスミレ(麓菫)スミレ科

 

 :下って追いつくと、チゴユリを指して「この小さい花は?」と言う、更に足元にフモトスミレ、名前を教えるとカメラで映し始める、薄暗く小さい花で撮影は難しい!

 

 

左:猪ころげ坂の道標            右:雨巻山が石が多い

 

 猪ころげ坂を下って、また、登り、ツライ上下が続く。ピークもあり、次の峠コースの分岐まで岩場の道も有り、ツライ所です。

 

 

 

ヤマツツジとミヤマシキミ

 

 ミヤマシキミが多くなって、花が終わり実を見せている。このミヤマシキミは筑波山や加波山にも多く生えて、真っ赤な実が綺麗ですネ。

 

 

 

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左:峰コース分岐                         右:コツクバネウツギ(小衝羽根空木) スイカズラ科

 

  大川戸に下る登山道が分岐、御嶽山方向に行くには、この先大変で、雨巻山から下る人はここで降りてしまう、赤いジャンバーの女性には猪ころび坂が最後でした、ここを下ったかも知れない。

 

 

  

左:ヤマツツジに囲まれて登山道     右:ピークを登る木々の根を踏んで行く!

 

 峠コースを見送り、また登り坂、御嶽山かと間違う標高:394.5bのピークを越えて行く、ピークからヤマツツジが美しい。

 

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ピーク標高:394.5bを越えた辺り

 

 ヤマツツジを見ながら坂を下ると、御嶽山との鞍部で御嶽山/雨巻山/大川戸の分岐に着く、御嶽山に登った後ここに戻って下山する。

 

 最後の急登だが一段とヤマツツジが美しい。

 

 

左:御嶽山山頂       右:足尾山への岩場道

 

 ヤマツツジの群生地の急坂をジグザグに登り切ると御嶽山山頂(標高:433b)に飛び出る、春霞で展望は薄いが芳賀富士が眼下に見える。

 

足尾山への岩場の下り坂がある、今日はここで引き返す。

 

 

 

御嶽山山頂付近のヤマツツジ群落

 

 14時を回っているからか誰一人いない、静かな山頂であるが、ヤマツツジの群生は賑やか、充分楽しむ事ができました。

 

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御嶽山/雨巻山/大川戸

 

 御嶽山/雨巻山/大川戸の分岐へ戻る、新緑が綺麗でウットリ・・・・、そして分岐、ここから大川戸へ下る。

 

 

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左:展望よし     右:90度右折

 

 「展望よし」とガイドブックに明記!確かに登って来た三登谷山と雨巻山が木々の間から見えて展望よしと歌っているが、木々が大きく伸び「三登谷山と雨巻山が見える」に書き換えて方が良いかなと思います。

 

 尾根を直進か?90度右折し清滝の沢方向に下って、足尾山への分岐に着く、ここから大川戸へ。

 

 

 

左:マムシグサ(蝮草)サトイモ科 別名・別読み: テンナンショウ、カントウマムシグサ、ムラサキマムシグサ

右:コゴメウツギ(小米空木)バラ科

 

大川戸登山専用駐車場が見えてきた、朝は多かったが、5,6台に減っていた、朝であったご夫婦や猪ころげ坂で解れた女性らの姿はない!

 

 

 

 

 

 

大川戸登山専用駐車場には登山ポストが置かれ、雨巻山登山(足尾山、御嶽山、三登谷山)ガイドマップが置かれている。

 また、登山者が多くなって、周囲の空地を登山者に開放している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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