可憐なアカヤシオツツジは咲き出しました

日光連山の展望台 東武日光駅から周遊 鳴虫山(標高:1104b)

鳴虫山山頂のアカヤシオツツジ

 

標高:1104b、日光連山を展望する位置にある、東武日光駅から周遊できる。ツツジの頃はアカヤシオツツジ、シロヤシオ、トウゴクミツバツツジで飾れる。この花と展望を求めて登って見たい山です。

時間が有れば、日光植物園が憾満ヶ淵の近くに有るので立ち寄りたい。

2010年4月24(土)晴れ アカヤシオツツジ 鳴虫山

 

コース

つくば市自宅3:15=(車)⇒5:00新鹿沼駅5:34=(東武日光線)⇒6:00東武日光駅6:00―(0:12)→日光消防署6:12―(0:03)→登山口6:15―(0:43)→鳴虫山2.3`・登山口0.8`地点6:58―(0:12)→神ノ主山(こうのりやま)(標高842b)7:10―(0:35)→尾根に出る7:45―(0:30)→8:15鳴虫山山頂(標高1103b)8:25―(0:20)→合峰(標高1084b)8:45―(0:25)→9:10独標9:20―(0:10)→小さいピーク9:30―(0:15)→林道出合9:45―(0:03)→9:48憾満ヶ淵(かんまんがぶち)・並び地蔵10:00―(0:00)→10:00サクラの公園で昼食10:10―(0:25)→神橋10:35―(0:25)→日光消防署10:50―(0:07)→10:57東武日光駅11:57=(東武日光線)⇒12:40新鹿沼駅⇒帰宅

 

 
左:雪化粧の女峰山 男体山の雄大                       右:憾満ケ淵から男体山


鳴虫山ハイキングコースは神橋も渡ります

東武日光線新鹿沼駅まで車で、東武日光駅行きの始発5:346:16発の会津高原行きが次です)に乗る、電車から日光連山の姿が良く見える、30分ほどで終点東武日光駅に着く、乗ってきた乗客は青年と私だけ!

日光街道(国道119号)に出ると雰囲気がガラリ変わって街並が奇麗に変身、日光消防署まで日光街道を歩く、ここからは鳴虫山登山口の道標を追うと、迷わず登山道取付きの階段にたどり着く、数輪のカタクリの花が迎えてくれる。

新芽が噴出し、気持ちよい登りが続く、ヤマツツジが多く、見頃は5月中旬になる。まもなく鳥居が建つ天王山神社が右に現われる、さらに登ると送電線の鉄塔が左に、立寄ると展望が良い。

桧と杉の林を緩やかに登る、明確な尾根に出る、根の這う登山道が続く、昨夜の雨で、うっかり上に足を置くと滑り易い、右の斜面は杉・桧が谷間で続きこれを見下ろし、最初の高いピークは巻道、この先道が荒れ気味で時々複雑な箇所がある、6:58 鳴虫山2.3`の標識、ここに来てようやく展望が開けるガスに覆われ期待の日光連山は見えない。

神ノ主山の道標が出ると急坂になる、笹の斜面で露が足を濡らす、左眼下に今市が見える、さらに上に行くと今度は右に日光市が見え、大木のアカマツが見えてくると神ノ主山(標高842b)はすぐです。

晴れていれば、男体山と女峰山が大真名子山、小真名子山、太朗山を優しく囲む家族が見え、右置くに高原山が見えるのだがガスは早い勢いで流れるがまだ日光市がやっと見える程度です。

 


神ノ主山のアカマツから日光市

 

7:10 鳴虫山2.0`地点 、ここから樹林帯を下る、すぐに平坦になり足元にカタクリの葉が見える、これから咲くのか終わりなのか不明、時期的には花期は過ぎているのだが今年は天候不順だから。

ヤマツツジが多い急坂を登る、数本アカヤシオツツイが花を咲かせている、可憐です。ヤマツツジが咲くのは数週間後になるだろう。

 


周囲はまだまだ芽の出ない木々なのにアカヤシオツツイは奇麗

 

どんどん登り、広い尾根に出る、ここからしばらく有名だろうと思う?木ノ根登山道が山頂近くまで続きます。

 


滑って足をくじかないように!まだまだ山頂は先です

 

良く滑ります、この根の密集に驚く、さらに登るとアカヤシオツツジが良く咲いています、奇麗でしばらく足を止め見入る、昨日の花に着いた雨が氷になると黒くなってしまうが、今朝は大丈夫のようですが、今夜は快晴、予報今晩はもっと冷えそうで心配です。

 


奇麗の一言 背が高いのであまり近づくと撮影は難しい

 

足元には網の目のような密集した木々の根には何度ここを通過しても、その凄さに驚く、登山道は左が桧の植林、右は雑木林、尾根には多くのアカヤシオツツジが有ったのに少ない、成長した植林の桧が日照時間を奪い、アカヤシオツツジは苦戦しているのだろうか?

 


網の目のような密集の根

 

山頂までは数個のピークを越えて行く、従ってこれで山頂と思うがまた下りとなる、そんな気分を経て、少し荒れ気味の傾斜を登り切ると、8:15 鳴虫山山頂(標高1103b)に飛出る、大きな展望台が置かれている。

 


山頂のアカヤシオツツジは数日後見頃でしょう

 

薄日が差し込み、日光連山の展望が期待、でも逆に雨なら通り雨、雪がパラパラ花びらのように降ってくる、山頂で10分ほどまって見たが下山開始、急降下、直ぐに立派な階段になって驚く、細い尾根道、時には吊尾根状になり左右に落ち込む谷、その傾斜の雑木林が実に奇麗で、新緑時には葉の上から見とても素敵な所です。

 


素敵な斜面 厚みの落葉

 

小雪がアラレのようになって肌寒い、ブナ・リョウブ・ヤマツツジの雑木林で数回ピークを上下する、小さな祠が祭られ、憾満ヶ淵2.4`地点、ここは標高1084bの合峰 845

綱を頼ってかなり下るが登り返し、展望が開ける、再び下ってまた登る、憾満ヶ淵2.0`地点、周囲の光景は一変し笹に覆われる、女峰山が見え隠れで姿を見せてくる、大きく下ってこれで登りが無くなるかと期待、前方に高いピーク、鞍部まで下ってそのピークの右を巻くかと思うが急登になる、9:10 ピークに到着 独標(標高925b)雑木林に囲まれている。

 

 
左:青空にアカヤシオツツジがさえる 右:巨大な姿を現す男体山

 

アカヤシオツツジが咲き、木々の間ですが日光連山が姿を現す。

連休に男体山を登ろうかと、でもまだまだ残雪を残す男体山が左に、正面に女峰山が迫力で見えてくる、杉林の急降下、荒れている、大きく下ってちょっと登る期待するが展望は木々の間、時々展望は開くがその時は雲が山々を被いなかなか良い映像を得られない。

9:45 林道に飛出て、標識で登山道、再び林道を横切って三度目林道に出ると、そのまま林道を歩く、送電線鉄塔が見えてくる。


雑木林の向うに女峰山

 

日光宇都宮道路を潜り、左は「やしおの湯」でここは右折する、橋を渡ると、憾満ヶ淵入口がある。

 
左:並び地蔵         右:憾満ヶ淵 (写真の左が植物園)

 

階段を下ると並び地蔵が現われ、美しい憾満ヶ淵に着く、この地蔵さん全員顔の様子が異なって面白い、一体毎に眺めると多くは笑顔です!

憾満ヶ淵から男体山が良く見え、大谷川の対岸が植物園「日光植物園」(東京大学大学院理学系研究科の附属施設)、そのまま先に進むとサクラ公園があり、ここで昼食、ここまで観光客が入って来ないのが不思議なくらい憾満ヶ淵は魅力ですが。

公園の最後にトイレがあり、真っ直ぐ民家を通過し、道なりに進めば東照宮の賑わう国道に出る、そのまま大谷川に沿って進むと神橋です。

 

 
左:神橋 渡るのに有料で渡る人はいない!  右:霧降大橋の下の河原から

 

神橋は有料で渡る人は極少ない、その先の橋を渡って市内に入る、観光客で人人の列、後は町並みを見ながら東武日光駅へ、着くとちょうど電車が発車、次は1時間後、駅前で地元のご婦人に聞くと「霧降大橋からの展望が良いよ」と教えてもらい行ってみる。

駅から数分、橋の中央に小さなサクラ、対岸には大きなヤナギがあり、展望を飾ってくれる、橋の上からも良いが、時間があるので、橋の下へ、日光市自慢の男体山から女峰山の日光連山が見事です。

電車が一本着くたびにドット下りてくる観光客の間をぬって、東武日光駅11:57発に乗る、この時間に帰る人も無くガラガラの電車です。

 

HP:わたしの天気予報