高水三山「惣岳山・馬仏山・岩茸石山・高水山」& 御岳渓谷(軍畑駅から)紅葉狩り 惣岳山(標高:756b)・馬仏山(標高:723b)・岩茸石山(標高:793b)・高水山(標高:756b) |
平溝方向の谷
コ―ス
コース
常磐線天王台駅4:39=(常磐線・快速)⇒4:41我孫子駅4:53=(常磐線・各駅)⇒5:06新松戸駅5:15=(武蔵野)⇒6:10西国分寺駅6:23=(中央線)⇒6:29立川駅6:39=(青梅線)⇒7:29御嶽駅7:35―(1:35)→9:10惣岳(そうがく)山9:15―(0:45 馬仏山(まぼとけやま))→10:00岩茸岩(いわたけいし)山10:25―(0:20)→高水山10:45―(0:55)→高源寺11:40―(0:15)→成木・軍畑分岐11:55―(0:05)→軍畑駅への入口12:00―(0:04)→踏切12:04―(0:01)→12:05軍畑駅12:15―(0:10)→国道411号から御岳渓谷入口12:25―(0:20)→楓橋(沢井駅近く)12:45―(0:20)→鵜ノ瀬橋13:05―(0:20)→御岳小橋13:25―(0:05)→13:30御嶽駅
左:岩茸岩山から棒ノ折山方向7:30頃の御岳渓谷 右:高水三山の後のお楽しみコース :午後でお日様キラキラ!
JR常磐線天王台始発4:39に乗る、JR新松戸駅から武蔵野線でJR西国分寺まで、JR立川駅から青梅線御嶽駅7:29着、7:30 国道411号を渡って多摩川に架かる橋の上に立ってみる、御岳渓谷には日が当っていない、この渓谷には高水三山下山後に入ることにする。
JR御嶽駅前
高水三山登山口入口は沢井駅方向に5,6b、御岳ケーブルカー行きのバス停の反対側にある、つまり御嶽駅改札口を出たら左折、直ぐに高水三山登山口の標識を見つける、階段を登れば踏切、惣岳山3.1`・岩茸岩山4.6`地点、お寺(慈恩寺)の左に登山道がある、いきなり、石段の急登、御嶽駅で降りた登山姿の人達は誰一人こちらに来ず、皆さんは御岳山へ向う、とても静かで岩茸石山まで誰にも合いませんでした。
軍畑駅からのコース案内が多いようですが、御嶽駅からは関東ふれあいの道を登るので歩き易いし、今日のように人出が多い日は御嶽駅からの方が断然有利です。
いきなり急な坂を登ります
関東ふれあいの道、まもなく一段落 7:50 ちょっと傾斜がゆるむ、御嶽駅0.6`・惣岳山2.7`、岩茸岩山4.2`、また急坂、送電線鉄塔1個目、7:55 御岳山がよく見える、山頂近くの建物が要塞のようでもある。尾根道の急坂は続く。道幅は必要以上に広い、ゆるく下って鞍部へ、駅から杉林が続くが、ここの辺りの登山道は美林の杉に囲まれ気持ちの良い所です、展望は杉で隠されているのが残念。
2番目の鉄塔、巨大、ここは展望が無い、8:10 おやっと思うくらい下る、沢井・円縄の分岐で御嶽駅1.5`・惣岳山1.8`地点、ここから登山道は一変し狭い本格的登山道になる、続いて三本目の鉄塔8:20
ここは御岳山が良く見える。
一本目の鉄塔からずっと直進の道が、大きくカーブして、右下から沢の音、駅を出てから杉・杉・杉の連続、根元から割れて伸びる桜、この桜回りの杉に負けている、周辺の杉を伐採すれば桜が元気に復活しそうだ。ここは尾根を横切って右斜面にでる、斜面は岩が多い。
大きく折り返す、「遠見の山桜」、桜の根元から遠望の山々が見えている、側に大きなカエデ(紅葉はまだ)、8:55 大木の杉、「しめつりの御神木」。
ここから惣岳山の尾根から外れ右に斜面を行くと枯れた沢を横切る、巻き終り折れて枯れた沢を左に見て登る、惣岳山へ真直ぐ登る道と巻いて高水山へ行く道が分岐、太い杉林に囲まれて青渭(あおい)神社の水場(真名井天神)が現れる、水量は少ないが美味しい水でした(この時季に涸れないので不思議な泉です、ただ冬季には涸れたり凍結しているようです)。
大木の杉
杉の根を階段にして登り切ると惣岳山山頂、青渭神社奥ノ院だけが祀られ印象的な造りです、展望は深い樹林で良くない。9:10 でも標高756bは立派なものです。
青渭神社奥ノ院
岩茸岩山1.5`へ向い下る、始めは樹林の緩い坂、直ぐに露岩の道、右の杉林の間から高水山が見え平溝方向の谷は美しい。露岩の斜面を下り切るとブナが多く、紅葉が綺麗で御嶽駅から初めて展望らしい展望、展望は左側で御前山から川苔山の奥多摩の主峰が望める。
惣岳山から岩茸岩山に下った所
再び杉林、次のピーク(馬仏山?)は巻いて右側を行く、平坦な道がしばらく続き、今度は右が大きく開け、平溝方向の谷が望める。
惣岳山、岩茸岩山、高水山に馬蹄形に囲まれた谷は美しく、低山の山々が作り出す風景が都心から近い所に有るのには驚く。思わず「ヤホー」と叫びたい所です。左に大曲り、尾根らしい道、一人の年配男性が下ってくる、続いて2人目の男性、岩茸岩山0.4`地点にベンチが置かれ、岩茸岩山(馬仏山?)を巻く道が分かれる、0.2`地点やや急坂、0.1`必要以上の標識(関東ふれあいの道)が続く、若いカップル、一人の女性が急降下してくる、こちらは急登、最後は岩場をよじ登って展望が広がる岩茸岩山山頂に飛出る。10:00
黒山、棒ノ折山へと続く稜線
ここから縦走路が続く黒山、棒ノ折山へと続く稜線が見え、その奥には県境の山々が並び、奥多摩三山方向へと視界は広い、ただ飯能市方向はガスが出始め展望は良くない。関東ふれあいの道が4.8`の棒ノ折山まで続く、その名坂峠に下る道が樹林の中を下っている、何時の間には数人の登山者が御嶽駅へ下ってすっかり静かな山頂になる。
紅葉が美しい
高水山に向って紅葉の美しい道を急降下、ここも露岩道、直ぐに右から巻道が合流、水平になって左が大きく開ける、20人ほどの団体、右杉林、左雑木林で展望は良くないが大きな上下も無く、穏やかな道が続く、御嶽駅からここまで杉林だったせいか新鮮である、軍畑から登ってくる人々が急に増加。
綺麗な紅葉は続く
最後の急登、紅葉はここが一番綺麗でした、山頂らしくない広場、長いベンチは人(30人ほど)で埋まる、高水山山頂に到着 10:45 早々先へ、御岳山が美しい所で東屋、ここは登山道からちょっと外れ静かに休憩中のご夫婦。
高水山山頂直下の東屋
モミジが赤く染まって紅葉狩りには良い、常福院の前に出てビックリ、何と53人の団体さんである。
人気の展望
狭い境内からモミジの山門を出る。どんどん軍畑から登って来る、御嶽駅から登ったのは知る限り私一人です。
成木・軍畑分岐、軍畑駅4.1`、八、七合目を通過、六合目で20人ほどの団体、ここは大きく左に折れ、荒れた道になる、展望は山頂から無い、五号目
11:15 ゴロゴロと岩、沢に出合う。
沢が現れる
この沢に沿って細い道を下る、この当り道幅が狭く、傾斜もキツイ、展望は無いし、杉林の中で薄暗い。ただ、小さな滝が美しいのが嬉しい、四合目の滝は清浄ノ滝。
好い感じの沢を渡る ルンルン気分
三合目でビックリするような大きな堰堤、この堰堤の脇に付けられた階段を下りると釣堀。11:30 舗装道路になり軍畑まで続く。
凄い、大きな堰堤
高源寺 11:40で平溝林道との合流、道路の左を流れる沢は綺麗な渓谷、15分程で軍畑駅への道路に出る、道路を歩いて約5分道路から右に分かれる軍畑駅への道、左に沢を眺めていると見落とすことになる。踏切を通過、そこが軍畑駅前である 12:05 。
多摩川の岸をノンビリ
御岳渓谷入口0.8`とある、駅前の店でお聞きすると御嶽駅まで約1時間とのこと、国道411号 軍畑駅入口交差点、軍畑大橋がある所で、右に進む、10分ほど歩くと御岳渓谷入口、多摩川の岸まで下る、舗装の遊歩道が延々と御嶽駅まで続いている。
左:散策は楽しい! 右:御岳渓谷は美しい橋が幾つも架かっている
軍畑から入り、御嶽まで歩く人は少ないらしい、観光客の多くは御嶽と沢井間の遊歩、そのさらに半分は御嶽駅から下った御嶽橋周辺の散歩のようです。
紅葉の綺麗な御岳渓谷
御嶽駅から歩いて来たご夫婦、年に5,6回訪れると言う、沢井駅近くに来ると人が多くなってくる。
カエデの紅葉 お弁当を広げる 多摩川って時々来たいですね!
楓橋、鵜ノ瀬橋、御岳小橋と続き、御岳橋の上は渋滞、また訪れたい御岳渓谷(日本名水百選)。
都心から近い美景に感激です
早朝は静かな御嶽駅でしたが、御岳山、御岳渓谷を歩んだ人々で込み合う。
奥多摩駅からの電車はここ御嶽駅で満席になる、座れない人も多い、乗った電車は東京駅への直行便で、疲れた体は東京までウトウト・・・・・。
行楽シーズンに走る快速電車は御嶽駅には停車するが軍畑駅には停車しないから注意。
高水山常福音は別名浪切不動尊と呼ばれて信仰の由緒ある古利で本堂は重要文化財。従って高水山は人気が有るそうです。