年末の3連休 家族連れ、若者が登る! |
日程:2013年12月21日 (土)晴れ
自然研究路 立身石から
コース
筑波山口駐車場8:20―(0:07)→8:27沼田バス停8:29=(直行筑波山シャトルバス)⇒筑波山神社入口バス停8:36=(直行筑波山シャトルバス)⇒8:50つつじヶ丘―(0:30)→アカマツ通過9:20―(0:15)→弁慶茶屋跡9:35―(0:13)→出船入船9:48―(0:04)→北斗岩9:52―(0:13)→大仏岩10:05―(0:09)→10:14女体山山頂10:20―(0:18)→10:38御幸ヶ原10:42―(0:11)→大石重ね10:53―(0:15)→展望岩11:08―(0:19)→11:21男体山山頂11:28―(0:12)→立身岩11:40―(0:05)→御海入口11:45―(0:04)→御海11:49―(0:09)→御海入口11:58―(0:02)→御幸ヶ原12:00―(0:20)→男女川源流12:20―(0:05)→ケーブルトンネルのガレ場12:25―(0:15)→ベンチ・一本ツツジ12:40―(0:25)→ケーブル宮脇駅13:05―(0:05)→13:10筑波山神社境内13:20―(0:05)→つくば道道標13:25―(0:02)→旧筑波山郵便局13:27―(0:10)→6丁目鳥居13:37―(0:21)→13:58筑波山口駐車場
*筑波山口:つくばりんりんロード筑波駅・関東鉄道つくば北営業所
駐車場はつくばりんりんロード筑波駅か関東鉄道つくば北営業所の裏にある。
*沼田バス停:関東鉄道つくば北営業所の前がT字路、このT字路から大きな鳥居が見える。
この鳥居の交差点を左折、コンビニSAVE ONの駐車場に沼田バス停がある。
バスが早く着くことがある、数分前に着きたい!(ここは道幅が狭くバスが長時間停車不可)
徒歩:22,582歩
筑波山口から近い沼田バス停から筑波山きっぷのフリー区間のバスに乗ってみた。
筑波山口:つくばりんりんロード筑波駅には公衆トイレがあり、駐車場は関東鉄道つくば北営業所の裏にも有る。筑波山を見て右方向に筑波山神社への案内が有るが、沼田バス停は関東鉄道つくば北営業所の前のT字路から筑波山方向を見ると、大きな鳥居がある、鳥居の先に信号を左折、ガイドでは筑波山口から約3分と有るが、沼田バス停は道幅が狭く長時間停車不可なので数分前には着きたい、8時29分発だが26分頃には着き、腕時計を見ながら走る、勿論、時刻前には発車しないとは思いますが!
直行筑波山シャトルバスのTXつくば駅8時始発、沼田バス停は8:29発、乗客は登山者が多くを占め、半分以上筑波山神社入口で降り、10人ほどつつじヶ丘へ、筑波山神社入口バス停を過ぎると、バスの窓から富士山が見えている、風返峠からロータリで美しい富士山!直行筑波山シャトルバスだから、遠方から来られる人の為に「富士山が見えます」とか言わなくても‘ゆっくり’走っても良いかなと思う!筑波山から富士山が見えるのは限られた条件が整っている必要がある。
バスから降りると、筑波山への登山道、左にはロープウェイ、このロープウェイの始発は9:20。2014年1月1日は『筑波山からは関東でも最速の【6時44分頃】に、東に見える鹿島灘から初日の出が昇ります。』とのこと、当日ロープウェイは5:00、筑波山神社側のケーブルは4:30より運行、2013年12月31日筑波山行き直行シャトルバスの臨時運行つくば駅23時発筑波山神社入口まで、到着は24時頃(つつじヶ丘までは行かない!)、日の出を見ての帰りは1月1日(水)の午前7時10分筑波山神社入口バス停から出発する予定とか! 2013年の初日の出は鹿島灘方向の雲の上、7時過ぎでした。日の出のビューポイントは女体山山頂がベストだが、大仏岩から女体山への岩場も魅力、男体山山頂は御幸ヶ原や女体山の明かりが気になります! 一番お勧めはロープウェイ女体山駅の展望台で女体山山頂と同じ景色、しかも売店・食堂で暖かい飲み物が頂ける! 女体山を目指し登山開始、つつじヶ丘駐車場の右奥に公衆トイレ、迎場コースと女体山方向の大きな道標を見て、舗装のはげた登山道を登り始める。最初からキツイ登りになる。
左に美しい富士山を見る、振り向くと霞ヶ浦、ここから見る初日の出は上のロープウェイ女体山駅に行かなくてもよく見えるが、山頂で見るのと、下で見るのとでは、格段の差がある、この差が有るから人の欲望は膨らむ、筑波山山頂より、奥秩父の金峰山、八ヶ岳へと、、、。 この上は木々が茂り富士山は見えない、振り向くと宝篋山が見え、ロープウェイつつじヶ丘駅を見下ろす、霞ヶ浦は高い位置に見え、地球は丸いことを実感する、条件がそろうと、その奥に太平洋が輝く。 登山道はネズミモチ、ヒサカキが目立たない色の実を多く付けている、数少ないが真っ赤なカマズミ、サルトリイバラの方が目立つ。 霞ヶ浦、この方向に初日の出、明日12月22日は冬至、この日を境に厳しい寒さとなり、そして10日後には初日の出だ、今年は何処で初日の出を見るか?最低条件元気で2014年を迎えなくては! バスの中で四国から昨日来られた男性に合ったが、健脚で、スイスイと先に行ってしまう、山登りを楽しむコツは地元の人に穴場を聞くこと!これが登山を失敗しない、二度と来れない場所に行った時はなおさら私は心掛ける! やっとの思い出、急な坂を登り切ると、都心から来られた5,6人の男性に追いつかれる、つつじヶ丘高原の道標があって、東屋もある、富士山が見える場所が年々狭まる勢いで木々が伸びている、大きなアカマツを数え三本目を過ぎると、樹林帯になり、木々の床にアオキの群生となる。 小さいピークを過ぎると弁慶茶屋との鞍部に下る、ヒノキ林が切れ、自然林、背が高く美しい、下った鞍部はニリンソウの群落地、紅葉の頃は大木のモミジが美しく、足元にフカフカの落葉が積もる。 登り切ると弁慶茶屋跡、筑波山神社から二人に女性が「綺麗な富士山が見えました!」と白雲橋コースを上がってくる、茶屋は跡形もなく綺麗に壊され、今はベンチが並ぶ、展望は宝篋山やロープウェイ駅方向が見えるが美しい景色、振り向くと女体山山頂が木々の間に見え、山頂に人を見る、ここまで登れば一汗かき、一枚脱ぐことになる。ここから奇岩怪岩群が続き筑波山のメインコースで楽しい。 大木のスギの切り株、何故切り株になったか不思議がる人は少なくなった!台風(2011/9/21台風15号)が年輪を重ねたスギを一瞬になぎ倒す、御幸ヶ原コースの太いスギも被害に!私の知る限り筑波山のスギは健在だった。 東日本大震災で少しの狂いもない弁慶七戻り、続いて筑波山の生まれた痕跡を残す高天原・稲村神社、このコース唯一の雨宿りが出来る母の胎内くぐり、次が大きなお尻の陰陽石、短い鎖場を登れば国割岩、ここはベンチも有って、休憩ポイント。 続いて出船入船、前の道はいつもぬかっている、反対には大木のアオハダ(青膚、青肌 モチノキ科)、絡みついたサルトリイバラの赤く熟した実とアオハダの実は似て赤い姿。このアオハダは樹皮の皮をむくと内皮が緑色で判断する。サルトリイバラもアオハダの実も美味しくないのか小鳥に食べられず、葉が落ちて、冬になっても写真の通り。 裏面大黒の巨岩、ここは短い距離だが平坦な尾根道が続き、樹木が美しい、続いて北斗岩。 一段登ると一枚岩、この上に登ると加波山が見えている、ここは筑波山の紅葉ポイント。この岩に気付かないで先に向かう人が多い、そんなに急いで先に進む必要はない! 青空とすっかり葉を落とした木々、昨夜薄く雪が降って日陰の道が白くなっている、もっと多く降ると小枝に雪が付き、樹氷になる。2009/11/3 初冠雪の筑波山 傾斜が増し、大仏岩が見えてくる、岩場を登る、頭上をロープウェイが通過、奥に屏風岩の有るベンチ、侵入禁止の看板があるが屏風岩には入れる、神社が祀られ、振り向くと女体山山頂とロープウェイ女体山駅が見える、ここまで来ると山頂は近い! 東日本大震災以降大仏岩で足を停め通過の都度シャッターを押す、大きな地震や台風に少しの狂いもない! 大仏岩から筑波山で一番の岩場登り、子供も私も両手を使う、秋にはダイモンジソウが咲く岩壁、振り向くと展望が素晴らしい、この辺りが初日の出を見るベストポイント、今日は空いているが、5月の連休、花のシーズンには大渋滞が発生、筑波山で一番大きな渋滞が起こる。 最後は、短い鎖場、筑波山から加波山に続く縦走路の山々が望め、女体山の肩に飛出る。 標高:877bの女体山、つつじヶ丘から登った経験は日本の山々、もちろん富士山も大丈夫、5,6月は富士山登山の練習に若い女性がやってくる!ただ高山病だけは練習の仕方は未だ解らない! 関東平野が広大、今日は東京スカイツリーは見えないが、大海を超えて富士山が美しい、同席の人々大満足である。琵琶湖に次ぐ霞ヶ浦の輝いている、この方向から初日の出、10日後!太平洋から浮かび出れば最高だ。 女体山御本山が堂々と建ち、ロープウェイからの道を見送り、次いでガマ石を見て下る。 最初の食度がセキレイ石の前、せきれい茶屋で最高峰箇所の茶店、つくばうどん900円、御幸ケ原の山頂売店でも食べられるそうですが、おにぎりを持って登るので未食の私には三ツ星をつける権利はない! セキレイ石から滑り易い大きな石、凍結したら観光客は通れない、ただ、凍結は1月下中からで、初日の出や初詣の頃は大丈夫、ただ、冬至を過ぎると北風は吹き付け寒く冷たい! カタクリ園は閉鎖だが、美林のブナは関東の山々でベスト10だろう。 御幸ヶ原にはコマ展望、食堂の椅子に腰を下ろすとビックリ、コマの様に360度自動回転、食堂が開店前だが「展望台に上がっても良いですか?」「はい、どうぞ!」と準備中。 一番上が展望台、思った以上の展望が360度で展開、筑波山頂上売店(幸雲亭、見晴亭、たがみ、みゆき茶屋、めをと茶屋、たかはし、仲の茶屋、せきれい茶屋(セキレイ石))が眼下に、左右に男体山と女体山、遠望の日光連山、加波山、、男体山で富士山方向は隠される。 御幸ヶ原から男体山に向かって時計と反対周りに自然研究路に入る。道標には「自然研究路一周1.4`、薬王院コース(薬王院)椎尾山薬王院まで3`」と案内している。 幹にミズナラ、サワシバ、アブラチャン、エゴノキ、リョウブ、ウリハダカエデ、ヤマボウシ、クマシデ、ブナ、アカガシ、、の名札が付けられている。 自然研究路の折り返し点が薬王院コースとの別れ、ここに大石重ねがある、小石に願い事を書き、ここに重ねる、小石は筑波山神社で販売しているようです。 自然研究路には:「ツクバの名をもつ植物」「筑波山の四季の花」「筑波山で発見された植物」「木の花・木の実」「筑波山のブナ」等の説明版が置かれている。 御幸ヶ原から大石重ねまで大きく下ります、帰りの登山道は南斜面、やや傾いた石段、この傾きは東日本大震災以前からで、写真のように補強されている、四季の植物が生え、つつじヶ丘からの登山道、筑波山神社からの登山道。女体山・御幸ヶ原・男体山周辺とは違った楽しみがあって、最近ここを歩く人が多くなっている。「筑波山コース別ガイド:自然研究路」が発行されているので、筑波山神社か観光案内所、つくばセンターで入手して下さい。 急な階段を登りきると、展望岩への横道、岩の上に立つと女体山とは違った展望が得られる、富士山、浅間山が同時に見える時がある。 自然研究路に戻ると、長い石段の上に東屋が見え、手前に男体山に登る細い道が分岐している、急坂で雑木林に囲まれる、電波塔の脇を登り切ると標高:871bの男体山に着く。 男体山には男体山御本山、女体山のように360度の展望は無いが、関東平野の向こうに富士山が見える、浅間山、日光連山等も見える。ホソザキユキノシタ、ツルマサキ等が生え、上の写真はツルマサキで実が色付いている。 男体山から御幸ヶ原へは岩場の急坂、踊り場で右の林を下ると再び自然研究路に降りることができる、立ち寄った展望台から続いている、自然研究路を左に向かって下り切ると立身岩に着く、大きな岩である。 立身岩は先の展望岩に比べ狭いが、展望はこちらも良い、富士山を遠望、宝篋山も美しい。 写真の方向に初日の出、ベストポイントかも知れないが足元が切れ、とても危険だからダメ!以前はここから鎖を使って上り下りした冒険者がいたそうです、鎖の後が残っている。 自然研究路に戻って、下ると御海への道標、ここを下ってみると巨岩の祠、筑波山神社へのコースへ降りる道が無く、自然研究路へ戻ることになる、下り5分上り7分です。ルートは良く踏まれており一度は立ち寄りたい、細い湧水が流れ出す、神秘な御海、静かな道で数人なら休める岩が途中にある。
自然研究路が終わると御幸ヶ原、ケーブル山頂駅の裏側は御幸ヶ原コースで登ってくる大勢の人々は息を切らし「やたー!」と声を上げる、思わず声を掛けたくなる。 御幸ヶ原コースがいきなりキツイ急降下、1月下旬から3月初めに年1,2回積雪、中間の男女川源流まで凍結しアイゼンが必要、こんな時はつつじヶ丘コースを選択したい、昨夜降った新雪は樹氷が山頂を飾ります。 ピッチの短い丸太の木段が続き、ケーブルのトンネルから宮脇駅近くまで、凸凹、ゴツゴツの石道が続き下りは特に注意したいものです。 ピッチ短い階段の終わりから男女川源流周辺は、ヒノキやスギが美しい、どんどん下る。 途中のカーブに太いモミジ、この辺り、左の雑木林にモミジが多い。ようやく急坂が終わり、大きな岩の間を抜けると男女川源流。 この源流の広場にベンチ、湧水が流れ出る、筑波山の裏には女の川(めのがわ),男の川(おのがわ)があり、男の川を遡るコースがある、また、御幸ヶ原には紫峰杉が有って、ここも男女川源流と言われる、御幸ケ原の売店の飲み水になっていたようです? スギの大木、人が両手をつなぎ4人ほどの太さ、ここを登り、ケールのトンネルを超え、御幸ヶ原コース中一番崩れやすいガレ場を下る、ここで休まず一気に通過したいところ、写真は通過後振り向いて撮影。 ケーブルが行き交う中間点、広場でベンチ、運が良いとすれ違いのケーブルを見る。 一本のツツジがあるベンチの休憩、、 展望は無く、薄暗い樹林帯を下ると、ツライ石の道や木段が終わり、ケーブル宮脇駅への道、筑波山神社への道が左右に、駅の道を選択、駅前から神社まで石段、お土産店が並ぶ。 筑波山神社、10日後は初詣で賑わう、お参りは参道を真っ直ぐ歩くのが正しい。ここは神社境内を良く知っている人に案内してもらうと、良き思い出になる、筑波山神社には不思議な歴史がある、、、。 筑波山神社入口からつつじヶ丘を結ぶ道路を下ると、つくば道、旧筑波山郵便局、この建物は窓・ドアに工夫がある、解りますか? 急坂!毎日、通学でここを歩く、大変な坂道、ここを車も走る、ゆっくり歩くと6丁目鳥居、10台ほどの駐車場、ここを右折し、約1.5`20分で筑波山口、ここを真っ直ぐ下るとつくば道は続き北条へ下る。 6丁目鳥居から平坦な道をノンビリ歩くと、間もなく下りになってリンリン道路が見えてくる、、、右に双耳の筑波山が立派に見え今日の登山が終わる。 |
筑波山きっぷ:Txつくばエキスプレス、つくバスor直行筑波山シャトルバス、 料金は、利用者に聞くと「高い!」つくば駅―つつじヶ丘 約50分で850円 |