志賀山(標高2,036b)・奥志賀山(標高2,037b)

 

日程:1997718日 晴れ

コース

自宅⇒渋川⇒草津⇒白根山⇒硯川→前山リフト→渋池四十八池湿原大沼池四十八池湿原→前山リフト→硯川⇒湯田中⇒中野⇒長野⇒市ノ瀬

多くのガイドブックには横手山(標高2305b)から草津峠に向かい鉢山、四十八池、裏志賀山、志賀山と周り前山スキー場へ下り登山口の硯川に下山するコースが記されている。
今回選んだコースは硯川の大きな駐車場から前山スキー場を登り、高山植物の多い渋池から四十八池に向うコースだ。観光客は前山リフトを使って渋池を回り下っている。

明日、おやじの49日の法要で実家の市ノ瀬(長野市中条)に行く前に、ここ志賀高原を訪れてみた。草津から白根山へ向かう途中の殺生谷の近くの景色は最高。神戸からバス4台の観光ツアーの人々がおりましたが、空いておりとても快適なドライブでした。白根山から横手山に向かう途中で北側の斜面シャクナゲが群生し奇麗でした。

硯川は白根山、横手山の渋峠と同じ国道292号で、硯川バス停がある、硯川の駐車場からハイキングコースが始まり、前山リフトを使わず徒歩、登り切るまでは急坂で大変でした。ここは前山スキー場であり坂が当たりまえ。

間もなく、渋池で、ここはワタスケが咲き、横手山をバックに見る湖水渋池は針葉樹林に囲まれ大きな池でこの後訪れる四十八池に負けません、とても良い休憩場所です。

ササが一面に覆い尽くされ、大きな木々の中を進む、四十八池は水が流れ生きている湿原、多くの高山植物が咲きとても奇麗で同行の家内も満足です。

ここから大沼池までは山道を下る、木の間から時々見える大沼池は神秘、急さかを下りきると、また10bほど登ると後は大沼池を見ながら大沼売店に着く。中学生のパーティーが何組か訪れ、おり静かな湖面を波立たせている。大沼池からは来た道を登りかえす、今度は急な坂を登り、戻る事になる。四十八池湿原で再度ゆっくりと足元を見まわすと、登って来たときには目に触れなかった、小さな草花が目に付き、その多さに驚く。小鳥も多く、泣き声が途切れなく続く。

四十八池湿原は大小60余りの池塘が点在、ここからに志賀山・奥志賀山の眺めが素晴らしい、大沼池を含めノンビリしたい志賀高原でした

今回は時間が無く奥志賀山(標高2037b)と志賀山(標高2036b)は眺めるだけでしたが、次回は渋峠から横手山に登って、ガイドブックが進めるコースを歩きたいものです。

硯川から湯田中までの志賀高原ルートは再開発が進み、急なカーブが大きなカーブになり、走り良くなっている、反面自然が切り取られている。湯田中はバイパスが新設され、以前は湯田中の町中を走る、川岸道を通らなくなり寂しい気もする。来年は長野冬季オリンピック開催が予定されている、この為長野の周辺の道路は大きく整備された、ただ、普段はガラガラの 交通量なのにチョッピリ疑問を感じるが、オリンピックは世界の大きな催しである。

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