富士山と周辺の山々 内船から思親山 (標高1031b)

 


佐野峠から内船駅に下る林道の途中で!

20021214日 (土) 快晴 

ししん、思う親、思親山(標高1031メートル)、佐野川と富士川の間に位置し、富士山との間に天子ガ岳が聳えている、富士山と南アルプスを眺めるにはとても良い位置に聳えている。都心からだと東京駅6:07発熱海行きに乗り熱海、富士駅で乗換え9:48には内船駅に着く、時々この時間静岡方面に出かけると、のんびりと思親山へハイキングと言う人に出会う、真冬でちょっと雪山を楽しむ感じで歩ける所です。

コース

身延線内船(うつぶな)駅⇒内船公園⇒内船寺(ないせんじ)⇒水呑沢(場)⇒佐野峠6:35−(0:40)−>7:15思親山7:40−(0:40)−>8:10佐野峠⇒三石山林道で身延線井出駅方面へ⇒八木沢十字路⇒身延線内船駅 尚:佐野峠に10台ほどの駐車場がある、一言:車で佐野峠に入る場合は、八木沢十字路経由を使うべし、内船駅・水呑場間は走らない方が良い

電車の場合は、徒歩で内船駅から思親山へ登って、井出駅に縦走する、歩行時間約5時間、、帰路は沼津の夜景を楽しんで帰るのが良い、沼津アルプスから富士山と駿河湾、伊豆半島とともに美景が楽しめる。
 

中央高速から甲府に入り、人気の甲府の夜景を見るなら甲府南ICまで行くと駄目、手前の勝沼ICから降り、国道20号を走った方が良い、石和・甲府方面の夜景を見ながら、約10`程で国道140号へ、市川大門で国道52号に合流、身延へ向かう。

身延町から国道300号で富士川を渡り、富士川身延線を走れば富士川の眺めは素晴らしい、今回は夜中だ、国道52号で内船方向左折の標識が出るまで走る、さらに内船駅への標識は無いが南部橋(狭い)を渡る、直ぐ右折し内船駅前迄行く、駅には周辺の案内板があって思親山へのルートを確認する駅の先数b左折し踏み切りを渡ってまた左折、後は狭い道を登って行くと左に内船公園があって内船寺が右、思親山の矢印に従って一台やっと通過可能の急登、杉林の中を走る、ガードレールはこの杉が代行している、安全である。

反対から車が来ないことを祈る、間もなく水呑場三差路、幅の広い林道で左折、思親山への標識はあるが運転手にはちょっと見難い位置に建っている、直進行き止まりになって右折佐野峠、再び狭い林道になってくねくねと登る、前方が大きく開けここが佐野峠(標高845b)、駐車場は広く東屋があって山頂からの富士山の写真が案内板に飾られている。

満天の星空、日の出には時間がある、暗くて富士山は確認できない、星が何時の間にか消えたころ、目の前に富士山が雲の中から頭だけが見えてくる、6時を過ぎた頃、富士山は大きく姿を現す、まだ日の出には時間があるが、私達は少しでも高い位置から富士を眺めようと 6:35 歩き出す、月曜日に降った、それは大雪で深い積雪、登山口の標識から2,3b登った所の右下にトイレがあって、雪道を登る、木の階段が設けられアイゼンは不要、富士山に太陽の日が当たって神秘的な美しさ、雄大、雪化粧の姿を見せてくれる。

振返ると十枚山方向が望め、南アルプスの一角、一点にだけに日が差し黄金色に輝く、登るに従って北岳も見えてくる、樹林で富士山は見えない、最初のピークで富士山に再開一段と美しい姿になり、左側が杉林、右側は雑木林で展望は無い、1,2回ピークを通過し、林道終点・佐野峠・山頂の三差路の標識があって階段を登って、さらに緩やかに下って登り返すと杉林から抜け、先行した家内が「すごい!」と叫ぶ。

思親山山頂だ、富士山がドーンと姿を見せている、ほどよく雲が中腹にあって、言葉では言い尽くせない優しく雄大な姿だ、手前の天子ヶ岳も大きい、裾野は富士宮へ続き、その右に駿河湾が光って見える、伊豆方向は黒い雲に覆われ天城山は見えない。草原の山頂にはベンチがあって、私達だけが占める大展望、富士山を充分楽しむ。

振向くと、南アルプス、七面山・十枚山・篠井山周辺の眺めは素晴らしいが、その後ろに控える南アルプスの主峰は雑木林に阻まれちょっと見難いが、雪化粧の北岳や荒川三山などが遠望できる。

私達は積雪の山頂から富士山にお別れし、同じ道を佐野峠まで戻る。

登って来る人も無く静かな登山道で、佐野峠に着く、一段と富士山の姿が輝いている。

水呑場から内船駅に下る道路は狭いので、水呑場から三石山林道を井出駅方向に向かう,こちらは幅が広くまったく問題は無い内船駅から思親山に登って井出駅に周遊するコースがあり、この林道を進むと登山道や登山の案内版が見つかる、林道からの展望はあまり良くない、下りのカーブで一箇所だけ大きな富士山を眺められる、八木沢の十字路で直進が井出駅、右折思親駅、思親駅に向かう民家の間を抜けると内船駅で渡った踏み切りに着く。この後身延山へ向かい、ロープウェーで山頂へ。

【追記】地図を広げてみると、富士山の展望で知られる、白鳥山、篠井山(標高1394b)、十枚山(標高1719b)身延山と七面山(標高1982b)と幾つもの山々が連なって、山梨県南端、静岡県に挟まれている地形になっている。篠井山登山は身延線十島駅から、内船や井出駅の富士宮駅寄り、登山口の御堂と徳間間は東海自然歩道が通っている、篠井山山頂からの富士山、愛鷹連峰山、天城連峰の展望は素晴らしい、思親山から眺めても美しい山で、登ってみたい山である。

※ ダイヤモンド富士 思親山:517OR 728日頃 十枚山:515OR 731日頃

 

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