富士山の良く見える姫次 |
風巻ノ頭(標高1077b)袖平山(標高1432b)姫次(標高1433b 東海自然歩道最高峰) |
日程 2006年12月2日(土)快晴
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コース 自宅つくば市22:00=(国道354・16号)⇒橋本=(国道413号)⇒三ヶ木・青山1:20=(国道413号)⇒音久和・神ノ川入口=(県道76)⇒1:55神ノ川橋手前の駐車場5:30―(0:00)→車ゲート5:30―(0:10)→東海自然歩道入口5:45―(0:00)→神ノ川5:45―(0:10)→道標姫次「2時間40分」5:55―(0:05)→谷を抜ける6:00―(0:20)→露岩6:20―(0:40)→大室山の左肩に富士山7:00―(0:25)→風巻ノ頭7:25―(0:05)→綱の岩場7:30―(0:20)→急登終わる・富士山展望7:50―(0:10)→富士山展望所8:05―(0:20)→1289ピーク8:25―(0:10)→8:35崩壊地点8:50―(0:00)→8:50袖平山・袖平山山頂9:00―(0:10)→広い高原状のピーク9:10―(0:05)→9:15姫次9:25―(0:05)→9:30広い高原状のピーク9:40―(0:10)→袖平山ベンチ9:50―(1:05)→風巻ノ頭10:45―(1:05)→11:50神ノ川11:55―(0:00)→東海自然歩道入口11:55―(0:05)→天駄沢橋・熊笹ノ峰登山口12:00―(0:05)→12:05神ノ川橋手前の駐車場 |
昨夜は八王子から月の光りで明るい道志道だった、夜明け、一台の車がやってくる4:00、月が沈み、満点の星、駐車場(5,6台、トイレ有り)5:30まだ薄暗い中、登山口(東海自然歩道入口)に着く頃には明るくなるだろうとスタート。 日陰沢橋で星座観察の男性、ここは邪魔する光(建物からの灯りは無い)が無く好条件ですね。 熊笹ノ峰登山口(ここを登るとなると勇気が必要な登山口)、前回コイワザクラの咲く頃、桧洞丸からの下山時、熊笹ノ峰からここに下った。さらに林道を先に進む、日陰沢橋は日が入らない、明るくならない内に姫次への入口に着く、東海自然歩道入口、大きく立派な道標が建っている。5:45 神ノ川へ下る立派な階段、立派な橋を渡り、左折、直ぐ木製の橋を渡り、ガレ場の急登から始まる、丸木で階段が置かれ、ここは杭を頼りによじ登る、東海自然歩道とは言え、ここは谷で崩れが多く手入れが追いつかないのでしょう、登山道が巻き道になって落葉が深く積もり、まもなく姫次「2時間40分」の道標で大きく右折して露岩の道をトラバース、やがてガレ場を過ぎ、東海自然報道らしい美しい登山道に変わる、でも急登は変わらない。辺りは夜明けの明るさに変わる。 ようやく 6:00 谷から抜け出し周辺の山々が杉林の間から見え出す、良く手入れをされた杉林の尾根を登る、足元は石がゴロゴロ、さらに登り続けると自然の石を並べた石段、大室山が朝日に染まってくる、この辺り急坂のピーク、残ったカエデの紅葉が見頃で素晴らしい。ようやく平坦の杉林に到着、右に蛭ガ岳、振向くと桧洞丸と大室山と雄峰が美しい。
左斜面は雑木林、神ノ川が眼下、6:30 赤いモミジの向こうに大室山、熊笹ノ峰から犬越路の稜線の中腹に林道が見える、その稜線は高く風巻ノ頭(標高1077b)はまだまだ先のようだ。 今度は左が杉林になって大室山が隠れ、綺麗な黄色い葉の向こうに桧洞丸が大きく見える、ここは石段でキツイ、右に一段と高い蛭ガ岳が見える。 日陰沢に日が当らない原因は主峰蛭ガ岳(標高1763b)、6:50 ようやく桧洞丸(標高1601b)に日が射し、大室山(標高1588b)、道志の山々が赤く染まって実に美しいが杉林に入ってしまう。 神ノ川から2つ目の道標、大室山山頂手前の大杉丸(標高1221b)の突起が見え、そのさらに左に富士山の頭が真っ白に見えてくる。犬越路の標高は1169b、熊笹ノ峰は1523bである。
登山道は石畳になって、急登が続く、杉林が切れ富士山の美しく見える、小さなピーク 7:15 蛭ガ岳の左から日の出、少し下ると大きなベンチと東屋のある、風巻ノ頭に到着。 風巻ノ頭は広いが樹林に囲まれ展望は無い、ちょっと袖平山の方向に進むと、杉林が伐採され左の展望が良く、道志の山々が美しい、国道413号沿いはまだまだ紅葉狩りが楽しめる。 大きく下って幾つかの小さいピークを越えてゆく、吊尾根状、ここは富士山も見え続けるが雑木林の中からで撮影は難しい。綱が置かれる短い急降下、7:30 ここを過ぎ一変急坂になる、振り返ると富士山が雄大、ときどき良く見える箇所がある、風巻ノ頭が眼下になって、7:50 ようやく平坦になる。登山道は雑木林に囲まれ展望は遮られる。
小さいピークでヤブから覗くと美しく富士山が見える、ちょうで桧洞丸と大室山の間に聳える富士山は立派で印象的である。7:50 そして右側が開け大きく蛭ガ岳が現れる、蛭ガ岳から桧洞丸への峰々、桧洞丸から犬越路への大小の峰々、その奥に富士山が見え、大室山が大きい。一級品の展望です。大室山の右に見えるのは南アルプス。 再び急登、1289のピークに飛出る、蛭ガ岳の展望、また急坂になって崩壊地が左に現れる、ここは本日一番富士山の良く見えるポイントになっている、大室山の雄大さに圧倒される所で、その右奥に南アルプスが美しい。
崩壊地の上部に登り、大きな枯木を過ぎれば袖平山のベンチに飛び出る、蛭ヶ岳がとても美しい、袖平山の山頂はカラマツの中をさらに50bほど登る、美しい富士山の展望台である。ベンチに戻って、カラマツの美しい尾根道、蛭ヶ岳と桧洞丸が見事、広い高原状のピークを過ぎる、最後の登り、姫次に着く。
大きなベンチ、三差路で蛭ガ岳、焼山への道が分かれている、右に大室山、左に桧洞丸、その奥に美景の富士山、姫次の展望です。 これから蛭ガ岳、桧洞丸を縦走し、大室山も越えようかと言う若い男性、東野から八丁坂ノ頭に登って蛭ガ岳を往復する人々(男女5人ほど)。 姫次から焼山へ:東海自然歩道が続き、最初に八丁坂ノ頭で東野への道が分かれる、黍殻(きびがら)山避難小屋の手前にも東野への道が有る。その次は宮ヶ瀬湖方向に下る大平分岐、黍殻山(手前と巻いた後に登り口あり)を過ぎると平丸分岐、さらに先で宮ヶ瀬湖方向への鳥屋への道がある。一度大平から丹沢山に登り姫次まで縦走して見たいコースです。なお東野から姫次までは3時間とのこと、蛭ヶ岳の日帰り登山ができるとの事でした。 強い冷たい風が吹き付け、富士山の山頂に雲、経験上今日は山頂から雲が取れない、蛭ガ岳に登ってもこれ以上の展望は望めない、今日は蛭ガ岳に一泊し、桧洞丸と大室山を縦走予定でしたが、コイワザクラの咲く頃に歩く事にし、ここから引返す。9:50
広い高原状のピークでお弁当を開く、ここは姫次から15分ほど、日当たりが良く、暖かい、この辺りとても気持ちの良い尾根歩き。
蛭ガ岳、桧洞丸、大室山の丹沢の雄峰を見ながら下る、富士山山頂は雲、時々山頂から雲が取れたが、どんどん雲の量が増えてしまう。袖平山の崩壊地の霜が融け出し滑る、一本目の道標10:05、二本目の道標10:20 ここで月夜野バス停に車を止めここまで歩いて来た男性、なんでも縦走(焼山?)しバスで戻るらしい。 ここから急降下、10:30綱場、数個のピークを過ぎ、杉林の登りは長い、登り切って風巻ノ頭、ここから標高差500bの急降下。10:45 11:20 朝暗かったモミジと大室山、この辺り急坂、落葉に隠れた岩が多く、注意深く足元を確認しながら下る、一人の男性が登って来る。 杉林の中、登山道はジグザグ、石の多い登山道は神ノ川まで続く、杉林が終わると、谷の領域、露岩、ガレ場と足元は悪い。朝苦労して登った階段、カエデに飾られ紅葉狩り。
この辺りモミジが多く、紅葉の見頃時季は二週間ほど前であろうか? 丸木の階段を過ぎ、この橋を渡って立派な橋の上から神ノ川の紅葉、まだまだ楽しめる。朝は数台でしたが、日陰沢橋の上にも車、ガラガラの林道で国道413号に出る、周囲の山々は枯れ葉の紅葉、津久井から相模湖へ抜ける道は紅葉狩りが楽しそうだが、大垂峠が混みそう、このまま橋本へ、城山ダム(この辺り紅葉見頃)で小渋滞、国道16号は川越で混むが難なく帰宅。 |
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