霞ヶ浦環境科学センターイベントin2016 霞ヶ浦自然観察会 第8回 |
日程:2016年10月15日 (土)一日快晴の秋晴れ
霞ヶ浦の水路では昔からフナやタナゴの小魚釣りが盛んです。
釣りを通してそこに生育する魚たちと霞ヶ浦の残したい原風景を体験しましょう。
平成28年度 第8回霞ヶ浦自然観察会:
日 時 平成28年10月15日(土)
集合場所 茨城県霞ヶ浦環境科学センター
送迎バス 途中,土浦駅東口からも御乗車できます。
(行き:土浦駅東口午前9時30分発 帰り:午後3時30分頃着)
場 所 :かすみがうら市戸崎の堤脚水路&霞ヶ浦環境科学センター
内 容 :残したい霞ヶ浦の風景「秋の水路で小ブナ釣り」
JR常磐線牛久駅から乗って、JR土浦駅東口で送迎バスをまつ、数組の参加者は乗車、霞ヶ浦環境科学センターへ向かい、受付等を行い、霞ヶ浦環境科学センターから参加者全員がバスに乗り、かすみがうら市戸崎の堤脚水路へ移動。
県道118号にバスを停め、レンコン畑の車道(バスは入れない)を歩き、霞ヶ浦の湖岸にむかう。 スクミリンゴガイは日本では一般的に「ジャンボタニシ」と呼ばれ、このジャンボタニシは、日が暮れると、水中から上がってきて、草や用水路の壁に赤い卵を約2ヶ月から3ヶ月で数千個産みます。そのために皆から気味悪がられます。歩いていてもよく目立ち可愛いものではありません。この赤い卵を産むのがジャンボタニシなので日本産のタニシと容易に区別できます。今はほとんど見かけませんが田んぼのなかでタニシを見つけても、この赤い卵は有りません。この卵は、約2週間でふ化し、約2ヶ月で殻高は約1aから3a以上のジャンボタニシになります。ジャンボタニシは、やわらかい草や水稲の苗、レンコン(幼葉)などの他に、魚なども食べるそうです。寒さには弱く、大きなジャンボタニシは、土にもぐるのが下手なため、冬期はほとんど死んでしまいます。小さなジャンボタニシは越冬し、春にまた活動することもあります。聞くところによると、卵を水中に入れると呼吸ができず死ぬそうです。
釣り場を見つけよう!霞ヶ浦環境科学センターの自然観察会が例年実施され、ここを見つけ出してくれている、今日はレンコンの収穫作業も無く、この場所は最適である、上の写真、左側が霞ヶ浦の縁を走る車道で土手の上に上がると霞ヶ浦が広がる。歩いている道は幅が広くフカフカ、ここはフナ釣りには安全な場所、水路の右はレンコン畑が広大に広がる! 都心から参加する人、葛飾区からだそうです。霞ヶ浦環境科学センターは定期的に自然観察を開催『霞ヶ浦とその流域の自然とともに生きる魚類や植物,鳥類,昆虫などの生き物を楽しみながら学ぶ,霞ヶ浦自然観察会を開催しています。霞ヶ浦がはぐくむ豊かな自然や生き物に直接触れることで,霞ヶ浦のファンが増えることを第一に開催します。霞ヶ浦と流域にも様々なタイプの自然があり,その多様な自然や生き物のなかから,開催時期にあった観察対象をテーマに取上げ,みなさまと観察したいと思っています。霞ヶ浦の自然や生き物を通して,わたしたちが霞ヶ浦に対してできることを共に考えて行ければと思っております。』 霞ヶ浦環境科学センターのホームページを定期的にチェックし、参加してほしいものです。今日も、お子さんを連れて参加する、親子がほとんど、孫を連れてくる人は私くらいかも? 霞ヶ浦で意外と知られていない穴場ですが、レンコン畑に流れの込む狭い水路で、フナの意外にタナゴ(タイリクバラタナゴ)・コイ・クチボソ・エビ・・・ブルーギルなどもが迷い込むそうです。 現場に着くと先生から注意事項と仕掛けのお話しを聞く、一番注意したいことは、ハリが先端につくので他人に十分注意すること。水路に落ちる子はいませんネ! 仕掛けですが「フナのウキ釣り」で、竿は竹であり、竹の先頭から道糸(みちいと)、玉ウキ、オモリ、ハスリが出てハリが先端につく。今日使うエサはアカムシ、ダイコンの丸切りにアカムシをおき、アカムシの端の黒くなっている部分をハリに掛けにすると体液が抜けにくい。使ううちに白っぽくなったら交換するが、食われてしまうことの方が多いですね(^^♪。 マブナ:ギンブナやキンブナを総称して、釣り人はマブナと呼ぶ。春の産卵期は良型、秋になると「柿の種」と呼ばれる小型の数釣りが楽しめる。季節ごとに異なる味わいがある釣りで「釣りは鮒に始まり鮒に終わる」といわれるほど、ポピュラーである。マブナ釣り。
アタリがあったらサオ先を軽く持ち上げるのが基本だが、フナが多い障害物や水草の多い場所では、それらを避けるように、手前に引き抜くようにして仕掛けが引っかかりにくくしたい。エサが無くなったころダイコンをエサにして魚を釣り上げたり、エビを釣った人も、お菓子をエサにした子も、、、。 この時期のフナ釣りでは早起きは不要、晩秋の朝は水温が低くてフナの活性が低いことが多いので、水が温かくなりはじめる10時ごろからスタートするのがよい、つまり今日の霞ヶ浦環境科学センターの設定はフナ釣りに向いている。ここ数日寒い日が続いたが、今日は朝から秋空本番、フナ釣りに向いて最高の日でした。 午前中は釣りに徹します、最高数釣り上げた男の子:アタリの多い場所(橋の下など)を歩き、こまめに玉ウキ以下の深さを変えたそうです、賢い!やはり頭を使わないといけませんネ。私の少年時代は家の近くの溜池でフナ釣り、仕掛けは、裏山の竹に一本の糸をつけ、途中にウキ(棒きれでした)を結びつけ、先端にハリつけ、エサはミミズかご飯粒でした、この当時は夢中になったものです!今でも昔でも、この感覚は同じ、子供たちの興味を伸ばしたいものです。 午後は霞ヶ浦環境科学センターに戻り、昼食後は先生から魚釣りや魚の飼い方を教わります。水槽が家にあると言う子供たちが多く、参加者の多くが魚に関心をもっており、先生の教えることが無いと笑顔です。 マブナ釣り 3〜4月、深い巣から岸にでてエラを盛んに食う、寒くなると深い巣にもどるが、運がいいと、大づりができる。暖かさが増すと浅場のヨシや細い流れに産卵にそなえ、荒食いをする、この状態を「乗っ込み」と言う。この時期ははじめてフナ釣りをする人でも十分楽しめる。 ブナは「足」で釣れという、アタリがないときはポイントを移動する。エサはミミズやアカムシで、今日使ったようにダイコンの輪切りの上にのせてハリをさす。アサムシは一匹づけ、ふさがけ(数匹)。ブナは底近くをおよぐのでエサは必ず底におくようにするのが良いらしい。 また、多く釣り上げた男の子のように、障害物の周りをねらうのがよい、アシ・マコモの回り、岸の崩れ・えぐれ、橋の下、水門付近、岸の木陰、水路の合流点、杭の回り、、、でも初心者にとって障害物に仕掛けがからむのは問題ですよネ! |
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