早春の一輪 ユキワリソウ

角田山(標高:481b)弥彦山(標高:634b)国上山(標高:313b)
一度は訪れたい雪山

2004320 () 晴れのち曇り

花が咲いている

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登山道を普通に生え、美しい姿を見せてくれる

 

 

 行き方は難しい所ではない、関越自動車道に乗れば、関越トンネルを抜けると新潟である、長岡JCTで北陸自動車道に移り、三条燕ICで降り、弥彦山への案合いがでる。国上山(くがみやま、標高313b) 弥彦山(標高634b) 角田山(標482高b)を訪れるから、どの山から登るかは個人の自由!

 

雪国越後、雪割草が綺麗に咲いき始めたと言う、東京ではサクラの開花宣言ですね。

昨年のこの時期雪割草を見に越後を予定したが天候が悪く中止。今回も新潟の天気予報は良くない、土曜日は曇り、日曜日は晴れでしたが、「行って見ないと始まらない」ので思い切って、19日の夜、自宅(つくば市)を出た。

来て良かった!20日は関東寒波、新潟は素晴らしい快晴になりました。戻って聞いた話ですと関東は大荒れだったようですね(笑)。

自宅(つくば市)から国道4085017号を走り、渋川市で渋川伊香保ICから関越自動車道に乗り、谷川岳SAの谷川の水を確保、ここは積雪は無い。関越トンネルを抜け、土樽SAで再び休憩する、周りは深い積雪。六日町、小出、越後川口と通過、雪割草は本当に遠い、長岡JCTを過ぎ三条燕ICで降りる。

案内に従って国道289号で燕市へ、吉田からは弥彦の案内に従うと国道116号と交差しなお直進すると直進弥彦神社、左折:道の駅「国上」と案内が出て左折、道の駅「国上」を通り越し、国上寺の入口を右折し、坂を登って付き当りが国上寺の駐車場です。

100台は停められる広さだ、尚:手前にも2,30台の駐車場もあった。

「国上山(標高313b)」

 

雪が降った山の景色

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国上山から妙高山&北アルプス、日本海

 

コース

国上寺大駐車場5:40−(0:40 途中遊びあり)→国上山と麓分岐6:20−(0:05)→展望ベンチ6:25−(0:00)→再びベンチ6:30−(0:05)→国上寺と山頂分岐6:38−(0:01)→稜線6:40−(0:05)→蛇崩(じゃくずれ、両側に石祠)6:45−(0:01)→黒滝城跡への分岐6:46−(0:07)→国上山山頂6:55−(0:10)→7:05展望へ50b報復7:07−(0:02)→あか谷みはらし7:11−(0:03)→国上寺駐車場7:15

東の空が明るくなって、520分準備をして出発する、国上山登山口「ちご道」入口の脇を入る、雰囲気の良い登山道ですぐ林道を潜るトンネルがあって、後2個同じようなトンネルを潜ると、国上山と朝日山展望台分岐、そこから下り坂になる、こんなに下って良いのかなと思い一度道標まで戻る、この道以外無しを再確認してまた下る、小さな谷でお花が沢山咲いている。

鞍部には沢があって、登り返すと美しい樹林になってくる。まもなく麓からの登山道が合流する三差路、大木では無いがブナ林でとても落ち着ける。

登山道脇にはカタクリが見られるがまだ開花には早い時期だ。やがて傾斜がキツクなって国上寺と山頂の分岐、滑り易い傾斜の道を登るとマンサクが沢山咲き、ベンチの置かれた展望台に着く、国上山山頂が見える。その先にもベンチがあって大展望が開ける、ここで日の出を見ると最高だろう。それには駐車場を5時前に出ないといけない。

毎朝(時には休むが)、散歩登山をするご夫婦が降りてくる、国上寺駐車場1.7`−山頂0.6`地点、ここのカタクリも葉のみ、蕾も見当たらない。

突然:「キケン立入禁止」、目の前に弥彦山がドーンと見えている。尾根に出て、日本海が広がる、その向こうに佐渡、雪化粧の高い山々があって雄大である。左の石祠、蛇崩、右の石祠と続く、蛇崩からまた樹林に入り黒滝城跡への分岐を右に見送り、緩やかな登山道を登り切ると国上山山頂に着く。

広々とした山頂は、日本海、佐渡、米山、妙高・火打山連峰の展望は素晴らしい。反対側は木々に邪魔されて展望は良くない。

樹林帯を下って行くと、50b先に展望台とあり、行ってみると眼下に信濃川が流れる広大な越後平野が広がって、その向こうには守門岳、越後三山が雄大にその峰々を見せている。特に守門岳が美しい姿で現れ実に印象的である。

今度は急坂を下る、米山が美しい、「あか谷みはらし」の展望も良い。後は坂道を国上寺に向って下ると難なく寺の裏に着き、台数の増えた駐車場に降り立つ。

メモ:千眼堂吊橋は五合庵と朝日山展望台を結ぶ橋、国上寺から周遊できる、展望は良い。

「弥彦山(標高634b)」

 

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次々に現れる可憐な花々

 

コース

 

西生寺手前駐車場8:50−(0:30)→弥彦スカイライン9:25−(0:20)→鉢前沢コースとの合流9:45−(0:02)→能登見晴平9:48−(050)→10:20弥彦山山頂10:40−(0:15)→弥彦スカイライン10:55−(0:20)→11:15西生寺手前駐車場

 

国上山から下山し、弥彦神社に向かい弥彦スカイライン入口を入り、「寺泊へは抜けられない」とあるが、ゲートは出入可能、登山口を探しながら車を走らせて行くと、大勢の登山者が弥彦山に登ってゆく、ここが「鉢前沢コース」の入口らしい。

 

国上山・弥彦山・角田山の縦走登山者を応援しているという、男性2人と女性1人が残ったので、「雪割草の一番多く、見れるのは、どのコースですか?」と訪ねると「教えられない、花を盗む人が多く、、」と即答される。

 

つくば市から雪割草を見に来て写真だけしか取らない人と解って頂き、親切にルートを教えてくれる。彼らに出合わないと大変な事になる!

 

「あれ!どうして土浦の車が止まっているの!」と弥彦山登山口の駐車場、後から来た車からそんな声が聞こえる、聞くと、「このコースは、地元の新聞社では、案内記事などを掲載しない。。」ことになっているそうです。ここの場所は「鉢前沢コース」の入口でお会いした人に聞いたことを話す。

 

二台の車が入り駐車場は満杯、駐車場の上部から登山道が始る、沢にはネコノメソウが群生、登山道にはアズマイチゲが真っ白の蕾で現われる。

 

旧林道で広い登山道を登って行くとあるある、雪割草、野生のそれは美しい。

 

長岡からやって来たという、男性2人の案内で次々と現われる雪割草を楽しみながら、なんでも斜面一面カタクリの花が咲くのだが今年はまだ咲かず4月に入ると咲くだろうとのことだ。

 

まもなく弥彦村から続く弥彦スカイランに出る、横切って登山道は続く、雪割草はスカイラインを越えても続く、マンサクが多くなると、針前沢コースが合流し、能登見晴台に着く、またスカイラインが合流する。

 

尾根状の道を登ると、マンサクに囲まれた道になって傾斜はキツイ、佐渡や米山の展望は素晴らしい。

 

狭い尾根道が広い展望に着く、毎年この時期に登って来るという、ご夫婦にお会いする、見える山々を案内してくれる、積雪が多くなってくる、登山者が多くなって、雪道を登ると弥彦ロープウェイの方向からの道が合流し、左折すると奥宮の建つ弥彦山山頂に着く。贅沢な展望が360度、見える山々が全て見える快晴だ、佐渡、朝日連邦、飯豊連峰、守門岳、浅草岳、越後三山、、刈羽黒姫山、米山、妙高・火打山連山、日本海と言うことなし!

 

雪が積もった森

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真冬の日本海に浮かぶ佐渡

 

山頂で同行してくれた男性2人と別れ、同じ道を下る。

メモ:電車ですと弥彦線は上越新幹線燕三条駅、信越本線東三条、越後線吉田駅から乗り換えられる、終点の弥彦駅からゆっくり歩いても約2時間で山頂に立てる、途中には弥彦公園(桜、ツツジから雪景色)、彌彦神社「おやひこさま」、老杉並木、七曲の急登、里見の松、鳥居を過ぎ山頂へ、360度大パノラマだ。

 

「角田山(標高482b)」



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登山道を飾る

 

コース

 

 五ヶ峠駐車場12:05−(0:30)→東屋12:40−(0:05)→浦浜コース合流12:50−(0:15)→三望平園地13:05−(0:15)→13:20角田山山頂13:40−(0:10)→三望平園地13:50−(0:05)→浦浜コース分岐13:55−(0:50、雪割草じっくり観賞)→15:00五ヶ峠駐車場

 

2人の男性に教えていただいた、角田山登山口は、灯台コースだったようだ、手前の五ヶ峠コースを登ってしまった。日本海側には浦浜コースもある。

国道402号の角田山五ヶ峠コース入口を右折、一台がやっと通過できる狭い林道を行くと五ヶ峠駐車場、満席で100bほど先の林道脇に停める。

登山口からはいきなり急登だが、すぐ尾根道になってなだらかな登りの登山道になる、何度か急坂になってはなだらかにと繰り返す、東屋を右に見て、急登を登って行くと、左上部を歩く人が見える、浦浜コースを登って来た人達だ、そのコースに合流。

 

男性と女性2人が浦浜から、そのコースにはカタクリがぽつぽつ咲いていたようだ、五ヶ峠の雪割草の情報を伝える。

この辺りから雪解けで足元は非常に悪い、灯台コースが合流し、三望小屋が登山道の下にあって、登り切ると三望平園地だ、三望というから展望を期待するが雑木に邪魔される。

雪割草は浦浜コースとの出合いより山頂方向には咲いていません、五ヶ峠登山口から探して登ってください、従って山頂方向に行けばもっと多いと、期待すると失敗します、おそらくどのコースを登ってもそうでしょう。

三望平園地から山頂との鞍部まで下るが、ここから山頂までの登山道は雪解けで足元が悪く大変である、所々水溜りを越えねばならない。この大変さがこのコースの良さと解釈しないといけないそうです(笑)。

立派な、木道が引かれているが、効果は無いほどぬかっている。凍結している時間に登ると良いかも知れませんが、雪割草はカタクリ同様、日が当らないと、花が大きく開きません。雪解けの時が最高なのですね!

人の声が聞こえ賑わう角田山山頂にようやく到着、5,60人のハイカーで賑わう。大きな敷物を広げ昼寝を楽しんでいる人は地元の人々である。

山頂までのコースは幾つもある、どのコースからも登ってくるようだ、下りを別のコースという人、別のコースを下る人と交通手段が左右する。

山頂は広く、高台は芝生状で越を下ろすのに良いが、大部分は雪に覆われている。ただ、展望は弥彦山、国上山の方が数段上である。

下りも同じ道を引き返す、途中の東屋の前で、「鉢前沢コース」(国上山から下って弥彦山への登山コース)の入口で会った縦走の人々が弥彦山を経由して元気に登って来る、意外とみなさん、元気でした。

 

白い花が咲いている

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花は可愛い!

 

下山は、雪割草の自生地に太陽光線が沢山降り注ぎ、雪割草はぱっと大きく開花している、じっくり観賞して下山の駐車場に降りつく。

 

紫の花が咲いている

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多くに種類に花に出逢った

 

 メモ:灯台口は雪割草、カタクリが多いコースで、今回登った五ヶ峠は標高差が一番少なく、その他は五りん石、浦浜、稲島(八幡神社)、湯之腰や福井ほたるの里コース(船山神社)がある、福井ほたるの里コースの登山口の「じゅんのび館」には露天風呂や丸太風呂が有り、6月中旬からほたる祭りが行われる、地ビールの「エチゴビール」酒造所が建ちビールを賞味できます。

 

 

HP:わたしの天気予報