薬王院 茨城百名山

 椎尾山(標高:256b)

 

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薬王院三重塔を裏庭から眺める!

 椎尾山(しいおさん)は、茨城県桜川市の南部にある標高256mの山です。筑波連山の支峰の一つで、筑波山の北西の尾根の末端が盛り上がったような山で、筑波山の登山道、薬王院コースが通り、人気のコースです。

 椎尾山の薬王院本堂(市指定文化財)は、数度の火災を経て現在のものは延宝8年完成。本堂薬師寺如来、因陀羅大将像など指定文化財を多く納め、内陣小壁の彫刻、彩色画も見事です。

 薬王院三重塔(県指定文化財)を私は裏庭から見るのが大好きです、筑波山に登る薬王院コースを三差路(筑波山と椎尾山の分岐)まで上がり、ここで細いヤブ道に左折し、椎尾山山頂を経て、下山は薬王院の裏道を下って三重塔の裏に出る、ここの姿は美しい、左の写真。

 薬王院仁王堂(市指定文化財)は仁王像、本堂から石段少し傾き怖いので、横道を選んで通過する人が多いが、この長い参道石段を下り、仁王像にお会いすると元気が出る。仁王像が一見の価値充分!

 脇に、スダジイ(椎の木)の案内版、境内のスタジイには感動を覚える。

 

2018527日(日)晴れ 椎尾山薬王院 椎尾山

 

コース

筑波山登山者用駐車場14:05―(0:11)→三差路(筑波山と椎尾山分岐)14:16―(0:01)→椎尾山山頂14:17―(0:10)→薬王院裏庭14:27―(0:01)→14:28薬王院14:50―(0:05)→14:55筑波山登山者用駐車場

 

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左:薬王院コースを進む       右:椎尾山山頂辺り

 

 県道41でつくし湖に入る、つくし湖の手前で椎尾山薬王院に入る、林道は狭くクネクネ、スピードを落として進む、この林道は途中で筑波高原キャンプや国民宿舎「つくばね」方面と筑波山神社や筑波山神社方面に別れる、筑波山をグルリと回れる林道で、徒歩でも一日ノンビリと歩けるコースです。

 登り切ると、椎尾山薬王院の入口(ゲートが置かれ一般は侵入禁止)、右側に参拝者用の駐車場が二ヶ所続き、傾斜が再び大きくなって、筑波山登山者用の駐車場がある。下の、つくし湖湖畔には公衆トイレ付きの大きな駐車場もある(湖畔に停めると、ここまで登山道があり、多くの人が利用している)。

 

 ここ駐車所に停め、薬王院コースに入る、椎尾山薬王院の境内に入らず、ベニシダ等が多い、スギ林の登りになる、1,2階と曲がって、3個目が三差路(T字路)で、筑波山へは右折、椎尾山は左折する。ちょうど下山の登山者3人と出合い「椎尾山山頂に!」と誘うが「いいえ!これ以上は!」と返される、こちらも挨拶でしたヨ!

 

 細いヤブ道を進むと、スギ林で、左側にちょっと高めの場所、この辺りが椎尾山山頂だろう。標識等の印は無い。

 

 先に進むと深いスギ林で床にアオキしか生えない暗い所、林の奥が明るいので向かおうとするが藪で無理。スギ林の手前の登山道を下る、広い道に出てここは三差路なっている、ここは左折、こちらの道は広くぬかっている、まもなく、薬王院の境内です。

 

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裏から三重塔と本堂を眺める

 

 裏は、駐車場になっているようだが、どんな時に使うのか?今は空っぽです。おそらく、駐車用の左上にお墓が有るので、参拝の時に利用されるのかも知れない。そのお墓への道を上がり本堂の裏を回って表に下る。

 

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薬王院境内

 

 下山の登山者が休憩中、ベンチが用意され、自由に参拝ができる。薬王院三重塔は見事で、下山の人は疲れているだろうが、最後の力を出し参拝したいものです。

 以下、薬王院です、スタジイに囲まれた境内:

 

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左:大木が並ぶ      右:薬王院三重塔

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薬王院三重塔の見事な彫刻

 

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左:スタジの幹は凄い       右:本堂から筑波山 男体山が美しい

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薬王院仁王像 暗いけど、覗いてください!見事な姿です。

 

本堂から長く古い階段、階段が歪み、横の道を人々は歩く、特に筑波山を下山した人は階段を避けるよです、でもここはこの階段を降りるにが印象深い参拝となるだろう。下ると薬王院仁王堂で、両側に仁王像がお迎えする、一見の価値がある。

両側には強大な草履が一足飾られている。

 

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薬王院仁王堂の敷地にスダジイ(スダ椎 ブナ科)の説明版

大木で幹も太くなるため、神社などに植えられ、一般家庭で維持するのは大変。葉の緑が濃く、幹も暗い色であるため、重厚な雰囲気になり薬王院に良く似合う。

常緑高木。葉は長楕円形で先は尖る。裏面は灰褐色。56月に花をつけ、翌年に果実が熟す

 

 

 

 

 

 

 薬王院仁王堂の敷地から一般道路(林道)に降り、参拝者の駐車場があるが、右に行くと、薬王院・筑波山へ登る階段があり、さらに進むと、登山者専用の駐車場と、筑波山登山口がある。ここが筑波山登山者用駐車場です

都心や千葉県方面から車も良く停まっているが、筑波神社周辺の駐車場に比べ少ないが、ここから登ると、一味違った筑波山を味わうことができる、主な点は薬王院、登山道に長い有名な階段、坊主山(太郎山)、自然研究路等を訪れられ、比較的岩場が少なく面白い、下山は裏筑波に降り、中腹に林道を使ってここまで周遊のできる、お勧めです。

 

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