菅名岳   すがなたけ (標高909b)

 

日程 200351日(木)晴れ

コース

新潟県五泉市、磐越自動車道安田ICから、

大蔵岳登山口手前駐車場−(0:10)→大蔵岳登山口−(0:30)→幅沢コース登山口−(0:15)→小山田コース合流点−(0:30)→丸山尾根休憩場−(0:10)→椿平−0:45)菅名岳−(1:50)→大蔵登山口手前駐車場


写真は越後の雪椿

磐越自動車道安田ICから近い、安田ICから五泉市内を通過しても良いが、私たちは国道49号を三川方向に進み、国道290号で阿賀野川を渡った、馬下橋上から眺める山々は雄大で美しい、猿和田駅の標識が右側に出てきたら左の標識を探しなら走ると、大蔵岳登山口の案内が出てくる、後は標識を追って進む、大蔵岳登山口手前に車止めゲイト、大きな駐車場と簡易トイレがある。

JR磐越西線ですと新潟駅から約1時間、新津駅から約30分で猿和田駅だが、猿和田駅に6:23,6:59着くのは新津駅発で、新潟駅発6:28,7:17,9:18⇒猿和田駅着7:22,7:59,9:58となる、以後少ない!大蔵岳登山口か小山田登山口まだ猿和田駅から徒歩約1時間半。

駐車場に車を止め、杉林の中を10分ほど行くと大蔵岳登山口に着く、下山は大蔵岳経由なので、そのまま林道を使い、幅沢・北又沢沿いに進む、沢が綺麗だ、花も沢山咲いている。林道終点には駐車場がある、ここには数10台分のエリアがある、しかしここまで車は入れない、案内板の前で休憩し、幅沢コースに取り付く、一度沢に下りる、ちょっと沢に落ちそうなところがあるが問題は無い、綺麗な渓谷の橋を渡って、渓谷美を楽しむと、すぐ急な細い道をよじ登る、白いイカリソウが咲いている、珍しい花だ!かなり疲れた頃、小山田からのコースと合流する。

しばらく緩い登りになって雑木林の山道となる、この後5合目、6合目と山頂10合目まで続く、中間点に丸山尾根の標識と安全を願う鐘がある、ここのベンチで横になって上を見上げるとブナの若葉が美しい。

イワウチワが多くなって、さらに行くと椿平、ブナ林の中にユキツバキの林が広がる、赤い花はブナ林によく似合う。

ここから急登が始まる、と同時に寒くなる、今まで緩かっただけに体が反応しない、イワウチワやユキツバキを愛でながら、背後に広がる新潟平野を眺めながら登ると、真っ白な積雪が現われ、雪の上を慎重に登れば広い菅名岳山頂に飛出る、同行の友人も辛い登りだった思いをすっかり忘れて美しい風景に見とれ感銘する。

五頭山が美しいが、その奥の飯豊連峰は霞んで、ちょと残念!

山頂のウワミズザクラの蕾は「あんにんこ」と呼び塩漬けにするとウイキョウ(スパイスとして料理には、ウイキョウを粉末にして魚肉のソースなどの風味添えに用いる)に似た香りでお酒のツマミに最高と言う、また、山頂の展望は五頭山・飯豊連峰と素晴らしいそうです。

この連休に登った:蒜場山木六山二王子岳など新潟の山はユキツバキ、イワイチョウ、サイコクミツバツツジ、カタクリ、ショウジョウバカマ、ウワミズザクラ、タムシバ、シラネアオイさらにムズナラやブナが美しい。

ここから大蔵岳を予定していたが、積雪が多く潅木の尾根は歩き難いので、ここからきた道を引き返すことに決め、菅名岳山頂でのんびりして下る事にする。

下りは同行の友人「足が笑って!」と痛そう、大蔵尾根はブナが美しいらしい、丸山尾根も美しかったが、大蔵尾根はもっと美しいのかな?

下山時は登りと異なった視線で椿平を上から眺めると素晴らしい風景である。幅沢渓谷も朝と違って日光が差し込み一段と美しい。

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