黒森から信州峠から往復

横尾山(標高:1818b)

手軽に登れる奥秩父の展望台

 

横尾山は甲州と信州の県境、太平洋に流れる富士川と日本海に流れる信濃川との分水域。並んで八ヶ岳側に人気の飯盛山(標高:1658b)がある。展望は富士山、八ヶ岳、甲斐駒ケ岳、白峰三山、金峰山、瑞牆山などが望めます。なお、レンゲツツジが咲き誇るのは6月上旬から中旬とのことです。

 

日程:200112日(火) 晴れ

 

コース

 

信州峠:横尾山登山口910―(030)→1000カヤトの原―(020)→1020横尾山―(050)→1110横尾山登山口

 

韮崎850から増富ラジウムラインを北上、増富ラジウム鉱泉の手前で、信州峠方面に左折、舗装道路で車の走りは快適。まもなく右前方に、瑞牆山の独特の岩が大きく見え、すぐ横に金峰山が高く聳えている。

 

9:10 に信州峠に着く、峠を越え川上方面にすこし走ってみると、道路は積雪、雪対策をしない愛車は走れない(笑)。

 

信州峠には横尾山登山口、その反対側に5,6台の駐車場があり、一台の車が停まっている。

 

階段を上がり、雑木林の登山道を緩やかに登り始める、松林、笹原、すぐ坂は急になる、足元には積雪(5,6a)、特にアイゼンなど不要です、こちらの標高が高くなると、瑞牆山も高くなる、左手には天狗山が美しく見えてくる。

 

木々の間から見える山々を展望しながら登ると、左側が大きく開け、尾根に出る、ここの見晴らしい、これから行く山頂より展望が良い。

 

展望の真ん中に、金ガ岳を従えて「ニセ八ツ」として親しみの茅ガ岳が大きく見える、その奥に富士山があるのだが今日は曇の中です。

 

茅ガ岳、金峰山、瑞牆山、天狗山、男山と広大な展望が広がる、この展望は横尾山山頂まで続くからたまらない、残念ながら南アルプス、八ケ岳の方向は視界ゼロです。

 

 展望の良いカヤトの原から川上村を眼下に見てひとつのこぶに登る、ここは山頂ではない、まだまだ先がある、数回峰を過ぎ、一度やや下り登り返すと横尾山山頂です。

 

山梨県百名山」の道標が立っている、ここの展望は素晴らしい、登ってこなければ味わえない。

 

信州峠から続いた雪道の足跡は山頂で合った3人の男性グループのものでした。

 

西側を見ると飯盛山に向かう尾根が伸びている、強風に変わってきた、時々小雪が混ざるが、上空は晴れているのに!

 

下山は、往路をたどる、お父さんとその娘さんが登って来る、「5」と告げると元気よく登っていった。

 

登りとは異なり、前方に男山、天狗山、瑞牆山、金峰山、茅ガ岳と眺めながらで実に楽しい尾根歩きです。「ニセ八ツ」、本当に良く似ている、金ガ岳を蓼科山と考えて眺めると面白いネ。

 

信州峠で合った1人の青年、タイヤチェーンを着けて川上へ下って行くそうです。

 

国道20号線に出たころ富士山が大きく姿を現す、大月まで国道20号線を走る、中央高速は大渋滞らしい。次は雁腹摺山を目指します。

 

わたしの登山話