神奈川県湯河原町にある梅林

幕山(標高625b)

 

 

日程:2007217日(土)晴れ

 

山と木々

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梅の公園&海・岬の見える山:幕山

 

幕山(まくやま)、海・岬・町・人・の揃った家族的な山で、2月中旬から梅林が美しくなる、地図を広げると「ししどの洞」と城山を結んだ椿ラインがあり、幕山と結んで歩くと面白そうです。では梅は七分咲き、人出は満開の幕山をご紹介します、最後までお歩きください。

コース:

 

 JR常磐線牛久駅5:33=(常磐線)6:23JR日暮里駅6:29=(山手線)6:40JR東京駅6:47=(東海道本線)7:50JR平塚駅7:56=(東海道本線)8:40JR湯河原駅8:50頃=(箱根登山バス)8:55幕山公園バス停9:00―(0:10)→幕山登山口9:10―(0:30)→東屋・左折し尾根状9:40―(0:40)→10:20幕山山頂10:25―(0:10)→南郷山分岐・三差路10:35―(0:10)→枯れ沢出合10:45―(0:20)→展望10:55―(0:05)→林道出合・大石ヶ平・橋11:00―(0:10)→二つの沢を横切る11:10―(0:00)→ししどの窟分岐11:10―(0:05)→散策路入口(幕山登山口に続く)11:15―(0:30)→11:45幕山公園バス停=(バス 0:1512:00JR湯河原駅12:09=(快速アクティー)都心へ

 

関東で観梅と登山というと奥多摩(青梅)の吉野梅林が浮ぶ、さらに富士山展望を条件に加えると筑波梅林、曽我梅林となる、先週の朝日新聞朝刊に熱海梅林が見頃との写真、その熱海梅林も魅力だが先週新聞で眺めたので今日は湯河原駅からバスで幕山公園に向かう。

 

「別コース:東海道線で小田原駅の手前で富士山が見えたら、熱海駅には8:46着、熱海始発9:15(伊豆箱根バス)の始発に乗り、十国峠登り口→十国峠→日金山東光寺→岩戸山→湯河原分岐に戻って→落合橋・落合橋バス停(箱根登山バス)12:49発に乗って城山入口バス停→城山→幕山登山口のコースも考えたが!

 

湯河原駅に着いた電車から降りた人々がそのまま駅前で待つバスに乗りこみ、バスは超満員。バスは広い駐車場のような所、従がって五郎神社(鍛冶屋)より先に着いたことになる。駐車場はまだ上にも有り、バス停から歩くのだが、露店が並ぶ車道は車に注意とノンビリできない。

 

右方向に幕山が見え、道路右のアスレチック広場に入ると梅林が見事に遠望できる、新崎川の流れが美しい、仮設の入門所で入場料200円、その先の橋の手前で元気な高校生は「和太鼓の演奏聞きにきてください!」と言いながら追い抜いて行く。

 

山の上のベンチに座っている男性

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和太鼓の演奏が始まって、幕山に大きく響く

 

この後山頂直下と、下山時の散策路から二回、素晴らしい和太鼓の音、生徒達の元気な声が幕山に大きく響いてくる。午前11時、午後130分の予定でしたが回数を増やして演奏しているようです、大人気!ライトアップは224日からとのこと、今年は満開が早く、そのころはどうでしょうか?

 

大きな橋を渡って、散策路に入ると幕山登山口の道標、梅林は幕山の斜面に広がっており、登山道と散策路はしばらく同じ、散策路は左右に広がるが、登山道は右へ右へと登ればよい。露出する岩壁でロッククライミングを楽しむ恐さ知らずの若者。

岩の崖

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人がぶら下がっている、判りますか?

 

散策路と登山道最初は同じ、登山道になって梅林全体を見下ろす、ここまで登らないと!

 

山の景色

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梅林の上部まで登ると観光客は半減以下、梅林が一番美しく見えるところです、この後は登山者の領域である

 

 梅林を右に登り詰めて行くと、観梅が目的の人は少なくなる、静岡県藤枝市からこられた女性たちは、お元気、真鶴半島の見え出す辺りまで登って来ていたが、その後山頂まで登ったかどうか?

 

梅林が美しく望めるのは本格的な登山道になって梅林が切れた辺りから見下ろすのが一番美しいのに、カメラを持った人でもここまで登る人は少ないようです。

 

真鶴半島 今日の展望はこれが最高

 

山と湖の風景

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ちょっとガスっていますけど、真鶴半島に違いない

 

すっかり梅林から抜け、登山道、初島が見えてくる、その先で左に曲がると東屋、良い休憩場になっている、展望もなかなかのもの。

 

真鶴半島も綺麗に見える、振向くと城山が大きい。登山道は広く、砕石(砂利のような)が敷かれ、丸太の段でジグザグ、ゆるやかではあるが、意外と長くだらだら続き辛い、木々の背が低くなって、幕山の山頂を周回する周遊道に交差する、真っ直ぐ登ればカヤトの幕山山頂、今日の天候では真鶴半島、伊豆半島、近くの城山周辺の峰まで、何時雨が落ちてもおかしくない空模様です。

 

草が生えている木

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下界は梅林、山頂はとっても素敵な雰囲気が見うけられる

 

 

南郷山方向に下る、箱根の山々がとても美しく気持ちが良い、カヤト(防火帯)の登山道が続き、水平部になり緩やかに登り返し、植えられた桜並木を下ると杉林にぶつかって、左に大きく曲がると南郷山・大石ヶ平の三差路、ここは空模様で左へ、直ぐ薄暗い杉林の登山道、大きく下って箱根特有の背の高いハコネダケの茂みに囲まれた道を下る、一人で歩くと寂しい所だが、時々登ってくる人に出会う、どんどん下ると枯れ沢が現れ、ハコネダケの茂みから開放される、ほっとするが再びハコネダケの茂み、再び開放され展望の良い所に出る、左に幕山、前方に城山、ちょっと急な下りになって直ぐに林道出合、左に曲がると橋、渡った所に大石ヶ平の道標。広い舗装道路、直ぐに荒れた道、この辺り展望も無く暗い杉林、二つの沢を横切ると明るく開け、ししどの窟(いわや)方向を右に見送って林道を下り、新崎川を渡れば幕山登山口に続く散策路に入ります。

 

森の中の花

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椿と梅の組み合わせ

 

この辺りは梅より椿の木が多く見られます、ここから散策路は朝登った幕山登山口へ続くけれど、観梅の観光客は少なく、こちらには回ってこないようです。

 

感心するのは梅に種類が多いことです、これが梅かと思うような真赤なものから真白なものまで、そして本数は全部で4000本と言われています。

 

山々の黒い影

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屏風の岩&梅

 

屏風の様な岩が露出して、手前に咲く梅は素晴らしい、 左に大岩が現れると、朝登った登山道に合流、眼下に和太鼓演奏の舞台が見える。散策路は中央の休憩所から大岩に登ったところで左右に分かれます、人の流れは右に、その理由は梅の本数が多く綺麗です、右のコースをどんどん登ると梅林最高地点、その後は登山道ですがこの最高地点が梅林を眺めるベストポイントです。一方、左に向かうとこちらは梅の種類が多く面白いところです、コースの終わり辺りは椿の大木が多く、花は満開でした。幕山登山口は梅林内を登る、休憩所の前から幕山登山口に戻ってビックリ、周辺は人人、、七分咲きの梅もビックリ、七分咲き 満開は近い、売店の並ぶ前の「お休み処」から空模様は何時雨が落ちても不思議ではない感じに、それでも次から次と観光客はやってくる、そして帰りのバスも満席。朝降りたバス停に着くと、最後の5,6人が乗ると発車の状況、幕山公園を出発すると車道にミカンなどの即席売店、公園内に並ぶ露店の方がミカンや野菜は安いようでした。

山と木々

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来週は満開だろう

 

JR湯河原駅からの電車は熱海駅発の快速アクティー、約1時間半で東京駅に着いてしまう。

 

幕山への登山道は、幕山公園を経て「しとどの窟」側に回るコース、幕山公園から直接登るコース、鍛冶屋の五郎神社から南郷山経由の3コースが一般的。今日は幕山公園から直接登って「しとどの窟」側に下りました、やはり幕山のメインコースは幕山公園から直接登るコースです。

 

 

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