富士山展望の山 倉見山(くらみやま)(標高1256b)  くらみやま:「ふじみやま」とは違います

20081月6日 () 快晴 

JR大月駅から富士急大月線に乗って富士山駅に向かう途中、
高川山(標高:976b)・九鬼山(標高:970b)・倉見山(標高:1256b)がある、
三ツ峠・御正体山・杓子山などが人気であまり知られていない。

コース

 JR常磐線天王台駅4:39=(常磐線)⇒日暮里駅5:17=(山の手)⇒神田駅5:32=(中央線)⇒6:29立川駅6:43=(中央線)⇒7:39大月駅7:51=(富士急行)⇒8:15東桂駅8:15―(0:10 一寸迷う)―>宮下橋(相模川)8:25―(0:10)―>今宮神社8:35―(0:20)―>尾根8:55―(0:30)―>送電線鉄塔9:25―(0:02)―>登山道分岐9:27―(0:15)―>9:42小さな祠9:45―(0:10)―>三ッ峠駅分岐9:55―(0:10)―>凹地10:05―(0:18)―>倉見山肩10:23―(0:02)―>10:25倉見山山頂10:30―(0:05)―>次のピーク10:35―(0:20)―>ピーク 向原・寿駅道標10:50―(0:20)―>尾根から離れる11:10―(0:10)―>松林の斜面11:20―(0:25)―>壊れた東屋11:45―(0:00)―>送電線鉄塔11:45―(0:05)―>堂尾山公園「関東富士見百選」11:50―(0:15)―>巨岩12:05―(0:05)―>登山口12:10―(0:03)―>笹子橋(桂川)12:15―(0:10)―>12:25寿駅13:07=(富士急行)⇒大月⇒都心へ

 

JR中央本線初狩駅から登る 高川山、富士急田野倉駅から登る 九鬼山、今回登った倉見山は東桂駅から登る、年末年始、関東地方はほぼ晴れでしたが、昨夜の天気予報では6日も最高の快晴と予報、自宅を車で3:45出て、JR取手駅始発の電車をJR天王台駅で待つ、乗ってしまえば6時半には、暗いうちにJR立川駅に着いてしまう。

立川駅発甲府行きは何時も登山者の多い列車、JR鳥沢駅(扇山、百蔵山)で大勢降りが、それ以上にJR大月で富士急行に乗換える、富士急行では都留市駅で団体が降り、東桂駅では私一人が降り、東桂駅を出て倉見山から寿駅に下山するまで誰にも会いません、しかし、九鬼山・三ツ峠・富士山が良く見えるコースがある。

東桂駅を降り、国道を右折、鹿留(ししどめ)入口交差点で左折、真っ直ぐ進めば相模川(桂川)を宮下橋で渡る、バス停に倉見山登山道入口(直進400b)の道標、400b、何処までも真っ直ぐ行くと今宮神社、ここに立派な「倉見山登山口」の道標が立っている。

ここで墓地の中央に登山道があり、墓地を横切って登ることになる、木の葉の積もった道をジグザグ、小さい奥の宮がひっそり建っている、迂回するように登るとキツイ登りになり、足元には丸太が埋まった階段、やがて左に御正体山が大きく見え、松林 8:50 トラバース そして駅でも見えた大きな三ッ峠が目に入る、富士急行を挟んで反対で有り、標高1785bは素晴らしい、峰から美しい富士山が見えるのだろう、右から登山道が合流してくるが進入禁止です。

8:55 尾根に出る、雑木林で展望は良くない、富士急行沿線の街を一望、三ッ峠の左奥に真っ白な南アルプスが見える、遠望です。行く先に鉄塔が見えてくる、9:05

ダラダラ登りが続く、振向くと滝子山が見え、後ろに大菩薩へと続く峰々が続く。この峰々を眺めていると三ッ峠から大菩薩嶺まで一つの長い山脈に見える。

やや、ヤブ、直登りでジグザグ無し、ただ、時々美しい聞きなれない小鳥の声が聞こえ、捜しながら登る、斜面を巻き、明瞭な尾根に飛出る、9:15 三ッ峠が益々大きくなり、南アルプスも長く見えるようになる、山頂の展望が楽しみだ、東桂駅からまだ富士山の姿を見ていない。

平坦な尾根で、道標が現れる、今度は広い道になった、大きなジグザグ道で歩き易い、大月周辺の山々も良く見える、扇山や百蔵山あたりだ。9:20 カラマツ林  9:25 見えていた送電線鉄塔の下にたどり着く。

鉄塔の先は吊尾根状で左に杓子山や鹿留山、そして左右が雑木林と杉林に囲まれた尾根を緩やかに登る、松が混ざり平坦になり、右は樹林に覆われ三ッ峠は見えなくなる、9:25 右が松林になり急登。

この松林の間に見える三ッ峠は見事、右から登山道が登って来る、この道は進入禁止ではない、足元に石が出て、時々大きな岩も出る。

ふとそんな大きな岩の横に小さな祠「山神」がポツンと立っている 9:42。祠の前の石に腰を降ろす、良く見ると祠は三ッ峠方向を見ている。

この祠から登り切ると、ようやく倉見山が見えてくる、まだ富士山は見えない、9:55 三ッ峠駅へ下る道を右に見る、再び南アルプスが見え、山の左斜面に入る、ここは少し荒れ、トラバースして緩やかに登り、明るい雑木林で再びキツイ登り、見えていたピークが山頂かと思い登ってみれば凹地、この凹地の左を巻いて行く、10:05 どうやら次の登りが最後の坂であり、細い岩肌の出た尾根道を登る。

ここで三ッ峠の右奥に奥秩父の山が峰を見せてくる、細い道がジグザグを繰り返し、足元にドングリが散らばる、三ッ峠はここまで来ると後方になって、南アルプスが良く見えてくると直登りになり、傾斜が緩む、10:23 山頂手前のピークに到着、大きな富士山が姿を見せる。倉見山は寿駅方向から見ると双耳であり、従って最初のピークからやや下って登り返す。

10:25 富士山側が開けた倉見山山頂からは富士山が大きく見えて気分そう快!

標高1256bの倉見山は標高1785bの三ッ峠、標高1598bの杓子山に比べると低いけれど、これほど富士山が雄大に見えるとは、また富士山の左右の裾野が良く見え立派!

10:30 大きく雑木林を下る、登り返し、次のピークへ、ここの展望も文句なし、更に左の吊尾根を行くと、今度は良く開け、ここも展望バツグン、倉見山山頂などに比べここは手頃なベンチ代わり岩がり、休憩には最適。

一度下って、カラマツのピークに飛出る、10:50 寿駅・向原方向に下って行く、ここから登山道の雰囲気は一変、良く踏まれた道だが少々ヤブが気になる、ブナやクヌギが目立ちとても気分の良い道が続く、富士山は左に何時までも付いてきてくれる、尾根道状の所は特に素晴らしい散歩道になっている。

11:10 その尾根から左に下る、直ぐに松林が伐採され富士山の良く見える斜面に出る、工事中のようです、しばらく斜面を下るが、松と富士山の相性の良い風景は一級品の絵巻である、富士山には雲は無く、山頂の雪が吹雪のように舞い上がる。

11:45 壊れた東屋の後ろに下りる、ここは広場になっている、ここは富士山の展望が良いのだが送電線が目に入り良くない。

小さいピークを越え鉄塔の横を下る、富士見台に向かう、30秒ほどの登り、関東富士山百景「堂尾山公園11:50 百景である。

10b戻って、寿駅へ、気持ちの良い、富士山を眺めてどんどん下る、巨岩を見ると眼下に道路、立派な鉄の階段を下ったところが倉見山登山口です 12:10。広い道路を進むと桂川「相模川」の笹子橋、中央自動車道を潜り、国道139号のT字路を左に折れると寿駅入口、駅よりコンビニの方が大きな建物、寿駅は無人です 12:25 。次の電車は13:07 コンビニの横のラーメン屋にて休憩。

富士急行寿駅13:07 定刻、乗れば大月駅は近い、13:47JR大月駅13:5114:36JR高尾駅14:4615:42JR新宿駅

HP:わたしの天気予報