尾瀬沼 ミズバショウを見に出かける

 初めて尾瀬に友人はとりこに!

 

日程201067日(土)曇り後晴れ

コ―ス

 

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尾瀬の風景  大江湿原

 

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左:今年も会えた可憐なミズバショウ         右:尾瀬御池から七入   新緑の覆われる山々

 

 

 牛久駅最終電車 0:35 で待合せ、上野駅で常磐線に接続する山手線が送れ、牛久駅に7分遅れ、尾瀬御池始発のシャトルバス4:30には間に合わなかった。

西那須野塩原ICから塩原温泉へ、雨は止んだり降ったりの状況が続き、桧枝岐に入ると止み、一瞬だけ雪景色の燧ケ岳が見えた、七入でまた雨、尾瀬御池駐車場に入る、4:35 次のバスは5:00 30分毎に運行、但し満員になれば発車になる。

今日の同行者は、尾瀬は初めてと言う女性2名(歩きには自信が有るという)、男性1名(何度か登山に同行)であり、女性はかなり軽装でやってくるのでチョット気になるが、沼山峠行きのシャトルバス1人500円、トイレ等を済ませバスに乗込む。

途中、樹海の新緑とミズバショウ群落を見下ろす展望のポイントで充分時間をかけバスが止る、嬉しい案内です。この時点では急に雨が上がり、青空が見え、一日天候は良いぞ!と思う、ただ一瞬 見えるポイントで燧ケ岳が雲の中から姿を見せず気になるけど、沼山峠には休憩所、トイレがあるがトイレ等は尾瀬御池を活用した方が良いと同行の女性、確かに尾瀬御池は最近特に綺麗になっている。

始発のバスで先に来ていた人達、私達のバスから降りた人も含めまだ誰もスタートしていない様子。

5:30 さっそく私達は登山道に取付く。木の階段は雪が無く快適。

 

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沼山峠から登山道に入る

 

上に行くに従い数回木道が残雪に覆われる、ピークから沼山峠展望台間のオオシラビソ(アオモリトドマツ、尾瀬にはコメツガは無いようです)の樹林帯内は残雪の上を歩きます、雨が再び落ち体も冷える、彼女らの足元を見て今日は沼尻までと決める、「初めての尾瀬、再び歩きたい」と思い出になるよう配慮する。

ピークから少し下った沼山峠展望台に着く、彼女らは元気です、冷たい雨も笑顔です!5:45 。展望台から尾瀬沼の一角が見える、年々木が生長し、視界はグングン狭くなっている、大きな道標も無くなっている。

 

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イワナシ(岩梨)ツツジ科

 

ここから、木道歩きの一日がスタート、木道の一本一本は傾斜が無いように置かれ、スニカーの足を滑らすことは無い、ピンクの可愛いイワナシが見え出すと、左眼下にミズバショウの群落が見えてくる。

 

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最初に見える尾瀬の姿 大江湿原 木道沿いに咲き迎えてくれる

 

 

大江湿原が木々の間から見え、「おー、、」と言う声が発せられない、初めて見る尾瀬の光景はそれほど魅力なのです6:05 この辺りのミズバショウはちっと傷がある、きっと咲きだす直前に冷害にあったのでしょうか、それでも彼らの五感は大きく引き付けられる。

 

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夏がくれば思い出す、、、静かの尾瀬、ミズバショウの花が咲いている

 

大江湿原の入口ではまだ尾瀬沼は見えない、良く見るとニッコウキスゲが伸び、ショウジョウバカマがポツポツと咲き出してはいるが、今日の主役はミズバショウです、木道の淵にも顔を出し、尾瀬沼にそそぐ大江川の淵ギッシリ咲き出している。

 

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大江川の淵を飾るミズバショウ

 

 この後、7月にはワタスゲ、続いてにニッコウキスゲと咲き誇る湿原植物は植物の宝庫です、木道は湿原の中央に延び、まもなく小渕沢田代への分岐、大江川に架かる橋の上に立ち、静かに目を閉じると小さな音が心に入ってくる、美しい水の流れ。ここは誰しも思う出す所だ!尾瀬に来たなと思えます!

 

 

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尾瀬沼が見えてくる

 

大江湿原の中央で、右折の木道がある、ヤナギの丘へ入る道で尾瀬を守った平野家の墓が建っている、左折し大江川を渡る、ここまで来ると私達はすっかり尾瀬の生き物に変わってくる、大江川を右に見ながら進む、晴れていれば燧ケ岳の良く見えるところです、左から流れ出す沢にリュウキンカが咲き、まもなく尾瀬沼ビジターセンタと浅胡(あさみ)湿原との分岐

 

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静かな尾瀬沼

 

ここは右折し、尾瀬沼に流れ込む大江川に架かる橋の上に立つ、大江湿原を背にし、尾瀬沼を見る、記念撮影には最も相応しいポイントです。

湿原を横切って、左折、ここの展望は素晴らしい、そしてオオシラビソの樹林帯に入って行く、浅胡湿原が見えてくると燧ケ岳への登山口、浅胡湿原を横切る、50bほど、7:05 燧ケ岳から吹き降ろす冷気が私達を襲う、左には冷たそうな水をタップリ保つ尾瀬沼、再び樹林帯、湖畔に出る、ミズバショウの咲く小さな湿原を通過して行く。

 

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新木道で、雨では滑る、注意!

 

雨に濡れ、腰を降ろすことができない、体は冷えてくる、元気を出すため、おにぎりを食べながら進む、少しは温まる、そして笑え声は絶えずに進む、遠くに沼尻の小屋が見えてくる、樹林をでると立派な湿原に飛び出す。

7:55 満員かと心配したが中央の椅子に座れる、雨の中を歩いたのに誰一人弱音をはかず、笑顔!周囲の人に聞くと、尾瀬ヶ原に抜ける人は行かねばならない訳がある、休憩所は開店準備中で忙しい、暖かい食べ物30分待ってくれとのこと、ただ相談ことには親切に応対してくれる「南岸は残雪、注意して通れば大丈夫、、、」とのこと、大清水から三平下経由の登山者にも聞く「ミズバショウは咲いていなから北岸周りで戻った方が良いですね」とのこと。

雨は止まない、尾瀬ヶ原・三条ノ滝経由燧裏林道への周遊は中止、ここで休憩後南岸回りも取らず同じコースを戻ることにする、尾瀬沼一周は中止です。

8:20 休憩場をスタート急に明るくなってお日様が身を照らす、誰しも「暖かい!」と、今まで以上にミズバショウが奇麗に見え、嬉しい。

 

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続々登山者がやって来る

 

 同じコースを戻るが、雨を止み青空が出ると別コースのようです(笑)、急転する天気、湿原が素晴らしい光景を見せてくれる。

 

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湿原から霧がたちこめる

 

9:14 大江湿原に戻ってきた、太陽も戻ってきた。

 

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大江湿原に戻ってきた

 

大江湿原を横切って、尾瀬沼ビジターセンタを訪れる、人々で混みあう、9:30 長蔵小屋を過ぎ三平下方向に進むと、ミズバショウの群落がある、尾瀬沼周辺では一番ミズバショウが美しいとことだろう。小屋周辺に移動すると満開のサクラが奇麗です。

 

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尾瀬沼とミズバショウ

 

さらに進むとベンチのある燧ケ岳展望に着く 10:30 休憩し、期待の燧ケ岳の山頂が見えません、まだ曇の中です。

 

尾瀬沼ビジターセンタを過ぎ、大江湿原の長い木道を振り向きながら、尾瀬の再開を期して、最後の沼山峠の道を登る。

 

 

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雪景色の燧ケ岳

 

 

沼山峠に引返す、11:50 沼山峠展望所、入山時は見えなかった燧ケ岳がクッキリ姿を現す「また来てね!」と微笑んでいる。最後の峠で燧ケ岳が微笑んでくれた。

 

 

沼山峠12:30発のバスに乗り、尾瀬御池へ。駐車場から御池田代を散歩。

 

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左:リュウキンカ       右:コみやまかたばみ

 

 御池田代入口には花を終えたキクザキイチリンソウ蕾みの持ったサンカヨウ、リュウキンカ、コミヤマカタバミは群れをなし咲いている。

 

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ムシカリ

 

尾瀬御池の駐車場を出て、直ぐ、美林の新緑、何度も停車し鑑賞する。

 

帰路は新緑ドライブになる、御池・七入間の樹海新緑、キリン手周辺の桧枝岐川と新緑、、会津高原駅近くの会津ラーメンにて「会津ラーメン」を美味しく頂き、、、ここから東武日光駅まで1時間半である。ここで友人とはお別れ。途中休みながら帰宅。

 

登山で一番重要な事は最後の運転、道の駅やコンビニの駐車場は大変嬉しい休憩場所になる!

 

 

 

HP:わたしの登山話